【合格体験記】基本という奥義を身につけ、仲間とともに合格! イッセイさん

どうも、のきです

立春も過ぎたもののまだまだ寒いです。
朝布団から出られない生活がまだまだ続きそうですね(私だけ)

実務補習を受けられている方は今週末に向けて情報収集・整理、資料作成中だと思います。
診断士登録前しか経験できないイベントですので楽しんでくださいね。

そして、受験生の方は学習のかたは道場のブログ、現在連載中の合格体験記を参考にしつつどんどん学習を進めていってくださいね!

さて、本日1本目は、1年目の不合格をバネに2年目は基礎という奥義を身につけ、受験生仲間とともに合格されたイッセイさんす。

イッセイさんは1年目の不合格をポジティブに捉えて、合格への執念を胸に勉強会等を活用し、無事リベンジを果たすことができました。

そんなイッセイさんの合格体験記をどうぞ!

========ここから========

受験生情報 

ハンドルネーム:イッセイ

年齢:40代

住まい:茨城県

職務経験:IT会社のプロモーション担当

自分の診断士受験スタイルを一言で表すと

自分不器用ですから・・・やることを絞り込んでとことん繰り返し学習

診断士に挑戦した理由・きっかけ

15年以上プロモーションの仕事をしています。

プロフェッショナルと言えるかもしれませんが、他の分野の経験がなく、このままでは能力が頭打ちになると感じていました。

能力開発に加え広く社会の役に立てる人間になりたいと思い、チャレンジを決めました。

学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

保有資格

・統計検定2級

・個人情報保護士

得意科目・不得意科目

①1次

財務会計、経済学

②2次

得意・不得意と感じる科目なし

学習スタイルとそのメリット・デメリット

学習スタイル

1次

通信(スタディング)

2次

独学、勉強会(ココスタ)

メリット

コストが安く、生活に合わせた勉強ができること。

デメリット

勉強の伴走者がいないこと。センスが問われる気がします。

合格までの受験回数、学習時間とその作り方

受験回数

1次試験1回、2次試験2回

学習時間

<合計の学習期間>

1年10カ月

<1次学習時間>

850時間

<2次学習時間>

1年目:500時間、2年目:1450時間

合格までの学習法

①1次

ほぼスタディングのみで勉強しました。講義動画が丁寧で、問題の解説も分かりやすく私には合っていたと思います。
ひたすら単元ごとに問題を解き、苦手な部分を潰していきました。  

財務会計、経済学は苦手意識があったため、過去問完全マスターを買い足しました。
この2科目は本番で80点をとることができ、得点源に変わっていました。
また一次試験を受けるなら、過去問完全マスターをやり込みます。

②2次

(1年目)

1次試験の翌日から勉強を開始しました。時間がなかったため、ふぞろいをメインに、事例Ⅳは全知・全ノウと30日完成に教材を絞りました。

ふぞろいではなぜその回答なのか分からないため、補助教材としてスタディングを使いました。

解答プロセスはスタディングのやり方はとても80分に収まらなかったため、道場の記事を参考にさせていただきました。

過去問を繰り返すことを重視し、8年分70事例、模試を1回受け本番に臨みました。

本試験は全く手応えがなく、結果は不合格。意気消沈している中届いた結果通知書はオールB。
「あの答案でオールBなら、1年あれば10%アップは狙えるでしょ。伸びしろしかないね!」と、根拠のない自信(?)が私を再起させました

(2年目)

この1年を「10%得点アップ作戦」と駅伝のような名前を付け、ゼロリセットで勉強を再開しました。
1次の保険受験はなし。持てる力を2次に注ぎました。

まず基本から身に付けようと、まとめシートを全て購入しました。
笑われてしまうかもしれませんが、設問解釈でのレイヤー分け、与件ファーストや因果の重要さ等を初めて知り、解答精度がぐっと上がりました。
まさに「基本に勝る奥義なし」です。

事例Ⅳはイケカコ(意思決定会計講義ノート)を5~10周ほど回し強化しました。
本試験のCVPはどストライクの問題だったので、やってよかったです。
ストレート生にはオススメしませんが、2年目以降の方には強くオススメします。

