【合格体験記】「1年間試験以外のことは捨てる」と覚悟を決め、有限実行し見事合格!かみやまさん


おはようございます!なゆたです!
本日の5人目は、かみやまさんです。
かみやまさんを一言で表すなら、ストイック。1年間を言葉通り、診断士の勉強に捧げ、合格を掴み取られておられます。
具体的な参考書も多数記載くださっています。知識を極めたい方、必見です!
それでは、どうぞ!
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contents
受験生情報
ハンドルネーム:かみやま
年齢:40代
お住まい :北海道
職業:会社員(器械メーカーエンジニア)
自分の診断士受験スタイルを一言で表すと
1年間診断士試験、仕事以外のことは捨ててました。
診断士に挑戦した理由・きっかけ
2020年はコロナ一色の1年。
客先への営業、サポートの仕事、思うように訪問が出来ない日々。
時間を持て余すようになり、何かに挑戦したいと思う。
また10年前に引退した父経営の小さな町工場を継がなかった負い目を感じているなか、診断士試験を知る。
学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
保有資格
簿記2級(2021年11月取得)、第二種電気工事士、第一種狩猟免許
得意科目
1次科目:経済、財務会計。株が趣味なので取り組みやすかった。
2次科目:事例Ⅳ
不得意科目
1次科目:企業経営、経営法務、情報システム。法律や企業経営の小難しい文章は生理的に受け付けない感じ
2次科目:事例Ⅰ、Ⅱ
学習スタイルとそのメリット・デメリット
①スタイル :独学、通信
②メリット :なし
③デメリット :受験仲間がいない
合格までの受験回数、学習時間とその作り方
①合計の学習期間(1年2か月)2020年9月~2021年11月筆記試験当日
②受験回数(1次試験1回、2次試験1回)
③1次学習時間
1430時間(日商簿記2級の学習時間も含む。2020年10月~簿記試験日11月15日まで簿記のみ学習)。
正月休み、GWは毎日12時間机に
④2次学習時間
320時間。1次試験終了8月22日より、試験当日11月7日まで、2か月半。
朝型を継続、朝学習&休日学習10時間。
ご時世で有給取りやすく、試験直前週に3日間の有給で45時間机に向かう。
合格までの学習法
1次
朝型に変え21時に寝て5時起き。
休日10時間。平日始業9時まで学習できる日は、なるべく机に。
仕事、睡眠時間以外は全部学習と思いとにかく時間をかける。
食事中も、買い物中も、トイレ中も。。。
食事はダイエットも兼ね一日一食夕食のみにする(一日一食は健康に良いという本もある)。
簿記2級を取得するとあとが楽、との情報よりまず簿記を。
スタディングの簿記講座、10月から11月15日試験日まで、簿記のみ取り組む。
確かに有利ではあったが、診断士へ時間を使ったほうが効率的、取得するにしても3級で十分だった、と今は思う。
簿記試験終了から、本格的に診断士学習。
⑴スタディングの診断士講座を営業車の中、買い物中などひたすら聞く。机に向かえる時は、
⑵早稲田出版「速修テキスト」7科目、講義動画をみる&テキストを読む&付属の過去問を解く。6月くらいまではこれを愚直に。そんな中5月に受けたTAC一次試験模試は財務会計B判定、それ以外C、D判定、激しく落ち込む。机に向かうも放心状態で数日悩む。
合格道場からヒントを得、過去問を解きまくると決意。
⑶TAC「第一次過去問題集」7教科そろえ、試験当日まで5周を目標に。また、TAC模試も同様にフル活用。
早稲田出版「速修テキスト」を一通りやり切り、下地の有った自分にとって、TAC過去問集&模試の繰り返しは、日々力が付いていくのを実感。
結果1次試験は自己採点489で突破。あれだけ力を入れた法務が48点にショックも、想定以上の合計点に気を良くし2次へ!
