【合格体験記】独学でゼロベースから積み上げ、中間目標の関連資格を6つ取得し、本丸を捉える! by ゆたろーさん

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受験生情報

  • ハンドルネーム:ゆたろー
  • 年代:30代

受験回数

  • 1次試験:2回
  • 2次試験:2回

学習時間

  • 1次試験:900時間(1度目500時間、2度目400時間)
  • 2次試験:700時間(1度目200時間、2度目500時間)

※中間目標資格勉強除き。Studyplusで毎日勉強時間を可視化。週間単位での小さな目標(自分で決めた勉強時間)を達成することで、モチベーション維持に繋がった

学習開始時期

2021年8月

自分の診断士受験スタイルを一言で表すと

独学ゼロベースから積み上げ中間目標の関連資格を6つ取得し、本丸を捉える!!

診断士に挑戦した理由・きっかけ

会社内ではそれなりに評価を頂いたが、常に自分のキャリアやスキルに危機感を感じていたため。

繰り返し発生する自問自答は以下の3つ

  1. 漠然とした不安や危機感を緩和させるには、自信をもって取り組めたことを残す必要がないか
    ※困難なときに支えてくれるのはいつも過去の自分だった
  2. 職種や立場が変わっても通用するスキルが身についているか(現在はMGRだが挑戦時はイチ営業)
  3. 教育面に携わることが多くなる中で、正解のない営業スキルは属人的な成功体験ではなく、標準化できないか

職務経験・保有資格

  • 職務経験:入社から15年営業一筋。飛び込み営業からはじまりソリューション部隊まで経験し営業MGRとなる
  • 保有資格:
    ▼IT業界で会社から推奨されたため挑戦前に取得済
     ITパスポート/情報セキュリティマネジメント
    診断士合格までのプロセスで取得(以下取得順)
     ビジネス会計3級/販売士2級/ビジネス会計2級/中小企業BANTO/簿記3級/簿記2級
     一見遠回りに見える関連資格の取得理由:
      ① 挑戦当初、テキストを読んでも全く頭に入らず、基礎土台となる知識習得のため
      ② 中長期的な勉強プロセスにおいて、モチベーション維持の中間目標として最適だったため
      ③ 簿記2級羨ましいアレルギーがあったため ※合格体験記を読むと多数の人が取得している

得意科目・不得意科目

  • 1次試験
    得意科目:情報 ※強いて言えば。IT業界なので日々キーワードは目にする
    不得意科目:財務会計 ※はじめ貸借対照表が読めなかった。簿記は挑戦と挫折の繰り返し。分かると楽しい!!

合格までの学習法

1次2次ともに独学。日中は仕事が舞い込んでくるので、朝の通勤までの時間を有効活用。開始当初は6時起床。
習慣化で5時となり直前期は4時半。2人の娘が未就学児で、朝が一番勉強に集中できる時間となった。

■1次試験1回目~勉強開始初期(2021年8月~12月)

▼初学者に立ちはだかる財務会計という大きな壁

都内有数の大きさを誇る本屋でテキストを立ち読みしながら、口コミを参考にまとめシートとスピード問題集(以下スピ問)を購入。
企業経営理論から開始。経営は大方読め問題を解いて理解できたが、財務会計分野に突入すると内容が全く頭に入ってこない。貸借対照表はちんしゃく対照表?という具合で、すぐに勉強に集中する時間の崩壊を迎えた。念のため買った財務スピードテキストも真っ白なきれいな状態で本棚に着座。
財務の階段を1ステップも登れなかった私は次に簿記の勉強に挑む。簿記3級の本を読んでみたが、第1章すらまともに読めず、これも早々本棚にお蔵入り。

▼ビジネス会計3級で財務アレルギーを少しずつ払拭

次に試みたのがビジネス会計。3級テキストはこれまた面白みはなかったが、まだ簿記で感じた財務会計アレルギーが鳴りを潜め、少しずつテキストを読み簡単な問題を解く。11月のビジネス会計3級の試験にギリギリの点数で合格。

