【合格体験記】銀行員として、将来の伴走型支援のため受験し合格!てぃけしさん

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おはようございます。さとまるです。気がつけば1月も半ば。昨年通り(オリンピック開催予定)の試験日程ならば、あと1次試験まで半年、一昨年通り(例年通り)の試験日程でも、あと半年と半月となりました。

昨年は3月30日に1次試験の試験案内の概要が中小企業診断協会から発表されていますね。今年どのような試験日程となるかはまだまだわかりませんが、どんと来い!という姿勢で臨めるように、準備だけは何事もなかったかのように進めておきましょう。

さて本日は、3本の受験体験記をご紹介したいと思います。1本目は、てぃけしさんです。銀行員として、将来の伴走型支援という目的のため、受験を決意されました。

将来も銀行という形が残るかどうかは分かりませんが、 事業を営む組織の伴走者という存在は、現状地方でその役割を担える人材は少ない上、多くの組織の事業拡大や継続に不可欠な存在であり、きっと今後も必要とされていくはず です。勝手ながら、診断士として広島でのご活躍を期待しております!

それでは、どうぞ!

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(0)受験生情報

てぃけし・27歳 お住まい(都道府県) 広島県

(1)自分の診断士受験スタイルを一言で表すと

タリーズでコーヒー飲みまくり&過去問解きまくりで合格!

(2)診断士に挑戦した理由・きっかけ

  • 銀行員として働いており、伴走型支援を行うためには、経営に関する知識が必要と感じたから。
  • 銀行を離れても、社会で通用する知識を身に付けたかったから。

(3)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

大学は法学部で、卒業後は銀行へ入行。2年目から融資業務に携わっていたため財務は比較的取り組みやすかったです。FP1級と宅建を取得していますが、関係性は薄かったように思います。得意科目は企業経営理論・経営情報システムです。法務と中小は勉強のペースが掴めず苦労しました。

(4)学習スタイルとそのメリット・デメリット

・通信
診断士ゼミナールで1次試験の勉強をしました。

①メリット

  • 自分の好きな時に勉強できること。
  • 繰り返し動画を視聴でき、倍速再生が可能なこと
  • 費用が安いこと

診断士ゼミナールでは、動画をダウンロードして好きな時に視聴できます。なので、音声ファイルに変換して通勤中に倍速再生して復習していました。何より費用が安いことが一番良かったです。

②デメリット

  • 分からないところをすぐに聞けない
  • 勉強する習慣ができるまでは進捗が遅い

すぐに質問して解決することができないので、分からないところはインターネットで調べるか、諦めて機械的に暗記していました。

(5)合格までの受験回数、学習時間とその作り方

①学習開始時期と受験回数

2019年4月 診断士ゼミナール登録
2019年1次試験⇒受験せず(家で寝ていました笑)
2020年1次試験⇒合格
2020年2次試験⇒合格

②1次学習時間 500時間

勉強はほとんど土日の午前中と夜でした。
試験直前期からは仕事終わりに2時間程度過去問を解く時間をとっていました。

③2次学習時間 200時間

8月から勉強を開始し、9月からは朝勉を取り入れて、起きてから1時間勉強時間を作りました。あとは1次試験と同様に仕事終わりと土日の午前中と夜に勉強していました。

(6)合格までの学習法

①1次

診断士ゼミナールの動画を使い、1科目ずつ勉強していました。
具体的には、1.5倍速で動画を視聴した後、テキストの該当ページを熟読。その後過去問を利用して知識定着を確認する。2周目からは2倍速で視聴し、過去問10年分を3周解きました。動画も計3回は見ました。過去問も間違えた問題はスマホのメモ帳にまとめて通勤中にチェックしていました。

②2次筆記

1次試験後に初めて問題を見たため、2週間ほどは対策を練るため情報収集していました。ツイッターを利用して、他の受験生が利用している参考書を入手し、合格者の体験談を参考にしました。2次試験には診断士ゼミナールはほとんど使いませんでした。

私が使用した参考書は、

  • ふぞろいな合格答案10年データブック
  • 2次試験合格者の頭の中にあった全知識
  • 次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ
  • 事例Ⅳの全知識&全ノウハウ
  • 30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集

の5冊を主に使用しました。

始めは全く解答が書けませんでしたが、 解答例を書き写し、何度も目を通すうちに書き方のコツがわかってきました 。それからは実際に問題を解いていきました。 答え合わせをする際に気づかなかった論点は、大きめの付箋にまとめて全知識の該当ページに貼り付け ていました。隙間時間に全知識を読んでいたため、過去問の復習もでき効率的にできたと思います。

事例Ⅳの全知識&全ノウハウは、9月ごろに購入しましたが、意思決定会計のページ数も多く対策に役立ちましたのでお勧めです。

③再現答案の作成有無


当日作成しましたが、途中で気力切れしてしまったので再現度は中くらいです。

(7)学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

①諦めずに全科目受験すること

私は一次試験の2週間ほど前に、法務と中小の合格は難しいと考えて勉強するのを辞めました。今年は科目合格出来ればいいか。と思い試験に臨みました。

とはいえ、万が一ということがあるので退席せずに全科目受験したことが吉と出て、1次試験に合格することができました。 苦手な科目でも、当日の試験問題はすごく簡単かもしれないので、絶対に全科目を解いて帰った方が良い

②周りに宣言する

家族、同僚に受験することを宣言しましょう。勉強していると、辞めたくなることが何度もあります。 周りに宣言してしまうことで、自ら逃げ道を塞く ことができます。良い報告をするためにも頑張ろう!という気持ちになりますので、お勧めです。

③勉強する環境をつくる

私はほぼ毎日タリーズに行き、閉店まで勉強していました。家に帰ると疲れて寝てしまいますが、タリーズに行くと勉強するしかありません。とにかく、 勉強するしかない!という環境をつくってしまえば、あとはやるだけです!

========ここまで========

いかがでしたでしょうか。

勉強方法はもちろんですが、特に(7)の合格を目指す方へのアドバイス、非常に興味深く読みました。

全科目受験については、賛否いろいろありますが、てぃけしさんと同じく、特に初年度の方、賛成に1票を投じたいです。 全科目を会場で受けてみた、という経験になりますし、何より全体で6割得点できれば1次試験は突破できるので、得意科目で点数を稼いで、苦手科目の補填をする、という作戦 が効きやすいです。

2番目の「周りに宣言する」というのも、心理学の用語で「宣言効果」という用語があるくらい、効果が裏付けられた方法です。 目標を周囲と共有することで、自分にプレッシャーをかけられる上、自分でもその目標に意識を向ける機会が増え、行動に結びつく のだとか。

3番目のタリーズも、 「今は勉強する時間」と気持ちの切り替えを図るのにおすすめ ですね。今年はコロナの影響で、カフェ勉強はやりにくかったと思いますが、家の中で、机の向きや場所を変えるだけでもしっくりくる勉強場所が見つかったりするので、ぜひ試してみてくださいね。

てぃけしさん、合格おめでとうございます。ご寄稿どうもありがとうございました。

以上、さとまるでした。


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