さいちゃんが考える「試験への挑み方」& 試験前ラストメッセージ

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2次筆記試験終了後、毎年恒例の打ち上げやります!

事例Ⅴ(@全国オンライン)
10月30日(金)21:00~
Zoomにて開催予定
参加申し込み方法、および詳細は筆記試験終了後こちらでご紹介します。

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twitterもよろしくお願いします。

 

本日もアクセスありがとうございます。さいちゃんです。

今週末は試験本番ですね。

最高の試験本番を迎えるためのコンディションを整えていきましょう。

さいちゃんが考える「試験への挑み方」

かーないけちゃんが書いていますが、「試験は試合だ」という点についてとても共感します。

試合というとスポーツを連想しますが、私は野球やテニス、卓球、弓道といったスポーツをやっていました。最初は楽しく取り組んでいたのですが、パッとした成績が残せず、様々な競技を2~3年くらい味見しては次に移るタイプでした。以前、自分の型を持つことに対する失敗事例をご紹介していますが、実は他にも結果が出なかった理由があったんです。

それは、瞬時の判断ができなかった・判断に気をとられすぎていたことです。

多くのスポーツは、一瞬の判断で二度と後戻りができない結果(負ける、点数を取られる、点数をとれない)になってしまいます。

例えばテニスでは、ボールの速度・回転数・回転方向・バウンドする位置、自分が持っているラケットの角度、足・腕・手首の位置、力の入れ方、対戦相手の位置やくせ、精神状態、温度・湿度などの外部環境を入れると、様々なパラメータに対して瞬間的に判断(意識的にも無意識的にも)して次の行動(ボールを打ち返す)に移す必要があります。

当時の私は、様々なことを考えることに気を取られて反応が鈍り、普段のフォームでボールを打てなくなってしまうのでした。そして、その弱点を克服することをあきらめ、そのスポーツから逃げてしまいました。私の苦しい経験です。戻れるならやり直したいとかなわない夢を追いかけてしまいます。

今思うと、考えることや判断すべきことを少なくするために、試合を想定した普段のフォーム(型・プロセス)作りをしっかりこなしておけばよかったと振り返っています。

 

一方で、同じ試合である2次試験はどうでしょうか。

試験時間や周囲の環境変数があって、試験独特の難しさはあるのですが、試験中に自分だけの時間を持つことができます。対戦相手も紙に書いてある情報だけで、時間的に変化しません(ほかの受験生というライバルもいますが、それは同じ合格を目指す同志です。)

試験は一発勝負といわれますが、思考は何度でも自分でフィードバックがかけられます。ちょっと間違ってもすぐに方向転換できます。
試験時間の中では一発勝負ではないのです。時間がある限り失敗しても取り戻すことができます。最後まで考えることや手を動かすことをあきらめないことが次につながっていきます。

型・プロセスが大切なのはスポーツと同じで、考えること・判断することを少なくして、ポイントとなる部分や想定外対応に時間をかけることが安定した結果を生み出すために重要です。

 

私の経験という極端な例を挙げました。異論もあると思います。

言いたかったことは、以下の2点です。

 

今日のポイント

①試験は80分の限られた時間だが、間違った方向に進んでいてもフィードバックをかけて軌道修正ができる、やり直しがきくのが2次試験。

②しっかり身に着けたプロセスをこなすことを意識して、ポイントとなる部分に時間をかける。(以前の記事から何度も言ってくどくてすみません。。)

 

試験直前でメンタル的に不安定になると思いますが、2次試験という特性を理解して与えられる環境を最大限に活かすという、診断士的目線で落ち着いた本番を迎えてください。

試験前ラストメッセージ

今日はさいちゃんの試験前の最後の投稿になります。

 

道場開始当初、私はこんな記事を書いていました。受験戦略に関する記事ですね。

今一度問いかけます。

 

「これまでのあなたの受験戦略はどんな戦略でしたか。」

「PDCAを回して課題を達成されましたか。」

「勉強開始当初のご自身の弱みは補えたでしょうか。強みは活かせたでしょうか。」

今年は思ってもみなかった脅威が現実に襲ってきました。それでも、与えられた機会をフル活用して、今日まで乗り越えてこられたのだと想像します。達成度という観点では、やれることはやったと腹を括っている方、もう少しできたかもと後悔している方など様々でしょう

まだ試験まで数日残されています。最後までやり切ったと胸を張れるよう、試験終了まで全力を尽くせることを願っています。

そして、試験会場では培ったプロセスを発揮して、想定外には余裕を持って対処して、たくさんのお土産(気づき、経験)を持って帰ってきてくださいね。それが努力を続けてこられた皆さんの最初の成果物です。

以上、さいちゃんでした。また試験後にお会いしましょう。

 

明日からは、先代の応援メッセージをお送りします。


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さいちゃんが考える「試験への挑み方」& 試験前ラストメッセージ”へ2件のコメント

  1. いっちゃ より:

    初めて投稿させていただきます。
    力が湧く記事ありがとうございます!
    本番で力を発揮するにはメンタルが大事だなと感じました。

    さて私も弓道経験者で、思わず反応してしまいました。
    (診断士の受験勉強始めるまでやっていました)

    試験当日は弓道の最高目標の真善美に倣い、
    真:与件に忠実な真の探求を
    善:常に平常心を保ち、事例企業の社長への礼節を重んじ慈しむ解答を
    美:真と善を一体とする美の形成を
    目指す答案を提出してきたいと思います。

    ずっと記事を読んできたので、さいちゃんさんはじめ道場の皆様の試験前のラストメッセージは感慨深く、噛みしめながら読ませていただいています。

    ここでいただいた言葉を力に変え、試験では最高のパフォーマンスを発揮してきます!

    1. さいちゃん より:

      いっちゃさん

      嬉しいコメントありがとうございます。
      いっちゃさん、弓道経験者なんですね!しかも診断士の勉強開始まで続けられていたということは、相当な熟練者であることを想像します。

      「真善美」、弓道には良い言葉がありますね。
      そして完璧と思わせる、素晴らしい目標設定だと思います。ぜひこのまま試験本番を駆け抜けてくださいね。

      私が弓道をやっていたとき、「正しい射をすれば、自然と的に当たる」と教えられてきました。
      そして正鵠から多少ぶれても、当たりになると。

      診断士試験も同様に、「正しい射」=「正しいプロセス」を意識し、
      完璧から外れても平均60点をとれば合格の試験です。

      制限時間という制約条件の中で「真善美」を目指すところに難しさがありますが、
      試験終了後に「良い射だった」と振り返られるよう、最高のパフォーマンスを発揮してきてくださいね!応援してます!!

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