▼まとめシートとスピ問を軸にまず1周する

その後、まとめシートの財務会計分野も何とか読めるようになる。理解が追い付いていない項目も多数だったが、スピ問でのアウトプットとともに何とか食らいつく。まとめシートでいう“後回しOK”の単元テーマを飛ばしながら財務を1周。回り道をして販売士2級にも手を出す。店舗管理の理解を深めた後、運営に入る。根気よく読み進め、まず1周する。

▽この時期の月間平均勉強時間

20時間/月(=1時間未満/日)

▽振り返ってみてよかった勉強法

財務会計アレルギー(ゼロベース)の方はビジネス会計3級からはじめてみるのも手

▽関連資格取得

ビジネス会計3級/販売士2級

▽今やり直すとしたらどう勉強・修正するか

簿記3級から逃げない。簿記アレルギーがなくなると財務の理解が深まる分かると楽しい!!

ゼロベースの方はスタディングなどの通信教材を活用し、動画とともに基礎理解を定着し、勉強手順の手ほどきを学ぶ

中間目標として販売士は遠回りだった。ゴールまでのギャップを確認するため、過去問にもっと早く着手する

1次試験1回目~勉強が習慣化してきた時期(2022年1月~6月)

▼iPadとGoodnotesを活用し勉強効率が加速

紙の書籍ありきでの座学勉強をやめ、iPadを使った勉強に切り替え。まとめシートの要約版PDFをGoodnotesに読み込み。スピ問もSmartAIへというアプリに移行。iPadの画面を2分割左にまとめシート、右にスピ問アプリとしスピ問で間違えた箇所をまとめシートに記載する勉強法がしっくりきた一気に勉強効率が加速

経済はこれまた財務会計で感じたアレルギーが沸々と蘇る。情報収集すると石川秀樹先生の本が有益とのことで取り入れる。動画を見ながら理解しつつスピ問のアウトプットを実施。その後、法務、情報、中小のテーマは1部飛ばしながら(民法やプログラムあたり)iPadを活用した勉強にてようやく全科目一周を終える(2月末)。

▽この時期の月間平均勉強時間

60時間/月(=2時間/日)

▽振り返ってみてよかった勉強法

初期の段階で紙の書籍からiPadを使ったデジタルツールへ移行し隙間時間を有効活用できた

▽本当に参考になった記事

タキプロかわけんさんの記事:ITを活用した効率良い勉強方法

■1次試験1回目~直前期と本番(2022年7月~8月)

▼完全になめていた1回目の結果

各科目1~3周のスピ問、過去問を1~2周。中小は直前2週間前に追い込み。模試は1度も受けず。「そこそこ仕事も早い方だし、7科目6割ぐらいイケんじゃね」と臨んだ1回目の1次は惨敗。経営と情報のみ合格。6割時間を費やした財務会計は28点。自分に笑えてきた。完全になめていた。

▽当時の反省点

ただ問題を反復するだけ。正解できた問題も繰り返してしまう。

不正解な問題はどこが理解できていないか、そこを突き止め修正する見直しが浅い

受講生の正解率が高いAやB問題への潰しこみが中途半端で、結果として暗記したものだけが正解となった。

■2度目の1次試験(2022年9月~12月)

財務が全然ダメだった反省から、財務と事例Ⅳに強い寺子屋遠藤塾の教材を購入。動画内容はある程度レベルが高いので学習が進んできた方向けだが、キャッシュフロー計算書、キャッシュフロー、CVPにおける変動費と固定費の捉え方は非常に参考になった。

同時にモチベーション維持のためにも中間目標として前年取得したビジネス会計3級から2級を学ぶ。連結会計にも触れることができ基礎土台となった。

▽この時期の月間平均勉強時間

45時間/月(=1.5時間/日)

