【合格体験記】急な異動にもめげずに新幹線通学&時間の有効活用で見事合格!なおさん
どうも、TAKUROです!
本日3本目は、新幹線通学をもろともせずに合格したなおさんです。
なおさんは、予想外の転勤にも負けずに予備校への通学を続ける一方で、朝やランチタイムを有効活用して勉強時間を捻出し、見事合格を勝ち取りました!
(本文にも出てきますが、同じ勉強会仲間でしたので、自分のことのように嬉しいです!)
2次試験対策の勉強会の方法論も非常に参考になりますので、お楽しみに!
それでは、どうぞ!
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受験生情報
ハンドルネーム:なお
年齢:40代
自分の診断士受験スタイルを一言で表すと
学習仲間との絆でモチベーションを維持し、不慮の転勤やコロナ禍を乗り越えた。
診断士に挑戦した理由・きっかけ
たまたま診断士資格を持つ方と知り合いました。とても人格者で「中小企業診断士?初めて聞くけど、その資格を取れば自分もあんな素晴らしい人間になれるかもしれない!」と安直にチャレンジすることにしました。
学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
保有資格
①学習開始時の知識
悲しいぐらい何もなし。
②保有資格
なし。
得意科目
1次科目:中小 2次科目:事例Ⅰ
不得意科目
1次科目:なし 2次科目:事例Ⅱ
学習スタイルとそのメリット・デメリット
学習スタイル
TAC通学
【2019年1月~2020年10月】
2019年1月。TAC1.5年生に入会。
2019年8月。1次試験を4科目受験(3科目の科目合格)
2020年4月。予想外の転勤で、埼玉県から福島県・郡山に異動となり単身赴任。
時を同じくして世間はコロナ禍に。TACでの勉強は継続し、緊急事態宣言解除後の6月は新幹線でTACに通学(4回)
2020年7月。1次試験を4科目受験。無事に突破するも完全に燃え尽きていた。
2020年8月、9月。心身共に疲れ果てて体調を崩す。
2次試験は回避しようと決めたものの、仲間との勉強会はとても有意義な時間で、新幹線で毎週のように上京(8回)し、TAC講義と、授業後の勉強会には参加した。
※この時の勉強会に「道場12期メンバーTAKUROさん」がいました。
【2021年1月~2022年11月】
新幹線で上京しTAC池袋校の2次本科のクラスに通学。(計22回上京)
夏までは「体力温存の為、上京して受講するのは月に2回まで」と決めて、残りの週末は自宅でTAC演習を実施。
※月に2回までは会社の費用で帰省が出来ていました。
メリット
・予備校通学のメリットは、
① 勉強仲間が作れることが最大の収穫でした。
② 直接講師に質問できる点。
③ カリキュラムや教材・答練が整備されており初学者は勉強に専念できる。
デメリット
・通学のデメリットは、
① 首都圏在住者等の限られた地域に住んでいる人しか通学できない点。
② やっぱり費用面。
合格までの受験回数、学習時間とその作り方
受験回数
❶ 1次試験1回目 2019年1~8月(経済・情報・法務・中小の4科目受験)
・経済 125日・269時間学習 本試験68点
・情報 81日・217時間学習 本試験72点
・法務 60日・190時間学習 本試験44点 不合格
・中小 37日・104時間学習 本試験64点
合計 200日間・782時間学習。
毎朝4時半に起きて出社前に2時間以上勉強することを基本としました。
➋ 1次試験2回目 2019年8月~2020年7月(財務・経営・運営・法務の4科目受験)
・財務 234日・442時間学習 本試験76点
・経営 104日・291時間学習 本試験64点
・運営 86日・236時間学習 本試験61点
・法務 59日・154時間学習 本試験68点 (全て自己採点)
合計 328日間・1176時間学習。
1次試験合計 528日間・1958時間50分(゚Д゚;) ここまでしなくとも合格できたと思います。学習期間が長期に渡りすぎて効率的ではありませんでした。
残業やモチベーション、晩酌の誘惑に左右されないためにも、転勤後も変わらず「朝勉」のスタイルを継続。
