本日は第156回日商簿記1級初挑戦【簿記と診断士】

お知らせ:ブログデザイン変更のトライアル

いつも道場ブログをご利用頂き、誠にありがとうございます。
本ブログでは、読者の皆様により良いコンテンツをお届けできるよう日々努力を続けております。
この度、当サイトの品質向上の一環として「ブログのデザイン変更トライアル」を実施することに致しました。
本トライアルでは、2020年オンライン夏セミナーでのアンケート結果で多くご指摘を頂いた「ブログの読みやすさ」を改善することを目的としております。
また、トライアル終了後、読者の皆さまからのフィードバックのご協力をお願いしたいと存じます。
皆さまのフィードバックは、道場ブログのコンテンツ品質向上に繋がります。
トライアル期間中、ご不便をおかけすることになり恐縮ですがご理解頂きたくよろしくお願い致します。


[トライアル概要]
1.トライアル内容:ブログデザイン変更
2.トライアル期間:11月1日(日)~11月15日(日)
3.備考:本トライアルは予告なく終了することがあります

中小企業診断士一発合格道場11代目一同

 

twitterもよろしくお願いします。

 

二次受験した皆様、合格発表(正確には口述試験資格獲得)までの時間って長くてモヤモヤしますよね〜。うんうん。

えっと、皆様ご無沙汰しております。9代目よこよこです。バブル世代サラリーマンの応援をメインテーマに執筆していました。

バブル入社組も50代前半、企業勤めをしてる諸兄はいかがでしょうか?

 

Aコース:役員レースに勝ち上がり

Bコース:役職定年近し、かつての部下が上司になる日も・・

Cコース:○○職人の域となり誰にも譲らない

なんてサラリーマン人生最後の戦いの最中でしょうか?私はといえば、企業勤めの診断士として、BとCの間、Aはもうねーなぁか・・・な?具体的には、顧客の経営をコンサルする担当を属人的にやっていますのでCコース的ですが、会社のニーズを外せばBコース一直線、当たればAコースをかすることもある???

・・・・とまぁ、戦うといっても、企業内診断士は、定期貨物船の船員みたいなものです。診断士として独立開業とは、大海原の波間に揺れる小さな漁船に乗り移るごとき(だと想像してる・・・)。当たれば一攫千金。しかし、力が無くば難破船となり漂流もありの世界。だから、「飛び込む時(独立)は、ライフジャケットを着て飛び込め」と師匠の診断士先輩に常々助言を頂いています。ライフジャケット=収入源という意味ですが、診断士の事業環境変化にも備え、会社から給料を頂いている内に武器=スキルアップしておく作戦です。もっとも、9代目同期のChikaきゃっしーは、水着一丁でキャッキャと飛び込んでバリバリやってますが・・・道場女子強し;)

 

 

 

 

 

ということで、タイトルですが本日、日商簿記1級の受験します。大半の読者の皆様同じく、診断士の勉強を始める前は簿記など全く縁の無かった私が、こうなった(なってしまった)かというと、①本業のコンサル現場では、税理士さんと協業が多くなり、課題解決に向け当方にも高度な会計知識が欲しい(欲張り)②本業会社の運営には、原価計算や管理会計の高度な会計知識を持つ人材不足で希少価値(隙間狙いで生き残り)がありそう・・・というのもタテマエで、ホントは「そこに1級があるから(エベレスト初登頂のジョージマロニー風に)」もう趣味ですね。

さて、2020事例Ⅳの問題を軽く拝見しましたが、簿記2級と1級の範囲からも悪戯(イタズラ)的に出題されていましたね。第2問では、途中から変動費が変わる「多桁式変動予算のCVP分析」原価計算1級の範囲ですし、第3問の「負ののれん発生益」の説明は、利益一括計上や特別利益への表示は簿記2級で、もし、差額負債調整勘定や簿外債務まで言及すれば、簿記1級の範囲(越え?)ですね。

以前から意思決定会計講義ノート(通称イケカコ、簿記1工業簿記の範囲内)が事例Ⅳのバイブルとされ、簿1との関連は指摘されていました。しかし、イケカコの内容は難解で、労力の割に合否を決するほどの比重はないと思いますので、私の簿記愛?はお気楽に聞いてください。

ということで発表前のモヤモヤ期に話は戻りますが、私は二次試験を2回受験した経験上、事例Ⅳだけは受験直後に正誤がだいたい分かり、最初のH28二次試験事例ⅣはC判定を自覚(見事的中;泣;)「会計スキルが無いとコリャ厳しいなぁ」と天を仰ぐ。会計素人の私が合格レベルのスキルを身につけるには相応の時間が必要だ…と見積もり、二次試験後にまだ受付していた全経1級の11月試験に速攻で申し込みしました。これが簿記検定初挑戦で一度目の二次試験の翌日から簿記を続けているので診断士試験の勉強より長くなりましたね。まぁ、足掛け4年と言っても、毎日欠かさす…という事ではなく、試験日の1ヶ月前から独学で集中してやってきました。(過去投稿「簿記検定受けるべきか?にございます。)

