【合格体験記】受験生支援ブログで積極的に情報収集し合格!りぷとん さん
本日3本目は、りぷとん さんです。
ブログなどで積極的に情報を集めて活用しながらの学習方法で、見事合格を勝ち取られています。
独学で学習される方は参考になる点も多いと思います。特に、1次試験で安定したレベルまで持って 行きたい方は必読です!
それでは、どうぞ!
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(0)受験生情報
りぷとん・30歳
地方の金融機関で取引先の本業支援に関わる業務をしています。
(1)自分の診断士受験スタイルを一言で表すと
受験生支援団体ブログを読み漁り、とにかく先輩たちの知恵・ノウハウに頼りまくるスタイルです
(2)診断士に挑戦した理由・きっかけ
日々の仕事のなかで、自分の成長が感じられないことに対し漠然とした不安があり、何かスキルを身につけたいとの思いで、当時職場で勧められた中小企業診断士を受けようと考えました。
また、仕事のなかで経営者と接する機会も多く、経営に関する知識を学ぶことで仕事にも生かせると考えたのがきっかけです。
(3)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
業務の中で財務諸表に馴染みがある程度です。
得意科目:
1次:財務会計(強いて挙げるなら) 2次:不明
不得意科目:
1次:企業経営理論(問題文に慣れず、90分で全問解くのに苦戦) 経営情報システム(ICT関連知識に疎く、苦手意識の払拭に苦戦)
2次:事例Ⅱ(ターゲットを大外しすることが多かった)
(4)学習スタイルとそのメリット・デメリット
1次:通信・独学の併用、2次:独学です。
①メリット
・予備校よりも費用が抑えられる点
・自分のペースで学習が進められる点
②デメリット
・モチベーションの維持が難しい点
・ネットの情報を頼りにしていたが、情報収集や取捨選択に労力がかかる点
(5)合格までの受験回数、学習時間とその作り方
①学習開始時期と受験回数
2015年1月から開始。 受験回数は1次試験6回、2次試験2回。
②1次学習時間
トータルで1,000時間超。
平日は通勤時(車でほらっちチャンネル)、昼休み、帰宅後(合計で2時間程度)。 休日は土日それぞれ5時間~6時間程度。
③2次学習時間
1年目は200時間、2年目は250時間程度。 平日は通勤前(2時間程度)、昼休み(30分)。 土日はそれぞれ5時間~6時間程度。
(6)合格までの学習方法
①1次試験
<使用教材>
ユーキャン(テキスト・問題集・過去問)
TAC(スピテキ・スピ問)
<学習方法>
最初の3年間は、テキストをじっくり読み頭にインプットさせてから問題を解いていました。テキスト・問題集がメインで、過去問は直前期に取り組むスタイルでした。
3回目の1次終了後、効率の悪さに気づき勉強方法を見直しました。ネットで合格者の勉強方法を探り、この頃はじめて一発合格道場の存在を知りました(なぜもっと早く気付かなかったのか・・・)。道場サイト等では、過去問重視かつ頻出論点を重点的に勉強されている方が多いことを知り、それまでのインプット重視から過去問メインのアウトプット重視に切り替えました。
中小を除く6科目は問題集を3周し、間違えた問題を重点的に復習。また、並行して過去問5年分も最低3周し、各科目90点以上取れるようになるまで過去問を回しました。
振り返りの際は、正解以外の選択肢についても、どこが誤りでどう訂正すれば正しくなるのか考えました。 中小は過去問を使わず、最新のスピテキ・スピ問を購入し、スピ問を重点的に解きました。また、政策分野はほらっちチャンネルを通勤時間に繰り返し聞き、頻出論点を抑えました。
アウトプット重視に切り替えた結果、2020年1次では自己採点ですが、7科目合計で515点を取れました。
②2次筆記
<使用教材>
ふぞろい
事例Ⅳの全知・全ノウ 30日完成!
事例Ⅳ合格点突破計算問題集 TAC二次試験過去問集
<学習方法>
1回目の挑戦時は、とにかく事例数をこなすことを重視し、受験当日まで過去問を解きまくりました(2カ月で80事例程度)。しかし、結果はBBAAの総合Bで不合格。
2回目の挑戦時は、不合格だった年の合格答案をかき集め、自分の再現答案と比較し弱点を洗い出したところ、①1次知識の定着不足、②一つの切り口に偏りすぎて多面的な解答ができていないことが判明し、この2点の克服に取り組みました。
具体的には、①1次試験の再受験による知識の定着、②100字以内で答える問題なら論点を3つ盛り込むといった具合に多面的な解答を書く練習をしました。 前年は振り返りが疎かになっていたことを反省し、2回目のときは、取り組む事例数を3カ月間で70事例程度にとどめ、合格答案のような解答に至るまでの思考プロセスを自分の中で腹落ちするまでじっくり考える時間を大切にしました。
また、道場・ふぞろい・タキプロのブログは毎日読み、重要なノウハウ・情報は都度プリントアウトし、いつでも見返せるようファイリングしたり部屋の壁に貼ったりしていました。
「書く」という面では、答案の添削を妻に依頼しました。自信のある答案に対し「さっぱり意味がわからない」「字が読めない」等の容赦ないツッコミを受けましたが、自分の答案が自己満足だったことに気づきました。その後は簡潔明瞭な文章表現を心がけ、継続的にチェックしてもらいました。
事例Ⅳについては、30日完成と全知全ノウを中心に、どちらも3周+α(苦手分野は重点的に)させました。2次対策の4割は事例Ⅳに充てました。
③再現答案
受験日の当日から翌日にかけて作成しました。
(7)学習時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス
地方の独学受験生だった私にとって、診断士試験はまさに情報戦でした。道場はじめ受験生支援団体が運営するブログは日々の情報源であり、受験生仲間がいない自分にとってモチベーションを維持するための頼り所でもありました。
一時期は予備校に通える方を羨ましく思うこともありましたが、道場サイトにも先人の方々がこれまで積み上げてきた沢山の合格ノウハウが詰まっているので、独学だからと言って臆する必要は決してないと思います。
また、診断士試験に挑戦する上で家族の協力は必須です。私事ですが、昨年子供が生まれたこともあり、勉強時間の確保に一番苦労しました。妻の協力なしにここまで来ることは不可能だったと思います。
同じような境遇の方には、あらかじめ受験までの学習計画をご家族に共有し、受験勉強への協力をきちんとお願いしておくことをお勧めします。そして、合格した暁には全力の家族サービスで感謝の気持ちを表したらいいと思います。
私も今後は診断士活動だけでなく家族サービスも頑張ります。
いかがでしたでしょうか。
道場ブログなどの参考にして頂いたとのこと(中にはファイリングや壁に張り出して頂いた記事も!)で、我々も大変嬉しく思います。
1次試験では、それまでのインプット重視の学習からアウトプット重視に変え、各科目90点以上取れるまで過去問を回し、振り返りで他の選択肢も分析もされたとのこと。完璧なレベルまで実践されてます。まさに合格すべくして合格したといった感じですね。1次試験を安心して突破するレベルを目指す方は参考になるのではないでしょうか。
2次試験対策では、前年度の答案の分析から始まり、しっかりと対策方針を設定し臨まれています。また、答案の添削を奥様にやって頂いたとの素敵なエピソードもありました。確かに他の人に答案を読んで貰うと気付きが多いものです。素敵なご家族に恵まれて羨ましいです!
お子様が誕生された中での試験勉強は大変だったと思います。これからは家族サービスも頑張ってください!
りぷとんさん、合格おめでとうございます!
合格体験記の寄稿、有難うございました。
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