禍福は糾える縄の如し(生きてると いろいろあるよね)

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こんにちは! 等身大の独学ストレート生・元金型屋のかーなです!

 

前回までの記事はこちら

 

体調管理の難しい日々が続いておりますね。

週末は大雪の地域もあったようですが、いかがお過ごしでしょうか。

 

まずは皆様、様々な思いがこもった合格体験記&未合格体験記をお送り頂きまして、誠にありがとうございました!!

今回集まった体験記はなんと53本。

なんなら53作品、と言いたい。

一作一作、大切に読ませて頂き、ブログに掲載させて頂きました。

 

さて、1年間にわたり、ほぼ毎日更新してきました我々一発合格道場11代目の投稿も、最終ターンとなりました。

本日からは11代目のラストリレー、そして2月8日からはいよいよ12代目の記事が始まります。

 

今年1年間は、当一発合格道場も御多分に漏れず、コロナに翻弄されながらもなんとか活動してきた1年でした。

例年、東京や大阪のセミナー会場を借りて行っていたセミナーのリアル開催ができない、そもそも診断士試験が決行されるのかも確信が持てない、そんな中自分たちに何ができるのかを問い続ける日々だったと言っても過言ではありません。

 

幸い一発合格道場にはブログという長年続いてきたコンテンツがあり、セミナーにもオンライン開催という選択肢が生まれ、試験も無事実施され、読者の皆様のコメントや反響を励みに我々もここまで頑張ることができました。

 

いつも記事を読んでくださる皆様、コメントをくださる皆様、Twitterで「いいね」してくださる皆様、セミナーに参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。

皆様からのメッセージや反響が、本当に私たちの力になりました。

道場は完全に有志の集まりなので、ブログもセミナーもいわばボランティア活動でして、はたから見たら「なんでボランティアでそこまで頑張るの?」と思われるかもしれません。

私の場合、理由はシンプルで、かつて自分が道場に助けられたから、そして、今読んで下さる方がいるからです。

私たち11代目にこのような機会を下さった先代の皆様、そして1年間一緒に活動してきた11代目の皆にも、この場を借りて御礼申し上げます。

 

 

それで、ですね。

ここからが私が最後に伝えたいことなのですが、どうも普通の文体だとうまく書けないので、診断士の勉強を始めたばかりの、2年前の自分に宛てた手紙の体裁をとることにしました。

それ究極の私信、って話なのですが、最後の機会に免じて何卒お許しいただければと思います。

それでは、どうぞ。

 

 

2年前の私へ

 

どうも! 2年後のあなたです。

最近、中小企業診断士試験の勉強を始めたと聞きました。

今は企業経営理論の難解な説明を読んで、うんうん唸っているところでしょうか。

 

診断士試験の勉強は、範囲も広く、一次試験は選択式ではあるものの、結構本格的な理解が必要で、心が折れそうになることも多いと思います。

(まだあなたは知らないでしょうが、二次筆記試験という最大の難関も待ち構えています。)

特に試験直前は「もうだめだ」と投げ出したくなることもあるでしょうが、どうか、どうか投げ出さず、最後まで挑戦してください。

 

おかげさまで私は令和元年度の診断士試験に合格し、それから本当にいろんなことがありました。

まず、診断士同期や先輩方、たくさんの魅力的な方々に出会い、いくつかのプロジェクトで協働する機会に恵まれました。

あなたが期待しているように、というか期待以上に、診断士は好奇心が旺盛で積極的な方が多く、たくさんの刺激をもらえるし、あなたが望んでいる社外のネットワークも少しずつ構築できます。

実際、挑戦できることが多くて何から始めるか迷うくらいです。

いまあなたが感じている閉塞感は、霧が晴れるように消えていきます。

 

ほかには離婚して東京に帰ってきて、金型屋からITベンチャーに転職し、複業も始めたりしています。

というか、世界中で新型コロナウイルスという感染症が拡大し、人々の生活が様々な場面で変わらざるを得なくなっています。

今も東京は緊急事態宣言下にあります。

なかなかタフな時代です。

 

 

いや、うん。わかるよ。こんな話、どこからつっこんだらいいか分からないじゃんね。

 

まぁそんな顔しなさんな、大丈夫だから。

 

 

新型コロナウイルスの流行は正直、しんどいです。

しんどいですが、これを機に変わったことも変わらないこともあり、今まさに世界中の人が試行錯誤している最中です。

診断士としてのスタートがこんな形になるとは思わなかったけれど、できることを一つひとつ実行するだけです。

 

離婚は大変でしたが、それがきっかけで、あなたの中で目指すべき診断士の理想像が見え始めてきます。

 

金型屋の仕事や、診断士試験の勉強で身に付けたことも、間違いなく今の仕事に生きています。

 

 

これが有名なスティーブ・ジョブズのスタンフォードスピーチに出てくる「connecting the dots」というやつだと思います。

その時は分からなくても、後から振り返るといろいろな経験(点)が線でつながっているという考え方です。

良かったら動画とか見てみてください。私も最近見たんだけれど。

 

 

まぁあれです、ほんと大変なことはいろいろあると思う。

かつてあなたが思っていたほど、勝ち続けるのは簡単じゃないし、

ずっと勝ち続ける必要もないし、というか段々何が勝ちで何が負けか分からなくなってくるし、

トータル一勝一敗一分けくらいで御の字だよ。

禍福は糾える縄の如し。

良いこともあれば、悪いこともあります。

この2年間の実感を込めて端的に(端的、大事です)。

生きてると、いろいろあるよね。

 

