【合格体験記】がっつり期とダラダラ期をうまく使い分け見事合格!もりけんさん

なゆた
なゆた

おはようございます!なゆたです!

本日の3本目は、メリハリをつけた短期集中型で合格を勝ち取ったもりけんさんです。

やりたいときにやりたいだけやる、というスタイルは、モチベーションで挫折してしまう方にはぜひ読んでいただきたいマインドセットです。

それでは、どうぞ!

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受験生情報 

HN:もりけん

年齢:30代

性別:男性

お住まい:大阪府

自分の診断士受験スタイルを一言で表すと

やる気マックス期間が続かず、ガッツリ期とダラダラ期を繰り返して勉強す

診断士に挑戦した理由・きっかけ

前職(金融機関)で法人営業を行っていたときに中小企業の経営者の方と話をする機会が多く、中小企業診断士に興味を持ちましたが、非常に難易度の高い資格であるため、勉強が苦手な私では取れないだろうと取得を諦めていました。

その後、コロナにより自宅にいる機会が増えたことと、現在目標とする上司に少しでも近づくために何か資格を取ろうと考え、以前に興味を持っていた中小企業診断士の勉強を始めようと思ったのがきっかけです。

学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

職務経験・保有資格

金融機関(12年)⇒化粧品会社(3年)

2級ファイナンシャルプランニング技能士

得意科目

1次科目:財務・会計

2次科目:事例Ⅳ

不得意科目

1次科目:経営情報システム

2次科目:事例Ⅰ・事例Ⅱ・事例Ⅲ

学習スタイルとそのメリット・デメリット

1次:

①独学、通信、○○(予備校)通学

1次:独学 2次:KEC通学

②メリット 

独学:自分のペースで勉強が出来る。

通学:やる気が出ないときでも強制的に勉強が出来る。受験仲間が出来る。

③デメリット

 独学:やる気が出ない期間は全く勉強出来ない。

 通学:特にないと思うが、費用とか時間的制約ぐらいかなと思います。

合格までの受験回数、学習時間とその作り方

①合計の学習期間(〇年〇か月)

2020年10月~12月

2021年 5月~11月(合計10ヶ月)

②受験回数(1次試験〇回、2次試験〇回)

1次試験1回、2次試験1回

③1次学習時間 :600時間

④2次学習時間 :300時間   合計900時間

基本的には平日も休日も自宅で気が向いたときに勉強していました。

平日は1日0分~3時間、休日は1日1時間~12時間と日によってかなり差がありました

また「毎日〇時から〇時は勉強する」みたいな制約はつけず、やりたい時にやりたいだけ自由にするといったスタイルで勉強していきました。

合格までの学習法

①1次

【2020年10月~12月】

TACのテキスト・問題集を買って勉強開始。

12月までに、7科目のテキスト・問題集を一通り終わらせ過去問3年分ぐらいにチャレンジし、7科目合計で平均5割ぐらいあったため、

「1次試験はあと過去問を解きまくったらいけるな」と手応えを感じ、やる気マックス期間終了。

ここから5月まで本当にテキストすら開きませんでした。。。

【2020年5月~8月】

1次試験の受験申込を行い、やる気が出てきたので勉強再開。

ここからは「過去問完全マスター」をひたすら解く日々を過ごしました。

問題を覚えるぐらい繰り返して解いて、過去問は過去10年であればどの年度でも

9割以上正解するぐらいに仕上げました。

②2次

【2020年9月~11月】

1次試験の解答速報を出していたKEC(予備校)が2次試験の無料講座を行うとの情報を得たため、一度行ってみようと思い、無料講座に参加。

自分の出来なさと周りとのレベル差に焦りを感じ、その場で「2次直前合格コース」の申込を行いました。

通学開始後は通勤時間中や仕事の休憩時間中のスキマ時間も勉強に費やし、勉強はKECのテキストに沿って行いました。

またKECで出会った受験生と毎週土曜日にファミレスに集まり、「事例マラソン」と名付け、朝8時から夜8時までひたすら過去問を解いてなぜこの解答を書いたかのディスカッションを行う日々を過ごしていました。

③再現答案の作成有無

2次試験終了後の疲労感が半端なかったですが、KECの講師から「再現答案だけは必ず試験終わってからすぐに作っておくように」と言われていたため、試験翌日に事例Ⅰ~Ⅳまですべて作成しました。

学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

【1次試験終了後】

当初、2021年の目標を「1次試験に合格する」と決めていたため、2次試験の勉強は全く行っていませんでした。しかし当日解答速報で自己採点を行い、合格点に達していることを確認すると「2次試験も今年のうちに合格したい」という欲が出てきました。

そして試験で非常に疲れていましたが、2次試験ってどんな感じの試験なんやろうと知るため、過去問や解答例を少し見てみました。

そしてすぐに「あっ、これは今年合格しようと思ったら今から独学では無理だ」と感じ、KECの無料講座を申し込みました。

この行動が合否を分けたと思っています。

【2次試験終了後】

私は事例Ⅳが得意なので、

「事例Ⅰ:50点、事例Ⅱ:60点、事例Ⅲ:50点、事例Ⅳ:80点 の合計240点」

を想定して試験に臨みましたが、当日受けた感触としては

「事例Ⅰ:50点、事例Ⅱ:50点、事例Ⅲ:30点、事例Ⅳ:80点 の合計210点」

と事例Ⅲが全く出来ず落ち込みながら帰りました。

落ちたと思っていたので、各予備校の解答速報も全く見る気になれず、2次試験合格発表の当日も「どうせ落ちているやろう」と昼ぐらいまで確認しませんでした。

【アドバイス】

◇2次試験の勉強は1次試験の勉強と並行して必ず行って下さい。

2次試験を突破できる安定した実力をつけようと思うと、1次試験終了後からでは時間的に厳しいと思います。私の場合は奇跡的に合格しましたが、今でも合格したのは実力ではなく運が良かっただけと思っています。

◇1次試験はとにかく過去問!

正直2日目『経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策』の3科目は過去問のみしていても、毎回安定して60点以上を超える実力をつけるのは難しいですが、40点を超える実力はつくと思います。また1日目の4科目は過去問だけで安定して平均70点以上取れる実力がつくと思います。

1次試験は全科目60点以上取らなくても、7科目平均で60点以上取れればいいんです。

実際私は経営情報システムと中小企業経営・政策が60点未満でしたが、他でカバーして7科目平均で70点を超えることが出来ました。

========ここまで========

 いかがでしたでしょうか。

もりけんさんは、ご自身のコントロールが非常にうまい方という印象を受けました。

10~12の3か月で1次試験の過去問3周分をこなすことは、私には逆立ちしてもできません。笑

ご自身は今回の合格は運だ、とおっしゃっていますが、現状把握(自分の実力と合格レベルとの差)を冷静に行い都度適切な判断をくだし、ご自身の内発的動機の波をうまく捉えられたからこその合格だと感じました。

今後もご自身のやる気マックスポイントを設定し、診断士としてご活躍されることでしょう。

なゆた
なゆた

もりけんさん、改めまして合格おめでとうございます!
ご寄稿ありがとうございました。

以上、なゆたでした。


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