一次試験を効率的に突破したかった僕~戦略立案編~ byくま
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まずは春セミナーのお知らせです。
日時は4/16 15:00~、内容は一次受験生にも、二次受験生にもお役立ちになる内容となります。
※『セミナーのキャンセル』『申し込み完了メールが届いていない』等、お問い合わせ事項がございましたら、「shindanshi.dojyo13@gmail.com」宛てに電話番号を記載の上、お手数ですがお問い合わせをお願いいたします。
申し込みはこちらからとなります。道場メンバーのキャパシティの問題で先着50名様にご参加いただける運びとなっております。道場メンバーに聞いてみたことがあれば、フォームに入力してもらえれば当日誰かが答えてくれるかも!
大盛況につき、応募締め切りとさせていただきます。皆様応募いただきありがとうございました。当日皆様とお会いできることを楽しみにしています!
早くも2回目の投稿でございます。
随分春めいてきましたね。受験生の皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私は花粉症持ちなので、このブログを涙と鼻水を垂れ流しながら書いています。
昨年は同じく体液を垂れ流しながら、一次試験の勉強をしていたことを思い出すと、懐かしさと共に、時の流れの速さ感じ、ますます体液が垂れてきます。
カフンショウ、ツライ
さて、今回は私が一次試験をどのように学習していたかをお伝えさせていただきます。
現在一次試験の勉強真っ最中の貴兄も、これから一次試験の勉強を始める貴女も、私の体験から何か参考になるものがあれば、是非今後の学習に反映させてください。
それでは、早速参りましょうか!
基本方針
まず、大前提として、私は極度のめんどくさがりです。
普段から、「いかに楽をするか」に努力を割いてばかりいます。
そんなめんどくさがりな私が立てた作戦は、とにかく無駄をそぎ落として、少しでもやることを少なくすることです。
無駄無駄無駄無駄ァーーーッ!!
ちょっとでも、勉強時間を減らすために私が考えた作戦を①~④でお伝えしていきたいと思います。
40%は答えられるようにする(60%はわからなくてもよい)
第一の作戦は、「広く浅く勉強して、40%は答えられるようにする」というものでした。
40%じゃ落ちちゃうぞ
そう思ったあなた、これには深いわけがあるのです。ちょっとだけ我慢して、ブラウザバックはまだしないでください💦
皆さんは一次試験の合格条件をご存じですか?
知っとるわ!!!!
まぁまぁ、そんなに青筋立てんでも、改めて確認してみましょう。
②1科目でも満点の40%未満でないこと
私は、この手の試験を受けるときに、いつも思っていることがあります。
それは[60%得点すること]と[60%正解がわかる]はイコールではないということです。
なぜならば、一次試験は択一試験だからです。もし、4択の問題であれば、全くわからなかったとしても25%の確率で正解することができます。
もっと言うと、「4択とも全くわからない!」ということは、あまりないでしょう。
例えば、2択まで絞ることができれば50%の確率で正解することができます。もし、全ての問題を2択まで絞ることができれば、50%得点することができるのです!
さらに、実際には一択まで絞れる(=正解がわかる)問題も、それなりにあるでしょう。はい、もう60%超えましたね。合格おめでとうございます!!!!
わかります。おそらくみなさん、このように思ってますね。
「おい、くまさんよ、都合が良すぎやしないか、だまされないぞ」
そんな疑り深い皆さんへもう少し具体的に計算して、何%正解がわかればいいのかを具体的に計算にしてみましょう。
正解がわかる問題の割合をT%(TureのTですよ)と置いて、計算してみます。
そうすると、正解がわからない問題の割合は100-T%となります。
何択まで絞れるかは、2~4択までありますが、今回は間ととって3択まで絞れたとしましょう。(4択あったら1択は明らかにおかしな選択肢だったりするのでちょうどいいと思います。)
そうすると正解がわからない問題の正答率(鉛筆を転がした場合ですね)は33%になります。
これら使ってトータルの正答率を計算すると
=(正解がわかる問題の割合)
+(正解がわからない問題の割合)×0.33
= T+(100-T)×0.33
= 0.67×T+33
トータルの正答率が60%を超えればいいわけですから、
= 0.67×T+33 > 60%
→ T > 40%
というわけで「T > 40%」となりました。
さて、Tは何だったかというと、正解がわかる問題の割合でしたね。
つまり、正解がわかる問題は40%でよいのです。どうですか、ぐっとハードルが下がったと思いませんか?
