再現答案は絶対に書こう by サトシ

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みなさん、こんにちは。
再現答案は毎年書いてました、「サトシ」です。
今回は、「再現答案は絶対に書こう」という内容をお送りしようと思います。予備校の模範解答との付き合い方についてもお伝えしていきます。
それでは、今回もよろしくお願いします。
- 1. 2次試験お疲れさまでした。
- 2. 再現答案作成のその他のメリット
- 2.1. ①予備校の採点サービスに応募できる
- 2.2. ②客観的なものとしておおよその点数や評価がわかる
- 2.2.1. 合計点が255点を超えていれば安心
- 3. 再現答案作成に関する留意点
- 3.1. ①落ちるフラグは立てない
- 3.2. ②再現答案を作る過程でミスに気づいても落ち込まない
- 3.3. ③予備校の模範解答の内容は書けなくてもいい
- 4. 休んで余裕ができたらやってみること
- 4.1. ①できるだけたくさんの予備校の模範解答を集める
- 4.2. ②予備校の模範解答からおおよその点数を出してみる
- 5. 今日のGRe4N BOYZ:Weeeek
- 6. 次回予告
2次試験お疲れさまでした。
まず、2次試験本当にお疲れ様でした。
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話を元に戻しまして、2次試験大変でしたよね。メンタルはいかがですか?
まだ疲れが取れていない方もいらっしゃるかもしれません。
試験が終わった安心感や達成感から燃え尽き症候群になっていらっしゃるかもしれません。

はい、燃え尽きております・・・
でももう少しです。
「再現答案を作ったら」、ゆっくり休んでください。
旅行に出てもいいですし、家族サービスや趣味に時間を充ててもいいですし、今まで十分にできなかったことをやってください。ちなみに私は旅行に出かけました。鉄オタなのでもちろん電車で(笑)
でもそれは、「再現答案を作ってから」行いましょう。

やっぱ再現答案は作らないとダメか
たくさんのメリットがあるから、再現答案はぜひ作ってね
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ちなみに、予備校や校舎(講師)によっては再現答案作成が実質強制の場合もあります。これは2次試験の前からアナウンスされます。私のいたTAC名古屋校でも津田先生(まどか先生)からこのように言われていました。

再現答案ができたらすぐ私のところに送ってね
再現答案を作るメリットについてはこれまで多くの先輩方が言っていますので、そちらをご参照ください。道場のサイト内検索で「再現答案」と入力すると、たくさんの記事が出てきます。例えば先日のぴらりんのこんな記事も出てきます。また、他の受験生支援サイトでもこれでもかというくらい出てきます。
これを1つずつ紹介するとまた私の悪い癖(?)である「長すぎる記事」になってしまいますので、ここではあまり紹介されていないその他のメリットと留意点についてお伝えしていきます。
再現答案作成のその他のメリット
ここでは再現答案作成についてあまり語られていないメリットをお伝えします。
①予備校の採点サービスに応募できる
再現答案を作成すると、一部の予備校(例年だとEBA、LEC、MMC、AASが行っています)が実施している採点サービスに応募できます。私はEBAのサービスを利用していました。
その応募の際には各予備校が用意している入力フォームに再現答案を入力する必要がありますので、パソコンやスマホ上に再現答案を残しておく必要があります(再現答案の下書きは紙ベースでも構いませんが、清書はパソコンやスマホで作成することになります)。
なので、再現答案は令和4年度のC社みたいに「情報の交換と共有はいまだに紙ベース」ではダメですよ(笑)