2次
1次翌日より2次対策始めるも、スタートが遅すぎたと大大大後悔。
過去問を解こうも全く何も書けず。1次と並行して取り組むようにと、合格道場などから情報は得ていたが、1次対策で一杯一杯だった。
⑴早稲田出版「速修2次テキスト」の動画でまず2次試験の試験内容、取り組み方を確認。あとは1次の経験より、ひたすら過去問だと、
⑵早稲田出版「速修2次過去問題集」、
⑶TAC「第2次試験過去問題集」、
⑷「ふぞろい合格答案10年データブック」を解く&写経する毎日。
ほとんど手を付けられなかったが
⑸「頭の中にあった全知識」を過去問に飽きたらぱらぱらと読む。
得意と思っていた、事例Ⅳも全く歯がたたず。
とあるYoutube「事例Ⅳに時間の半分を使い得点源にせよ」とのアドバイスを聞き、この作戦で行こうと決意。
急遽、合格道場にお勧めあった
⑹TAC「2次事例Ⅳ特訓」をWeb受講。この講義は激しくお勧め!
TAC松原講師の解説も分かりやすく苦手箇所6周、それ以外も3周以上学習し得意科目にする。
結局、過去問はH25~R2年まで3周目標も、2周少々で本番を迎える。
3.再現答案の作成有無
無し
学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス
筆記当日は、事例Ⅳ以外全く手ごたえ無し。
事例Ⅰ終了時に、10分程度放心状態に。Ⅳ終了後100%落ちたと確信。合格者の大半は、ほとんど試験の手ごたえ無かったと、どこにでも書いてあります。が、私は全く手ごたえ無し、100%落ちたと確信。再現作らず1か月間ふてくされた日々を過ごす。12月半ばに、もう一度だけ挑戦しようとR4年に向けスタート、2次対策学校調べたり、中学生の国語テキストを2冊買って取り組んだりしてた。
合格発表日もすっかり忘れ、1月15日に口述案内ハガキを受け取った時は涙涙。
なぜ2次筆記合格できたかは全く分かりませんが、試験当日は手ごたえ無いなりに最後の1秒まで決してあきらめなかったこと。
各事例、高得点を目指す問題を3問と決め選択と集中、それ以外の問題に時間をかけなかったこと。学習時間だけは負けていない自負があったこと、が勝因かも。1000時間で合格と巷では言われるが、自分は全く信じていなかった、その何倍も必要だと思っていた。
妻あり、子供なし。妻の理解もあり、またコロナ過での仕事の関係上、時間を確保できる環境は皆さんとは違い有利だった。
漢字ろくに読めない書けないマンだった、漢字覚えノートは最初のころ「横断」「柔軟」などと書いてあり、中学レベル。
とにかくいろいろ時間をかけるしかないと。
1次2次合計1750時間ですが、それ以外にも隙間時間1分、2分使ったり、お客さんアポでの待ち時間にノートを見たり、歯磨き中に動画見たり、合計2000時間以上は取り組んでいたかも。
使用した教材は、上記のとおりですがこれら各教材を納得いくまで学習するのは無理です。みなさん言われていますが、これと決めた教材を何周もこなすことが大事だと思います。
今後受験される皆さまへは「あきらめず、時間をかけろ」です。
気が進まないときに読んだ本、「ブチ抜く力」(与沢翼氏著)、「勝ち続ける意志力」(梅原大吾氏著)をモチベーション維持、気分転換の推薦本に挙げさせていただきます。
合格道場のみなさまにはいろいろと参考になる情報をいただき、取り入れたやり方もあります。が、基本自分で考えて、愚直に学習するしかないと思います。こんな私の体験談も1人でも参考になれば。
========ここまで========
いかがでしたでしょうか。
生活スタイルを診断士の勉強に最適化させていかれた様は圧巻です。
だからこそ、最後のアドバイス「あきらめず、時間をかけろ」は説得力があります。
改めて達成したい目的に対して「本当に他にできることはないのか?」と問い直さねば、と背筋が伸びる気持ちです。
気分転換の推奨本、私も読みます!

かみやまさん、改めまして合格おめでとうございます!
ご寄稿ありがとうございました。
これからのますますのご活躍、祈念しております!
以上、なゆたでした。
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