自己紹介&自分の優先順位を見失ってはいけない byなゆた
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〇目次〇
◆自己紹介
◆自分の優先順位を見失ってはいけない
◆おわりに
はじめまして!12代目なゆたと申します。
現在、よく2次試験対策のために通ったカフェで、この記事を書いております。
模範解答と自分の解答の違いに打ちひしがれながらも、
「もし、診断士になったら、このカフェに対してどんなアドバイスできるかしら」
「強みを生かして、機会を捉える・・・」(二次試験対策で出会う呪文。)
「こんなイベント企画したら、ニーズあるかも。試験勉強でアイディアが出やすくなったのでは。
私、まだまだ伸びしろある!!」
と試験に受かった姿を妄想しながら、出来ない自分と向き合う力を
ふり絞っていたことを思い出します。
自分は不器用で勢いで何とかしようしがちな人間です。
そんな私がなんとかストレートで合格できたのは、まぎれもなく
抜けがちな視点を日々補完してくれた、道場記事のおかげです。
(なにか知りたいキーワードがある方は、右上の虫メガネの窓で探してみてください。
きっと何かしらの記事がヒットします!)
こんな自分が道場のタスキを受け取っていいものかと葛藤しましたが、
ワクワクを抑えきれず挑戦することに決めました。
読者の皆さんに一つでも気付きを持ち帰って頂けるよう、精いっぱい務めさせて頂きますので、
1年間、どうぞよろしくお願いいたします!
〇プロフィール
・1989年生まれのサラリーマン。
・製造業にて原価・収益管理を主に担当。夢は事業の立ち上げに携わること。
・趣味は、晴れた日の散歩、美味しいコーヒーを飲みながらボーっとすること、読書、
時短家事研究(キッチンには立つのは30分以内)、息子と「シナぷしゅ」を見て歌って踊る。
・令和元年9月に息子爆誕→翌1月から勉強再開・受験→11月に復職し
「ワーキングマザー」になりました。
〇受験歴と学習方法
・令和2年1月~勉強開始。一次・二次ストレート合格。
一次試験点数:484点(経済68,財務60,経営83,運営61,法務64,情報72,中小76)
二次受験点数:得点開示請求中
・学習方法:一次通信(クレアール)、二次独学(クレアール、ふぞろい)
・学習時間:一次400時間、二次230時間。(合格体験記はこちら)
初回に何を書くべきか非常に迷ったのですが、今回は、私が合格できた一番の要因だと考える、
日常生活と試験勉強との「優先順位」を自分で決めることの重要性について
書かせて頂こうと思います。
何を当たり前なことを!と思われる方も多いと思います。
ですが、私は恥ずかしながら、産前
「仕事が忙しい」というマジックワードで仕事以外の優先順位を下げており、
いつのまにか会社や社会のべき論など、他の誰かに自分の判断を委ねる癖が
ついていたようです。
育休に入ってからも、時に勉強が進まないと環境や夫のせいにしてイライラ、
時に、「母親」としての役割を全うできているのか自信が持てず、
自己嫌悪になったりと、勉強に集中できませんでした。
育児と受験の最適な両立を模索する中、
自分にとって何が大事なのか考える機会がありました。
(子供、資格、趣味、美容・・etc)
自分の中の価値観をクリアにすることで、
判断軸がはっきりとし、迷いなく勉強にも集中できるようになりました。
私は「乳児育児」と「家事」と「勉強」のバランスに苦戦しましたが、大人になると、
「仕事」に「プライベート」に、「趣味」に「自己研鑽」等、自分で選べる余地が大きくなり、
選択に迷いが出てくる方も多いのではないでしょうか。
その時々で選択していくと、意志力も使いますし、面倒になって安きに流れがちです。
(↑私のことです)
試験日まで十分な時間がある今、
日常と、特に試験勉強におけるご自身の優先順位について
まずはご自身で、さらには周りの方と共有・議論しておくと、
今後の受験勉強、さらにその先の人生が、よりスムーズにいくかもしれません。
(短期的な意味に加えて、長期的な意味でも話すと理解を得やすいと思います!)
