【道場マイベスト記事】経済学・経済政策編
こんにちは、まっすーです。
3日連続でお届けする 道場マイベスト記事シリーズ、第6弾となる今回は経済学・経済政策です
経済学・経済政策は、私もそうでしたが、苦手意識を持ちがちな科目だと思います。
その理由は、①ただ覚えればいいのではなく理解が必要なものが多く、それには時間がかかること②人生で学習する機会が少ないことによるものだと思います。
そんな経済学・経済政策ですが、道場メンバーのマイベスト記事はどうなっているでしょうか?
それでは、どうぞ
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【道場マイベスト記事】~はんたの場合~
はんたのマイベスト経済学・経済政策記事
<選考理由>
俺様シリーズは、相変わらず高飛車な物言いですが、そのキーワードは、自分で工夫する、自分で気づくというように、「自分で」「自力で」というところにあると思います。
シリーズのなかでも、【経済】に最もその本質が現れているように感じます。
【経済】から該当部分を引用すると、
養成答練準備とは、スピ問なら2回目解き直し 過去問なら論点タテ解き で主要論点の答を覚えることなのか、と自分で気が付くのがイカサマ師
基本論点マスター以後は、これらの繰り返し項目を自分で見つけ、関連づけて記憶を鮮明にしたり、覚える量を減らす工夫をする
周囲の手の内は知り尽くし、かつ自力でこっそり差別化するのが俺様学習法
仮説を立て、自らその仮説を実証して見せるのも、この試験勉強を面白くする一つの方法 ←最重要のフレーズ
俺様シリーズでは,各種予備校や当道場をふくむブログなどによって受験界に相当出回っている受験テクニックや学習ノウハウを,鵜呑みにするのではなく,どうしてそのようなテクニック,ノウハウが役に立つのかを理解し,さらに自分なりに工夫・差別化を加えることが短期合格には必要であることを,難解に,しかし,分かる人には分かるように,繰り返して説いています。
正直に言いますと,私は,受験時代に,超上から目線のふうじんの記事を読むと,内容はもっともと思える場合でも,反発心を感じていたことは事実です。今から振り返ってみると,道場の記事のいいとこ取りをした上で,さらにその反発心によって,少しでも上回るように自分なりの工夫をしたことが,合格の要因の一つになったかもしれないと感じました。
また,合格した後にふうじんの記事を改めて読むと、俺様を越えてみろ と挑発することで,反発心によって奮起を促すのがふうじんの狙いだったのかもしれないとも思いました。そうすると,私は,ふうじんの狙いにまんまとはまった一人になりますね。
なお、私は、ふうじんとはいまだに会ったことはありません
みなさまのなかにも,当道場の記事に対して反発心を感じる向きもあるかもしれませんが,当道場を仮想競争相手として,そのような反発心を利用することも合格に近づくための一つの方法になるのではないかと思います。道場とは切磋琢磨の場です。
【道場マイベスト記事】~せんせいの場合~
せんせいのマイベスト経済学・経済政策記事
【経済】GWで苦手つぶし~暗記より理屈 by こぐま(2012.04.19)
<選考理由>
私が最も心配していた科目、「経済学」。この記事はマクロ経済学のアウトラインを一通り解説してくれています。おまけに、まず平成20年度と平成21年度の過去問を解くことを推奨しています。比較的易しいとされるこの2年間50問で出題論点がほぼ網羅されているとの力強いコメント、「どこまで深くやらないといけないの?」と当惑する貴方にピッタリ!この2年分を徹底的に理解して、完成答練・模試に臨んでみませんか?この2年をマスターしたら、次は平成19年度と23年度を模試までに!”繰り返し同じような論点が似たような形式”で問われています。
苦手な方、1問ずつ稼いで行きましょう!
