【合格体験記】選択と集中による効率重視の勉強で合格!よんてんさん
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こんにちは!ににです。
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本日の合格体験記2本目は、選択と集中による効率重視の勉強で見事合格! よんてんさんです。
よんてんさんは短い勉強期間ながら、教材を絞り込んで効率的に学習して合格までたどりつきました。
それでは、どうぞ!
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受験生情報
よんてん 年代:40代
住まい:東京都
職業:不動産会社勤務
自分の診断士受験スタイルを一言で表すと
しっかり情報収集、他人の意見を鵜呑みにはせず、自分の勉強スタイルは自分で決める。
診断士に挑戦した理由・きっかけ
- 勤務先の顧客に中小企業オーナーが多く、個人だけでなく法人まで含めたベストな提案ができるようになるため。
- 勤務先が設立直後の少人数組織で、これからの会社の成長に活用できる知識を得られると考えたため。
- スペシャリストよりもゼネラリスト志向で、幅広い範囲の知識を習得したかったため。
学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
保有資格
・宅地建物取引士
・賃貸不動産経営管理士
・1級ファイナンシャル・プランニング技能士
・日商簿記検定試験2級
得意科目
1次試験:財務・会計、経営法務
2次試験:事例Ⅳ(本番は失敗・・・)
不得意科目
1次試験:経済学・経済政策、経営情報システム
2次試験:事例Ⅲ
学習スタイルとそのメリット・デメリット
学習スタイル
独学(模試は1次・2次で各1回受験、勉強会等は不参加)
メリット
・自分のペースで学習を進めることができる。
・いろんな勉強方法や解法の良いとこどりができる。
デメリット
・有益な情報収集を行うことは難しく、時間も手間も掛かる。(道場を活用しよう!)
・特に2次試験は自分の成長が掴みづらく、本当にこれで良いのか不安になる。
合格までの受験回数、学習時間
受験回数
1次試験:1回
2次試験:1回
学習時間
1次学習時間:400時間(21年12月〜)
2次学習時間:200時間(1次終了後〜)
合格までの学習法
【1次試験:独学】
前年に挑戦していた資格の勉強が終わった21年12月から入れ替わりで勉強開始。基本的には「スピテキ」でインプット+「過去マス」でアウトプットだが、「経済学・経済政策」はスピテキを少し読んでみても理解不能で、入門書が必要と感じ「速習!マクロ経済学」「速習!ミクロ経済学」から読み始める。「財務・会計」は簿記2級+FP1級の知識で概ね対応可能なので、問題演習をスタート。「中小企業経営・政策」は過去マスを使わず「TBC特訓問題集」を使用。「中小企業白書」が有名だが、「中小企業施策」もお勧め。1ヶ月に1科目ずつを粗く仕上げるイメージで進めていき、7月からは過去マスで苦手や曖昧な論点を潰していった。択一試験の勉強方法は他資格取得の経験で慣れていたのもあって、この辺りは迷わず淡々と進めていけた。仕上がるまでの時間に個人差はあれど、過去マスをほぼ正解できるまで愚直に回し続ければ、1次合格を勝ち取るのは難しくないと思う。社会人の場合はそこまでの勉強時間をどれだけ確保できるか次第かと思うので、忙しい人は1.5年〜2年と余裕を持ったスケジュールを組んで取り組めば良いだろう。
【2次試験:独学】
1次試験が終わるまでは1次試験だけに集中していたため、1次試験終了後に情報収集からスタートする。期間は2ヶ月半しか無いため、1年目は選択と集中による効率重視の勉強法で最低水準までは仕上げつつ、本番でそれがうまくハマればラッキー、ダメならもう1年かけてじっくり向き合おうという方針を固める。
参考書は「ふぞろい」で独学王道スタイルに決定。事例Ⅳについては、2ヶ月半の短期決戦で対策に時間を使い過ぎると事例Ⅰ〜Ⅲが終わらないと判断し、教材は「事例Ⅳ全知全ノウ」のみで「30日完成」や「イケカコ」には触れないことにする(振り返ると、30日完成はやっておくべきだったと反省・・・)。
