自己紹介&中小企業診断士を学ぶべき理由
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はじめまして! 当道場12代目として執筆させていただきます、にのみと申します。
1年前は受験生支援をしているイメージは全く湧きませんでしたが、そのような状態でもなんとか結果を出せたという経験を少しでも読者の方々へ伝えられたらな、と思います。
今後1年間よろしくお願いします。
<目次>
1. 自己紹介
1.1 どんな人?
HN:にのみ
生まれ:平成5年・石川県生まれ
居住地:神奈川県
職業:プラントエンジニアリング会社で動的シミュレーションを主にやっています
最近のブーム:大食い・酒飲みYoutubeを2倍速で見ること(病んでません。)
最近の悩み:診断士受験でとにかく効率を重視した結果、通常速度の動画を見れなくなってしまったこと。受験しても基本そんなことにはならないのでご安心ください。
1.2 勉強スタイル
- 1次試験・・・471点
勉強スタイル:TACの教室受講50%とWeb受講50%。 基本は教室に通っていましたが、途中で本業が忙しくなり、講義についていけずWebに切り替えました。
勉強時間:800時間
- 2次試験・・・得点未開示
勉強スタイル:TACの2次対策コース+横浜界隈の勉強会
勉強時間:350時間
1.3 診断士を取るきっかけ
私が診断士を取るきっかけは以下の3つの要素が揃ったからでした。
- 元々経営に興味があった
- 診断士を受験するか考えていた時に、会社の先輩(Tomatsuさん)が受験していた
- 1年目のボーナスが出たから
特に2と3はかなり診断士受験を後押ししてくれました。私のモットーである前向きになんでもやってみる「Just Do it」精神でやってみた結果、最高のボーナスの使い方(自己投資)になりました。
もし、まだ受験しようか迷っている方は、勢いで授業料を払ってしまうのもありかもしれません。
1.4 これから取り組みたいこと
診断士ほやほやの私が、構想段階ではありますが診断士として今後やっていきたいことです。
- 補助金申請の支援
- 事業承継を伴う支援
- 会社経営
- 社内の診断士活動
- 企業のマーケティング支援
- 地域活性化支援 etc…
ご覧の通り、やりたいことありすぎます(笑)
診断士は専業の仕事がないことがよく特徴として挙げられ、そのデメリットばかりにフォーカスが当たりがちですが、逆に企業に関わることならなんでもできるのです。
12代目も様々なアプローチ(会社員は勿論、お医者さんや弁護士さんまで!)で診断士資格を生かそうと構想しています。
色んな背景を持つ診断士の方の話を聞くと、意外と自分がやりたいことが診断士になったら出来るのか!と思えるかも!
2. なぜ診断士を受験すべき?
こんなことを言うと、ポジショントークっぽく聞こえるかもしれませんが、中小企業診断士はビジネスマンに限らず、生活を豊かにしたいと考える人たちが取るべき資格だと考えます!理由は以下の3つです。
- 世の中の出来事の解像度が鮮明になるから
- 個人の時代となっていくから
- 本業にも生きるから
2.1 世の中の出来事の解像度が鮮明になるから
診断士は財務的な面から、組織について、マーケティングについて等々、幅広い知識を習得できます。
従って、ミクロ的な視点(1つの会社レベル)の理解が深まることはもちろん、マクロ的な視点(日本全体的なレベル)での物事を理解できるようになります。
例えば最近企業のホールディングス(HD)という企業組織体系が増えてきています。
セブンアンドアイHD・Zホールディングス・電通グループ 名だたる企業がなぜホールディングス化しているのか、皆さん気になりませんか???
他には、歴史を見ると規格戦争というものが多く行われており、有名なものでいえば「VHS vs ベータマックス」という昔のビデオの戦争が超有名です。(私は物心付いた時からVHSが主流で、この戦争は知りませんでしたが笑)
結果的にVHSが覇権を取るわけですが、実際にはベータマックスの方が性能が良かったそうです。
ではなぜVHSがこの戦争を制したのでしょうか???気になりませんか???
