【ストレート合格体験記】思い切って生活スタイルを変えてみる~Katsumiさん~

みなさんこんにちは、コニケンです。
今回は、第2期メンバーakiさんの繋がりで、見事ストレート合格をされたKatsumiさんの合格体験記をご紹介します。元々仕事が忙しい中、どのような工夫をして学習時間を確保したか、そしてそれをどのように継続できたかという点が大いに参考になると思います。先週、私も自分の学習スタイルについて書いてみましたが、これを機にみなさんも改善・改良できる点が無いか改めて振り返ってみませんか?
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・はじめに
みなさま、はじめまして。Katsumiと申します。TAC八重洲校にて、1次2次ストレート本科を受講し、講師や勉強仲間などいろいろな方々に支えられてストレート合格を果たしました。 私の一発合格道場との出会いは、TAC講義内で一年前ストレート合格されたakiさんのお話を聞く機会があり、その際に一発合格道場を紹介いただいたことがきっかけでした。その後、一次試験前(7月くらい)から一発合格道場を毎日見るようになり、モラール向上、学習ノウハウ吸収に役立てていました。 今回は、診断士にもなっていない私が貢献できることは何かと考えたところ合格体験記を書くくらいしかないと思い、筆を取らせていただきました。つたない文章ですが、何か参考になるところが一つでもあればと願っております。

・中小企業診断士を目指すきっかけ
私は原材料系の専門商社で経理として働いています。簿記をもともと勉強していましたが(2級保有)、さらにステップアップするために何か勉強したいと考えていました。初めは税理士試験を思い立ったのですが、会社の先輩や後輩で既に税理士の科目合格者がおり、同じことを始めても差別化ができないと思い、少し角度を変えて中小企業診断士試験を受けてみようかと思いました。そして、TACの中小企業診断士講座の説明会に参加したところ、内容に興味が持てて、また講師の方が診断士の仕事の話をされている姿に憧れて診断士試験を受ける決心をしました。

・学習形態の選択
学習形態は独学・通信・通学等いろいろありますが、私は以前、独学で簿記一級を勉強していましたが意志の弱さから学習ペースが守れず、演習量も不足し不合格に終わった経験がありましたので、今回は通学という学習形態を選択しました

・一次試験の勉強方法
私の一次試験の勉強法は、基本的に授業の復習を行うということで、予習はほとんどしませんでした(ただ、経済学だけ初回の授業を受けたとき、苦手だと思いテキストを事前に読む程度の予習を行いました)。自分なりに努力したと思う点は、毎朝1時間会社に早く行き、平日も最低1時間はアウトプットの時間を確保するようにしていた点です。具体的な一週間の勉強の流れは、土曜日2コマ授業を受け、何日かに分けて夜寝る前、授業内容のテキストを読み返し、授業とは違う色のマーカーで線を引き再インプット、翌朝、寝る前にインプットした部分を電車でトレーニング(一問一答集)を使い約30分演習し、会社で1時間、講義内で要復習と言われた過去問等を解くという方法で勉強していました。平日はこのようにインプット、アウトプットの時間を確保していましたが、逆に日曜日はまとまった勉強時間をとっていませんでした(メリハリのつもりで)。
また個人学習以外では、学習仲間とメールで問題を出し合うということも行っていました。具体的には、TACの講義のペースと合わせた科目の内容で、自分で問題を作り、思い立ったときにメンバーにメールをして、回答できる人から全員返信するという方法でした(場合によっては、テキストで調べて返信もあり)。この方法のおかげで、仕事などで自分が回答できないときでも、メールを見れば仲間たちのやり取りを見れば復習になりますし、問題を出す場合は、一度自分の中で噛み砕いてから出題するので、一層理解が深まりました。そして常に仲間を意識して、お互いに切磋琢磨することができました。
次に学習進度と勉強科目についてですが、私は基本的に授業で扱っている科目しか勉強していませんでした。正月の休みやゴールデンウィークなど、まとまった休みの際には、自分の苦手な科目を総復習したりしました。このときにスピード問題集を追加購入して2回転ほど演習した科目もありました。 また、担当講師がかねてから言っていた、収穫逓増(成績上昇)の7月、試験の一週間前の土日にはTACに籠り、1日10時間以上勉強しました。そのラストスパートのおかげで、模試よりも点数が35点伸びました。

