【合格体験記】劣等感をバネに長期間独学でストレート合格!634さん


こんにちは。 アヤカです。
本日1本目は、劣等感をバネに長期間独学でストレート合格された634さんです!
634さんは、学歴やキャリアへの劣等感や仕事での悔しい思いをバネにして、長期間の独学に耐えて、見事ストレート合格されました。
それでは、どうぞ!
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contents
受験生情報
HN:634
年齢:40代
住まい:東京都
自分の診断士受験スタイルを一言で表すと
劣等感をバネに長期間独学でストレート合格!
診断士に挑戦した理由・きっかけ
自分の学歴やキャリアに常々劣等感を感じており、国家資格を保有し自分に自信を持ちたいという気持ちが強くありました。
会社の従業員組合の執行役員に従事していた際、使用者側との知識・交渉力の差があり、労使協議では組合側の満足する成果を得られず悔しい経験があり、社会人として最低限必要な知識を習得する必要性を感じていました。
学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
保有資格
1級施工管理技士(電気・土木)、TOEIC900点を保有。
診断士試験に関連性のある資格は保有していませんでした。
得意科目
1次2次とも得意科目なし
不得意科目
1次2次ともすべての科目が不得意
学習スタイルとそのメリット・デメリット
学習スタイル
完全独学、セミナーや模擬試験も未実施。
メリット
極度の人見知りで、周りの優秀な方に劣等感を感じるだけと思い、独学の方が自分にとって精神的な負担が少ないと考えました。自分のレベルに合わせてマイペースで勉強できたのは通学よりも良かったです。
デメリット
勉強方法は自分で模索する必要があるが、道場をはじめ今はネットのおかげでそんなに負担ではありませんでした。
合格までの受験回数、学習時間とその作り方
受験回数
1次:1回(R3)
2次:1回(R3)
学習時間
<1次試験>
約1500時間(2019年10月からの1年10カ月)
(平日)出社前に1時間・通勤時間に1時間・帰宅前に1時間の計3時間
(休日)休日は直前1カ月のみ1日8時間。
<2次試験>
約300時間(1次試験合格からの2カ月半)
(平日)1次と同様
(休日)1次と同様
勉強場所の確保
子供が3人おり自宅では勉強に集中しづらいため、勉強カフェという自習スペースを契約していました。
周りには昼夜問わず勉強に励む方々が沢山いてモチベーションになりました。
合格までの学習法
<1次試験>
【勉強開始期(約3ヶ月)】
通勤中の電車内でテキストを読むだけでしたが、中卒程度の学力しかない自分には内容がほぼ理解できず立ったまま寝落ちの繰り返しで、7科目読み終わるのに3ヶ月を要しました。いざ2周目を開始しようと思った時に、1科目目の内容を全く記憶できていないことに衝撃を受け、この方法では無理だと断念しました。
【周辺知識探索(約5カ月)】
テキストを理解するための周辺知識の収集を実施しました。具体的には以下のテキストを利用しました。
・全般 → ビジネスマネジャー検定テキスト・問題集
・経済学 → 石川経済学入門
・財務・会計 → 簿記3級テキスト、財務三表一体理解法
・企業経営理論 → 経営学入門書
・運営管理 → ザ・ゴール
・経営法務 → ビジネス実務法務検定テキスト、会社法入門書
・経営情報システム→基本情報技術者試験テキスト・問題集
【過去問学習期(約12カ月)】
周辺知識獲得後、テキストには戻らず過去問完全マスターを繰り返し解きました。A/B問題が8割できれば合格点に達すると考え、5周~8周しました。並行して、暗記カードを作成し隙間時間を活用しました。
過去問ベースでは8割レベルに到達したのですが、本番では初見の問題ばかりで思わず笑ってしまうほどでした。それでも合格したのは(自己採点446点)、分からない問題でも「おそらくこれだろう」と絞れるだけの思考プロセスまで過去問演習で持ち込めたからだと思います。
<2次試験>
(事例1~事例3)
ふぞろいシリーズを使い過去問10年分を2~3周しました。
3周目は、模範解答から問題文を想起、キーワードだけ抜き出して設問毎の整合性を意識する作業しました。ふぞろいベースの自己採点で60点を超えるくらいの感覚になりました。
(事例4)
過去問集を毎日1時間やり続けました。直前期のみ80分の試験時間に慣れるため事例を通して3年分くらい解きましたが、いずれも時間内にNPVは解答できない状態でした。
本番は実力通りNPVは白紙の状態だったのですが、それ以外の事例は埋めることができました。
<再現答案の作成有無>
作成済みですが特に採点サービス等は利用していなく、なぜ合格したのか信じられない状況です。
学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス
エピソード
受験勉強中、勉強以外のことで自分の中でターニングポイントがいくつかありました。
<酒を止めたこと>
365日飲酒して朝帰りや日中から飲酒することも多かったのですが、酒席での失態の繰り返しに滅入ってしまい、減酒セラピーまでいったのですが効果なく、思い切って断酒しました。幸い禁断症状もなく継続できており、心身の健康・勉強時間の確保・家庭円満に寄与しました。
<養成課程の不合格>
1次試験合格後、2次試験を突破する自信が全くなかったため全日制の養成課程に申し込みました。養成課程を落ちた理由は(正確には補欠合格)、診断士になってからのビジョンが不足していたからだと思います。2次試験に向けて切り替えることができました。
<鬼滅の刃と骨髄ドナー経験>
コロナで自宅待機中に子供と一緒に鬼滅の刃を読破し、勉強中辛い時は何度も煉獄さんの言葉を反芻させ心を燃やしていました。また、勉強期間中に骨髄ドナー経験をし、資格取得への決意が強まりました。
アドバイス
私にとっての合格の秘訣は、自分の実力を認め長期間の学習を受け入れ実行できたことだと思います。コロナで仕事の環境が不安定な中、勉強が精神安定剤にもなりモチベーションが下がることはありませんでした。
========ここまで========
いかがでしたでしょうか。
現状を客観的に見て、今の自分に必要なものを取捨選択して実行されているのが素晴らしいですね。
完全独学を選ばれた気持ちわかります。私も知らない人に合うのがストレスになると思って、勉強会等には一切参加しませんでした。
自分に合った勉強方法や教材を選ぶのは重要だと思います。

634さん、合格おめでとうございます!!!!
ご寄稿どうもありがとうございました!!
以上、アヤカでした。
本日はあと2本ありますよ!
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合格体験記テンプレ
- 受験生情報|ハンドルネーム・年代
- お住まい |都道府県
- 自分の診断士受験スタイルを一言で表すと(40字目安)
- 診断士に挑戦した理由・きっかけ
- 職務経験・保有資格
- 得意科目・不得意科目
①1次
②2次 - 学習スタイルとそのメリット・デメリット
①独学、通信、○○(予備校)通学
②メリット
③デメリット - 合格までの受験回数、学習時間とその作り方
①合計の学習期間(〇年〇か月)
②受験回数(1次試験〇回、2次試験〇回)
③1次学習時間
④2次学習時間 - 合格までの学習法
①1次
②2次
③再現答案の作成有無 - 学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス
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