とにかく今あなたが始めた中小企業診断士の試験勉強は、あなたが思っている以上に素敵な未来に繋がっています。

未来を信じて、引き続き勉強に励んでください。

どうかよろしくお願いします。 かしこ。

 

 

はい、恥ずかしい。なんだこれ。(笑)

最後ですしこの恥はかき捨てということで、思い切って書かせて頂きました。

これから診断士試験を受けようと思っている皆様の、何かしらの励み(?)になれば幸いです。

 

ではでは皆様、1年間大変お世話になりました。

診断士活動でもそれ以外でも、どこかでまたお会いできたら嬉しいです。

そして12代目のブログもぜひ、よろしくお願い致します(感想や質問のコメントもぜひ!)

 

以上、元金型屋のかーなでした。

ありがとうございました。

 


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禍福は糾える縄の如し(生きてると いろいろあるよね)”へ10件のコメント

  1. 匿名 より:

    1年間、ブログ投稿ありがとうございました。
    今、Spotifyで流れている曲が「栄光の架橋」
    かーなさんの記事と歌詞が重なり、そんな偶然がとても美しいです。

    「さあ、行こう 希望に満ちた空へ♪」

    1. かーな より:

      こちらこそ、ブログをお読み頂きありがとうございました。
      「栄光の架橋」、ゆずですね♪ 
      素敵な瞬間を投稿してくださり、ありがとうございます!

  2. まつい より:

    1年間ありがとうございました。
    ご自身の経験を交えた記事、とてもよかったです。
    特に、溶接の写真はこちらが“しまった!”と感じたぐらいのインパクトでした
    (一番は、「させてもらえたんだ~。信用されたんだな~」です)。

    connecting the dots、いいですよね。
    個人的に、診断士業務もconnecting the dotsだと思っています。
    人間、事業、会社、開発、キャッシュといったドットを効果的につなげられることは魅力的ですよね。
    溶接で経験したようにゆっくり、でも確実に色々なものを強固につなげられるといいですね。

    1. かーな より:

      まついさん、コメントありがとうございます!
      自分の経験くらいしか自信を持って書けることがなかったのですが(笑)、そう言って頂けてほっとしました。
      診断士業務もconnecting the dots…なるほど、言われてみればたしかに。おもしろいですね。
      点と点を線で結んで会社のストーリーやこの先の道を描いていくイメージにもつながります。
      おっしゃる通り、ゆっくり、着実に歩んでいきたいと思います。

  3. みっきー より:

    もう11代目の皆さんの最終ターンなんですね。かーなさん、お疲れ様でした。

    かーなさんにとって過渡期となる1年間の中で、記事の更新をありがとうございます。
    本当に色んなことがあったのだと思います。
    スランプに関する記事やリアル事例Ⅲの記事、試験前泊の記事等、かーなさんのおかげでほっこりしたり学びをいただけた記事がたくさんありました。

    私は試験勉強2年目になってしまったのですが、周囲では診断士に詳しい方が少ない事もあり、
    最近は「資格取ってどうするか決めているの」「本当に資格を活かせるの?」等々の厳しい声をいただく事があり…。
    指摘があること自体そもそも私ががふがいないせいですが、
    自信満々に言葉を返せない自分が歯がゆい時もあります。

    でも、今のかーなさんから過去のかーなさんへのメッセージに勇気をいただけた気がします。
    私も自分にそんなメッセージを出せるような1年にできたらいいなと思います。

    かーなさん、お世話になりました。

    1. かーな より:

      みっきーさん、コメントありがとうございます!
      セミナーなどでも話しかけてくださり、ありがとうございました!
      道場10年間の厚みは並々ではなく、最初は私の話で役に立つのだろうかと思うことも多かったのですが、ほっこりして頂けてよかったです。
      診断士の資格については、私もしょぼんとすることもありますが、これから可能性を開拓していける、フロンティア感満載の資格だよね!と思うことにしてます。笑
      そんな葛藤も全部ひっくるめて、勉強続けてきてよかったよ、と未来のみっきーさんが言っている気がします。
      みっきーさんならきっとできますよ。

  4. サトシ より:

    かーなさんには事例Ⅲの工場のイメージの件で大変お世話になりました。
    人生の節目、いろいろありますよね。
    また、2年前の私へという手紙形式のメッセージは斬新ですね。

    これからも診断士として、ますますのご活躍を期待しています。
    また、僕が合格したら東京でもどこでも行くので、イベントなどでいつかお会いしたいですね。

    1. かーな より:

      サトシさん、コメントありがとうございます!
      事例Ⅲの記事でコメント頂いたのを覚えております。
      サトシさんもいろいろあるかと思いますが、健康に気をつけて頑張ってください。
      東京でもどこでも、お会いする機会があったらおもしろいですね。その時はぜひ!

  5. ある より:

    お疲れ様でした。いつぞやのコメント欄でアドバイスをもらったものです。無事合格出来ました。有難う御座いました。
    人生色々ですね。とても良いと思います。

    1. かーな より:

      あるさん、コメントありがとうございます!
      その節はありがとうございました。そして無事合格されたとのこと、本当におめでとうございます!!
      人生いろいろですね。ありがとうございました。

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