でもサトシのITの力も「いまだに紙ベース」のC社と同じレベルだよ(笑)
それは言わんとって~

②客観的なものとしておおよその点数や評価がわかる
予備校の採点サービスは、早ければ11月末、遅くても12月末には返ってきます。当然ですが、予備校の講師が添削するため、客観的な評価がされます。この「客観的な評価」が2次試験後には重要になってきます。自分では意味が伝わると思って書いたものでも他人には伝わっていないということはあります。逆に自分では文字数を埋めるために適当に書いたつもりのものに点数が入っていることもあります。このような客観的な評価がわかるということが、再現答案を作成して予備校の採点サービスを利用するメリットです。
ちなみに、ここで具体的に「62点」と表示してくれる予備校もあれば、「60点〜65点」みたいに幅をもたせてくる予備校もあります。
合計点が255点を超えていれば安心
点数に幅をもたせてくる予備校だとおおよその値にはなりますが、予備校の採点サービスで合計点が255点を超えていればまず合格します(但し、以下にあるようにそこで得点自慢をすると「落ちるフラグ」が立って不合格になります)。
もちろん、「超えていない=不合格」ということはありません。むしろ255点を超えていないけど合格できる人のほうがほとんどです。
予備校の採点サービスは万が一のこと(採点予想は240点以上だったのに実際は不合格になってしまうこと)を考えて保守的に採点をしますので、基本的には採点サービスの結果より実際の点数や評価のほうが高くなります(詳しくはまた後の記事で紹介します)。
再現答案作成に関する留意点
ここでは留意点についてお伝えします。
①落ちるフラグは立てない
「落ちるフラグを立てる」ことは絶対に避けましょう。これは本試験までではなく、合格発表の瞬間までです。
もちろん本試験が終わった後にフラグを立てても、答案の内容が変わるわけではないので、本来なら合否に影響はありません。
しかし、なぜか本試験後でも得点自慢などで「落ちるフラグ」を立てると見事に「回収」されて不合格になってしまいます。
これは論理や科学では証明できないスピリチュアル的なことと言えます。
はい、それをやってしまったのが2018年の私です。詳しくはこちらの記事をご覧ください。「謙虚になれ」事件につながったものです。

科学では証明できない?そんなはずないわ。
ここは京●府警科捜研の私が真相を突き止めてみせますわ
いや、本当に科学的なものではないんです

たとえ「いけたかも」という感覚をもっていたとしても、講師や他の受験生に「オレ、受かったかも」なんて口が裂けても言ってはダメですし、SNSへの書き込みもダメですよ。2018年の「謙虚になれ」事件の私みたいになりますから(笑)
また、採点サービスの結果が良かったとしても、合格発表までは「取らぬ狸の皮算用」的なことはやめましょう。点数の報告(SNSへの投稿)はもちろん、合格後のプランを立てるとか、合格祝い的なことを計画するなどですね。それをやっても「落ちるフラグ」になります。
あ、フラグと言って野球(阪神タイガース)好きのこの2人が黙っていられなくなりましたよ。

阪神ファンの方なら、シーズン開幕前に「予祝」をやった結果、シーズンがどうなったかは覚えているでしょ?お~ん

好調だったシーズン中に「Vやねん!」って雑誌を出したり「あかん阪神優勝してまう」って特番を放送したりして、結果的に優勝を逃したこともあった、、、
(詳しくはこの動画もご覧あれ。キッタプロ野球研究所:Vやねんを再現した呪いのフラグ「あかん阪神優勝してまう」を徹底解説 より)
阪神ファンのお二人が嘆いていらっしゃいますが、野球界でも「フラグ」ってありますよね。2024年度なら広島カープでもありました。好調で優勝も見えてきたときに「広島燃ゆ」という記事が出て、それ以降月間最多敗戦記録を作るほどの大失速をし、結果的に首位からBクラスの4位まで転落しました。
診断士の世界でも、このような「フラグ」的なものは立てないほうがいいです。例を挙げると、昨年度もある予備校の採点サービスで合計得点がベスト10に入っていた方がSNSで得点自慢をしていましたが、結果は不合格でした。本人としてはSNSのフォロワーや閲覧者への「結果報告」のつもりなのでしょうが、外から客観的に見ると「得点自慢」でした。
合格発表日まで不安が続いていて、そこから少しでも解放されたい思いから、予備校の採点サービスが良い結果だと得点自慢をしたくなる気持ちはわかります。そういう気持ちもあり、実際にこの手の得点自慢をする方は結構います。毎年の風物詩とも言えますが、採点サービス結果が返ってきた日のSNSは「結果報告」という名の高得点自慢祭りになっています。