事例Ⅰ〜Ⅲは、まず令和3年度の過去問について「全ノウ」で基本となる解き方や考え方を熟読し、これを実際に自分でやってみる。解き方を読んだばかりの問題なのにまったく解答が書けず、本当にこれがあと2ヶ月で解けるようになるのだろうか・・・と焦ったのを覚えている。以降、事例ごとに過去問5年分、解いてはふぞろいで採点、解いてはふぞろいで採点・・・を繰り返していく。5年分が終わる頃には、ぼんやりと事例ごとの重要キーワードが掴めてくるので、それをエクセルにまとめていく。解答は作れるようになってきたとはいえ、3事例×5年分が終わっても、まだまだ80分では完全に解き終われない状況だった。この時点で試験まで残り1ヶ月強と迫りまたもや焦るが、道場メンバーのタイムマネジメント記事を参考にしながら、過去問2周目(今度は年度別に事例Ⅰ〜Ⅳをヨコ解き)で自分なりの時間配分や解法の改良を続けていく。結局、解法らしきものが確立したのは試験本番直前で、数日前まで細かい改良を続けていた。(本当はしっかり定着させるためにもう少し早く確立させたかったが、ギリギリ間に合った感じ)
また過去問2周目を解きながら、重要キーワードをまとめていたエクセルを叩き台として、道場で公開されていたFPを参考に、自分なりのFPとなるものをブラッシュアップさせていった。今思うと、この作業を通してキーワードを定着させた事が勝因だったと思う。
試験当日、事例Ⅰ〜Ⅲまでは可も不可もないボンヤリとした手応えで進み、事例Ⅳでなんとか点数を稼げば・・・と気負って望んでしまった結果、事例Ⅳで凡ミス連発して大爆死して、これは99%落ちたと思い込み、1年目には手を出さなかった30日完成やイケカコに取り組みながら合格発表を待つ。結果、幸運にも合格することができたが、まだ得点開示前なので、果たしてどのような結果だったのかが楽しみである。
学習時・受験時のエピソードおよびこれから合格を目指す方へのアドバイス
- 自分で勉強している間は正直半信半疑だったもの、本番で全体的にふぞろい的な解答をした結果合格する事ができたので、個人的には独学者はあれもこれもと目移りするより、ふぞろい中心で基本をじっくり抑える方が良いのかなと感じた。また、極度の緊張下にある本番でも崩れないフォーマットを確立すること。タイムマネジメントや解法については条件反射になるまで固められる事を勧めたい。(自分は直前まで固めきれなかったのもあって、本番の事例Ⅳで固めたはずのフォーマットが崩れてしまい、ボロボロに・・・)
- 道場で公開されているどんなに素晴らしいFPでも、そのまま使うのではなく、それを参考にして自分で0から作ることをお薦めする。各事例の重要なキーワードや論点を取捨選択して最小限にまとめる過程というのは、そのまま与件分から必要な情報を抜き出して100字にまとめる本番の解答訓練に繋がっていると思う。
- もともと2次試験に関しては「2ヶ月半しかないのだから不合格で当然、本当の勝負は来年として、今年は力の及ぶ範囲で勝負しよう」という割り切った気持ちだったので、事例Ⅳの演習量が少なく本番で事故ったのは仕方ないとしても全知全ノウに掲載されていない論点も結構あるんだなと実感したので、せめて30日完成はやっておくべきだと思った(2次試験終了後、これは落ちたと思って来年のために30日完成とイケカコを解き始めて気づく・・・)。
——————————— ここまで ———————————
いかがでしたでしょうか。
よんてんさんは1次試験終了後から2次試験の勉強を始め、短期間がゆえに教材を絞り込んで基本を押さえることで合格されました。
「不合格で当然」という気の持ち方も、いい方に作用したのかもしれませんね。
よんてんさん、合格おめでとうございます。
短期間ながら、要点を押さえて合格まで到達されたことがすごいです!
ご寄稿どうもありがとうございました。
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