【合格体験記】~複数の講座を使ったハイブリッドスタイル~ by gakujinさん
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こんにちは、ひろしです!
次の合格体験記はgakujinさんです!
複数の勉強方法を併用して、いいとこどりしながら試験勉強を進められてきたgakujinさん。「粘りと平常心!」の気持ちを胸に勉強を進められてきましたが、その過程も順風満帆では無かったようです。
受験生情報
ハンドルネーム・年代
- HN:gakujin
- 年代:40代
勉強スタイル
複数の講座を併用するハイブリッドスタイルで、激動の二次筆記試験を乗り越え合格!
受験回数
- 1次:1回
- 2次:2回
勉強時間
- 1次:1200時間(スタプラ記録)
- 2次:1年目 200時間
2年目 800時間(スタプラ記録)
学習開始時期
2021年12月
職務経験・保有資格
装置産業の大手企業で設備の維持管理スタッフとして従事
高圧ガス製造保安責任者(甲機)、非破壊検査資格、ITパスポート、業界団体の資格
得意科目・不得意科目
【得意科目】
・1次試験:企業経営理論、運営管理
・2次試験:事例Ⅱ
【不得意科目】
・1次試験:財務、経済学・経済政策
・2次試験:事例Ⅰ
診断士に挑戦した理由・きっかけ
所属会社での挫折をきっかけに会社以外に自分や家族を支える2本目の柱が欲しいと考えていました。またかねてから自分の人生がより豊かになるような勉強がしたいと考えていました。
本業は中小企業診断士に求められる知識とはほとんど関係のない技術系の部門でしたが、親族・友人に企業経営者や個人事業主が多いこともあり会社経営は興味がある分野でした。
受験資格が特に定められていない(高専卒)こともあって、中小企業診断士に挑戦することを決めました。
妻も義父の経営する中小企業で経理を務め、中小企業診断士に理解があり、受験を後押ししてくれたことも大きかったです。
合格までの学習法
1次試験
当初、経営に対する基本的知識が皆無であったため、学習には時間がかかると予想し、2年での合格を考えていました。途中で比較的勉強時間が確保しやすい部署に異動となったので、ストレート合格に目標を切り替え、学習時間を増やしました。
1次試験では診断士ゼミナールを活用しました。通勤時にゼミナールの講義動画を見て、仕事帰りにひたすら過去問を解くの繰り返しでした。出退勤時の動画視聴も合わせると学習時間は最終的に1200時間になっていました。それでも財務や経営学・経済政策の苦手意識は解消されませんでしたが、記憶系科目には自信を持って本番を迎えました。
財務の難易度がかなり高く感じ、これは足切りかも!?と思いましたが、52点で何とか踏みとどまり、他の科目も全て合格点に達していたことで1次試験は無事突破しました。
【自己採点】
経済60 / 財務52 / 経営78 / 運営70 / 法務84 / 情報68 / 中小62
計474点
2次試験
1次試験合格を受けて、2次試験の学習を始めたのですが、この時点では完全に2次試験を舐めていました。
事例をこなすことを目的にひたすら過去問→ふぞろいで答え合わせが学習法でした。この間、一発合格道場をはじめとしたサイトもほぼ見ず、ほとんど情報を入手しないまま学習を進めていました。
受験当日は緊張しすぎてほぼ何を書いたか記憶になく、事例Ⅳが空欄ばっかりだったことだけは覚えていました。
事例Ⅳで足切りだろうな、と思っていましたが、意外な結果が帰って来ました。
事例Ⅰ:21 事例Ⅱ:64 事例Ⅲ:67 事例Ⅳ:67 の 219点で不合格
結局、足切で不合格だったのですが、驚いたのが事例Ⅰの得点の低さです。これは空欄なしで全て埋めた結果です。強み、弱み以外でほぼ得点が入っていないと考えられます。当初は困惑しましたが、今となってははっきりその理由がわかります。事例企業のことは一切考えず、理論の表面を舐めただけの回答に終始したことがその原因でした。試験委員の方にお灸を据えられたと思っています。
