【合格体験記】~継続は力なり!~ byたろさん

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受験生情報

ハンドルネーム・年代

  • HN:たろ
  • 年代:40代

勉強スタイル

くるくる・くるくる繰り返し、継続は力なり!「テキスト復習」の繰り返しを頑張った!

受験回数

  • 1次:1回
  • 2次:1回

勉強時間

  • 1次:720時間
  • 2次:340時間

学習開始時期

2022年8月

得意科目・不得意科目

  • 1次
    • 得意科目:財務・会計、運営管理、経営情報システム
    • 不得意科目:企業経営理論、中小企業経営・政策
  • 2次
    • 得意科目:事例Ⅳ
    • 不得意科目:事例Ⅰ、Ⅲ

職務経験・保有資格

新卒からシステム会社勤務(SE、PM、ITSM)。昨年(2023年)7月に初めて転職。

保有資格:日商簿記1・2・3級、全経簿記上級、FP2・3級、PMP

診断士に挑戦した理由・きっかけ

コロナ禍で宴席が減り、時間が出来て、色々考えることが増えました。40代後半で仕事面・生活面で変化をつけたいと思い、まず興味のあった簿記を勉強し、1級まで取得。その後、直接的に仕事に生かせる力を蓄えたくて、診断士受験を思い立ち、挑戦することとしました。

合格までの学習法

◆1次◆ 通信(クレアール)

中間目標(5月GWのLEC模試)をターゲットに全科目一通り勉強しました。また初見問題の対応を意識して、間違えた問題の情報をテキストに集め、これを何度も読み返していました。5月以降は模試・答練を中心とした勉強サイクル(=「テキスト復習→模試・答練→模試復習+テキスト追記」)を合計4回繰り返し、また1次試験直前もテキスト復習を2~3回実施しました。全体的に、テキスト復習の繰り返しスタイルで、知識の増進・定着化を図りました。

<月別勉強方法>

●8月〜1月:全科目一通り勉強。7科目の通信教育の講義〜問題集横解き。

●2月〜4月:定着度がイマイチだった経営・運営・法務について、テキスト復習〜問題集(2〜3周)

●5月:全科目:LEC模試の前に全科目テキスト復習→模試→模試復習+テキストに追記

●6月:全科目:科目ごとにテキスト復習→答練2つ→答練復習+テキスト追記

●7月前半:全科目:テキスト復習→模試・答練→答練復習+テキスト追記 ×2

●最後2週間:全科目:テキスト復習を2〜3回+財務・会計の会計問題総復習(得点源狙い)

<月別勉強時間>

8〜10月 : 月平均75時間・・・最初は意欲的

11〜6月 : 月平均40〜50時間・・・中だるみ

7月〜試験まで : 合計150時間・・・クレアールの模試で40点台が2科目。危機感から最後に詰め込み。

<教材等>

●クレアールのテキスト・問題集・答練・模試(7月)

●LECステップアップ模試(5月)

<過去問>

通しで解いたのは、R3・R4を各1回ずつ。あとは問題集の中で横解きを進めていました。

◆2次◆ 通信(クレアール) 92事例(事例Ⅰ〜Ⅲ 各22事例、事例Ⅳ 26事例)

1次終了後から勉強開始!最初に、一発合格道場の夏セミナー動画を全て見たところからスタート。

8月は過去問・答練をまず実施していました。最初は当たり前に何も書けない。計15事例を解いた結果、そもそもの知識不足、課題に対する対処法(いわゆる“あるある”)のインプット不足、を痛感しました。また、単語レベルのメモでは100字の回答文章を作ることができないこと、得意と思っていた事例Ⅳが壊滅的な状況であること、がわかりました。ここで以下の四つの対策を取ることにしました。

1.答練の徹底復習メモの作成 : 各問題の答案作成に必要であった知識、考え方を過去問・答練毎にまとめました。事例Ⅰ~Ⅲについてそれぞれ7事例ずつメモを作りました。そしてこのメモを本当に何度も読み返しました。

2.過去問・答練実施前に必ずテキスト・復習メモを読む : 試験前にファイナルペーパーを読むように、過去問・答練実施前に必ずテキストと復習メモを読み返し、知識の再インプットを行っていました。知識の積み上げを意識し、とにかく繰り返し読む習慣をつけていました。

3.回答を文章のレベルでメモ書き : 事例を解くにあたり、回答を考えている時点でメモを作りますが、その時点である程度文章を作成し、それを書き写すような形で回答欄に記載することとしました。

4.事例Ⅳの解き方を再整理 : 問題文を正しく数式に落とせていなかったため、事例Ⅳ攻略マスターガイドを購入し、解き方を形式化して、それに当てはめるように問題文を読む形に変えました。その結果、抜け漏れが出ないようになり、わかっている内容は正確に計算できるようになりました。

9月に2つ模試を受けました。個人的には、9月の模試は受けた方が良いと感じました。受けてよかった理由は、①同じ時間割で試験を実施することでどれくらい消耗するかがわかったこと、②実際の80分の時間の使い方を想定しその計画通りに試験問題が解けるかを確認できたこと、です。同時に、中間目標としても意識ができ、モチベーション維持にもつながりました。