また、40%というところが絶妙で、「②1科目でも満点の40%未満でないこと」も同時に満たすことができますね。
といったところで、私は、「覚えやすいところを確実に覚えて、40%は答えられるようにする」ということを作戦一つに据えました。
超アウトプット重視
私は、これまでにもいくつか試験を受験したことはあるのですが、大体次のようなやり方で勉強しています。
②参考書をざっと一周読む
③過去問を解く
④わからないところがあれば、参考書で調べる
特に「③過去問を解く」に力をかけおり、逆に「②参考書をざっと一周読む」はほとんど時間をかけていません。
全然理解できなくて、覚えられていなくても、さっさと次へ進めてしまいます。
私は、読んで理解することがとても苦手で、実際に手を動かして、問題を解かないと理解できないタイプの「認知特性※」だと思っていたので、問題演習にこだわっていました。
※認知特性とは
「認知特性」とは、目・耳などの感覚器から入ってきた情報を、記憶・理解することです。
もっとかみ砕いて言うとと、認知特性とは「どう経路で情報が入ってくると、記憶・理解しやすいのか?」ということです。
ざっくりと「視覚優位」、「聴覚優位」、「言語優位」の3つに分けることができ、さらに6つに分けることができます。
視覚優位者
(1)写真(カメラアイ)タイプ:
写真や絵など二次元で考える
(2)三次元映像タイプ:
空間や時間軸を使い三次元で考える
言語優位者
(3)言語映像タイプ:
文字や文章を映像化して考える
(4)言語抽象タイプ:
文字や文章を図式化して考える
聴覚優位者
(5)聴覚言語タイプ:
文字や文章を音として情報処理する
(6)聴覚&音タイプ:
音色や音階など音楽的イメージを脳に入力する
もちろん、この6タイプにきっちりと分けられるものではないです。
状況によって複数のタイプに当てはまると言われています。
私は(3)(4)当たりが自分に近い気がします。
問題を解くときは、図示化しながら解くことが多いですね。
逆に、聴覚優位の方は、「テキストを音声化して通勤時に流し聞きする」とかが、いいのかもしれないですね。
(私もトライしてみたことはありますが、聞き終わっても理解していないどころか、何も覚えていなかったです。
ラジオは好きなんですけどね。
そういえば何十回も聞いてる音楽でも、歌詞は全く覚えてないなぁ。。。)
もっと詳しく知りたい方は下記のサイトを参考にしてみてください。
自分がどのタイプか知っておくことで、自分に合った勉強法を見つけられるかもしれませんよ。
あなたは文字派? 聴覚派? 6つの「認知特性」ごとに最適な勉強法教えます!
https://studyhacker.net/ninchi-tokusei-benkyo
過去問至上主義
私は、この手の国家試験は、過去問のを繰り返し解くことがすべてであり、極端なことを言えば過去問以外は解く必要がないとまで考えています。
私が考える過去問を解くメリットは以下です。
②過去問に出題されるレベルを知る
「①過去問の言い回しになれることができる」によって、なんとなく不正解っぽい選択肢がわかるようになってきます。
(もちろん、正解がわかるのであれば必要ない能力ですが、前述でも記載した通り、3択まで選択肢を絞り込めるだけも効果があるので、あって損はない能力かと)
「②過去問に出題されるレベルを知る」によって、「正しくないもの」を選べという問題に引っ掛かりにくくなります。
「正解が簡単すぎるなぁ」と思ったときは、実は問題が「正しくないものを選べ」であったことに気付くことができるようになります。
問題文をきちんと読む貴兄・貴女たちは引っ掛からないと思いますが、私は選択肢しか見ないで解いてしまうことが多いので、よく引っ掛かってました。。。
具体的な過去問の使い方
次に具体的な過去問の使い方です。
前述のとおり、私はほとんどテキストを読んでいない状態から演習を始めます。
当然なのですが、解くことはできる問題はほとんどありません。最初は問題読んだら、すぐに解説を読みます。
もし解説を読んだだけではわからなければ、その時は改めてテキストを読み返します。私の場合、この段階になって、初めて能動的にテキストを読むことができるようになり、頭に入ってきます。
③-2過去問集の選び方
といった使い方をするために、過去問集は下記のようなものを選ぶようにしています。
2.問題と解説が物理的に近い
