事例のルール。事例のゴール。

こんにちは。ハカセです。

さて、二次対策。言いたいことが山ほどあります。それを徐々にこれからお伝えしようと思いますが、一番最初なので、自分が一番大事だと信じることをお伝えします。

それは、

事例のルール。事例のゴール。

結論から言うと、事例にはゴールが存在します。そして事例にはルールが存在します。・・・と信じて解いていました。
(以後、断定調に書きますが、「・・・と信じて解いていました」が省略されているとお考えください)

ゴールとは何か。それは「書くべき何か」です。
事例には「書くべき結論」と「書くべき修飾語」があるのです。

ルールとは何か。ゴールに連れて行ってくれる「制約」です。
事例には「有形無形のルール」が存在します。

一つでもルールを見失うと、ゴールには到達できません。
一つでもルールを見間違うと、ゴールには到達できません。

仮に「結論」というゴールにたどり着けたとしても、
「修飾語」というゴールがきちんと見つけられなかったら、点数が伸びません。

ルールに従うと、設問に対して「書くべき結論」と、それを肉付けするのに適切な「書くべき修飾語」が浮かび上がってきます。

事例のルールを把握して、
事例のゴールに導かれ、
それを愚直に記述するプロセス。

それが二次試験の真髄だと、僕は思います。

あったりまえじゃないか、と思われた方。そのとおりです。

僕もこれを文字では理解していました。
でも、僕がこれを体得したのは、二次試験1-2週間前です。

なるべく多くの方が、なるべく早く、これを体得されることを願っています。

by ハカセ

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事例のルール。事例のゴール。”へ8件のコメント

  1. ゆう より:

    みなさん本当にありがとうございます。
    参考にしてこれから10月まで頑張っていきたいと思います。
    みなさんの活躍を目標にして、今年こそ仲間入りしたいです。

  2. JC より:

    ゆう様

    こんにちは。JCです。
    僕はちょっと違う。
    過去問はまず事例Ⅰを5年、次に事例Ⅱを5年
    事例Ⅲを5年やる前に模試に突入し、事例Ⅳは
    さわらずじまいで模試となりました。
    結果は良かったと思います。
    事例ごとに求められるものが違うんだなという
    ことが分かっただけでもすごいことだと
    自分では感じました。

    僕の場合は80分で事例を解いて、通勤電車の中で解答開設を読み込むということをしていました。
    悩ましいところは問題集の出版元によって、解答が異なることでした。
    僕の答えはT〇Cの過去問集だと×なんだけど、〇友館だったら〇というケース。
    この場合は僕にとって有利な方を選択しました。
    しかるべきだと思います。

    それから取り組み方は「何を聞こうとしているか」について僕は集中しました。

    設問文から読み始めて、何が知りたいの?の範囲をキチンと認識したうえで与件を読んで、そこで僕が認識したことに対するキーワードを抑えてゆきました。
    答えになってますか?

    この学習はこの域に達すると楽しい。
    だから頑張ってください。

    JC

  3. ハカセ より:

    ゆうさん、コメントありがとうございます。今回の質問はやや漠然としていますね (^_^;)。取り組み方や振り返り方は、二次対策の本質ですので、コメント欄では語り尽くすとができませんが、道場の過去ログに、参考になる記事があるかもしれませんので、是非探してみてください!
    【過去の二次試験対策ログ一覧↓】
    https://rmc-oden.com/blog/archives/category/%e4%ba%8c%e6%ac%a1%e8%a9%a6%e9%a8%93

  4. ゆう より:

    早速回答していただきありがとうございます。
    やはり独学で二次を突破するには限界があるですかね。どうもセンスはないみたいなんで・・・。
    最近、初見の問題を手に入れようと企業診断の雑誌を購入し始めました。通信も考慮してみようと思います。
    今日頂いた意見を参考にこれからも勉強に励みたいと思います。
    独学なので人とのつながりがなかなかないのでちょくちょくお邪魔させていただきます。

    あっ!!もうひとつだけいいですか。
    事例問題への取り組み方、振り返り方、どんな風にしていましたか?

    まとまりのない文にになってしまいすいません。
    宜しくお願いします。

  5. wacky より:

    >ゆうさん
    コメントありがとうございます。早速解答させていただきたいと思います。
    【質問1について】
    まず過去問ですが過去5年分は一通り解きましたが、同じ事例を何度も解くことはほとんどやっていません。ゆうさんのおっしゃる通り、答えに引きずられてしまうのであまり意味はないと思っていました。ですので、できるだけ多くの初見事例を手に入れて解答プロセスの確認・改善に努めていました。ちなみに過去問5年分を含めて全部で70事例解いてしていました。
    【質問2について】
    自分の場合は「解答骨子」のようなテンプレートを用意していました。例えば事例Ⅲの改善策なら「問題点と問題点が生じる理由、改善策と改善策で問題を解消できる理由、改善策による効果」、事例Ⅱの新規事業なら「誰(ターゲット)に対して、何を(商品・サービス)、どのように(手段と活かせる経営資源)、それでどうなる(効果)」です。この解答骨子をベースに、問題の流れや要求文字数によりどの項目を盛り込むかを決めていました。盛り込む内容の判断に迷う場合はすべて盛り込むつもりで記述していました。
    参考になれば幸いです。