【道場マイベスト記事】~お薬ハックの場合~
お薬ハックのマイベスト経済学・経済政策記事
【経済】 ハイブリッド型? by を~(2012.5.25)
<選考理由>
この記事の「■均衡国民所得」の部分が経済学マイベスト記事です。理由は均衡式の変化を理解することが、マクロ経済学を理解する根本だと思うから。(※ミクロ経済学も同じ。効用のグラフあたりとか)
特に理系出身の皆さんへ! もし経済学が難しいと思っていたら、中学校の数学のグラフ問題だと思って数式やグラフを見てみてください。 ほぼ全ての式がy = ax + b程度のものです。あとは使っても初歩的な微分(接点の傾きを求めるとか)が入る程度。
収入がC、投資がIとか仮定が山ほど出てくるので混乱し易くなりますが、そんなのは経済学者が説明し易くするために仮定した都合の良いパラメータにすぎません。「なぜそんな仮定をするの?」と悩むとドツボに嵌りますので、そんなもんなんだ程度に仮定は流して、数式の変化のさせ方に注目すれば経済学が一気に理解し易くなると思います。
【道場マイベスト記事】~マイスターの場合~
マイスターのマイベスト経済学・経済政策記事
経済学:合否に無関係な「経済学」 by ふうじん(2010.05.27)
<選考理由>
私が選んだ理由、それは結構単純で「PigoeさんとCoaseさんの写真を載せているから」です。といわれても意味わからないですよね
私がいいたかったのはこういうことで、それぞれの理論が語られた時代背景が違ったり、誰かが誰かの理論に対して反論して別の理論を主張してたり、発展させてたりしていますが、受験校や市販のテキストではその「流れ(歴史)」を捉えるのは結構難しいです。
どの時代に生きた、どんな顔をした経済学者が、どんな時代背景を元に、どんな理論を主張したのか、がイメージできると経済学は頭に入りやすくなります。
ちなみに私はこの本「経済超入門」を2次試験合格後に読みましたが、「受験生時代に読みたかったな」と思いました・・・。内容的にはかなり分かりやすい入門書ですが、テキストに出てくる経済学の偉人が写真入りで、解説されていてとっても経済学の「流れ」がわかりやすかったです。これは「組織論」にも共通して言えるかもしれません。読むのに時間は食わないと思いますので、経済学にまだまだ苦手意識を持っている方がいれば、ぜひ目を通してみてください。
【道場マイベスト記事】~まっすーの場合~
まっすーのマイベスト経済学・経済政策記事
経済:色々なグラフ・理論の「ショートカット」記憶法
by ハカセ (2010.05.28)
<選考理由>
短期合格を目指した私にとって、一番苦労したのは経済学・経済政策でした。本格的に勉強するのが初めてだったこと、短期間で重要な理論をすべて理解するのは時間が足りないと思っていたことが、その原因です。
過去問を数回回した程度だった、昨年6月頃のメモを見てみると、私の一次試験の目標点数は、経済学50、財務会計70、企業経営理論60、運営管理60、経営法務70、経営情報システム70、中小企業経営・政策50(合計430点。合格点より10点上を目標としました)となっており、直前暗記を決めていた中小を除いては、経済学が一番不得意な科目だったのです。
ですが、それは一次試験前には不得意科目には入らなくなっていました。
一番の原因は、このハカセの記事にある、ショートカット記憶法を使うことができていたからだと思います。
つまり、①理論を理解していく問題と、②理論はよくわからないけど、暗記で解く問題の層別です。
いきなり過去問アウトプットで、過去問題集の解説によるインプットを行なっていた私には、この理論はわかるけど、この理論はわからない、といった層別がうまくできていたと思います。
ちなみにハカセの記事にあるマンデル=フレミング・モデルは、①と②の折衷案で対応しました。
理論は一から順を追って理解しましたが、試験中にIS-LM曲線の動きを1つずつ追っていくと時間がかかるので、最終的にはマトリックス(右下が例外)を暗記して対応することにしました。
自分の学習進度に合わせて、対応方法を変えていくことも、短期合格のためには重要です。
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以上が、道場メンバーの経済学・経済政策のマイベスト記事です。
いかがでしたでしょうか?
対応方法は「イカサマ学習法(自分で自力で!)」「比較的易しい問題で徹底理解」「数式で理解」「歴史でイメージ」「ショートカット記憶法」と、それぞれですが、難しいとされる経済学・経済政策を、いかに自分のものにするかが書かれていると思います。
一次試験まであと2ヶ月あまりになりました。
ストイックに学習を積み重ねていく一方で、残り時間が少なくなり、効率面も重視しなければならない時期に来ています。
経済学・経済政策が苦手という方は、これらの記事をチェックしてみてください。
それでは。まっすーでした。