文字数を調整する国語テクニック by おーちゃん
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とうとう10月に入ってしまいましたね。
去年の昨日、ようやく重い腰をあげて初めての過去問(H28・事例Ⅰ)に取り組んだは良いものの120分もかかってしまった私は、翌日となる去年の今日、とにかく80分で終わらせることを目標に事例Ⅱに挑戦した、ということを思い出しました。
つまり、去年の今頃の私は「採点不能」(悪い意味で)の状態でした。なので、みなさんまだまだここからレベルアップしていきますので、自分を信じて最後まで走りつづけましょう!
まだまだこれから!!!
そして、リアルセミナーにお申込みいただいている方、貴重なお時間をいただきありがとうございます!有意義な時間になるようしっかり準備をしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2次試験と文字数について
2次試験は、みなさんご存知の通り「文字数」の制約があります。決められた文字数の中に、必要な情報を可能な限り多面的に盛り込んでいくということで、「文字数の節約」が大切になりますね。逆に、少なすぎても不安があるので、要求文字数の95%(100文字なら95文字)は埋めておきたいですよね。
文字数足らんくても合格してるへn…人()もいるけどね
文字数を調整するには、1次試験で学んだりする経営用語を「言い換え」して短縮するテクニックをまずは身に着けておきましょう!言い換え語については、ぴらりんがまとめてくれた秀逸記事がありますので、ぜひご参照ください。
お土産CSVもあるでー
国語的な言い換えテクニック
私自身は、フリーペーパーの編集経験があったり、本業の販促物制作の仕事でもライティングも含めてやったりする経験があることも幸いしたのか、言い換えで文字数の調整をすることをある程度無意識にできていました。なので、必要なキーワードさえ揃っていれば、それらを組み合わせて文章化する際に、文章の長短は適当に帳尻合わせが出来ていました。
上述のぴらりんの「言い換え対策」はめっちゃ大切なので先にマスターしていただいた方が効果的と思います。一方で、2次試験の緊張感の中で、言葉が思い浮かばないこともあったり、ある程度書き進んだところで「文字足りない」とか「マス足りない」といった事態になったりも考えられます。
そういった事態に備えて、ちょっとした文末表現の言い換えなどで文字数を1,2文字ちょちょっと調整することが出来るようになっていると、心の余裕ができるんじゃないかなと思います。
書ききれん…消しゴムごしごし書き直しじゃ~
私自身も本番の事例Ⅱの第1問で文字数調整に手間取り、消しゴムでごしごし消して書き直したりしてめっちゃ時間をロスしました。消しゴムごしごしは、解答用紙も汚くなって読みづらくなりますし、必要最小限に抑えたいところです。
具体的にはどういうことかというと、「○○に関する」という表現をしようと考えていたところを、「○○関連の」とすることで1文字節約できます。逆に、「○○に関連する」と表現することで1文字増やすこともできます。
このように名詞や用語の言い換えではなく、言葉尻の言い換えでも1文字2文字は減らしたり増やしたりが可能です。
過去問の模範解答なども参考にしつつ、色んな言い換え表現を試してみて、「使える表現」をストックしておくといざというときにサッと取り出せるかと思います!
実際に言い換えしてみた
実例として、手元にあった「2023年度版 全ノウハウ」の想定問題集の模範解答の文章の文字を減らしたり増やしたりしてみたいと思います!