診断士の勉強をしていくことで、これらの世の中の気づきが増え、日常生活が一層楽しいものになります。
2.2 個人の時代となっていくから
2019年、あのTOYOTA自動車の豊田章男社長が「終身雇用を確保することは難しい」と発言したことは記憶に新しいです。日本の時価総額No1であり、日本最大の大企業でさえ、時代変化の早いこの時代において終身雇用の確約が難しいということです。
一方、近年YoutubeやInstagram等を用いた個人の発信力は強まっており、今や小学生のなりたい職業でYoutuberは毎年上位の席を定位置としています。
これに加えて新型コロナウィルスが流行し、「おうち時間」が増えたことで、副業に取り組む人も増え、【終身雇用→個人で発信→個人で稼ぐ】という流れが急速に進んでいます。
診断士になることで、コンサル業務・補助金業務・執筆活動など、自身の収入のポートフォリオの幅が広がり、これからの時代を自身の力生きていける一助になると思います。
2.3 本業にも生きるから
診断士を受験する方の話を聞くと、「取引先や上司とのディスカッションで自分の力のなさを実感したから」ということを結構聞きます。
診断士を取ることで、「ロジカルに提案できるようになった」という話を聞いたり、名刺に「中小企業診断士」と書いてあるだけで、なんかすごそうな人だ。と思ってもらえることで話を聞いてもらえ、商談がスムーズに進むということにも繋がります。
私自身、営業をしているわけではなく、診断士の勉強は全く本業と関係ありませんが、考え方や仕事に対する意識が受験前後で大きく変わったことを実感しています。
そして何より1年間勉強続けられたという事実が、関係ない業務でも私に大きな自信を与えてくれています。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます!
最後に、日本の雇用の約7割、GDPの約5割を占めており、日本経済にとって中小企業は非常に重要な立ち位置を占めています。
しかし、コロナウィルスはもちろん、経営のノウハウの不足による売り上げ減少・後継者不足による黒字廃業等々で、中小企業は「今」非常に大変な時期です。
前述では「ご自身にとって」の診断士を取るメリットを述べましたが、やはり診断士を取得することで出来る1番のメリットは、「中小企業の支援ができること」だと確信しています。
独立して支援したい人、本業をやりつつ副(複)業的にやりたい人等、人それぞれ様々な貢献の方法があると思いますが、少しでも中小企業のために頑張りたいと思う方がこの道場からたくさん出てくれれば嬉しいなと思います。
さて、明日は12代目3人目TAKUROの登場です!!!
そんな名前とは裏腹に、なんと現役の弁護士さん!
多くの受験生を苦しめてきた「経営・法務」に関してはTAKUROに聞けば間違いなし!!
では、明日の投稿もお楽しみにー!!
こんにちは、数日遅れでコメント失礼します。
にのみさんの記事更新、楽しみにしていました!
受験生時代から試験への勘が良く成長が早い方だと思っていましたが、
記事内やコメント返信で表記されているような取り組みをなさっていたんだなと改めて話が聞けて嬉しいです。
にのみさんは、自己管理がうまいんだなーと思います。
そして社会人1年目のボーナスをTACで使うの、本当に素敵だと思います。笑
私はまだ受験生ですが、記事を書いてあるような「世の中の解析度」の違いを最近やっと感じるようになりました。
日経新聞等の見え方が少し変わってきました。
このまま成長を目指して行けたらいいなと思います。
そして私は、昨年受験をして合格まであと少し届きませんでした。
「理由のない失敗はない」ということで、そこに合格された12代目の皆さんとの違いがあると感じています。
例えば、にのみさんの記事からも、メンタルコントロール力をもっとつけられたらよかったなと振り返りができました。
そういったことを学びながら皆さんと同じ診断し合格のステージに立てるように頑張れたらいいなと思います。
にのみさんの今後の発信、
そして12代目の皆さんの更新を毎日楽しみにみています。
みっきーさん!
お久しぶりです!コメントありがとうございます!
勉強会では大変お世話になりました。
私が自己管理できたのは、あえて言えば「自分の弱さを自覚して、対策を立てられた」という点かもしれません。
なので勉強会では知識以上に、あのような「環境」が得られたものの中で最も大きなものだったのかなと思っています。
TACの件も、Tomatsuさんがいなければおそらく別の予備校か何かでやって、モチベーションがうまく続かず、、、というパターンだったかなと思うので、本当に周囲の方には感謝しかありません。
私もまだまだ解像度が低いですが、診断士というものをフックに様々なことに興味を持って、自主的に物事を調べられるようになったことで徐々に世界が広がっている実感ができています。
「理由のない失敗はない」この言葉に向き合っておられるみっきーさんのメンタルはもうすでに素晴らしいです。
2次試験では納得のいかないことがあるかと思いますが、そこを自分事と考え、修正しようとする心構えはなかなか出来ることではないと思います。
私もまだまだ診断士としての活動は出来ておりませんが、合格された際には、診断士として互いに刺激し合い、助け合いながら活躍できる姿を心待ちにしています。
2021年度の横浜の勉強会、そしてこの道場の記事で少しでもお力添えできればと思っておりますので、よろしくお願いします。
すいません、教えていただきたいことが
たまに、診断士は有志の勉強会に参加した、というコメント拝見しますが、
どのように自分の住むエリアでそのようなことが行われているのか、探されているのですか?
