【合格体験記】2次試験不合格の結果を踏まえて課題を抽出し見事合格!ねおさん

こんにちは!よがです。


本日2本目は、2次試験不合格の結果を踏まえて課題を抽出し見事合格! ねおさんです。

営業先での悔しい思いで受験を決意したねおさん!
2次試験1回目の不合格の結果を伸びしろと前向きにとらえて、2回目に合格をした姿勢と対策は非常に参考になります!今年、2次試験で残念な結果だった方には特に必見です。

それでは、どうぞ!

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受験生情報 

ねお 年齢:20代 (神奈川県)

職業:金融機関勤務

自分の診断士受験スタイルを一言で表すと

アウトプットしてわからない点をインプットで補うスタイル。

診断士に挑戦した理由・きっかけ

①ある企業を新規開拓のため訪問した際「現在付き合いしている営業担当者は中小企業診断士の資格を持っていて、適格なアドバイスしてくれて重宝している」と言われ、非常に悔しい思いをしたため。

②当時入社4年目で営業の業務に慣れてきたものの、上記きっかけも含め、顧客と深い話をするためには経営に関する知識が不可欠だと感じたため。

③社内でも資格取得推奨していたものの、周囲では取得者がおらず、差別化を図るうえで有効と判断したため。

学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

保有資格

FP2級、簿記3級、TOIEC905点

得意科目

1次試験:財務会計、経済学・経済政策、中小企業政策

2次試験:事例Ⅲ、事例Ⅳ

不得意科目

1次試験:経営法務

2次試験:事例Ⅰ

学習スタイルとそのメリット・デメリット

学習スタイル

予備校通学(TAC→1年目、2年目ともに)

メリット

・週1回の講義・演習に対して予習・復習していくことからシンプルに何をいつまでにやらないといけないのか明確になり、モチベーションが維持しやすかったこと。

・他の受講生もおり、演習では順位表が掲載されることで他の受講生に負けたくない(実際に点数を言い合うことはなかったですが)という気持ちが自然と生まれ、勉強に身が入ったこと。

デメリット

費用面の負担が大きい

合格までの受験回数、学習時間とその作り方

合計の学習期間

2年(受験開始時期:令和1年11月)

受験回数

1次試験1回(令和2年合格)、2次試験2回(令和2年不合格、令和3年合格)

学習時間

1次試験:約600時間

平日は勤務終了後に1時間ほど、土曜は7時間、日曜はTACの講義中心のサイクルでした。
途中コロナでTACへの通学から通信へ切り替わり苦労しましたが、何とか対応できたかと思います。

2次試験:約500時間

1年目の2次受験後は一時業務繁忙のためTAC の演習を受ける程度、令和3年4月ごろから本格的に再開。平日は自習室で2―3時間程度、1事例を解くことを繰り返し、土曜日は7-8時間、日曜はTACの演習を受けるサイクルでした。

これまでの学習法

①1次

・基本的にはTACの講義に出席して、その日学んだことを網羅した問題をその日のうちに解くことを目標にしていました。また1次7科目の講義が一通り終了した後の演習では上位20%以内には入ることも目標に問題集に取り組んでいました。 

問題集で間違えた部分は赤いチェックマークを付け、2回目も間違えたところは青いチェックマーク、3回目は緑といった色分けを行って自身の苦手箇所を明確化していきました。一通り全科目学習が終わった段階で自身の弱い部分を別途ルーズリーフにまとめていき、都度弱い論点を書き加え、最終的にはファイナルペーパー的な存在にしていきました。(2次試験にも共通しますが、これまでちゃんとやってきた証拠となるので安心材料にもなると思います。都度書き加えていたので人様に見せられるものでは到底ないですが)

・唯一法務はこれまで勉強したことがなく苦手科目として天敵として認識していました。
 点数も伸びなかったのと、直前期(令和2年5月ごろ)にちょうどコロナの第1波が重なって勉強へのモチベーションが低下した時期と重なり、焦った記憶があります。それでも弱い論点のあぶり出し、徹底的な復習で合格圏の水準には何とか持ち上げられた思います。

 ・結果1次試験結果は経済80 財務68 企業経営理論63 運営管理64 法務56 情報76 中小政策81(7科目合計488点)でした。

②2次筆記(1回目)

・令和2年8月のタイミングでちょうど異動、職場環境が大きく変わったことで業務が繁忙になり、TACの演習を受けるのがやっとの状態が2か月ほど続きました。

また、TACの演習の回答と自分の回答の乖離に愕然としながらもそれぞれの事例の作法の習得に努めましたが、明らかに準備不足であることは否めないまま本試験に臨むことに。

