【合格体験記】先輩診断士からの助言に自身のエッセンスを加えて合格!Shunさん
こんにちは!にのみです!
本日3本目は、私の会社の後輩にあたるShunさんです。
漠然と現状のままでいいのかという不安を抱えていたShunさん。
まんまと私にかけられたハッパを間に受け(笑)、診断士受験をされ、見事に合格されました。
自身にとっての勉強に対する効率や、モチベーション維持のための様々な工夫もされています。
独学で勉強しようとしており、勉強会にも参加することを考えている方は必見です!
では合格体験記をどうぞ!
contents
受験生情報
ハンドルネーム:Shun
年齢:26歳
性別:男
住まい:神奈川県
職業:会社員
自分の診断士受験スタイルを一言で表すと
先輩診断士(にのみさん)に敷いていただいたレール上をただ全力で突っ走る
診断士に挑戦した理由・きっかけ
「VUCAの時代に、このまま会社に与えられた仕事をこなすだけで良いのか?自分が本当になりたい姿は何なのか?」
「そもそもビジネスマンとして経営全般の知識が身についていない狭い視野の状態であるために、将来像を思い描けないのではないのか?」
社会人2年目になるタイミングで上記のような考えに至りました。そんな時、社内の先輩診断士から中小企業診断士という資格の存在を教えてもらいました。
経営全般の知識を体系的に学べる&幅広い人脈を得られる中小診断士資格は、今の自分の不安を払拭できる魅力的な資格ではないかと考え、挑戦を決意しました。
また、同じ会社に勤めているにのみさんが、昨年社会人2年目でストレート合格を成功しており、本業に加えて診断士活動にも注力されている姿が眩しかった事も大きな要因です。
学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
保有資格
特になし
得意科目
経済、運営管理
不得意科目
法務
学習スタイルとそのメリット・デメリット
学習スタイル
1次・2次とも独学
メリット
お金が浮く。
デメリット
学習計画を自分で構築する必要がある。
合格までの受験回数、学習時間とその作り方
受験回数
1次試験1回、2次試験1回
学習時間
合計の学習期間:7か月
1次学習時間:450時間
2次学習時間:250時間
学習時間の作り方
4月~8月は在宅ワークの比率が高かった事、独身である事、寮生活のため家事に時間をとられなかった事(寮飯、宅配を寮主さんが受け取ってくれるサービス付き)もあり、学習時間を確保しやすかったです。
- 平日:朝1~2時間+昼休み30分+夜1時間 = 2~3時間
- 休日:6~8時間
今までの経験から、朝学習の方が2倍近く効率よく吸収できる事が分かっていたため、朝に勉強時間を多く費やすように意識していました。
合格までの学習法
【1次試験】
独学
〈使用したテキスト〉
最速合格のためのスピードテキスト・問題集・過去問
〈学習法〉
学習開始時期が4月と少し遅めであったため、残された時間では、スピードテキスト1周+問題集2周+過去問5ヵ年分1周が限界だろうと予測し、学習計画を構築しました。結果的に試験日程が想定より後ろ倒しになったおかげで、過去問5ヵ年分を計2周する事ができました。
4月~5月
問題集1周目を終わらせる。スピードテキストを読み、区切りが良い所(40~50ページ読み進めたところ)で問題集を解く。(Input⇒Output)
6月~7月中旬
問題集2周目を解き終える。間違えた問題を中心にスピードテキストの再度読み込み。(Output⇒足りない所を再度Input)
7月中旬~一次試験本番
過去問5ヵ年を2周解く。
【2次試験】
独学
事例演習回数のトータル
事例Ⅰ~Ⅲ:各々17事例
事例Ⅳ:29事例
合計:80事例
先輩診断士から80事例を解いたら合格に至る実力が身に付く人が多いと教えていただき、試験までに80事例を解く事を目標に学習計画を構築しました。(もちろん、ただ事例を解くのではなく、復習の質を高め1事例での学びを最大限にする事を大切にしました。)
〈使用したテキスト〉
・ふぞろいな答案
・事例Ⅳの全知識・全ノウハウ
・2次試験合格者の頭の中にあった全知識
・2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ
