【合格体験記】効率重視!子育てと両立して合格!けんじさん

本日3本目の合格体験記はけんじさんです!

けんじさんは税理士の資格を保有しており、将来の独立を視野に入れて診断士資格の取得を目指されました。

そのスタイルは家族との時間を大切にしながらの、徹底的な効率重視!

勉強計画や取り組み方法の詳細を考えるのに、役立つ体験記です!

それでは、どうぞ!

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受験生情報 

ハンドルネーム:けんじ

年代:38歳

お住まい :埼玉県

仕事内容:製造業の財務本部で経理と税務を担当しています。

自分の診断士受験スタイルを一言で表すと

子育てとの両立を目指して効率を重視した取捨選択型スタイル

診断士に挑戦した理由・きっかけ

友人が診断士試験に挑戦したことから興味を持ちました。

将来の独立を視野に入れて自分の武器を増やす事と、経営について学び、

アドバイスできるようになることを目標として挑戦しました。

学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

保有資格

税理士

得意科目

1次試験:財務・会計

2次試験:事例Ⅳ

不得意科目

1次試験:経営法務、経営情報システム

学習スタイルとそのメリット・デメリット

1次試験:予備校のWeb通信講座

メリット 

・講義受講、テキストを読む、問題集を解く、テストを受けるというサイクルを守れば知識が身につく。

・テストによって自分の成績を把握でき、勉強量の配分ができる。

・自宅、カフェ等受講場所を選ばず、倍速での受講もできて効率的。

デメリット

・受講料が高額。

・講義が一定期間ごとに行われるため前倒し学習ができない。

2次試験:市販テキストによる学習


メリット

・自分に合った勉強法や解答のテキストが選べる。

デメリット

・自己採点のため客観性が無く、改善点探しも自分で行う必要がある。

・周囲との成績比較ができない。

・テストの雰囲気をつかめない。

合格までの受験回数、学習時間とその作り方

受験回数

・合計の学習期間(1年)

・受験回数(1次試験1回、2次試験1回)

学習時間

1次学習時間:600時間

2次学習時間:170時間

時間の作り方

平日は仕事前にカフェで時間を確保し、通勤時間や昼休みに勉強していました。

休日はTACの講義と、夜子供が寝た後の時間を勉強に充てていました。

合格までの学習法

1次

TACの講義を受け、該当範囲のテキストを一読し、同範囲の問題を解き、

テストを受けるという流れの繰り返しです。

それぞれの作業はなるべく間隔を空けずに取り組むことを意識していました。

具体的には以下のようなイメージです。

講義(1日目)⇒テキスト(1日目or2日目)⇒問題(2日目or3日目)

そして問題を解いた翌日または翌々日に再度問題を解き、

その1か月後程度をめどに再度問題を解くことを基本としていました。(忘却曲線を意識しました。)

テキストは何度も読み返さず、問題の解説だけでは分からないことや、

理解が浅いと思う内容があった場合に利用していました。

直前期はTACの問題とテストだけを回し、過去問は2年分だけやりました。

(法務と中小企業経営・政策は過去1年分だけでした。)

2次

TACの解答解説が難しいと感じたため、以下の市販テキストを利用しました。

・2次試験合格者の頭の中にあった全知識

・2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ

・30日でマスターできる 中小企業診断士第2次試験 解き方の黄金手順

・事例IV(財務・会計)の全知識&全ノウハウ

・ふぞろいな合格答案: 中小企業診断士2次試験(過去9年分)

まず全知識、全ノウハウ(事例Ⅳは知識の部分だけ)を1回読んで一通り知識を頭に入れて、

「解き方の黄金手順」で解き方をある程度固めました。

その後過去問を解いて解答解説を読むと同時に以下の内容についてノートに残しました。

「着眼できた点」、「着眼できなかった点」、「知識不足」、「解答プロセス」

「文章構成」、「課題」、「ミス」、「その他雑感」

これらを定期的に見返すと共に、各事例の過去問に何度も出てくる定番的な解答の知識を覚えることを意識していました。

また、解いていく中で「解き方の黄金手順」を自分に合う解き方に調整しました。

事例Ⅳの全知識&全ノウハウの問題は、一度だけ解きました。

過去問はひたすら新しい事例に取り組みました。色々な解答の切り口に触れ、

ノートの見直しによって知識を蓄える方が自分に合っていると考えたためです。

同じ問題を複数回取り組む場合、解法や文章の読み取り、

組み立て方の精度向上や定着性に優れる等の利点があると思いましたが、限られた時間の中で前者を選択しました。

学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

学習時・受験時のエピソード

子供一人のフルタイム共働きの核家族で、9月が第二子の予定日という状況でしたので、

試験日直前や当日に何かあれば諦めるつもりで勉強に取り組んでいました。

また、コロナの影響等で両親に育児を手伝ってもらうことも難しいため、

9月からの勉強時間確保が難しいことを前提に、1次試験と並行して2次試験の勉強にも取り組んでいました。

幸い受験することができましたが、子育てと勉強の両立はお子さんがいる家庭の悩みどころだと思います。

子育ては今しかできませんが、今の年齢での試験勉強も今しかできませんので、

ぜひご納得のいく子育てと受験対応ができるよう応援しています。

これから合格を目指す方へのアドバイス

自分の体験談ですが、2次試験こそが勝負だと思い、

前述した要因も考慮して1次試験の勉強の合間に少しずつ取り組んでいました。

正確な解答が無い中でどのような解法が良いかを考え、

「ふぞろい」を参考にキーワード重視で解答する方法を選びました。

与件文の関連キーワードと各事例の定番知識をなるべく盛り込み、

文章の正確さや綺麗さの優先順位は下げた解答を意識して過去問を解きました。

TACの解答解説レベルに到達するには知識も時間も足りないと感じたこともあり、

できる範囲で合格への道を選べたように思います。

合格への道筋はいくつもあると思いますので、自分が持っている知識や時間、

性格等も含めてどのように取り組んだら良いかを考え、

一番良いと思える方法へ試行錯誤しながら修正・調整し、勉強を継続できるよう意識していました。

これをやっておけば良かったと感じたことは、模擬試験です。

家庭の状況により難しかったのですが、他の受験生と一緒の空間で決められた時間に試験を受ける経験をしておくと、

改善点を見つけたり、試験本番の独特の緊張感を和らげることができたりすると思います。

以上、ご参考になれば幸いです。

========ここまで========

  いかがでしたでしょうか。

効率を高める為、忘却曲線を意識して復習をするタイミングを決めていたり、

出産・育児関連で忙しくなることを織り込んで、2次試験の勉強を1次試験終了前から勉強を始めていた点がポイントです。

2次試験の解法スタイルの、固め方も効率的だと感じました!

長期的な視点で緻密な試験勉強を立ててきたことが、1次試験、2次試験一発合格に繋がっているかと思います!

けんじさん、合格おめでとうございます。

育児と両立して試験を乗り越えた経験はこれから診断士として活躍するにも役立ちます!

ご寄稿どうもありがとうございました。

以上、こんちゃんでした。

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