【合格体験記】~楽しさ&コスパ重視の短期集中戦略~ by NKOIさん
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- 1. 受験生情報
- 1.1. ハンドルネーム・年代
- 1.2. 勉強スタイル
- 1.3. 受験回数
- 1.4. 勉強時間
- 1.5. 得意科目・不得意科目
- 1.6. 学習開始時期
- 1.7. 職務経験
- 1.8. 保有資格
- 2. 診断士に挑戦した理由・きっかけ
- 3. 合格までの学習法
- 3.1. 1次(通信)(スタディング)
- 3.1.1. ■インプット期(R5.1~5)
- 3.1.2. ■アウトプット練習期(R5.6~)
- 3.1.3. ■合格模試(R5.7.1~2)
- 3.1.4. ■直前期(R5.7~)
- 3.2. 2次(独学)
- 3.2.1. ■事例Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ
- 3.2.2. ■事例Ⅳ
- 3.2.3. ■補足:2次筆記試験本番
- 3.3. この勉強方法を選んだ理由
- 3.3.1. 【1次】
- 3.3.2. 【2次】
- 4. これから合格を目指す方へのアドバイス
- 5. おわりに
受験生情報
ハンドルネーム・年代
- HN:NKOI
- 年代:40代
勉強スタイル
楽しさ&コスパ重視の短期集中戦略!
受験回数
- 1次:1回
- 2次:1回
勉強時間
- 1次:500時間
- 2次:280時間
得意科目・不得意科目
- 得意科目
- 企業経営理論
- 中小企業経営・政策
- 事例Ⅱ
- 不得意科目
- 財務会計
- 事例Ⅲ
- 事例Ⅳ
学習開始時期
令和5年1月10日~(スタディング開始)
職務経験
大学卒業後、民間不動産会社に就職し投資営業に従事。
転職により経済産業省の外郭団体に就職。
公的な起業家支援施設の全国組織で養成研修や交流事業、支援人材制度設計等を担当。
その後、いわゆる「中小企業支援機関」に転職し中小企業支援に従事。
保有資格
- 簿記3級
- 宅建士試験(当時:宅地建物取引主任者資格試験)合格 ※未登録
診断士に挑戦した理由・きっかけ
自分の職業柄、中小企業診断士の方と一緒にお仕事をすることが多く、業務内容は概ね把握していました。
私自身の仕事も中小企業診断士の下位互換的な業務なので、そのレベルアップを図ることや社内での発言力を高めたいという思いから資格取得を希望しました。
ただ本音では、独立された診断士の方と仲良くなって話を聞いているうちに、独立したほうが経済面でも精神面でもより良い人生が送れそうと考えたためです。
合格までの学習法
1次(通信)(スタディング)
■インプット期(R5.1~5)
まずは講義動画の視聴と「学習マップ」への書き込みによりインプットし、その単元の問題を解答して知識定着を図りました。スタディングでは2次との関連が深い順で、1企業経営理論、2財務会計、3運営管理、4情報システム、5経済学、6経営法務、7中小企業経営政策となっており、そのまま1から順番に学習をしました。当時は通勤時間が車で片道1時間半だったので、朝と帰りに車で講義を聞いて、家に帰って関連する用語や知識を学習マップに記述。そして問題を解く。という流れを続けて、約3か月で7科目を1周することができました。
4月から2周目に突入。同じく1から順に再度、講義視聴→学習マップ→問題解答を続けましたが、今度は動画再生速度を速めて学習しました。というのも1周終わった時点で、「最初に学んだことを忘れてる!」っていうことが結構あったため、なるべく回転を速めて忘れないようにしました。その際には1周目でよくわからなかったところ、苦手なところの講義は通勤の車内等で繰り返し聞いていました。
学習時間は、平日は平均2時間、休日は4時間。
■アウトプット練習期(R5.6~)
スタディングだと1問ずつ解くことができるので、銀行の待ち時間や散歩中でもすきま時間にとにかくスマホを開いて問題を解きました。また、夜や休みの日など、まとまった時間が取れる時には過去問を解きました。間違えた問題や抜けていた知識を補充して、学習マップに追加し、少しずつ知識の色塗りをしていきました。
■合格模試(R5.7.1~2)
1次試験の約1か月前にスタディングで販売している合格模試を受験。自宅で2日間、本番と同じ時間で模試を行いました。お昼の取り方や休憩時に何をするかをシミュレーションすることができたのは非常に良かったです。(初日はお昼を用意せず近くのコンビニに買い出しに行った結果、あっという間にお昼休み終了。本当は20分仮眠をとる予定でしたができませんでした。お昼はちゃんと準備すべきことが学べましたw)結果は512点と思いのほか高得点が取れたため、若干気が緩んでしまったことは否めませんでした。
■直前期(R5.7~)
模試の見直しと過去問をひたすら繰り返し、本番を想定して問題に取り組みました。ここでも間違えやすいところや抜けていた知識を、学習マップを使って補強していきました。
2次(独学)
使用した教材:ふぞろい16、まとめシート流解法実況、全知全ノウⅣ、30日完成
まずは各種サイトで勉強方法をインプット。「なるほど『型』なるものがあるのか」「与件文から読まず、設問から読むのね」「事例Ⅳは毎日やるんだって」などなど。いろんなやり方がある中、王道っぽい解法・勉強法を採用してとりあえず問題を解いていきました。