ぜひ、これを機会に一度点検いただくことをお勧めいたします。
・・・
・・
・
本当はここで終わろうかとも思ったのですが、下記にて私の経験談を書きました。
個人的なエピソードですので、適宜ご笑覧もしくは読み飛ばしください。
お付き合いいただける方は、どうぞ宜しくお願いいたします><
(なお、産後の女性の心身の状態は人それぞれです。あくまで一例として受け取って頂ければ幸いです。)
私は第一子育休中に資格を取得しております。
これを聞いて、皆さんどう思われるでしょうか。
「育休って育児するための時間でしょ」
「母親になったのに、自分のこと・・・?」
「資格に必要な勉強時間は平均1000時間。母親業と両立できるの?」
これは、いずれも私自身が自分自身に向けて問うていたもので、
「母親なのに、自分の時間をもち、勉強したい」という気持ちに勝手に後ろめたさがありました。
息子が生後4か月ごろ母体の調子も回復し、産前から目指していた診断士の勉強再開を決めたものの、
我が家の息子は、当時昼寝は30分刻み、夜も4時間間隔で目覚め、完全母乳(ミルク拒否)、
起きているときは抱っこをせがむタイプで、想像以上にハードな毎日。
気合と根性だけでは思うように勉強が進まず、やきもきしておりました。
そんな折、息子を連れてふらりと遊びに行った地域の公民館。
子育て相談員の方から、困っていることはないか質問され、
「なんとかミルクを飲めるようになってもらって、人に預けられるようにしたいのですが、
なかなかうまくいかなくて・・・」というと、
「あなた、子供をモノと思ってない?コントロールしようとしているんじゃない?〇▲□・・・」
との回答が。
正直、そのあとのことはよく覚えていません。
そそくさと公民館を後にし、息子をベビーカーに乗せながら、涙があふれ、
公園までぼーっと歩きました。
「私はいったい何をしてるんだろう」
ベンチに座って、きゃっきゃと無垢に笑う息子を眺めながら、
私は、息子をモノだなんて思ったことない。
けど、初対面の人の言葉にこんなにもショックを受けているのは、
真正面から否定できない自分がいたから
でも、私は母親としてだけではなく自分の人生も生きたいし、
できなかったことを将来、息子のせいにするような自分にはなりたくない・・・
すべて完璧にはできないけど、自分のできる範囲のことをやりきろう
すーっと、覚悟が決まった瞬間でした。
※なお、当時の相談員さんは「焦らなくていいんじゃない?」というニュアンスで
お話ししてくださっていたのですが、当時自分に余裕がなく、言葉を断片的に受け取ってしまっていました。
先の相談員の方とは、公民館に通うなかで資格取得の話もし、最後はよき応援者になってくださいました。
考えた末、至ってシンプルな私の優先順位は以下の通りです。
■私の優先順位■
1.家族の笑顔を守る。
・息子にとっての1時間は、私にとっての1時間と濃度が違う。彼が毎日楽しく心地よい生活を送れるようにする。
・家族三人の時間を大事に、楽しく過ごす。
2.そのためにまず自分が楽しく、健康に生活する。
・自分が笑っていなければ、大切な人を笑顔にできない。
・睡眠時間と自分の機嫌は自分で確保する。そのためには人にも頼り、お金も出す。(必要投資)
3.資格勉強
・「1家族が笑顔で2自分も健康」が成り立っていなければ、勉強にも集中できないことを自覚せよ。
・時間管理マトリクスにおける、
①「緊急だけど、重要ではない」部分(私にとっては家事やSNS)の棚卸→効率化を図り、
②「緊急ではないけど重要」な未来への投資(資格勉強)に時間を捻出する。
を意識する。
息子の眠ったタイミングが私時間開始のホイッスル!
