【合格体験記】あきらめない心と変化を受け入れる柔軟な学習スタイル 池やんさん

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【道場からの告知】

ロケットスタートセミナー @オンラインのお知らせ

【セミナー日】 2021年1月16日(土)午後予定

【募集開始日】 2021年1月5日(火)昼12時~

満員御礼となりました
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令和2年2次試験合格者の方限定! 試験合格だけでは資格は得られない? ロケットスタートを切るにはどうしたら? 同期合格者の皆さんと繋がりたい! そんなモヤモヤをスッキリさせる 貴重な機会を活かして下さい

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twitterもよろしくお願いします。

おはようございます。いけちゃんです。
連日お届けしている受験体験記、漫然と読んで流すのではなく、ご自身の学習計画に活かせる要素を見出し、行動パターンを見直す機会にしてくださいね。

本日1本目は、池やんさんです。
池やんさんは、経営者としてのご経験を背景に、着実な学習計画の下で見事合格を果たされています。
それでは、どうぞ!

========ここから========

(0)受験生情報

名前(HN):池やん
年齢:38歳
家族:妻、長男(小学2年生)、次男(幼稚園年少)
職業:フリーランス(BPR、PMO、RPA支援など)

(1)自分の診断士受験スタイルを一言で表すと

全集中!

(2)診断士に挑戦した理由・きっかけ

2019年末まで友人と中小企業を経営していましたが、色々な事情があり、2020年から個人で活動をすることになったこと。いわゆる離婚みたいなもんですね。共同経営の典型的なサヨナラパターンです。

個人で活動するにあたり、自分自身の付加価値を高めたいと考えるようになりました。そのような時に「中小企業診断士」という資格を耳にする機会が増え、私のメンター(社会保険労務士)からも資格取得を推奨されたことで、これまでの経験を体系的に知識として習得できることを知り、受験を決意しました。

(3)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

知識:財務・会計の知識は自信がありました
保有資格:
日商簿記1級
得意科目:財務・会計、事例Ⅳ
不得意科目:経営法務

(4)学習スタイルとそのメリット・デメリット

私は「診断士ゼミナール」でインプットし、過去問中心のアウトプットを採用しました。

「診断士ゼミナール」を選んだ理由:
・移動時間に学習できるから。
・費用が安く、申し込みのハードルが低かったから。
・マイペースで学習を進めることができるから。

①メリット
マイペースで学習できること
・講座内容で気になった点を何度も確認できること

②デメリット
・2次試験の学習を進めるに当たり、腹落ち出来なかったこと(私の場合)
不明点をすぐに聞けないこと
・孤独なため、ライバルの情報(勉強量、学習ペース、モチベーション)が得られないこと ⇒私自身が負けず嫌いなため、ライバルがいたほうがモチベーション上がるな、と思うこともありました。

③参考書籍 (一次試験)
・「過去問完全マスター」(7科目、同友館)
⇒この書籍のおかげで合格レベルに達した、と感謝しています。 (二次試験)
・「ふぞろいな合格答案13」(令和元年度、同友館)
・「ふぞろいな答案分析5」(平成29年、平成30年度、同友館)
・「ふぞろいな合格答案10年データブック」(平成19年~平成28年度、同友館)
・「事例Ⅳの全知識&全ノウハウ」(2020年版、同友館)
・「30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集」(2018年改訂版、同友館)
・「2次試験合格者の頭の中にあった全知識」(2020年版、同友館)
・「2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ」(2020年版、同友館)

(5)合格までの受験回数、学習時間

①学習開始時期と受験回数:2019年12月に学習開始。1次1回、2次1回で合格。
②1次学習時間:約600時間
③2次学習時間:約200時間
④学習時間とその作り方
・平日:朝(1時間)+移動時間(2時間)+就寝前(1時間)=4時間
・土曜:朝(1時間)+こどもが塾の間(1時間)+就寝前(1時間)=3時間
・日曜:朝(1時間)+就寝前(1時間)=2時間

(6)合格までの学習法

クレアールの無料資料請求で入手した「中小企業診断士試験 非常識合格法」を参考に中小企業診断士試験の全体把握に努めました。その上でザックリとしたマイルストーンを設けて学習を開始しました。

