まなびをまねぶ①/2:学習改革 いまいちど学び方を見直してみる by と~し

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4月10日(土) 午後(時間調整中)
・第1部  <1次試験対策+相談会> 
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Web会議アプリ「zoom」を活用したオンライン開催!
3月15日(月) 12時より「こくちーず(告知’s)」で募集開始予定

一次試験・二次試験の学習ノウハウやzoomのブレイクアウトルームを活用した小グループ単位でのディスカッションで相互交流を図るセミナーです!
また、第3部ではオンライン懇親会を開催します。ご希望の方はご参加ください。
道場メンバーや受験生同士で交流を深めて頂き、合格に向けモチベーションを高めて頂きたいです。
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今日はひなまつりですね。
勉強の傍ら、ひなまつりの準備に大忙しの方もいるかもしれません。

突然ですが、一つ質問です。

「桃の節句って英語で何と言いますか?」

 

 

 

。。

 

 

。。。

 

 

ひな≒姫=プリンセス、まつり=フェスティバルだから、

 

Princess Festival?

 

惜しい!けど、残念。

 

正解は、the Doll’s Festival (ほかPeach Festivalなど)

 

ひな”人形”を飾る、”お祭り”なので、と考えると「なるほど」ですね☆
無事に正解したあなたは、経営法務などで英語問題が出た時に、
得点源にするチャンスかもしれません。

冒頭に、英語についての質問をしたのは、
学び方を見直す提案をしたいからです。

あと2ヶ月でGWを超えるとやってくる直前期。

まだ先のようで、あっという間にやってきます。

全国の受験生が本気モードになる時期の前に、学習方法を見直す。
学び方を学ぶ:メタ学習を通じて、勉強の成果を加速させ、
一歩前に出る、そんなきっかけになればと思います。

 

記事のココだけPoint

・勉強成果=QL×Qt

・勉強の始めは□□から

・勉強の質は□埋めで測る

 

1.基礎理論

1.1.英語のコップ理論

 

診断士試験を始めようと思ったとき、

・1,000時間以上の勉強が必要

・勉強結果は人によって分かれる

これらを知った時、まるで英語の「コップ理論」のようだと感じました。


私たちの頭の中にはコップがあって、
そこに英語をどんどん注いでいく。

注ぐうちにコップの水位はグングンと上がっていき、
満タンを超えて、淵から溢れ出してしまった時に、
口から自然に英語が出てきて、話せるようになる。このコップが溢れるまでの時間は、
一般的に1,000時間である。

日本の学生は、中学・高校で約800時間もの英語の授業を受けています。
これに家や、塾での勉強、更には大学での勉強も加えたら、
多くの人は1,000時間を遥かに超える勉強を重ねているでしょう。

しかし不思議なことに、
日本人は英語が話せないと言われる。

これに違和感を感じました。

せっかく勉強という貴重な時間や労力を投資しているのに、
話せる・使いこなせるという成果には至っていない

何だかとても悔しい。せっかく勉強をしているのに、
何でこんなことになってしまうのだろう?と思いました。

 

 

1.2.私たちは忘れる生き物である

資格勉強についてネットや本を読んでいるとよく見かける、
エビングハウスの忘却曲線。

この曲線が教えてくれるのは、

私たち人間は「覚える」のでなく、
むしろ「忘れる」前提の生き物なのです。

私たちは日々、夥しい量の情報にさらされています。

情報化社会と言われて久しい今、
毎日スマホなどから、恐ろしい量の情報を私たちは得ています。

情報化社会の影響を除いても、
日常生活を送る中で、
視界等の5感を通じて外から色んな情報が入ってきます。

また頭の中でも、
今日の服はどれにしよう?朝ごはんは何を食べよう?
色んな思考が渦巻いています。

毎日、これだけの情報が頭の中に入って来るので、
全ての情報が頭の中に留まり続けたら
私たちの脳は、情報の洪水で溢れてしまいます。

だから流れ込んでくる情報の中で、
重要でないものは、徐々に忘れていったり、
そもそも私たちの顕在意識にすら上がらなかったりします。

若かりし日の部活の悔しい思い出や失恋、仕事の失敗談

覚えていたくないものを忘れて生きていくには便利な一方、
これから診断士合格を目指すのには、厄介な特性です。

この「忘れる」という仕組みが備わったわたしたちは、
どのような勉強方法をしたらよいのでしょうか?