  6. ハカセ より:

    ゆうさま。コメントと質問、ありがとうございます。とてもいい質問で、これは是非、僕個人の意見のみならず、他のメンバーにも回答してもらおうと思います。(道場メンバー、よろしく)

    1.僕は全く同じ理由で問題を繰り返しは解きませんでした。問題はほぼ使い捨てです。対策開始当初の時期に、解法を整理する意味で何度か解くのはいいでしょうが、それ以外の使い道は見つけられませんでした。また、異論反論多数と思いますが、僕は過去問を使わない派です。事例IV以外は、2-3年分しか解いていません。しかも使い捨て。理由は、出題者と模範解答作成者が同一でない問題を解くことはあまり意味がないから、です。その分、予備校の演習問題や模試を(過去の年度のものも含めて)ひたすら数こなしました。忘れましたが80事例ぐらい解いたと思います。僕は受験校のまわし者ではありませんが、多くの事例演習に触れるためにも、一次対策はともかく、二次対策はやっぱりどこかの受験校に頼るのが合格への早道だと思います。(通信でもOK)

    2.どこまで書くかは、どの修飾語を使うかという意味と同じと解釈します。ちなみに、どのような設問でも、具体「例」を書いても全く点にならないと思います。「改善策を述べよ」という設問では、因果で直列に(つまり、「Why」と「So What」)、「助言せよ」という設問では、モレがないようにフレームワークを使って並列に(たとえば5Pで)書くのがセオリーだと思います。下記の記事が参考になると思いますのでご覧くださいませ。
    https://rmc-oden.com/blog/archives/4076
    https://rmc-oden.com/blog/archives/4411

    ゆうさまが持つような悩みこそ、僕らが解決を手助けしたい悩みです。他にありましたら何なりと遠慮なくコメントを残してくださいませ。お待ちしております!

  7. ゆう より:

    はじめまして。
    独学で合格を目指していて、ブログを参考にさせていただいています。
    独学だと何かと情報がなかったり勉強に行き詰まりを感じます。
    そこでいくつか質問をいいですか。
    1、勉強を進めるうえで過去問が主になっているのですが、何回も解いているので切り口や考え方が先に浮かんでしまい自分なりの解答フローが確立できているかわからなくなっています。過去問はどのように利用しましたか?
    2、解答を書く際にどこまで書く必要があるのか迷います。例えば、改善策を述べよと問われた時、改善策+具体例で書いたらよいのか、改善を必要としている理由から書いたらよいのか、と迷い解答が書けないことがあります。どこからどこまで答えたらよいのか設問から読み取るにはどのように読む必要がありますか?

    と、最近このようなことに悩み勉強が進みません。

    何か良いアドバイスがあったら宜しくお願いします。

    1. くれよん より:

      ゆう様

      くれよんです。

      深いコメントありがとうございます。返事が遅くなりまして申し訳ありません。

      A1:過去問の活用
      私の場合は、以下の2点が主目的です。ただし、この分析については、受験校に頼らないと時間を浪費してしまうので、独力でやるのはオススメしません。
      独力でやるのであれば、やや暴論ですが、傾向分析などには頼らず、「問われていることを正しく受け止め・分析し・わかるように伝える」という対応の本質を磨くことに専念される方が効果的だと思います。
      (例えば、以下の記事参照。https://rmc-oden.com/blog/archives/8456)
      ①実際に出題された問題のレベル感、曖昧さ加減を知る。
      ②出題の変化・傾向を知る。

      A2:解答を書く際にどこまで書く必要があるのか
      これについては、唯一の解答はありませんが、私であれば設問に書かれている制約条件と制限字数で優先すべき事項から書きます。
      ①つまり、何を聞いているか?
      ②設問に明示されている条件
       ⇒「具体的に」とあれば具体的に書くこと。
      ③条件が無い時は、自分の結論の根拠となる、与件に記載されている事実
       ⇒例えば改善策を問われているのであれば、「現在がこういう状況で(良くないので)、改善するとこうなって良くなる」という流れは明白なので、条件が明記されていなくても現在の状況を書きます。

      なお、書き始める時点ではどの要素をどのくらいの字数書くのかは決めているので、書きながらボリュームを考えることはありません。
      時間節約のため、フレーム・切り口のストックは持っていますが、フレーム・切り口よりもあくまで設問における制約条件を優先して解答を作成しています。

      いずれにしても、一部の難問・奇問を除けば、設問を徹底的に読み解くことで必ず書くべき骨子は作成できますので、まずはそのトレーニングをやってみてはいかがでしょうか?
      (例えば、以下の記事参照。https://rmc-oden.com/blog/archives/10077)

      独学ということで、2次の学習については特に不安や疑問も多いかと思います。
      今後とも遠慮なくご質問下さい!

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