【合格体験記】~2次試験不合格を踏まえた学習法で、弱点をカバー~ byたっそーさん

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受験生情報

ハンドルネーム・年代

  • HN:たっそー
  • 年代:30代

勉強スタイル

2次試験不合格を踏まえた学習法で、弱点をカバー

受験回数

  • 1次:2回(2021年度、情報と中小のみに絞って受験。中小のみ合格。2022年度残り6科目合格)
  • 2次:2回(2022年度、CAAB/B 237点で不合格。2023年度 AAAA/A 274点で合格)

勉強時間

  • 1次:400時間(1年目100、2年目300)
  • 2次:600時間(2年目100、3年目500)

学習開始時期

2021年6月

得意科目・不得意科目

  • 1次
    • 得意科目:財務会計
    • 不得意科目:経営情報システム
  • 2次
    • 得意科目:事例Ⅳ
    • 不得意科目:事例Ⅰ

職務経験・保有資格

メーカーの管理会計やビジネスプランの策定
保有資格は、日商簿記2級、ビジネス会計検定1級、ITパスポート

診断士に挑戦した理由・きっかけ

新型コロナウイルスの影響で外出制限される中、2021年に妻が金融系の資格勉強を始めました。それに付き合う形で自分も勉強をしようと考えた時に、仕事柄なんとなく興味があった中小企業診断士に挑戦することにしました。
なお、妻は半年で勉強卒業し、私だけコロナ禍が明けても勉強の渦に取り残されました。。。

合格までの学習法

1次:独学

中小を除く6科目について、同友館の「中小企業診断士試験 過去問完全マスター」を用いて、過去問を10年分ヨコ解き(分野ごとに10年分解く方法)し、アウトプットを通じて記憶の定着を図りました。

※1次は暗記が中心です。人によって学習に充てられる時間や有効な暗記方法が異なるので、学習法の詳細は省略します。

2次 独学

1回目の不合格の後、この1年が最後と決意し、1次の保険受験や他資格の取得は考えず、2次試験に専念しました。

具体的には、中央経済社「30日でマスターできる 中小企業診断士第2次試験 解き方の黄金手順」で解法を学び、過去問および雑誌「企業診断」に記載される予備校問題を用いて定着を図りました。解いた総事例は116事例です。

なぜその学習方法を選んだのか?

予備校の説明会に行った際、受講者の合格率について質問したところ、答えをはぐらかされました。言えないということは、予備校の合格率もそんなに変わらないのでは?と考え、独学での学習を決めました。

学習時・受験時のエピソード

合格年度にやってよかったこと

中小企業白書の要約

X(当時はTwitter)で見かけて良いなと思った、中小企業白書に記載されている実在事例の要約を2年分行いました。

例:「課題はDXで更なる改善や生産性を向上させ、将来の人手不足に備えること。施策は①DX推進プロジェクトを立ち上げ、組織横断的に活動し組織活性化②業務の標準化を進めたうえでRPAを導入。以上で、目標を上回る労働時間削減に成功。また、改善量の見える化でボトムアップ型の改善提案も出るようになった。」

要約文は①課題②施策③効果の3部構成で作成し、2次試験の解答を意識しています。因果関係に飛躍はないかを意識することを心がけていました。
また、実際の企業事例の施策と効果を文章化する事で、知識としてインプットし、脳内にストックできました。

本番を見据えた事例Ⅳ対策

事例Ⅳは、一日最後のため、とんでもない疲労感で頭が回らない中、戦う必要があります(試験側も性格悪いですよね)私は職業柄、事例Ⅳには自信があったのですが、1回目の2次試験では信じられないケアレスミスを起こしB判定でした。

その反省を踏まえ、事例Ⅳの過去問は元気な時に解いても仕方ないと考え、基本的に疲労状態で【のみ】解きました。具体的には以下の通りです。

事例Ⅰ~Ⅲの何れかを80分で解いた後、休憩挟まずに事例Ⅳ

残業で遅くなった日は、帰宅して即事例Ⅳ

休日はセルフ模試として、1日で事例Ⅰ~Ⅳ。本番よりも短い休憩時間で行い、疲労を残したまま事例Ⅳに突入

やはり疲労時には制約条件を見落としたり検算が疎かになったりで、取りこぼしが発生することに気づきました(それまで、半年以上かけて勉強してきたのに、、、)

本番ではきっと脳は動かないと諦め、ハナから満点狙いは捨てミス防止目線の解法に切り替えました。具体的には、問題を1問解くごとに、計算シートと問題文とを指さし確認したうえで、2回以上検算を行うようにし、それに伴う時間切れはやむなしとしました。

なお、本番でも第3問(設問2)は白紙でしたが、それ以外で確実に得点し、結果は70点overでした。

その他合格年度にやったこと

春秋要約

日本経済新聞のコラムを40字程度で要約するものです。40字だと因果関係を意識した文章を作ることができず、試験対策としては意味がなかったと感じています。これをやるなら中小企業白書の事例の150字要約のほうが良きかと。

オンライン勉強会

独学で受験仲間もいなかったため、とあるオンライン勉強会にお世話になりました。2次試験の過去問について、自分の解答の作成プロセスを説明できるよう思考整理するのには役に立ちました。

ただし、参考書などの模範解答を読んだうえで参加している人が多く、それに参考にした回答が揃いがちでした。その場合、大きな欠陥がある回答が少なく、些末な点を指摘しあう状況が多く、気づきが少なかったです。そんな状況なため数回参加しただけでした。(あと、支援側のお一人が、横柄な態度で受験生に接していて非常に不快だったのも、出席しなくなった要因の一つです。)

おわりに

合格体験記をお寄せ頂き、ありがとうございました。
事例Ⅳの対策のために、「疲労困憊の時のみ」対策を行う
ストイックな姿勢と、ミス防止に傾倒した戦略は、
【70点オーバー】という最高の結果で返って来たのですね!
非常に参考になる戦略だと感じました。
合格、おめでとうございました!!

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