事例Ⅰ
事例Ⅰ(1)模範解答
理由は、①ベテラン従業員の雇用条件継続により従業員のモラールを維持し、②前経営者やベテラン従業員が持つ知識や技能、業務遂行ノウハウを承継し、③企業文化を早期に融合させ経営統合を円滑に進めるためである。(100字)
この文章のなかで増やしたり減らしたり出来そうな要素を調整してみると…
という感じ。「維持し」を「保ち」のように、意味が変わらないように言葉自体を言い換えて1文字減らす場合もありますが、「早期に融合させ」を「早期融合し」となくても通じる文字をなくして文字数を減らす作戦もあります。逆にもったいぶった言い方で「早い段階で融合させることで」とするとあら不思議6文字も増えてしまいますね。
上記の一覧を文章にまとめると、それぞれ下記のようになります。
事例Ⅰ(1) 短くVer
理由は、①ベテラン従業員の雇用条件継続により従業員のモラールを保ち、②前経営者やベテラン従業員が持つ知識や技能、業務遂行ノウハウを学び、③企業文化を早期融合し経営統合を円滑に進める為。(92字)
事例Ⅰ(1) 長くVer
理由は、①ベテラン従業員の雇用条件継続により従業員のモラールを維持して、②前経営者やベテラン従業員が保有する知識や技能、業務遂行ノウハウを受け継いで、③企業文化を早い段階で融合させることで経営統合を滞りなく推進るためである。(112字)
お、8文字減と12文字増が実現できたね!
事例Ⅱ
事例Ⅱ(6)模範解答
既存顧客に既存製品で差別化を図る市場浸透戦略である。蓄積した顧客情報を活用し、それぞれに合わせた情報発信によって商品以外の付加価値を高めて差別化し、顧客との関係を強化して既存客の囲い込みの効果がある。(100字)
この文章のなかで増やしたり減らしたり出来そうな要素を調整してみると…
という感じ。
上記の一覧を文章にまとめると、それぞれ下記のようになります。
事例Ⅱ(6) 短くVer
既存顧客に既存製品で差別化を図る市場浸透戦略である。蓄積した顧客情報を使い、各々に合った情報発信で商品以外の付加価値を高めて差別化し、顧客との関係性を高め既存客の固定化の効果がある。(91字)
事例Ⅱ(6) 長くVer
既存顧客に既存製品で差別化を図る市場浸透戦略である。蓄積した顧客情報を活用によって、それぞれに合わせた情報発信をすることで商品以外の付加価値を高めて差別化を行い、顧客との関係を強化することで既存客の固定化につなげる効果が得られる。(115字)
9文字減と15文字増!
事例Ⅲ
事例Ⅲ(2)模範解答
メリットは、①コア技術に関する工程は自社で行い、そうでない工程を外注することで、経営資源を効率的に利用できること。②受注量や生産量の需要変動に対応できること。③人件費の変動費化ができること、である。(99字)
この文章のなかで増やしたり減らしたり出来そうな要素を調整してみると…
という感じ。
上記の一覧を文章にまとめると、それぞれ下記のようになります。
事例Ⅲ(2) 短くVer
メリットは、①コア技術関連の工程は自社で行い、その他の工程を外注することで、経営資源の効率的な利用。②受注量や生産量の需要変動に対応が可能。③人件費の変動費化を実現、である。(87字)
事例Ⅲ(2) 長くVer
メリットは、①コア技術に関連する工程は自社で行い、そうではない工程を外注することで、経営資源を効率的な利用が可能になること。②受注量や生産量の需要変動に対応が可能なこと。③人件費の変動費化が可能になること、である。(107字)
12文字減と8文字増!
という感じで、「この言葉は短くできそう!」「長くできる!」と思えるように言い換えのストックをしておきましょう!普段の生活のなかで目に入る文字を、別の言葉で言い換えて短くしたり長くしたりということで練習できるので、いつでもできます!
おわりに
前回の担当記事にて登場人物Aさんが、「二次試験は国語だ」と言っていましたが、今日紹介した内容も「国語」的なテクニックですね。ぴらりんの「用語置き換え」を主体としつつも、いざという時の国語テクで文字数調整もぜひ習得してみてくださいね!
みなさんの合格を心よりご祈念申し上げます。
明日は「ロジライ」!
「ロジライ?」
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こんばんは!
にっくです。
言い換えテクの記事、ありがとうございました!
こういうちょっとした文字数調整ができるだけで心の余裕が全然違うと思います!
ありがとうございました!
にっく
にっくさん
コメントありがとうございます。
ぜひ心に余裕を持って臨めるように準備を進めてくださいね✨