○学習順序の方針
・仕事で知識を活用したい思いがあり、経営情報システムからスタート
・2次試験に関係性が強く、記憶よりも理解が求められる科目を優先
・財務・会計は講義を受講しない。過去問を解いて分からない論点のみテキスト学習
具体的には、以下の順
情報→経営→運営→経済→法務→中小→財務(過去問のみ)

①1次
(1)2019年12月~2020年2月
○(朝)講義動画のインプット ⇒ (移動中)講義動画の復習および問題演習 ⇒(就寝前)問題の続き
○学習中の科目と並行して、学習済科目の過去問(診断ゼミ)で復習

(2)2020年3月~4月

診断士ゼミナールの学習だけでは、過去問に触れるボリュームが少ないと感じ、「過去問完全マスター」を購入し、復習に活用することにしました。「過去問完全マスター」では、診断士ゼミナールのテキストではわからない各科目の論点別の重要度が分かり、学習を進める上で大変参考になりました。
○(朝)講義動画のインプット ⇒ (移動中)講義動画の復習および問題演習 ⇒(就寝前)過去問完全マスター

(3)2020年5月以降

法務、中小のインプットを進めながら、愚直に「過去問完全マスター」を実施しました。
○1~2週の間に「過去問完全マスター」1科目を解き終わることを目標にし、知識の定着化を図る。
⇒最終的に財務を除く各科目2、3周した
⇒中小は政策が毎年変わるので、過去問ではなくテキスト中心
⇒財務は証券投資論、企業価値、デリバティブを学習(それ以外は学習不要と判断)

②2次筆記
1次試験終了後に学習を開始しました。
(1)2020年7月
診断士ゼミナールから届いた過去問を使用し、まずはイメージを掴むため80分計りながら平成26年の過去問に取り組みました。
その時は正直焦りました。「時間が足りない、シャーペンを持つ手が動かない、思考停止状態やん」と。さらに診断士ゼミナールの解答、解説動画を見ても腹落ちしないんですよね。解答がきれいすぎて、同じレベルのものを作れる気がしないし、私は違う視点・考えを持って解答を作成したけど、まったくそれがダメだとも思えないので、どうしたものかとモヤモヤしてました。
そこでネットで情報収集し、「ふぞろい」中心の学習を進めることにしました。
また、本番までに過去問平成19年~令和元年分を2回転させる目標を立てました。

(2)2020年8月以降

取り組んだ過去問は下記の通りです。
・平成26年~令和元年分:×3回
・平成25年分:×1回 事例Ⅳは「全知全ノウ」、「30日完成」を使用し、頻出論点を中心に1日1問(20分以内)ペースで問題を解くようにしました。 2次開始時は平成19年~24年分も行う予定でしたが、8月に学習時間を確保できなかったこともあり方針転換です。範囲を広げ過ぎず1事例当たりに深く向き合う対応に変更しました。
学習全体を通して意識していたことは、下記の2点です。
・分からない場合でも80分以内での解答を行うこと ⇒常に本番を意識したタイムマネジメントを心がけ、自分に合った時間の使い方を考え昇華しました。基本となる時間の使い方を身に着けたことで、問題に応じ臨機応変な対応ができるようにしました。
・振り返りをしっかり行うこと ⇒事例Ⅰ~Ⅲの過去問を解いたときの解答が、「ふぞろい」のキーワードが含まれているか、含まれていない場合、なぜ自分は見落としたのかを考え、どういった思考で解答に行き着いたのかを復習しました。

(3)「一発合格道場」との出会い

伸び悩みを感じていた9月下旬にネット検索で「一発合格道場」を知りました。もっと早く知っていればとは思いましたが、試験まで1か月ある時期に知れて良かったと感じています。多謝!!! 特に各事例の解答切り口着眼点は大変参考になりましたし、フレームワークはプリントアウトし、自分なりに追記・修正を行い活用しました。
また、「因果関係」や「タイムマネジメント」に関する記事など、自身の解答構築にプラスの影響を与えて頂いた良記事が多く、自身で取り入れ、内容を咀嚼し、時に加工し、本番でも大いに役立ってくれました。 多々ある記事の中で一番衝撃を受けたのは、「だいまつ」さんの永久保存版シリーズです。この記事に出会ったのは10月に入ってからでしたが、考察のレベル感が半端なく、ガツンと殴られたような気分とともに尊敬と感謝の気持ちが出てきました。自身の解答への向き合い方においてもプラスに作用しました。