本当だわ。採点サービス結果をSNSで報告している人がかなりいらっしゃるのね

おい、この書き込み、これは報告じゃなくて自慢じゃないか?
しかし、あくまで謙虚に、合格発表までは喜ばない、自慢しない、取らぬ狸になることはやらない。これを意識していきましょう!その先に実際の合格があります。

謙虚に、が大事だよね。「謙虚になれ」事件を起こしたサトシ君
はい。採点サービスの結果は260点でしたが、落ちるフラグを立てたくなかったので先生以外誰にも報告しませんでしたし、SNSへの書き込みもしませんでした
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②再現答案を作る過程でミスに気づいても落ち込まない
これは予備校の採点サービスを利用しない人も対象になります。
再現答案を作成していると、指示無視をした、与件文のこの部分を書くのを忘れていた、この知識フレーズを書いていなかった、事例Ⅳで計算方法を間違えたなど、本来ならできたはずのことができなかったミスがいくつか出てきます。
これを目の当たりにすると、傷口に塩を塗られたような感覚になり、とてつもなく落ち込みます。これが怖くて再現答案を作成しない方もいらっしゃいます。
でも大丈夫です。
数ヶ所くらいのミスなら想定の範囲内ですし、他の受験生もしています。もちろん合格者もしています。私も毎年、何ヶ所も出てきていました(もちろん合格した2023年度もです)。
また、採点上はそのミスはあまり影響がなく、蓋を開けてみると「あのときの不安や心配は取り越し苦労だった」ということが多いです。
なので、ミスが判明することを恐れず、再現答案を作成しましょう。
③予備校の模範解答の内容は書けなくてもいい
こちらも採点サービスを利用していない人も対象になる内容です。
再現答案を作成し、ゆっくり休んで英気を養った11月中旬頃には、各予備校の模範解答が一通り出揃ってくると思います(EBAだけいつも公開が遅いです)。
中には「ウチは受験生が現実的に書けるレベルの模範解答にしています」と公言している予備校もありますが、そういう予備校のものを含め予備校の模範解答は書けなくても大丈夫です。
まず、予備校の模範解答は80分の緊張下(しかも後半2事例ならスタミナの不安もある中)で1人で作成しているわけではありません。
基本的に各事例で2〜3人の講師が割り振られ、それぞれの講師が1〜2週間かけて、しかも試験委員の著書や過去問を見ながら模範解答を作成しています。さらに講師間で解答内容についての議論もたくさんしています。
そのため、予備校の模範解答は受験生には書けませんし、書ける必要すらありません。これは津田先生もTAC名古屋校の講義でよく言っています(津田先生のオプション講座である「答案作成プロセス講義」でもその旨の説明をしています)。
模範解答とニュアンス的に近いことが書けていれば十分です。部分的に予備校の模範解答と重なっていれば万々歳です。