めいさん
ご質問ありがとうございます。
私の場合は、会社の先輩が勉強会を開いてくださり、そこに参加していたという形になるので少し特殊です。
12代目のメンバーにヒアリングしたところ、ココスタや経士会、タキプロの勉強会に参加されていたようです。
従ってエリアで、というよりかはオンラインの方が多いと思います。これは昨年のコロナ禍の影響もあるかと思います。
またどうやって見つけたかというと、道場の記事であったりFB、ネット検索だそうです。
どうしてもエリアで集まってやりたいとのことであれば、意外と勉強会を求めている受験生は多いかと思いますので、呼びかければすぐに集まって仲間ができるかもしれません。
激務の中、学習された様子を合格体験記からも感じていました。
私のメンタル、自己管理能力の弱さが原因の部分が多分にありますが、
職場などでマイナス要因、自分の体調やメンタルの波に流されず、負けず、どう自己管理されてきたのでしょうか
あきらめた部分、そうなったときの工夫、何がなんでもどういう状況でも続けたことを、にのみさんはじめ、みなさんに教えていただきたく思います。
めいさん
初めまして!コメントありがとうございます!
私は以下が自分が自己管理できた要因かなと思っています。
1. 受験後に診断士になったイメージして、常に目的意識を持っていた
2. 周りに受験することを言いふらして、後がない状況を作った
3. 2次試験は1週間に1度の勉強会に参加していたので、そこでモチベーションをもらっていた
4. TACに高額な受講料を払って、メンタルを追い込んだ
私が知る限り、大多数の受験生はめいさんの様な悩みを持っています。実際12代目でも多くのメンバーがモチベーションの問題を抱えていたという話もしています。
私も漏れなくその一人ですが、上記の要因を見ての通り、自己完結した管理方法というのは1くらいしかありません。
やはり1人で勉強をやり切るというのはかなり厳しいもので、人間誰しも「今日くらいいいか~」とか、「もう無理かも」ということはあると思います。
私はそういったときに、「けど言ったからにはやらなきゃ」や「あの人勉強会ですごい成長してた。負けられない!」といったような他人を巻き込んだ環境をあらかじめ自分で作っておくことで、最後までやり遂げられました。
あとは勉強する場所を決めておくことは意識していました。
私は自宅で全く勉強ができないタイプだったので、基本的には近所のカフェやMACで勉強していました。行く直前まではちょっと気が重いかもしれませんが、カフェで好きなものを食べたり、新しいカフェを開拓したりと、勉強以外の楽しみを増やすことでその心的障壁を下げていました。そして勉強場所に行くと習慣になっていたので、不思議と特に苦も無く勉強脳に切り替えられました。
最後にどう頑張ってもやる気が出ない!というときは、潔くその日は休みましょう。私も受験期間中そういった気分になることはあり、その時は思いっきり休みました。
勿論受験も大事ですが、健康が何より大事なことです。心身ともに健康を保つ為にもたまにはリフレッシュ日を作るのも必要な受験対策かと思います。
以上が私の受験期にやっていたことです。他の合格者の方を聞いても、やはり他人を巻き込んだ環境下で勉強をしてモチベーション維持に努めたという話をよく聞きます。「スタディプラス」という勉強仲間と緩く繋がれるアプリをモチベーションにしていたという方も聞きますので、周囲に受験生がいない場合には活用されてみてもいいかもしれません。
参考になれば幸いです。更に質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
今後ともよろしくお願いいたします。
にのみさん
とても参考になるお話、ありがとうございました。
はじめまして。
昨日ののきさんもそうでしたが、1次試験の点数がみなさんすごいですね。
平均70点近くの点数なんて、僕には取れませんよ。
横浜界隈でTACにも通っていらっしゃったということは、高久先生にお世話になっていたということでしょうか?
僕は関西なので横浜の事情は詳しくないのですが、高久先生は運営管理の上級講義のweb受講でお世話になりました。
これから診断士としていろいろなことが出来そうですね。
今後ともよろしくお願いします。
サトシさん
初めまして。コメントありがとうございます!
私は独身という強みを生かし、1年間を犠牲にしてようやくという感じなので、まだまだです(笑)
私はTACの横浜校に通っていたのですが、速修という12月頃から参加する遅めのクラスに参加していました。
一方、高久先生は9月からやっているメインのクラスを担当されていたことから、私は講義を受けたことはありませんでした。
ただ、横浜校と言えばという感じで高久先生の名前はよく伺っていましたね。
記事にも書きましたが、やり方次第で診断士の仕事は多岐に渡るので、型にはまらない仕事をしたい人にはもってこいですね!
こちらこそよろしくお願いします!