 

 

1.3.勉強方法と、成果を測る方程式

前置きが長くなりましたが、推奨の勉強方法は名付けて、

「穴あきオケ理論」


そこに一つの木でできたオケがあります。勉強を通じて、新たな情報を、
バシャバシャと注いでいきます。どんどん水位が上がっていき、
溢れる状態になれば、合格や習得です。しかし、残念ながらオケには穴が開いています。
穴からは常に情報が流れ出ていってしまいます。

それ故に、注げども注げども簡単には中に溜まっていかず、
溢れさせるためには、工夫(戦略)が必要です。

そこで勉強の成果を以下の様に2つに分解してみましょう。

成果 = 質(Quality) × 量(Quantity)

質:穴を塞いで漏れる量を減らす、勉強の質を高める。

量:漏れる以上の勢いで注いで水位を上げる、勉強の量で勝負

試験までに情報を貯めてオケを溢れさせるには、
これら2要素の組合せで、日々水位を上げていくことが必要になります。

漏れの多い・少ないなど個人差はあるかもしれませんが、
全国の受験生誰もが、日々注いだ知識が流れ出る(忘れる)中で、
戦っています。

かくいう自分も、ようやく7教科を終えて、
企業経営理論に戻って過去問を解く時に、
頭の中の記憶の消え去り具合に焦りました。。

でも大丈夫、いま勉強をある程度進めている人は一歩リードです。
昨年の今頃、自分はようやく受験を決意して走り始めた頃でしたし、
masumiアヤカも3月スタート、Ma.satoだって4月スタートで合格まで走り抜けました。

走っていけば、きっとその足跡が道になり、
先の道へもつながっていくはず。

勉強を一足先に始めたリードを、
そして学び方を学びなおす機会を活かして、
確かに合格へと一歩近づいていきましょう。

まずは質の高め方を見ていきましょう。

 

2.質:Quality

2.1.机に向かう=勉強ではない

まず勉強の考え方を見直しましょう。

机に向かってテキストを開く・ノートを書く・問題集を解く。
=勉強している。ではないです。

これは、「【勉強している外見】をしている」というだけです。

勉強をしているように見えて、実は頭の中では、

今日や明日の仕事のことが渦巻いているかもしれないし、

晩御飯の献立のことを考えているかもしれないし、

うわ、財務やっぱり難しいな。分からないけど取り合えず読んでおこう。

自分の中の色んな声が飛び交っているだけで、、
実はオケの中に新たな水が注がれる=勉強 は、
少しもしていないのかもしれません

学生時代を振り返ってみると、
みんなで同じ授業を受けているはずなのに、
その中でも不思議と試験の点数では差が生まれている。

真面目に授業を聞いて、塾に行っているけど、
点数が伸び悩んでしまうこと。

一方で、塾にもいかず、
授業もそこまで真面目そうでないのに、なぜか点数が良い人。

そんな差が生まれていませんでしたか?

中小企業診断士を受ける多くの人は、
社会人として実際に働いたり、子育てに追われる中で、
時間を捻出して勉強を進めています。

他にもやることがある中で作り出した貴重な勉強時間、
その効果を高めるには、どんな工夫ができるでしょうか?

 

2.2.学習の初めの一歩

学びの初めの一歩は、

学び方を学ぶことです。

更に言えば、

学び方を、マネすることからです。

 

まなぶという言葉は、「まねぶ」
即ちマネをするということが語源になっているそうです。

冒頭の言語の話で行けば、
外国語を習得するのに、こんなにも苦労をする私たちですが、
母国語を話すということは、物心がついた時には自然に話していたはずです。

教科書を開いたり、テストを受けるわけでもなく、
お母さんなど周りの人たちが話している言葉を聞いて、
マネして話してみるうちに自然と言葉を覚えて、
話せるようになっていきます。

そう思うと、母国語をmother tongueと言ったり、
まなぶがまねぶから由来しているというのも、なんだか合点がいきます。

では、診断士の勉強では何をしたら良いか?
よがや、先代の記事でもあるように、
パクッてカスタマイズ です。

 

>まずはマネしてやってみる

非効率な勉強方法で勉強したり、
勉強方法で迷っている時間はありません。

せっかく合格した先人の記事がこんなにも集まっているので、
道場の記事を最大限に活用しましょう。(検索機能もお忘れなく。)

 

カスタマイズしてみる

王道はあっても、誰もが使えるウラ技はありません。
一人一人の性格や頭の癖などがあるので、
自分が使いこなせるようにアレンジをする必要があります。

いくつか見つけた勉強方法を試してみて、
自分に一番効果がありそうなものを選んでみてください。

 

 

2.3.勉強の質の測り方

では、勉強の質はどのように測ったらいいでしょうか?