私もTACの模範解答の作成に駆り出されるけど、それは受験生には書けないってわかった上で作っています
2次試験は別解も多いので、予備校の模範解答以外にも加点される内容はたくさんあります。
また、予備校の模範解答は与件根拠についても素直に抜かず改変していることが多いですが、素直に抜いてきても十分に加点されます。
休んで余裕ができたらやってみること
ここからは、再現答案を作っている前提で、ある程度余裕があったらやっておくといいものをご紹介します。あくまで「余裕があったら」で大丈夫です。
こちらも「ゆっくり休んでから」やっていきましょう。冒頭にも述べましたが、再現答案を作ったらまずはゆっくり休んでください。
①できるだけたくさんの予備校の模範解答を集める
予備校に通われている方なら、ご自身の通われている予備校の模範解答は入手すると思います(自動送付の場合もありますし、申請することで送付される場合もあります)。
ゆっくり休み、体調的にも精神的にも回復した時点で、ご自身の通われている以外の予備校の模範解答をできるだけ集めてみましょう。模範解答はLECとEBAを除いてホームページにあります。昨年度をベースにすると、LECは解答分析会に参加した方(オンライン参加でも可)に模範解答が配布され、EBAは答案分析の動画内で模範解答が出てきます。
②予備校の模範解答からおおよその点数を出してみる
複数の予備校の模範解答を集めたら、再現答案を使っておおよその出来(点数)を測ってみましょう。
先ほど、予備校の模範解答は書けなくていいと述べましたが、予備校の模範解答は「その通りに書けなくてもいい」であって、「気にしなくていい」というわけではありません。
ふぞろいシリーズの答案分析部分のように、1つ1つの解答要素の単位にすると、「取るべきところ」が見えてきます。
予備校の模範解答をたくさん集めると、内容が被っている解答要素(与件根拠は多少の表現の違いなら同じものと扱ってOK)もあれば、1つの予備校しか出していない解答要素もあります。
これをもとに、採点サービスの結果が返ってくる前でも(採点サービスを利用していない方でも)おおよその点数がわかります。
一応の目安を示しておきます。ここでは事例Ⅰ~Ⅲを対象にします。
予備校の模範解答を使っての事例Ⅰ~Ⅲの自己採点の目安
●3つ以上の予備校が出している内容
→いわゆる「取るべきところ」に該当し、大きく加点される。ここをいかに取れているかが点数を大きく左右する
●2つの予備校が出している内容
→加点されるが点数は少ない
→ここまでの2つの内容で解答用紙の6割が埋まっていれば65点、5割が埋まっていれば60点は取れる
●1つの予備校しか出していない内容、ドヤ顔で語っている内容
→誰も書けない内容か間違っている内容になっているため、点差はつかない(誤差の範囲レベル)。ここは書けなくていい
これにより、事例Ⅰ~Ⅲのおおよその点数はわかります。
なお、事例Ⅳについては経営分析、記述問題、基本問題の出来で点数がわかります。これがすべてできていると70点、1つ間違えていると60点台、2つ間違えていると50点台後半~60点強が目安です。
今日のGRe4N BOYZ:Weeeek
今回は久々にテンションが高くなる系の曲をご紹介します。みなさん、再現答案を作ったら1月の合格発表までは基本的にはオフのようになります。おそらく、再現答案を作成して落ち込んでしまった方もいらっしゃるかもしれません。そのネガティブな心境のまま合格発表までの数ヶ月を過ごすのは精神衛生上よろしくないですよね。
だからこそ、この曲を聴いてテンションを上げていきましょう。楽しんで1月まで過ごしていきましょう。そうすると、あっと言う間に月日は過ぎていきますから。また、頑張る気にもなれるので、また勉強をしたくなるかもしれませんよ。
この曲を聴いて「あれ?Newsの曲じゃない?」と思った方がいましたら、さすがです。実はこの曲はGRe4N BOYZ(当時はGReeeeN)が作成し、Newsに提供していました。その後、当時のGReeeeNのファンからのリクエストがあり、このようにGReeeeNでも曲を出すことになりました。
次回予告
ここまで、再現答案の必要性と効果・留意点、活用の仕方について見ていきました。今回もありがとうございました。
次回は私の得意分野である電車を使った勉強法をお送りしたいと思います。
次回もよろしくお願いします。
明日は、「ごり」の登場です。

サトシに電車のことを語らせたら日が暮れるぞ(笑)
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ブログを読んでいるみなさんが合格しますように。
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こんばんは!
にっくです。
傷口に軟膏を塗っていただき、ありがとうございました!
思い返す度やらかしたミスが頭をよぎって、「あの時やってりゃ良かった」と後悔するときもありますが、その時の実力だったと納得させて、落ち着いて取り組みたいと思います(理想)
ともあれ、今は休みます!
ありがとうございました!
にっく
にっくさん、傷口があっても大丈夫ですよ。
みなさん、どこかで事故を起こして傷口がいくつもありますから。
今はオフシーズンのようなものなので、ゆっくりしてください。
旅行や趣味、別の勉強などもいいですよ。