【合格体験記】 2次試験で沼にはまった受験生 by miyaさん

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本日の合格体験記1人目はmiyaさんです!
受験生情報/ハンドルネーム・年代・性別・家族構成
ハンドルネーム:miya
年代:30代前半
保有資格
ITパスポート、簿記2級
ご職業・職務内容
会社員(技術職)
受験回数
1次試験:2回
2次試験:3回
学習開始時期・期間
学習開始時期:2022年12月
期間:2年10ヶ月
学習時間(目安)
1次:300時間
2次:700時間
過去及び今年度の試験の点数
1次 (R5年度):計530点くらい
1次 (R6年度):計500点くらい
2次 (R5年度):計218点 事例I 54点 事例II 59点 事例III 52点 事例IV 53点
2次 (R6年度):計218点 事例I 54点 事例II 54点 事例III 54点 事例IV 56点
2次 (R7年度):計254点 事例I 58点 事例II 70点 事例III 54点 事例IV 72点
自分の診断士受験スタイルを一言で表すと
2次試験で沼にはまった受験生
診断士に挑戦した理由・きっかけ
私は普段の仕事では商売よりも技術のことを考えているのですが、ふと今いる技術分野に先はあるのかと考えるようになりました。診断士の資格取得を通じて、そういう時でも生きていける力をつけられるかもしれないと思い受験しました。
合格までの学習法・なぜその学習方法を選んだのか?
1次 R5年独学、R6年独学
- 【学習方法】
教材としてTACのテキストと問題集を使いました。最初に全体を眺めて2周すれば対応できそうだと見立てが立ったので、①テキストに線を引きながら読む②問題集を解く③テキスト再確認という流れで各科目に取り組んでいきました。問題集を一通り解いた後の模試でおおよその狙い通り点が取れたので、過去問はやらなくても大丈夫だと考えてほとんど手を付けませんでした。
R6年は保険受験として1次試験を受けましたが、記憶から抜けていた情報・中小・法務の3科目のTACテキストを読み返しつつ、過去問を解いて思い出すというやり方をしました。
- 【得点の仕方】
点数が安定していた経済・財務・法務で高得点を稼ぎ、得点がややばらつく経営・情報・運営管理で60点以上を狙い、中小は足切り回避というプランを立てて、1年目、2年目ともだいたいその通りに得点できました。
2次 R5年独学、R6年通信、R7年通信
- 【学習方法】
2次は学習方法に迷い、独学、動画講義式の予備校、個別指導式の予備校と色々経験したのですが、今振り返って合格に繋がったと感じるのは次の3点です。- 予備校で各事例に関連する理論をしっかり学んだこと:回答に盛り込むべきポイントを押さえられるようになり、また「知識がないから事例を解けない」という思い込みがなくなりました。
- 2次試験の半年前に受験生コミュニティの中で競い合いながら事例IVに短期集中で取り組んだこと:一定量事例IVの演習を消化した結果、その後しばらく取り組まなくても点数が下がることはありませんでした。むしろ取り組まない期間に自然と考えが整理されて、それまでよりも解けるようになりました。
- ふぞろいを使って過去問を繰り返し解きつつ自分に合った解き方(80分の使い方)を作り上げたこと:私には某予備校式の解法がどうしても合わず、自己流の解法を検討しました。時間はかかりましたがふぞろいを繰り返し解くうちに解法が洗練され、時間内に解き切れるようになりました(特にメモの取り方が変わりました)。
- 【得点の仕方】
当初は4事例とも65点を取ることを狙って学習していたのですが、事例I-IIIはどうしても得点がばらついてしまうと感じたため、最終的には事例I-IIIのばらつきを補えるよう事例IVで高得点を取ることを狙いました。2次試験の半年前に計算問題をみっちり解いたことに加え、簿記2級を取ったこと、イケカコや簿記1級の問題集(設備投資の意思決定や戦略的管理会計等の診断士2次試験に近いところ)に取り組んだことで事例IVの問題をミスなく解けるようになったと感じました。
学習時・受験時のエピソードおよびこれから合格を目指す方へのアドバイス