2次試験不合格を受けて、作戦を練り直しました。これ以上、家族に負担を掛けられないと考えましたので、是が否でも今年、合格するために時間と金を投資しようと考えました。前年の事例Ⅰでの超低得点は再現性の高いスタイルを確立できず本番でパニックに陥ってしまったことが原因であると分析し、理論とスタイルがしっかり確立されているEBAの受講を選択しました。
事例Ⅳも合格点には達していましたが、ただのまぐれだと思っていましたので、評判の良かったMMCの財務コースを受講し強化を図りました。
この体制でしばらく学習していましたが、予備校の答練では伸び悩みを感じていました。予備校のスタイルが自分にぴったりと嵌っていなかったと思います。そんな際にたまたま出会った受験生の方にココスタ勉強会を教えていいただき、参加させていただくことにしました。
ココスタ勉強に参加した結果、以下のPDCAが回り始め自分のスタイルがブラッシュアップされていき回答内容が洗練されていくのを感じ、少しずつ自信を深めていきました。
- 予備校で基本の解法スタイルを学ぶ
- 自分のやりやすいようにアレンジし、過去問を解く
- ココスタで試し、指摘していただだく
- スタイルを修正する
兄ちゃんもココスタにおったよな
そうですね。
gakujinさんともご一緒させていただくことがありました!
なぜその学習方法を選んだのか?
受験は2年までと決めていたので、合格確率を高めるために、資源を分散投資してリスクを低減し、それぞれの講座のいいとこ取りをしてやろうと考えました。
学習時・受験時のエピソード
実は、準備万端で二次試験に挑もうとしていた本番2日前、父親が永眠しました。私は長男で喪主を務める必要があり、実家も遠方であるため、受験をあきらめよう思いましたが、姉の計らいで通夜は二次試験受験当日に執り行われることになり、受験できることになりました。
試験当日までは様々な考え、感情が頭の中をぐるぐると駆け回り、仕事や勉強も手に付きませんでした。
2次試験本番
上述の出来事があったため、何とか平常心を保とうと、試験前日夜はサウナ、当日朝は広島平和公園で、見様見真似でマインドフルネスを繰り返していました。そのお陰であったかは定かではありませんが、比較的落ち着いて受験することができました。ただし、苦手の事例Ⅰはやはり設問を理解しきれず曖昧な回答に終始し、事例Ⅳは答案がスカスカだったことはよく覚えています。
意外だったのが、前年度は受験後に立ち上がるのがやっとなくらい疲れていましたが、今年はそこまで疲れを感じなかったことです。2年間2000時間に及ぶ勉強で脳みその体力もついたんだなと初めて実感しました。
試験後はすぐに新幹線に飛び乗り、実家に戻ってなんとか喪主を務め、実家の整理や各種手続きに奔走しました。そのため、まったく二次試験を顧みることはなく、いまだにどんな回答を記述したのかほとんど思い出せません。
2次試験結果
上述の出来事もあり、手ごたえも全く無く、絶望的な状況であると思っていましたので、合格発表に自分の番号があったとき、会社で大声をあげてしまいました。
アドバイス
私は合格するにあたり、2年間でありますが、かなりの時間を費やした方だと思います。二次試験は情報戦だと言われますが、事前に一発合格道場や先輩診断士の方の話を聴いてしっかりリサーチすればもっと効率的に合格にリーチできると思います。
それから、精神論は余り言いたくないのですが、合格の決め手は、結局、粘りと平常心!
私のようなイレギュラーな事態が起こっても、落ち着いて諦めないこころがあれば合格できます。
自分の明るい未来に向かって希望を持って頑張ってください!
おわりに
大きな出来事が試験直前にあったにも関わらず、諦めずに試験を受験し、合格にたどり着いたとのこと、おめでとうございます!素晴らしい結果を残されたことにお父様も喜ばれていると思います。
最後のアドバイスにある通り「粘りと平常心!」の気持ちを忘れずに試験に挑戦されたのが、合格に繋がったのだと思います。
合格おめでとうございます!!
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