・二次試験の勉強方法
二次試験の勉強を本格的に始めたのは一次試験受験後の8月からでしたが、担当講師の薦めもあり、1月くらいから、グループ学習で2次試験の過去問を使い、どういう試験なのか、どういう風に解くのかということを研究していました。研究といっても、月1回、事例を1つか2つ解いてきて、各自の回答を見比べるというものでした。 二次試験の勉強も基本的に授業で扱った教材を使い担当講師に教わったことを何度も復習しました。朝の1時間勉強は一次試験以降も続けていましたので、この時間を主に復習に充て、過去問演習も行ないました(2年分を2回転ほど)。他の方々も行なっていると思いますが、演習の際には、自分と担当講師の回答手法で違った部分を明確にし、ノートに記載、記録していき、自分の回答手順を修正していきました。そのことによって授業のたびに点数が上がっていき、それがモラールアップにもなりました。
また、同じ担当講師の講義を受けている2次本科の方々も交えた勉強会(有志)にも参加していました。勉強会の中でも、先輩方にも担当講師の回答手順を教わり、回答手順がどんどん身につきました。私の場合は担当講師がこのような勉強会を紹介してくれたのですが、受験機関に所属されていない方は、受験機関以外でもこのような勉強会を開催しているところもあるようですので、ぜひ探して参加することをお勧めします。

・最後に
診断士試験は、科目数も多く勉強時間も多いので、いかに勉強時間を確保するかということがポイントになると思います。私の場合は、もともと夜型だったのですが、朝型に変え、毎朝の1時間アウトプットする時間を確保できたことが大きかったかと思います。仕事の時間帯にもよりますので、一概には朝型が良いとは言えませんが、上手く勉強時間を確保し、習慣化し、勉強のPDCAサイクルを上手く回せると良いと思います。 私の体験が参考になるか分かりませんが、何か一つでも参考になればと願っています。 ******************************************

いかがでしたか?学習時間を確保するために、元々夜型だったのを朝型に変え、思い切って通勤時間も早めています。生活スタイルを変えることは、最初は間違いなく大変だったと思いますが、そこは強い覚悟で「習慣化」し、「自分のもの」にしたのでしょう。質問を出し合える学習仲間を作ることも、お互い刺激し合えるという点で、継続する上での大きなポイントだったと思います。
私は、今では診断士繋がりのネットワークは日々広がっていますが、学習をしている当時は残念ながら仲間がいなかったので、本当に羨ましいです。すでに勉強仲間を持っているみなさんは、是非その繋がりを深めつつ、お互い高め合って下さい。
診断士試験の学習中、「仕事が忙しすぎて思うように進まない」と思わず投げ出してしまいたくなるようなことは、きっと誰もが一回はあると思います(もちろん、私もありました)。特に、これから年度末忙しくなる方もいるでしょう。そこをどのように乗り越えられるか。Katsumiさんのように、集中するとき/息抜きするときにしっかりとメリハリを持って、自分自身をコントロールしていくことは、一年でストレート合格する上で最も大切だと言っても過言ではありません。私もずっと大事にしていましたし、大いに共感できます。一次試験まであと半年間、冒頭にも書きましたが、ここで改めて自分の学習スタイルを磨き上げてみませんか?客観的に振り返ってみると、きっと何かしらあるはずですよ。ここでの更なる飛躍は、後々活きてくること間違いなしです。
最後に、素晴らしい体験談を紹介して下さったKatsumiさん、本当にありがとうございました!診断士資格取得後の更なるご活躍もお祈りします!!
Byコニケン

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