▽振り返ってみてよかった勉強法

財務会計ゼロベースの方で少しずつアレルギーが払拭されたら、寺子屋遠藤塾など財務に強い商材を取り入れる

ビジネス会計2級は中間目標として連結会計の基礎知識ともなる

▽関連資格取得

ビジネス会計2級

■2度目の1次試験(2023年1月~8月)

徹底的に同じ問題と過去問を繰り返す。まとめシートのブログから過去問塗りつぶし法のシートをダウンロードし、繰り返し間違う問題に対しては苦手フラッシュカードを作成し隙間時間に何度も目を通す。また、移動時間はダンシくんの1問1答で耳からの学習。2度目の1次試験は無事通過。

▽この時期の月間平均勉強時間

80時間/月 2.5時間/日

▽振り返ってみてよかった勉強法

過去問塗りつぶし法/Goodnotesを活用し苦手分野のフラッシュカードを作成

■1度目の2次試験(2023年8月~10月)

 8月に初めて2次の全てを解いてみる。ふぞろいの存在は知っていたが、イマイチ使い方がよくわからない。解説の雰囲気もなじめず。時間もないので、まとめシート2次の答えを100点として捉え、過去問演習を繰り返した。ただ解くことに終始してしまった。結果は事例Ⅰと事例Ⅳが40点台で惨敗。

■2度目の2次試験(2024年1月~5月)

 しばらくは事例を解くのをやめて財務の基礎スキル向上に努める。アレルギーだった簿記の勉強を再開。さすがに1次試験後合格後とあって前のような拒絶感なく3級の内容が頭に入る。「1次のイマイチ理解できていなかったあの問題はこういうことだったのか」と気づきが多かったとはいえ、3級を舐めておりCBT試験で1度落ちる。

改心して勉強に努め、3級合格後、5月末までに2級合格を目指し150時間を費やし簿記2級も取得。2次の勉強をストップして簿記2級に取り組むのは不安もあったが、今まで財務の勉強をしてきてモヤモヤしていた簿記の基礎が固まった。時間に余裕があるこの時期(5月や6月まで)に財務の土台を固められたのは良かった。

 同時に、1次試験の復習にもなるかと思い、中小企業BANTOという資格も取得。レベルは1次試験の経営、税務、法務の大前提となる基礎知識。1次の勉強をちゃんとしていた人なら10時間ほどで取得可能。

 加えて、前年の惨敗では独学の孤独な勉強に陥り、誰かに意見を求めフィードバックをもらう、という機会が少ないことも反省として残った。ココスタに参加してみたが、結局時間が合わず数回セミナーを受講するに留まった。お客さんで診断士に合格した方がおり、勉強法に関して壁打ちをさせてもらった。「演習後の振り返りと改善策の反省が甘いと感じていますが、どうやって向き合っていましたか?」と質問すると、非常に丁寧にフィードバックしてくださり、勉強当時の振り返りシートも頂けた。壁打ちの機会はこれしかなったが、振り返ってみると、もっと周りにフィードバックをもらえる機会を増やした方がいいと感じている。

▽この時期の月間平均勉強時間

60時間/月 1.5時間/日(平日) 4時間/日(休日)

▽振り返ってみてよかった勉強法

周りの方に勉強法に関して壁打ちをさせてもらい、フィードバックをもらう

▽関連資格取得

中小企業BANTO

簿記3級、簿記2級

■2度目の2次試験(2024年6月~10月)

 過去問を再度取り組む。事例Ⅳは30日完成を繰り返す。1度目で反復したはずが、思っていた以上に忘れていた。取り組むにあたり、1度目の失敗を生かし、振り返りと原因追及に拘り情報を一元管理した。また、1度目は使い方がよく分からなかったふぞろいは、解説を読み飛ばしキーワード採点用として利用し、点数の可視化を行った。