〈学習法〉
事例I、Ⅱ、Ⅲ
勉強会(週一回、受験者7人、先輩合格者1~4人)に参加していました。この勉強会に毎週かかさず参加した事が合格できた一番の要因です!以下が勉強会に参加するメリットです。
- 市販の問題集による答え合わせでは気づかない自分の悪い癖を発見してもらえる
- 先輩合格者からのひと声で、自信を持って勉強・回答の方向性を固められる(こんな勉強法で良いのかな?結局この回答で良いのか?という不安を抱くことがない)
- 他メンバーの失敗も自らの糧にできる(孤独の戦い以上の失敗を経験できる)
- 他メンバーの成長が刺激になる
勉強会では、参加日時点での自分のベスト回答(例:1カ月前に解いた1周目の回答ではなく、勉強会前の1週間以内に解いた2周目の回答)を用意するように心掛けていました。
過去の回答に対してアドバイスをいただいても、「まあ、そうですよね。自分でもこんなミスしてしまった事が恥ずかしいです。。」となる事が多いですが、現時点でのベスト回答で臨むことで「確かに!そういう視点があるんですね!」といった気づきの多い勉強会になり、圧倒的に質が向上します。
事例Ⅳ
以下の手順で学習を進めました。
- 事例Ⅳの全知識・全ノウハウ1周目(重要度Aのみ)
- 事例Ⅳの全知識・全ノウハウ2周目(重要度A/B/C)
- 過去問11年分を約3周(計29事例)
二次試験の中では、勉強量に比例して点数が伸びる唯一の科目であり、なるべく毎日事例Ⅳに触れるように心掛けました。
4つの事例の中で、最も時間を費やした科目であり二次試験本番には得点源として自信を持って臨むことができました(NPV以外)。
学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス
(1)学習時・受験時のエピソード
本業では、社会人2年目のため、日々新たな業務に取り組む中で大量のInput・Outputが要求されます。
毎日、本業で脳みそが疲弊した状態での診断士学習であったため、学習体力は自然とついたと思います。
そのため、身体的体力・知的体力を激しく消耗する2次試験においても、本業×中小企業診断士勉強をこなしていた日々と比較して、体力面では余裕でした。
また、学習開始時期が比較的遅めであったため、TAC1.5ヵ年コースに申し込む予定でしたが、社内の先輩診断士(にのみさん)に“とりあえずストレート合格を目指して独学で勉強してみたら?いけるんちゃう?”と軌道修正いただきました。
お金が浮いた事、1年早く魅力的な世界に引き込んでくれた事、感謝しかありません!!
(2)これから合格を目指す方へのアドバイス
・合格を見越した学習計画を構築し、計画通りに実行する
7科目の1周目を各々いつまでに終わらせるか、過去問をいつから始めるか?試験日に合格レベルに達するための学習計画を立てて、その計画通りに実行することが重要です。
勉強開始時は、内容が面白い事もあり、ネットサーフィンで深入りした学習をしていましたが、日々On scheduleか否かを問う事で、分からない事はひとまず飛ばすという割り切りができます。
・効率良いInputができてるか?成長できているのか?を日々問いながら勉強
「やばい、淡々とテキストを眺めていたら2時間経過してる!?これって勉強したつもりになっていないか?」こういう事態が試験勉強中に生じないように心掛けました。
具体的には、アプリ“Study plus”に勉強時間をストップウォッチで記録する対策を講じました。
これにより、学習している1分1秒を大切にする意識が自身に醸成されました(なるべく勉強時間が少ない合格の方が格好良くない?という自身のプライドを利用)。
いかがでしたでしょうか。
私が色々入れ知恵をしたましたが、Shunさん本人が自身の形で様々な工夫を取り入れたことが合格の要因ですね!
診断士活動をする中でも、答えのないことをする時が必ず来るので、是非その時に活かしてください!
Shunさん、合格おめでとうございます。ご寄稿どうもありがとうございました。
今後は診断士として、一緒に仕事をしましょう!!!
以上、にのみでした。
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