(4)作戦と結果
私の2次試験の作戦は、「事例Ⅰ~Ⅲは平均60点確保。事例Ⅳで75点とって合格」でした。 最悪事例Ⅰ~Ⅲが50点台でも事例Ⅳでカバーしよう、という内容です。これは財務が得意だったための作戦でした。しかし、面白いもので、本番では事例Ⅳが余りの不出来で情けなかったですが、その他の事例が想定以上に出来た、ということで結果オーライでした。 本番で予想外の問題が出ることは多々あるでしょう。その時いかに焦る気持ちをコントロールするか、該当科目に対して当初想定していたことに反して試験合格のためにはどのように戦術的に取り組むか、を冷静に考えることが肝要だと思いました。

③再現答案の作成有無
事例Ⅰ~Ⅲは作成しました。 事例Ⅳはショックで作れませんでした。

(7)学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

①学習時・受験時のエピソード
(1)生活サイクル
元々朝6時に起きていたのが、試験直前には4時半起きになりました。おかげ様で静かな朝に集中した学習時間を確保することができました。お風呂掃除、洗濯物干し、食器片づけ等、家事の時間もあるため、まとまった学習時間を担保するために4時半起きの生活スタイルに行きつきました。

(2)仕事での効用
システム開発の上流工程におけるRFP作成時に、「情報」で学習した非機能要求グレードの6つの視点がある、など自分の仕事と学習内容が結びつくことで、理解度が深まることを感じました。それ以外の科目の学習内容も過去・現在の業務経験との結びつきを意識することで理解が進みました。

(3)家族との時間
こどもと遊ぶ時間が良い気分転換になりました。
また、私がこどもの前で勉強していたことで、こどもに「勉強しよう」と言う言葉にも説得力が生まれたようで、こどもの積極的な学習に繋がりました。リビングのテーブルでこどもと並んで学習できたのはすてきな時間でした。

②これから合格を目指す方へのアドバイス
(1)あきらめない心(特に2次)
どんなに学習、準備を進めて万全の状態で本番当日を迎えたとしても、想定外の問題は出るでしょう。お客様の数だけ抱える課題は違いますもんね。そんな時も最後まで、思考を止めない、手を置かない、あきらめない!本番に向けて取り組んできた自分を信じ、お客様の課題を解決するためのアドバイスを絞り出すんだ、と最後まで走り抜けましょう。
「あきらめたらそこで試合終了ですよ…?」(byスラムダンク・安西先生)
本当に人生の格言ですね。

(2)対策方法の取捨選択およびカスタマイズ
1次2次ともに試験対策はネット上に多く出回っていますが、受験者のもつバックボーン等により必要な情報は違うでしょう。そのため、参考になりそうな対策をまずは、取り入れる⇒自分に合わなければ止めるor自分用にカスタマイズする、と自分のやり方に固執せず変化を受け入れることで成長すると思います。

(3)ネットを活用
試験学習を進めていくと見慣れない単語が何度も出てきます。その時に、単語とその定義を記憶するだけでなく、ネットの画像や動画を活用することで理解度・定着度が格段に上がるのでお勧めします。例えば、運営管理に出てくる「NC加工機」。これまで見たことも聞いたこともありませんでしたが、どういったものかをイメージ出来るとともに、製造業の偉大さも分かるので、まさに「1粒で2度おいしい」ってやつです。

========ここまで========

いかがでしたでしょうか。

柔軟に学習スタイルを変化させていったことで、ご自身の吸収力を維持されたのだと思います。
試験当日は、事例Ⅳで得点するという当初の目算が狂ってしまわれたわけですが、最後まで諦めず食いしばったことが決め手となって、池やんさんを合格に導きました。

池やんさん、合格おめでとうございます!!
ご寄稿いただき、ありがとうございました。

以上、いけちゃんでした。


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