模試や過去問を試しに解いてみることで、
おおよその水位、現時点での到達度を知ることはできますが、
実際の自分の頭に蓄積されている知識と完全一致というわけにはいきません。

こと、模試に関していえば昨年もでしたが、
今年もコロナ禍のため、会場での実施があるかどうか?見通しがたちません。

そこで、量を図るために提案をしたいのが、
埋めた「穴」の数で測るということです。

日々の勉強の最後に、
過去問やスピ問、またはテキストの演習などで問題を解いてください。
自分でキーワード埋めの問題を作ったり、暗記カードを作っても良いです。

これを解いてみて、間違えたら、
間違えたところをマークしておく。

↑その日の勉強を終える前に、
再度解いてみて、解ければO.K.
あなたのオケの穴は一つふさがりました。

もし間違えてしまったら翌日、
それでもだめなら後日に再度演習をする時に復習するよう、
付箋などでしるしをつけておきます。

→これは、あなたが点を上げる世界に一つだけの貴重なチェックポイント集になります。

一度やって解けてしまうところは、言ってしまえば、
勉強せずとも既にあなたが身に着けていた知識かもしれません。

重要なのは、あなたが合格までに身につけないといけない所、
学んでも学んでも、漏れてしまう穴を塞ぐことです。

この塞いだ穴の数は、
過去のあなたなら出来なかった問題を、
いまのあなたが解けるようになった「伸びしろ」です。

こうしてできなかったことを一つ、また一つと埋めていけば、
それは合格に一歩ずつ近づいていくことになります。

 

 

3.勉強に飽きてしまったら?

毎日毎日、勉強を続けていると、
飽きてしまったり、今日は勉強したくないっ!
そんな日が出てきませんか?

私が足並みを止めてしまいそうな時に、思い出す言葉を贈ります。

「それは飽きたのではなく、”変化しないこと”に飽きたのだ」

日本初のプロゲーマーとしてe-スポーツ業界を切り開く梅原大吾さんの言葉です。
たかがゲームと侮ることなかれ、
日々、診断士の受験生に劣らない時間のゲーム練習・研究に明け暮れる、
その練習量と探求力のはもちろん、彼の凄さは「変化し続ける」力です。

既に何度も日本だけでなく、世界中の大会で輝かしい実績を生み出しているのに、
自らのプレイスタイルを常に変化、進化させ続けています。
その姿は、まるで自分はまだまだ穴だらけ。と徹底的にオケ磨きに励んでいるように見えます。

診断士勉強は、時に苦しくなってくるときもあるかもしれませんが、
そんな時は、自分が出来るようになったことに目を向けてみましょう。

難関といわれる資格、7科目もの範囲の勉強をしていて、
始めたばかりの頃よりも知識が増え、解けなかったあの分野も解けるようになっているあなたは、
きっと昨日のあなたよりも一歩も二歩も成長し、よりステキなあなたになっているはず。

変化して成長し続ける自分自身を励みに、これからも頑張っていきましょう!

次回3/16には、もう一方の要素「量」に関しての記事を書こうと思います。
個人的に、最終的には「量」がモノを言うと思っているので、
次回の更新をお待ちくださいませ。(1記事にまとめるには長くなりすぎました、ごめんなさい)

 

 

明日はMa.satoが過去の診断士試験データを分析した記事を投稿します。

必見ですので、お楽しみに♪

 

 

 


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まなびをまねぶ①/2:学習改革 いまいちど学び方を見直してみる by と~し”へ4件のコメント

  1. きっしー より:

    と~しさん

    貴重な勉強法の記事ありがとうございます。
    自分にあった戦略を道場の記事からカスタマイズしてやっていきたいと思いました。
    質と量を良くしていくために、引き続き、貴重な記事を楽しみにしています。

    1. と~し より:

      きっしーさん

      コメントありがとうございます。
      これまで12代綴ってきているので、検索などで活用いただければ幸いです。
      次回「量」の部分を補足させて頂きますので、よろしくお願い致します。

  2. サトシ より:

    穴あきオケ理論ですか。うまいネーミングセンスですね。
    僕は7科目+2次の計8枚を同時に皿回ししていくようなイメージで捉えています。
    おっしゃるとおり、忘却曲線があるので定期的にメンテナンスをする必要がありますよね。このメンテナンスのスケジュール(定期保全)の立て方がポイントになりますね。僕は2週間に1回のペースでメンテナンスをやってます。主に電車の中でしています。勉強は自習室やカフェでなくてもできますからね。
    埋めた「穴」の数で測るというのも、僕はメンテナンスの際に、テキストをチェックしていき、忘れた用語のところに大きく丸をつけています。そして、2週間後のメンテナンスの際にその丸をつけたところを暗記し直しています。そうすると1ヶ月で知識の補修ができます。

    4月10日のオンラインセミナーは、TAC名古屋校で事例Ⅳ特訓がありますので、楽しみにしていましたが参加できません。またレビューなどを出していただけるとありがたいです。

    1. と~し より:

      サトシさん、コメントありがとうございます。

      ご指摘の通り、二次試験もありますね。
      自分はシャンパンタワーの様に、下段に二次試験があるイメージで、
      一次試験に集中戦略をとりました。

      忘れ方や知識に個人差があるように、
      勉強法は千差万別ですので、色々とカスタマイズしてみてください。

      セミナーの件も承知いたしました。
      後日、セミナーの様子をお伝えする記事もリリースするよう致します。

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