【受験時のエピソード】
R7年度試験本番、事例IVを一通り解き検算をしていたところ、試験終了まで30秒を切ったタイミングで記入済みの回答と検算が合わないという大問題に直面しました。「計算ミスなら書き直さなくては…」「もう1回検算する時間はない…」「検算の方が間違っているかもしれない…」「答えを書き直す途中で時間切れになったら正解する可能性がゼロになってしまう…」等々逡巡し、書き直すことを決断しました。焦りながら消しゴムをかけシャーペンを握ったのですが、数字がうまく書けません。自分の手が震えているのに気づき、まずい、と思ったその瞬間、カンマ区切りを打っていたシャーペンの芯が折れ、同時に試験終了のアナウンスがかかりました。
あと数字を3つ書くだけなのです。「できれば書きたい」「点を取りたい」「今から書くのはリスクが高い」「まずいことになるかもしれない」と正反対の考えが一緒に浮かび、再び逡巡しました。他の試験であれば迷わず書いていただろうと思います。他の試験であればたいてい許されることのはずです。しかしその時は書くと失格になる可能性がある、その可能性は間違いなくある、と感じていました。
というのも、その日私のいた会場では事例II開始時から「試験終了後は直ちに筆記用具を置くように」という指示が繰り返されるようになったからです。事例I開始時には1度だけされていたこの指示が、事例II以降はしつこく念押しされるようになり、いかにも不自然でした。過去にスマホをカバンにしまい忘れた受験生が即失格になったという話を聞いたことがあり、私はこの試験では受験ルールが文字通り厳正に運用されているという印象を持っていました。もしかすると他の会場で試験終了と同時にペンを置かなかった受験生が失格になったのかもしれないと、私はなんとなく落ち着かない気持ちでいたのでした。
事例IV終了の合図がかかったその時、私はそのままシャーペンを置きました。回答欄は書きかけのままで、正答のはずはありません。痛恨、やってしまった、これで落ちたらどれだけ後悔するかと、体が熱くなりましたが、もうどうしようもありません。その日の晩、緊張しながら予備校の解答速報を確認すると検算は合っていました。答えを書き直す判断は間違っていませんでした。あと3文字書けていれば間違いなく得点が入っていたと思うとまた身を切られるような思いがしました。もしこれで落ちたとしたら自分の普段の行いがどれだけ悪いのかと思いましたが、やはりもうどうしようもありません。
幸い、結果は合格でした。今はもうその時を振り返っても鼓動が速くなることはありません。ただ、あそこで3文字書き足していたらどうなっていただろうと考えると、その合格は本当に紙一重であったように思われて、どうにも心許なく感じています。
【結果待ちのエピソード】
二次試験を初めて受けたあとの年始、合格できるか不安だったので神頼みをしようと初詣に行きました。しっかりと祈った後、おみくじを引くとそこには「苦しいときだけ神にすがってはならない」という教えが書いてありました。その年は落ちました。
【合格を目指す方へのアドバイス】
診断士の2次試験は正解が公表されず、合格者と不合格者の差も見えづらいため、学習をどう進めるか迷うことも多いと思います。特に多年度生の方は合格に近づいているのか分からなくなり学習の継続が難しくなることもあるかもしれません。そのような時は自分が進歩している点に目を向けて、やってきたことの意義を再確認すると良いと思います。去年より事例I-IIIの理論知識は深まったとか、事例IVのNPVを迷わず解けるようになったとか、あるいは2次試験後の時期を使って診断士で学んだ知識で他の資格に挑戦するのも良いかもしれません。学習してきたことが確かに身になっていると感じられれば、やる気もまた湧いてくるはずです。自分のモチベーションをうまく制御して粘り強く取り組んで欲しいと思います。
おわりに
受験時のエピソードは読んでいるこちら側にも緊迫感が伝わってきますね…!
当日までに着実に力をつけてこられたからこそ、不測の事態も乗り越えて合格を掴み取ることが出来たのでは、と思います。
本当に合格おめでとうございます!
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