客観的な視点を取り入れたいと思い、ココスタの勉強会に参加しました。
この勉強会が最も私の合格に影響したと思います。
週2回ほど勉強会に参加しましたが、運営・受験生の方々から受ける刺激は大きかったです。
自分の解答に指摘をいただいたり、質問をすることで、週単位で改善サイクルを回すことができました

本試験2週間前、受験票が届き試験会場が噂の立教大学(机が狭い!約38cm×60cm)と分かってからは、本番環境を想定した訓練をしました。

机にはマスキングテープで会場の机と同サイズの囲いを作り、常にマスクをして過去問を解きました。
受験票を左右どちらに置くか当日にならないと分からないため、両パターンで試して慣らしました。

1年間で過去問14年分202事例解きました。
模試は3回受けましたが、TACファイナル模試でまさかの1年目にも劣る過去ワーストの成績(D判定)をとり、絶望の中本番に臨みました。
「10%得点アップ作戦」はどこにいったのやらです・・・

③再現答案の作成有無

 1年目は作成していませんが、2年目は当日中に作成しました。

学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

模試の成績上位者が本試験で不合格という話はよく耳にしますが、下位者が合格することもあるようです。

この体験記は口述試験が終わって自宅で書いていますが、今でも2次試験当日を思い出すと頭が痛くなります。

事例Ⅰ開始1分前、試験官の方から肩をたたかれ

「机の上の置時計をしまってください。腕時計以外の使用はダメです。」

と言われテンパり・・・

→試験中に「受験票に腕時計の指定はない」と抗議した方がいて、置時計OKになっています。

私は既にかばんにしまっていたので、そのまま腕時計で受験しました。

そして私のような過去問偏重者をぶった切るような問題の嵐・・・

試験中何度も頭が真っ白になり、その都度諦めかけました。
そんな時、ココスタでお世話になった運営・受験生の方々の顔が浮かんできて、私を奮い立たせてくれました。

私が合格できたのは、基本という奥義を反復して身に付けたのと、仲間に恵まれたことに尽きると思っています。

診断士試験は気持ちで負けたら、まず合格できないと思います。
勉強会でも優秀と思う答案は、合格への執念を感じました。

この体験記を読んでくれた皆さんも、診断士への思いとロマンの炎を絶やすことなく、合格に向かって完走していただけたらと思います。

いつか診断士としてお会いしましょう!

========ここまで========

いかがでしたでしょうか。

私がイッセイさんの合格体験記を拝読していて印象に残っているのは「あの答案でオールBなら、1年あれば10%アップは狙えるでしょ。伸びしろしかないね!」という1年目の不合格後の言葉です。

1年目でも70事例を解く努力をされた中で突きつけられた不合格という結果は筆舌に尽くし難い屈辱があったと思います。
しかし、イッセイさんは結果を前向きに捉えて、2年目には、2次試験に取り組む上での基礎の習得、ココスタ勉強会への積極的な参加、イケカコの周回とやるべきことを決めて取り組まれてきました。

そういった前向きな取り組みが今年度の合格を手繰り寄せたのだと私は感じました。

診断士合格後も、イッセイさんの前向きな取り組み方でご活躍されるのではないかと思います。
今後の活動に期待が膨らみますし、それを祈念しています。

イッセイさん、合格おめでとうございます。ご寄稿どうもありがとうございました。

以上、のきでした。

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【合格体験記】基本という奥義を身につけ、仲間とともに合格! イッセイさん”へ2件のコメント

  1. イッセイ より:

    過分なお言葉ありがとうございます!
    のきさんの事例分析の記事はとても参考にさせていただきました。
    記事の内容はもちろんですが、このレベルまで事例と向き合わないとダメだと、勉強の姿勢も変わりました。
    (きっと多くの受験生が同じ気持ちになったと思います。)

    ココスタでも大変お世話になりましたが、これからもっとお世話になります。

    のきさんの記事もあと1回でしょうか。
    ラストの渾身の記事、楽しみにしています!

    1. のき より:

      イッセイさん

      コメントありがとうございます。
      私の拙文が少しでもお役に立ったと伺えて嬉しく思います。
      私自身の分析ではなく、事例分析にいかに向き合うかのヒントになればと思いながら書いた記事だったので、思い通りの活用をされていただいて本当に書いてよかったなと思います。

      診断士になってからもよろしくお願いします! あと、1回頑張ります。

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