試験までのラスト1か月は以下の内容で、知識、やり方の定着化をとにかく図りました。

1.知識の繰り返し習得 : テキスト復習・全知識の読み込みを3~4周くらい実施し、知識の定着化目指す。

2.事例解きの繰り返し : 平日の5日間で4事例、土日は2日で4事例を実施して、与件からの情報抽出力、及び時間の使い方に沿った答案作成力、の定着化を目指しました。自己採点はクレアールの解答にある方向性が大きくずれていないか、という観点のみでチェックを行っていました。事例Ⅳだけは過去問数を増やして、対応力を強化しました。

<勉強時間>

8〜10月 : 週平均25~35時間 

<教材等>

●クレアールのテキスト・答練・模試(9月) ・・・ 答練と入れるべき知識の情報はここに集めました。

●MMC模試(9月)

●全知識

●事例Ⅳ 攻略マスターガイド ・・・ 事例Ⅳは助けられました。

なぜその学習方法を選んだのか?

◆1次◆

私は知識を積み上げるためには、情報の横のつながりが大事だと考えています。問題集を解いて、その答えを読んで理解してもうまく自分の中で情報が蓄積されないことが良くありました。単純に記憶力・暗記力が乏しいこともあります。

テキストはその点関連する情報が横に並んでいるので、記憶に残りやすいと考えていて、他の資格勉強でもそのように実施してきたので、今回も同じように実施しました。

また、模試・答練前のテキスト復習は、テストでは良い点が取りたい!という思いから、比較的集中力を得やすいという利点もあって、自分に合った勉強法でした。

◆2次◆

2次試験は、“読む”力、“考える”力、“書く”力と言われます。私はその中で、最初15事例程度行った結果、 “考える”力が一番不足していたため、そこをどう伸ばすのか、という点に力点を置いていました。

“考える”力をつけるためには、いわゆる“あるある”なストーリーを頭に入れ、これをベースに与件にある内部・外部環境を紐づけていくのが良いと考えました。ちなみに、いわゆる“あるある”なストーリーとは、例えば成長戦略を考えるために、「外部環境の変化(機会・脅威)に対し、強みを生かした策を考え、買い手を取り込む」というようなものです。これを具体的にイメージできるように、「答練の徹底復習メモ」では当該事例の具体例を含めた“あるある”なストーリーを整理していて、これを繰り返し読むことで自分自身が“あるある”なストーリーをすぐイメージできるようにしました。この考えに至るにあたって、道場13代目りいあさんの“事例ごとの特徴“のブログ(以下参照)をとても参考にしていました。


“読む”力、“書く”力については、“考える”力を前提として、あとは練習あるのみ、ということで事例解きを繰り返していました。もう少し効率よく力をつける方法もあったかもしれませんが、今回は時間をかけて解決することとしました。

学習時・受験時のエピソード

やはりモチベーションの維持が一番大事だったかな、と思うので、私が1年3ヶ月ほど学習を継続することができた理由を最後につづって、受験体験記を締めたいと思います。

1.中間目標の設定(模試を生かす) : 試験は受ける限りは合格したいと思うものなので、それが最大のモチベーションです。ただ、1年後の試験に向けて・・・と言われても難しいので、私は模試を中間目標として入れるようにしていました。1次は5月GWの模試がターゲットでしたし、2次も9月中旬の模試をターゲットとしました。ここで良い点が取れるように頑張る、となればやることが具体的になり、モチベーションも上がると思います。

2.一緒に勉強する仲間の存在 : 診断士の前にやっていた簿記1級の勉強のころから、X(Twitter)で自分の勉強内容などを呟くようにしていました。通信講座受講生で、リアルな世界で一緒に勉強している知人がほとんどいない中で、X(Twitter)上の勉強仲間の存在はとてもありがたく、ともに高めあうことができたと考えています。ここでつながった皆さんがいなかったら、私の勉強は進まなかっただろうな、と本当に思っています。

3.自分の課題の抽出、勉強法の整理 : うまくできないことや悪い点数に向き合うのは結構嫌な気分にもなるものです。しかし逆に、自分の課題や解決策が明確にできると、解決の可能性が高まり、点数アップにつながるので、モチベーションが高まると思っています。解決策を具体的にする、特にそれを勉強法という形で落とし込むことが私にとっては大事でした。できるようになる、又は現状できなくてもできるようになる可能性が高くなること、って良いですよね!少し逆説的なのですが、そんなモチベーションの高め方もあると思います。

何かこの体験記から参考になるところがあったらうれしいです。これを読まれた方々の勉強の継続、そして試験の成功を願い、そして応援しています。

おわりに

Takeshi
Takeshi

合格おめでとうございます!

たろさんは合格という大目標に向かって中間目標をいくつか設定していたことが素晴らしいと思いました。
何度も何度もテキストを復習したことも、合格の秘訣ですね。まさにPDCAを実践していたと言えます。

たろさんがご紹介してくださった、13代目りいあさんのブログもリンクを載せています。ぜひご参考に!

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ブログを読んでいるみなさんが合格しますように。

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