【合格体験記】進捗状況見える化と効率的な勉強会で合格!さろさん
こんにちは!にのみです!
本日1本目は、経営のわかる研究者を志し、見事中小企業診断士試験をストレートで突破されたさろさんです。
さろさんが所属する研究所では、会社の方針転換により、在籍数が大幅に削減される中、その状況をなんとかしたい!という思いで診断士を目指されました。
また一時はコロナを原因に受験を諦めかけたそうですが、やはり診断士を取るべきだと改めて自覚をして資格取得まで走り切られました。
ではその気になるアツい合格体験記をどうぞ!
contents
受験生情報
ハンドルネーム:さろ
年齢:40代
性別:男
住まい:茨城県
職業:研究職17年 (研究9年、海外駐在4年、プロモーション4年)
自分の診断士受験スタイルを一言で表すと
学習の進捗状況見える化でやる気維持、先輩診断士や仲間との勉強会で効率学習
診断士に挑戦した理由・きっかけ
診断士に挑戦することにしたきっかけは、自分が会社で所属する研究所を再活性化するために、「経営のわかる研究者」になりたいと思ったことです。
私は新卒入社した現在の会社の研究所において技術開発に携わっていますが、約10年前に私が携わる技術開発を実証するため、海外の国営研究所に駐在し小型プラントの建設と運転をする機会がありました。
このときの国営研究所の所長がMBAの経歴を有しており、技術者が経営の視点を併せ持つというキャリアがあることをこのときはただ漠然と知りました。
約2年前に私は研究所に戻ることとなりましたが、会社方針により約10年前より在籍者が大幅に減り活気を失い、社内での存在意義が問われるような状況になっていました。
私は今の会社で研究がやりたくて入社していますので、この状況をなんとかしたい気持ちでした。
今こそ経営の基礎を学ぶことが必要だと考えましたが、MBAやMOTを取得しようと思っても大学に通うほどの時間やお金の余裕がないため、空き時間に独学でなんとかしたいと考えました。
同期の社員が取得したと漠然と聞いていた「中小企業診断士」が、日本版MBAという位置づけということを知って、やりたいことと合致して一気にやる気がわいたのがきっかけです。
学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
保有資格
電気主任技術者、危険物取扱者、高圧ガス製造保安責任者、技術士補、TOEIC905点
得意科目
①1次: 財務・会計
②2次: 事例2、事例4
不得意科目
①1次:経営法務、中小企業経営・政策
②2次:事例1
学習スタイルとそのメリット・デメリット
学習スタイル
1次:通信(診断士ゼミナール)、2次:勉強会+全知全ノウ
メリット
通信教育による独学のメリットは、投資金額が少ないこと、空き時間を使って自分のペースで勉強出来たこと。
勉強会では、自分の回答に足りない視点や、回答のコツを学べたこと。
デメリット
通信教育による独学は、勉強するのは自分次第であるため、やる気の維持が難しいこと。
2次の事例4だけは勉強会でやるべき内容ではないので、勉強のきっかけがつかめず遅れ気味になったこと。
合格までの受験回数、学習時間とその作り方
受験回数
1次試験1回、2次試験1回
学習時間
合計の学習期間:1年11か月
1次学習時間:680時間(1年目340時間、2年目340時間)
2次学習時間:200時間
合格までの学習法
- 1次
通信教育のテキストと動画による独学で、週末は公共の図書館に引きこもって勉強。
エクセルで試験当日までの長期計画を作成し、学習の進捗を進捗率%で見える化することで、数字が好きな自分のやる気を引き立てた。
コロナ禍による県からの県外への移動の自粛要請によって2020年の受験を取りやめた。
一度はやる気を失いかけたが、勉強した内容が仕事で活用できていることを実感し、再度やる気を取り戻した。
2年目は自分が苦手な経営法務や中小企業経営・政策に関する暗記ものに注力することで、苦手克服に注力した。
- 2次
2次は通信教育の資料は使わず、先輩診断士の方にもらったアドバイスどおりアウトプット重視でひたすら過去問を解いた。
先輩診断士や同じく資格取得を目指す仲間との勉強会で、自分の回答に足りない視点や、回答のコツを学べた。
事例4は全知全ノウに沿って過去問に取り組み、合計で3回解いた。
学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス
コロナ禍による県からの県外への移動の自粛要請によって2020年の受験を取りやめたときは、勉強を継続することへのやる気を失いかけましたが、会社の後輩社員からプロジェクトの採算性を求めるためにNPVを求めたり、企業価値の算出方法を聞かれたりする機会があり、そのときにホワイトボードなどを使って説明ができたことで、勉強した内容が無駄ではないことを実感しました。
確かに資格を取得することが目標ではあるものの、その過程で得た知識は既に仕事でも活用できるものであり、私の資格取得を目指すきっかけであった「経営のわかる研究者」に近づくための大事なステップであったと思っています。
そして、他者からの信頼を得るために「中小企業診断士」という形で資格を取得することが大事だと感じています。
勉強時間が長く、途中でやる気を失いそうな時ほど、自分がなぜこの資格を取得しようと考えたのか初心にかえって、資格取得まで走りきってほしいと思います。
いかがでしたでしょうか。
コロナ禍でモチベーションの維持が難しい中、それさえも自身との向き合う時間として再認識できたと非常に前向きに捉えられているのが印象的です。
私自身も、試験勉強を通して、人生について改めて考えることができることができましたので、読者の方々も是非この機会に自身が診断士取得を目標とする理由を検討してみてください!
さろさん、合格おめでとうございます。ご寄稿どうもありがとうございました。
診断士×研究者は希少種なので、是非強みを活かした活躍を願ってます!!!
以上、にのみでした。
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