■事例Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ
初めて過去問を解いてみて、書けたことは書けたけど「これで合ってるのか?」とモヤモヤしたのを覚えています。「正解がない」ことの難しさに直面しました。ふぞろい16は直近の令和4年のものなので直前にとっておくことにして、令和3年から順に遡っていきました。やっていていつも「書けたけど合ってる?」問題が付きまといました。とはいえ、ふぞろいを全部揃えるのは高くて悩んでいたところ、先輩診断士から「まとめシート」を紹介してもらいました。当時Kindleでは初回2か月で99円というキャンペーン中。おかげで格安で過去問の解答の方向性を知ることができました。
あとは妻に協力してもらい解答を読んでもらいました。そこで指摘されたのが「聞かれたことに答えてない」ということ。「目的は何か?って聞かれてるんだから目的について書かないと。しかもここ(与件文)に答え書いてあるじゃん。私でもわかるわ!」と言われ続けました。できない自分にへこむ日々。ただ、これをやっていて感じたのは、診断士の勉強をしていない妻でもある程度的を射た解答ができているということ。この経験から[(聞かれたことに素直に答える+与件文に書いてあること)×1次知識=2次の解答]という独自理論を導き出し、当日に臨みました。※合っているかどうかはわかりません。
■事例Ⅳ
初めて問題を解いた感想は、「全然できない!時間も足りない!」。これはまずいと慌てて全知全ノウと30日完成を購入し毎日毎日コツコツコツコツ計算し続けました。1次試験で財務会計はギリギリ足切り回避だったこともあり、事例Ⅳは40点以上でOKと割り切って取り組みました。
■補足:2次筆記試験本番
試験時の感想は「ちょー楽しい!」でした。不安なまま迎えた当日でしたが、ここまで来たら目の前の4人の社長さんのためにアドバイスしよう!という気持ちで臨みました。それが、当日楽しくて楽しくて仕方なかった。マスクしていたので良かったですが、マスクの下では顔がニヤけるほど笑っていました。傍から見たらヤバイ人でした。
この勉強方法を選んだ理由
【1次】
受験スタイルにもあるように、「極力投資を少なくする!」ことを考えていました。
過去にスピテキや速修テキストを買ってはやらないという失敗をしていたので、「これ以上の投資はしたくない、でも試験には合格したい」との思いから確実に7科目の最後までたどり着ける教材を探し、スタディングを発見しました。
基本的には綾部先生を信じてスタディング一本勝負。ひたすら動画視聴と学習マップへの書き込み、問題解答をしていました。おかげで7科目をすべてやりきることができたと思います。やるたびに「AI実力スコア」が上がっていくのがゲーム感覚で楽しかったのもありますね。
【2次】
こちらもとにかくコスパ重視。おそらく「ふぞろい」を過去問分買うのがセオリーなのかもしれませんが、実際に使うのはわずか。そこに投資するのはもったいないと思ってしまいました(そうです。お気付きの通り貧乏性なんです。)
たまたまkindleでキャンペーンをやっていたこともあり、ベースは「まとめシート流」の平成23年度~令和4年度を99円で活用。あとは一発合格道場などのブログで過去問解説記事を大いに参考にさせていただきました。
ちなみに私は幸運にも1年で何とか合格を勝ち取ることができましたが、2次試験がダメだったら養成課程に進むつもりでした。仮に数百万円をそこに投資してでもなんとか1年で合格しようと考えていました。
これから合格を目指す方へのアドバイス
私の場合、今の生活から抜け出すためにも「絶対合格する!!!」という強い信念を持ち続け、そして「必ず1年で終わらせる!」という気持ちを持っていました。ただ1年間この気持ちを持続させるのは難しかったと思います。結果的に私が合格できた背景には、「やっていて楽しい!」があったと振り返ります。
現在、中小企業支援業務に携わる中で、その支援スキルや知識を補充できる中小企業診断士試験の内容は、学んでいて楽しかったですし、2次試験の勉強もつらい時期もありましたが、基本的にはとても楽しかったです。
相談していた先輩診断士の方に2次試験前に言われました。「2次試験はプレッシャーを含めて楽しめる人が受かっている印象ですよ」「試験を楽しんだとき、1番いつも通りの成果が出ます」。おそらく、中小企業診断士として困っている社長さんの話を聞いて、企業の未来について語り合い、企業がどんどん良くなる姿を見ることを「楽しい」と思えることが、中小企業診断士の第一歩なのかと僭越ながら考えていました。
私は合格の先にはこれまで見たことのない診断士としての「楽しい」世界が待っていると信じています。その楽しい未来を愚直に信じ、その過程も楽しめたことが結果として良かったと思っています。
結果論ですが、受かったからこそ言えます。「中小企業診断士は楽しい!」
これから中小企業診断士試験合格を目指す皆様が心からそう言えることを願っています★
おわりに
大方の方が辛いと感じるであろう試験勉強を楽しみながら合格されたNKOIさん。
先輩診断士のお言葉にハッとさせられました!笑
楽しんだもん勝ち!っていいますもんね。
確かに僕もこんな提案はどうかなと意外と試験中楽しかった気がします。(事例Ⅳで爆死して泣きそうになるまでは・・・)
中小企業診断士は楽しい!そんな楽しい未来になることを僕も信じています!今後のご活躍を応援しております!
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