ちょうど、二次試験合格発表までの時期は、診断士試験勉強の端境期にあたり、会計スキルアップを図るには相性が良かったです。ただ、私にとって診断士試験勉強の合間の「おまけ」では、日商簿記2級と全経1級にはぜんぜん歯が立たず、診断士合格後に全経1級(2018年11月)に合格、さらに1年(2019年11月)に日商2級合格と、かなり苦戦しました。今にして思えば、3級をすっ飛ばして2級を受験したのが間違っていたのだと思います。急がはまわれ、基礎固め大事。それでも2回目H29の事例Ⅳは70点に爆上して合格に貢献してくれました。

副次的な効果として、2次試験で問われる「因果関係」のトレーニングになりますよ。例えば、「100円増えた」という事象を複式簿記で表すと、

現金100円/売上100円  →現金売上したので(因)100円増えた(果)

現金100円/売掛金100円 →売掛金を回収したので(因)100円増えた(果)

現金100円/貸付金100円 →貸付金を回収したので(因)100円増えた(果)

現金100円/借入金100円 →借入したので(因)100円増えた(果)

と、一行で自動的に因果関係を説明しています。14世紀ベニスの商人が採用したといわれる複式簿記は現在160ヶ国が採用し、英語と中国語を話す国よりも、はるかに多いそうな。やりだすと面白いですね。

さて、2018年5月診断士登録後は、本業において個人事業主や法人のお客様(農家)の経営分析やキャッシュフロー計算を駆使して経営計画を立案、補助金や金融機関と橋渡しする業務を始めました。会計スキルと個人資産運用の知識が必要なので、簿記とFPの勉強は続け、簿記とFPの検定は、どちらも2級を取得を完了・・・・さて、次は??

2020年頭初の目標として、まずFP1級を取得するべく、①AFP取得→②CFPを科目合格で取得→③学科免除でFP1級取得、というプランを立て、①を完了、さてCFP参考書を2冊買ったのに…コロナで6月の試験が、早々に中止と判明。う〜ん、どうしょう…

さらに、6月の日商簿記も中止となりましたが、唯一農業簿記検定だけは7月に開催する事が判明。では、農業簿記1級をベンチマークにして11月まで簿記1級に取り組みしよう!となりました。農業簿記は日商に較べるとかなり基礎的。本業にも役立つし。

やりだすと学問としての面白さもあり、5月から限定的ながらもテレワーク勤務となり浮いた通勤時間を全部、簿記1級につぎ込むことにしました。(結果、農業簿記1級はナントカ合格してヨカッタ。)

簿記1級の学習スタイルは、当面独学で出来るところまで頑張って、気が乗れば予備校を利用しようと考えています。使用教材は、

TAC合格テキスト 6冊(診断士スピテキに相当)

TAC合格トレーニング 6冊(診断士のスピ問に相当)

TAC過去問集 (3センチ超の豪華版1冊)

と、ほぼ診断士1次試験と同じ構成?となっています。道場理論からいえば、基本テキストを5回転すれば合格が見えて来るだろうと見通しを立て、11月に初挑戦しようと決めました。

実際にやってみて、最初は2級延長という感じで取り組み易いのですが…途中から段々難しくなり、1回転を回すのに、実に半年300時間を要しました。後半は1問丸1日掛かるのはザラでホント脱毛進むわ…(泣)

なので、今日はインプット1回転でいきなり本番となりました。準備不足感が否めず、最初の頃にやった課題など何にも覚えていない、道場理論の橋桁(はしげた)どころか、飛び石もないです。第156回だけにイチコロか…でも、3時間全力を尽くしてきます。このまま趣味の独学を続けるつもりですが、コロナが落ち着いたら、TACでも通うのも楽しそうだし、FP1級も面白そうだし・・・まずは、今日の手応え次第。

さて、電卓2つに消ゴムは3つ、受験票が落下しないように机に貼るテープをシャーペンに巻いてっと…楽し(笑)

それでは、皆様とお会いできる日を楽しみにしています。今日も良い一日をお過ごしください。

以上、いざ突撃!


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本日は第156回日商簿記1級初挑戦【簿記と診断士】”へ2件のコメント

  1. サトシ より:

    日商簿記1級ですか。素晴らしいですね。僕も以前チャレンジしたことがありましたが、進撃の巨人の壁並みに高すぎる壁でした。

    確かに、日商簿記1級の範囲が診断士の試験に出てくることもありますよね。事例Ⅳでも品質原価計算が問われたこともありますし、何回か出題されているキャッシュフロー計算書も日商簿記1級の範囲です。
    特にキャッシュフロー計算書は簿記の考え方がないと仕組みや計算方法の理解に苦しむ(某T予備校も強引な公式で教えています)ため、簿記の知識がある受験生は有利ですよね。

    あと、実は簿記1級や2級の範囲の半分を占める工業簿記・原価計算(診断士で言う管理会計)の範囲は、中小企業に限定すれば専門家がいないニッチ市場でもあります。一応、税理士が専門家のイメージがありますが、税理士試験は工業簿記・原価計算(管理会計)の範囲が含まれていないため、実は素人です(日商簿記1級合格で受験資格を得た人も、税理士合格の頃には忘れています)。会計士は試験範囲に含まれていますが大企業向けです。
    僕は実を言うと診断士取得後はこのニッチ市場を狙っています。

    1. よこよこ より:

      サトシさん
      コメントありがとうございます!
      先程、試験終了しました。
      いゃ〜、難しいというよりも、それ以前の噛み合ってない感半端ない(泣)
      確かに原価計算は、診断士が唯一得意な科目ですね。イケカコ極めるかな(笑)

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