or
問題と解説を切り離すことができる
3.論点別にまとまっている
「1.」は、解説を読んで覚える方法をとっているので当然ですね。
「2.」も理由はイメージしやすいかと思います。頻繁に解説を読むことになるので、離れたページにあった場合、いちいち解説ページを探すことになりと非常に面倒です。
「3.」は、論点別だと同じような問題を立て続けに解くことで、問題ごとの問われ方の違いを認識し理解を深めることを狙っていました。
解いた後
皆さんに言うまでもないとは思いますが、不正解の選択肢についても、なぜ誤りなのか吟味していきます。むしろそれがメインかもしれません。
解いた後、各選択肢に対して、完全に理解したら「〇」、間違えたら「×」、微妙だったら「△」をつけていきます。
最初は「×」と「△」しか付きませんが、徐々に「〇」がついていき、私は3回連続で「〇」がついたら、とりあえず覚えられたことにして、しばらくは解かず「×」「△」の潰しこみに注力するようにしていました。
その後、適当なタイミングで、もう一度「〇」も含めて解いていき、更に記憶の定着を図っていきました。
といったことを試験までの時間が許す限り繰り返していき、ひたすら過去問を覚えていきます。
過去問だけで大丈夫なのか?
みなさんの中には、
同じ問題はでないんだから、過去問以外も必要だよ
過去問以外から、出題されたらどうするんですか?
なんて、思う方もいらっしゃるかもしれません。それぞれ私の考えをお答えしましょう。
過去問と同じ問題はでない
みなさんも問題を作る立場になって考えてみてください。星の数ほどある論点の中から、25~50個の論点を選んで、作問しないといけないわけです。
そうなったとき、どういう論点を選ぶかというと、当然「中小企業診断士として知っておくべきこと」を中心に選びますよね。
そして、そういう論点は重要なことなわけですから、何度も出題したいと思いませんか?
「流石に問題を出題するのは。。。」と思ったとしても、「ちょっと切り口を変えて出題するしよう!」と思いますよね!
例えばこれなんかどうでしょう?
どちらも「外付けHDDなどを接続するシリアルインターフェース」=「e-SATA」を押さえておけば解ける問題ですが、近いスパンで出題されています。やはり、同じ問題が何度も出題されるのです!!!
(e-SATAが「中小企業診断士として知っておくべきこと」か?というツッコミはなしで。。。おそらく作問者はそう思っているのでしょう)
過去問以外から出題されたらどうする
「過去に出題されたことのない論点から出題されたら、対応できないじゃないか!」ということですが、その通りですね。その時は潔くあきらめましょう。
別にそれで問題のないです!そんな問題は他の受験生も解けません。何度も言っていますが、それ以外の問題で40%がわかればよいのです。
むしろ、過去に出題されたことがないと判断したら、さっさと飛ばして次の問題を解きましょう。時間をかけて考えても、鉛筆を転がしても、当たるときは当たるし、外れるときは外れるのです。
要は、みんなが解ける問題を取りこぼさないことが大事で、そのような問題を見極めることが重要なのです。
(そういう意味で、過去問を覚えるぐらい解くことは重要ですね)
下手に詰まって、時間が無くなり焦って解けるはずの問題を間違える方がもったいないです。
最後に
ここまで語っておいて、水を差すようことを一つ。
私の勉強方法を参考にしていただけたら嬉しいですが、そっくりそのまま取り入れるのは避けた方がよいと思います。
当然と言えば当然なのですが、私と皆さんとでは前提条件が違うからです。
前述した「認知特性」も違うでしょうし、「性格」「前提知識」なんかも、もちろん異なっています。この辺りは勉強方法に大きく関係あるでしょう。
(あとは「包容力」「求心力」「清潔感」「おしゃれ度」なんかも違うと思いますが、これらは「モテる男性の要素」らしいので、あまり勉強方法には関係ないでしょう。)
上手に情報の取捨選択をして、自分に合った勉強方法を確立してください。
ちょっと熱く語っていたら、また鼻が詰まってきたので、今日はこの辺にします。
明日は「舞うは嵐、奏でるは災禍の調べ」こと、ITに詳しい診断士「どらごん」です。
よろしくー
#$&%$#$%!!!!!
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