※ポイントは
1)勉強の優先順位を高めた生活リズムの確立
2)計画や翌日の準備を強化して、思い立ったらすぐに勉強ができる体制作り
3)勉強時間を記録して気持ちを維持すること!でした。
➌ 2次試験 2021年1月~2021年11月 (初受験だが勉強は2年目)
・302日間・1055時間学習
(2020年に79日・290時間の学習済み)
2次試験合計 362日・1346時間10分学習。
・朝60~90分の確保。
・頭が冴えてる日中に60~90分の時間を作り、可能な仕事を夜にまわすこと。ECRS
(11時頃ファミレスに入ってサッとに食事を済ませる。そのまま13時頃まで勉強)
合格までの学習法
①1次試験
TACの講義一筋でした。毎週100ページ近く進む学習内容を「トレーニング」でアウトプットしながら必死に飲み込み、科目終了後の要請答練で60点以上取ることを目標にしました。2年目からは「過去問完全マスター」を取り入れて、頻出論点の精度向上を意識しました。
②2次筆記試験
TAC受講と勉強会。講夏までは設問分析や与件の大枠把握、事例Ⅳの論点毎という具合に部分強化をしていたため、「80分トータルでの解答品質」が上がらず全く得点が伸びずに焦っていました。その後に力が付いた!と実感できた学習のポイントは
1) 50点を合格点と設定して、「本気で50点だけ」を取りに行く方法に切り替えた点
2) 0点設問を避けるために、勉強会で「5点以下の見当違い解答」をしたメンバーから、その時の発想方法や思考を聞き出し、共有してNGから得点を積み上げる方法を採用したこと。
③ 再現答案
本試験当日まで作るつもりはなかったのですが、あまりに手応えがなく不合格を覚悟したため、「来年に繋がるはずだ!」と思い翌日作成しました。
学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス
【1次試験学習者の方へ】
合格から逆算したアウトプット中心の学習方法で頻出論点の精度向上を図れば、必ず合格できると信じています。また「合格までの受験回数、学習時間とその作り方」➋のように、勉強への環境作りを戦略化する必要があるかもしれませんね。
皆さん仕事や家事などの本業を持ちながら勉強を続けることは本当に大変だと思いますが頑張ってください!
【2次試験学習者の方へ】
僭越ながら私見にてアドバイスをさせていただきます。
「本試験は経営学の本質が問われているテスト」であり、解答の方向性が正しければ結果としての記述内容は何でも良いのではないと考えるようになりました。普段の演習や模試で「特定の解答」を導き出す手順に終始するようになり、事例企業の本質を捉えることが疎かになってしまう気がしました。
私はその対応策として、口述試験対策の勉強がヒントになると思います。興味がある方は「TACの口述試験対策の動画」を観てからR3の2次試験で実施してみると今までと違った角度で事例企業が見えてくると思いますよ!
おわりに。たいした能力もない私の文章を最後まで読んでいただけましたことに感謝します。
そしてこの記事を来年もチャレンジする仲間達に贈ります。
========ここまで========
いかがでしたでしょうか。
通学のデメリットとして関東圏在住者等でないと通学できないことをあげつつ、転勤により郡山から池袋まで通学されたことには本当に驚きました。(ご指摘のように、TAKUROも勉強会でご一緒させてもらっていましたが、毎週見かけるので、まさか郡山から来ているとは思ってもみませんでした笑)
なおさんの合格への強い気持ちは、上記の新幹線通学だけでなく、朝4時半の朝勉やランチタイムの使い方にも表れています。
また、2次試験の勉強会での、本気で50点を取りに行く、見当違いの発想をしてしまった方の考え方を共有する、という方法論も非常に参考になるヒントが隠れています!
来年も試験に挑戦されるなおさんの仲間に限らず、来年の受験生全員にとって大いに参考になる内容だったのではないかと思います。
なおさん、合格おめでとうございます。ご寄稿どうもありがとうございました。
以上、TAKUROでした。
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