【合格体験記】~完全独学のスーパー孤独スタイル~ by「だいさん」さん
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受験生情報
ハンドルネーム・年代
- HN:だいさん
- 年代:40代
勉強スタイル
完全独学のスーパー孤独スタイル
受験回数
- 1次:2回
- 2次:3回
勉強時間
- 1次:1回目 650時間、2回目 500時間
- 2次:1回目 300時間、2回目 650時間 3回目 400時間
学習開始時期
2021年1月
得意科目・不得意科目
- 1次
- 得意科目:財務会計
- 不得意科目:経営情報システム
- 2次
- 得意科目:事例Ⅳ
- 不得意科目:事例Ⅰ
職務経験・保有資格
製造業:12年間ルート営業従事、その後、経営企画部門にて中期計画策定、グループ会社管理等に従事
診断士に挑戦した理由・きっかけ
1.経営企画部門に10年近く従事しており、このキャリアを何かしらの形として残したいという思い
2.会社の中枢機能に所属しているにも関わらず、自分自身の実力不足、故に感じる不安
3.生殺与奪を会社に握られているサラリーマン生活への不安
→これらの思いが渦巻く中で、管理職へ昇進することとなり、その際の研修で講師の先生から、中小企業診断士資格取得を勧められ、背中を押される形で42歳にして一念発起。
合格までの学習法
1次 完全独学(財務会計、経済学は一定程度の知識あり)
【使用テキスト】
・TAC出版:みんなが欲しかった中小企業診断士の教科書
・同友館 :論点別・重要度別 中小企業診断士試験 過去問完全マスター
【活用した動画】
・ほらっちチャンネル:企業経営理論の学習方法、中小企業経営・施策 科目概要と学習指針
・早稲田出版 :速習テキスト講義動画(※テキストは持っていない)
★多くの方と同様、企業経営理論から学習を始めたが、シンプルに難しく、テキストを読むだけでは理解が進まなかった。そこでたまたま見つけた「ほらっちチャンネル」で1コマづつ動画を「見て、聴いて、自身でノートに書き込み」、少しでも、理解しながら覚えることを意識。
(※基礎知識が無い場合、企業経営理論をテキストを読み進めていくだけでは、挫折する可能性高いと感じる)
経済学、運営管理、経営法務、経営情報システムは、テキスト読みながら、理解できない点については、速習テキスト講義動画で同テーマの動画を見ながら理解度高めていった。
全科目を一通り勉強した後に、過去問を開始。各科目概ね2回転行った。暗記科目については、記憶の忘却曲線を意識して、アナログではあるが単語カードでひたすら暗記を繰り返し、記憶の定着図った。
2次 完全独学(模試、勉強会一切無し)
【使用テキスト】
・ふぞろいな答案分析(No2・3・4・5)
・ふぞろいな合格答案(NO13・14・15・16)
・二次試験合格者の頭の中にあった全知識
【活用したブログ】
一発合格道場ブログ:二次試験に必要な知識が非常に論理的に紹介されており理解を深めやすかった。
★1年目
一次試験を1回で合格できるとそもそも思っておらず、一次合格後、初めて二次試験の概要を知った。とにかく過去問を解いて、ふぞろい採点するも、明らかに時間が足りず、二次試験の知識を覚えることはできていても、「使える」レベルには至っていなかった。
★2年目
二次試験では限られた時間で回答を絞り出さなければならず、反射的に反応できるレベルまで知識の引き上げが必要と感じ、知識を使える状態にする為に、単なる暗記では無く、できる限り論理的に理解することに努めた。
しかしながら、本番、得意科目であった事例4で、混乱してしまい、焦りから動悸が止まらなくなりパニック、、、。
★3年目の対策
一次対策に多くの時間を費やした為、本格的に二次の勉強を開始したのは8月からであった。事例1~3は、前年に蓄積した知識の呼び起こしをはかると共に、事例4は、前年の反省を活かし、1次試験合格後から2次試験の1週間前まで、過去10年間を5回転分、毎日、80分で無く60~70分の時短で筋トレ感覚で徹底的に体に覚え込ませた。ほぼ毎回90点以上は獲得レベルへ実力を引きあげ。絶対的自信を持つことで、精神的な安定を図った。
また事例1~3では、「何故そうなるのか?」という疑問を持つことで知識の深掘りと定着を図った。
例えば、事例1では、決まり文句の「士気向上により組織活性化」を論理的に理解することに努めた。
理論①・・・バーナード:組織成立の3要素=共通目標・貢献意欲・コミュニケーション
理論②・・・人間の心理的欲求:有能感・自律性・関係性が満たされるとモチベーション向上
Step1:全社でビジョン共有→共通目標クリア
Step2:全社で情報共有→共通の目標を持った同士と関係性を強化したい欲求→コミュニケーション活性化
Step3:権限委譲→自律性、昇進昇格・リーダー制度・表彰制度(認める事・褒める事)→有能感
→これによってモチベーション(貢献意欲)向上
以上により組織成立の3要素が揃い、組織は活性化される。といった具合に。
なぜその学習方法を選んだのか?
・予備校に通うコストをかけたくなかった(かけれなかった)。
・独学で合格を勝ち取っている人も多く、予備校がマストでないと思った。
・自分の性格上、模試で悪い結果が出たり、勉強会で劣等感を感じた場合に、引きずってしまい逆効果のリスクあり。
できる限り自分自身と向き合って、勉強に集中し、この努力が必ず報われる、というメンタルコントロールを徹底。
学習時・受験時のエピソード
・本当にこの試験はタフな戦いだと思います。自分自身、何度も、何度もくじけそうになりました。
特に2回目の二次試験で事例4で大きなミスをした時は、試験後、膝から崩れ落ちてしばらく立ち上がることができず、もう1度、一次試験から挑戦することを決意するまでは、本当に大きな葛藤がありました。
・その時に、自分の支えになったのは、診断士の勉強をする中で自分に芽生えた「将来のありたい姿」でした。
勉強を開始したきっかけは、上記に示した通りですが、特に中小企業経営・政策を勉強する中で、中小企業の実態を知り、将来的に、事業承継や事業再生を通じて困っている中小企業の助けになりたい!役に立ちたい!という思いを抱くようになりました(もともと教職のような人に教える職業に憧れがあった)
・それがあったからこそ、諦めずにモチベーションを保って挑戦し続けることができました。目的が「診断士合格」だけであったなら、おそらく自分は挫折していたと思います。ありたい姿があったから、諦めたくなかった、負けたくなかった、10年後、15年後に自分の歩みを振り返って、あの時諦めていなかったら、、、と思うような負け方・逃げ方はしたくなかった。
・挑戦される皆さんの動機はそれぞれだと思いますが、勉強を進めていく中で、合格後のイメージ、ありたい姿、をおぼろげながらも形作っていくと良いと思います。諦めそうなときに、その思いが必ず力になると思います。
自分自身、これからも挑戦を続けていきたいと思っています。
最後に、一発道場ブログには本当にお世話になりました。皆さまの惜しみないノウハウに溢れた記事が力をくれました。
本当に、本当に、ありがとうございました。
おわりに
試験本番での失敗や挫折感は、本当に辛いものがありますよね。
それを乗り越えて合格できた秘訣が「ありたい姿」というお言葉、
非常によく分かります!
これからの受験生の力になる言葉ですね。
合格、おめでとうございました!
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ブログを読んでいるみなさんが合格しますように。
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