ゲーム感覚で、どこまでできるか楽しむ。計画に対して未達なら計画を練り直すだけ。
今年合格できなくったって、来年も試験はある。自分のペースでやっていこう、と決めると
いい意味で、肩の力が抜けました。
何より1家族の笑顔・2自分の健康が確保されているので、充実感を持ちながら、
限られた時間の中で集中して勉強に臨むことができました。
また、他人の芝はどこまでも青く見えますが、常に優先順位を明確に持ち、
自分の人生のハンドルを自分で握ると、自分のハンドルコントロールに手いっぱいで、
いつの間にか他人が気にならなくなっていました。
それでも、独学で一人勉強を続けていると、めげそうになるときはあります。
そんな時私が心の拠り所にしていた言葉を紹介します。
「現状を変えたいなら、1人でコツコツ積み上げる孤独な期間とどう向き合うか。
淡々と取り組めば、道は拓ける」
どなたかの勇気になればうれしいです。
育休中は、最適バランスを見出し、目標に向かって邁進できましたが、
(幸せなことで)現在「診断士見習い」という新たな大事な要素を迎え
改めて時間配分を模索中です。
ただ、優先順位というコンパスのおかげで、道に迷うことは少なく
もがきながらも前に進むことができるようになったと感じています。
初回から自分事の長文となり、申し訳ございませんでした。
次回以降は、もう少し皆様のお役に立つような、
時間活用ノウハウや、「ながら」耳読勉強等を紹介させていただきたいと思います。
未熟者ですが、これから1年間よろしくお願いいたします。
明日は、やると決めたら即行動!の実行力ときめ細やかな配慮を持ち合わせた
頼りになる営業ウーマン、われらがmasumiの登場です。
どうぞ、お楽しみにーー!
☆☆☆☆☆☆☆
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なゆたさん
思わずコメントしてしまいました。これから道場メンバーとしても活躍されるのですね!
子育て&本業&家事と忙しい中ですが、ご家族の理解を得ながら、奮闘している様、自分にも重ね合わせて読み入ってしまいました(男ですが笑)。
診断士1年目もなゆたさんらしく、輝いてください。
(恥ずかしいので、もうコメントしません笑)
げんきみさん
コメントありがとうございます!
産むのは女性ですが、産んでからは男も女も同じ親初心者ですもの。共感いただき、うれしいです!
いろんな育児本?を読み漁りましたが、最終的に大和書房の「スゴ母列伝 ~いい母は天国に行ける、ワルい母はどこへでも行ける」を読み、目からうろこでした。
産後のメンタルもあってか、「お母さん幻想」に囚われている自分を解放するのはなかなか大変な作業でした。笑
これからも本業はもちろん、診断士同期としても引き続き、よろしくお願いいたします!
(コメント、いつでもお待ちしております笑)
はじめまして。
これこそ短期間・短時間でスパッと合格してしまう例ですね。まさに「効率性の神」ですよ。そういう効率の良さに憧れます。
でも、合格までには子育てとの並行のことでとても苦労されていたんですね。仕事(家事)と勉強の両立だけでも大変なのに、そこに子育てが加わりますからね。そのバランスを図るだけでも神業ですし、時にはバランスを図れなくなっても無理はないですよ。ましてや乳児なら尚更です。
ぜひ、今後もその神業とも言える「超効率的な勉強法」をレクチャーしていただけると嬉しいです。
今日は「常に優先順位を明確に持ち、
自分の人生のハンドルを自分で握る」ということが、また勉強になりました。確かに優先順位づけが効率的な勉強の第一歩ですし、受け身ではなく自主的に動くことが重要ですよね。
これからよろしくお願いします。
サトシさん
コメントいただきありがとうございます。
思い返すと、「効率的」という評価を頂くようになったのは産後からです。
(それまでの人生、どう考えても「量」でカバーしてきたタイプです・・・)
ご期待に沿うような「超効率的」なノウハウを伝授できる自信はないのですが、
「量」という武器を奪われた私が、どんなことに注意して勉強したのか、また
趣味の一環で聞いていた音声メディアに大いに助けられたのですが、勉強時間以外での
予備的知識の情報収集のススメについても書いていけたら、と考えております。
自分ではコントロールできない部分に気を向けてしまうと、どうしてもネガティブな感情になりがちです。
ネガティブな感情って結構疲れるんですよね。(私だけでしょうか)
自分がコントロールできる範囲に意識を向け、建設的な気持ちでいることが
結果的に省エネになるよなあ、なんて考えております。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。