▼しばらく事例を反復していると、以下の問題点に気づいた。

  1. 論理の飛躍
    まとめシート2次の模範解答や高得点者の解答はロジックがしっかり立っているが、自分の解答は論理の飛躍が散見(問題点に原因がない/解決策に効果がない/文書の繋がりがおかしい)される。
  2. 振り返りの甘さ
    解説を読んでわかった気になっていた。間違った箇所を言うなれば適当に自分の解答欄の横に記載し1事例演習が完了。本質を理解してないので2回目を解いても同じ過ちを繰り返す。
  3. キーワードから想定される要素が取り出せない
    設問解釈時や与件に散りばめられたキーワードを見ても、瞬発的にメリット・デメリット・克服策を列挙できない(=1次の知識を取り出せない)。 ゆえに、設問解釈が大切と言われても、設問からキーワードを見たところで解答イメージが沸かない。与件を何度読んでもキーワードと設問との結びつきが意識できていなかった。

▼上記問題点への解決策は以下と感じた。

  1. 文書の論理構成を意識し解答を再作成
    原因→問題点(課題)→対応策→効果のフレームワークを意識。自分の解答を見つめ、論理の飛躍があるところは、模範解答と照らし合わせて、自分なりに再度ロジックを整理し解答を書き直す。書き直した解答の横にはキーワードからの繋がりを意識した「〇〇→〇〇」「○○←○○」という文書の流れを複数書き出す。
  2. 飛躍なき筆考
    頭の中にあるモヤモヤは全て書き出す。事例Ⅰ~Ⅲはもちろん、事例Ⅳでは解答に至ったプロセスを簡単な計算式のプロセスも全て書き出す。暗考を撲滅丁寧に筆考し反省点や振り返りの情報を一元管理した。「飛躍なき筆考」とは、まなび生産性向上のエミリー先生の言葉。先生には直接指導を受けていないが、発信してる動画やブログでこの言葉を知り、これからの仕事や勉強においても継続して大切にしていきたい考え方となった。
  3. 瞬発的な知識の取り出し
    与件に登場したキーワード、解答のキーとなるキーワード、1次試験で学んだキーワードから想定されるメリット・デメリットを整理した。CSVにまとめGoodnotesに取り込み、フラッシュカードとして何度も見直し記憶に定着させた。妻に時折問題を出してもらい、漏れがなきよう徹底した。この手の情報が参考書に整理されているものもあるが、自分でまとめないと頭に入らなかったため、あくまで参考程度とした。自ら整理することで、直前期に何度も見直しができるオリジナルのファイナルペーパーになった。

▽この時期の月間平均勉強時間

100時間/月 2.5時間/日(平日) 5時間/日(休日)

▽本当に参考になった記事・動画

一発合格道場masumiさんの記事:『診断士脳』の鍛え方/事例Ⅱマーケティング知識総まとめ

怪傑えみりーちゃんねるの考え方:暗考ではなく飛躍なき筆考/事故現場の特定だけでなく現場検証まで実施

タキプロかものしかさんの記事:「ふぞろいな合格答案」を活用した2次試験の勉強法

ねとたすさんのYoutube動画:事例①②③の勉強法

なぜその学習方法を選んだのか?

日々の忙しい仕事の中、主体的に情報収集し、アウトプットしないと自らの力にはならないと身に染みているため

これから合格を目指す方へのアドバイス

診断士への挑戦は、主体的にかつ継続して取り組めたことで、漠然とした不安を抱える中、困難なときに自分を支えてくれる礎となった。職種や立場が変わっても通用するスキルを身につけられたかはまだ分からないが、仕事で発生する日々の物事を自分の体験だけでなく、俯瞰的・多面的に見えるようになった勉強してホントに良かった!と心から言える。これから診断士を目指す人に少しでも有意義な記事となれば幸いです。

おわりに

AZUKI
AZUKI

勉強の土台やモチベーションの源泉として、関連資格を6つも取得されたゆたろーさん。3年強にわたる受験生活を事細かに記載してくださいました。ご自身のしくじりからその対策まで包み隠さず寄稿してくださっており、これからの診断士受験生にとって非常に参考になる体験記だと感じました!
ゆたろーさんが、これから中小企業診断士として活躍されることをお祈りしています!

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