・結果は事例Ⅰ34 事例Ⅱ35 事例Ⅲ47 事例Ⅳ58 合計174点

足切りもあり惨敗でした。あまりにも悲惨な結果だったため、逆に伸びしろがあると言い聞かせ再チャレンジを決意。再現答案は作成。

③2次試験(2回目)

令和2年12月の結果発表を踏まえ、改めて自身の足りない部分について課題として洗い出ししました。その結果、大まかに下記を課題として設定しました。

㋐事例Ⅳは得点源にできると判断。CVPや投資の経済性生産についてはどの設定できても対応できるようにすること

㋑事例ⅢはQCD、因果関係の分析等ある程度のパターンが決まっていることから、こちらも得点源にできるよう設問解釈を具体化できるようにすること

㋒事例Ⅰ、Ⅱは事故を起こさないように設問解釈の精度を向上させること

上記課題を克服するために令和2年1月から通勤電車で1事例ずつ問題分だけ読み、要求していることは何か、比較対象は何かといったことを想起する練習を実践。また文章力強化のためTwitterで掲載されていた日経新聞の春秋40字要約も直前期まで続けました。またTACは演習での習熟度確認の意味合いで活用しました。

・一方、TACに通っていたものの、周囲で勉強会等開催している様子はなく(今となっては勉強仲間を作っておけばよかったと反省です)、モチベーション維持のため習慣化アプリの「みんチャレ」を活用しました。中小企業診断士の比較的同年代がいるチームを選択し、毎日勉強結果を報告。5名のチームでしたが、皆意識が高く情報交換の場としても機能していました。「自分もやらないといけない」といった感情を常に持って勉強でき、平日でも業務の優先付けも常に考え勉強時間を捻出、演習・過去問への取り組み方も変わっていったように思います。

直前期には過去問10年分を2周解き(ふぞろいには大変お世話になりました)、ある程度因果を意識した文章、時間内での答案作成ができるようになりました。TACの演習でも得点が全般的に安定、特に事例Ⅲは事例Ⅳよりも演習での得点がよいときがあり、大きな得点源として計算できるようになったのは大きかったと思っています。

・また、1次試験でも活用した弱い論点についてはルーズリーフを活用、都度修正し、最終的なファイナルペーパーとして本試験会場では大いに役に立ちました。

・試験後は力を使い果たし当日の再現答案作成できず、後日作成しましたので、精度は少し低いかと思います。申し訳ございません。現在得点開示は請求中。

学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

・上述の2年前に新規開拓で訪問したお客様からの「診断士持ってるほかの営業担当がアドバイスくれて重宝している」との発言がなければおそらく受験することもなかったと思います。きっかけは人それぞれだと思いますが、勉強開始当初の目的を忘れないことが一番大事なのかなと今では感じています。約2年間の長い受験生活の中で、コロナといった外部環境の変化、異動による業務繁忙といった内部環境の変化に戸惑い、モチベーション維持に苦労する場面もありましたが、一方で自分の弱い部分にも向き合えたと思います。

・また同じ目標に向かって勉強する仲間の存在はやはり大事だと実感しました。私の場合はオンライン上でしたが、今後診断士として活動していくうえで、オフラインでの交流も大事にしつつ、よりお客様のニーズに合った話ができるよう研鑽を積んでいきたいと思います。とりあえず、上記の新規先にもう一度訪問し、合格した報告と取引開始に向けて営業かけたいと思います笑

・以上、拙い文章で恐縮ですが、一経験談としてどなたかの参考になりましたら幸いです。

========ここまで========

  いかがでしたでしょうか。

2次試験不合格からの課題抽出と対策、文章力強化の方法は非常に参考になると思います!!!

2次試験での不合格結果を見つめて「伸びしろ」だと言い聞かせるモチベーションを築くことはとても難しいですが、非常に重要ですね。思う様な結果にならない時は、この姿勢は忘れずにいたいものです!


そして、自身に足りない点を冷静に考え、自身の得意不得意を基に得点源とする領域と確実に点数を採る領域を見定めて、具体的な対策に落とし込むプロセスはとても勉強になりました。前回は残念な結果の方は、この記事の姿勢と考え方はとても参考になると思いますので、是非真似てみてくださいね☺

ねおさん、合格おめでとうございます。
大変貴重な体験記をどうもありがとうございました。
これからも営業先の新規開拓がんばってください!

以上、よがでした。

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