【となりのふぞろい】 私のふぞろいの「使い方」

           

<セミナー告知>

一発合格道場夏セミナー、略してン夏を開催します

一発合格道場 オンライン夏セミナー2020

日曜の回:7月26日(日) 14:00~17:50 (13:50から接続可能)
平日夜の回:7月29日(水) 20:00~21:30 (19:50から接続可能)

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こんにちは。CKです。

先日は「関西道場オンライン相談会+懇親会」にご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
皆様とお話しでき我々道場メンバーも大変刺激をいただきました。お陰様で盛況に終了することができたこと、感謝申し上げます。

また、いよいよ本日は一発合格道場が主催するオンライン夏セミナー当日です。
参加される方は、後ほどオンラインでお会いできることを楽しみにしております。

さて、今日は書籍「ふぞろいな合格答案」とのコラボ企画。私の「ふぞろいの使い方」について書かせていただきます。

となりのふぞろい

 

1.ふぞろいの位置づけと使い方
私は、過去問を解いた後の復習の際に利用していました。

自分で書いた答案を一旦ふぞろいの採点基準にもとづき、採点してみる。
この時の採点結果は参考程度には捉えていましたが、点数自体にあまり拘らない様にしていました。
ふぞろいに掲載されているものは、解答答案の中に含まれていた言葉=キーワードを集計したものです。
イメージとしては、こんな感じです。

2.キーワードだけに拘らない
使って行く上で、一番感じたことは、「キーワードだけに拘らないということです」

1)キーワード自体はあくまで「結果」
合格者が解答を作る上で(設問に対して答えたいことを表現する上で)、最終的に使用した言葉のみを集めたものです。このキーワードに至った過程が重要で、それがないと自分で回答を生成することはできません。

2)キーワードだけでは得点できない
解答はこのキーワードと文章の書き方で構成されています。キーワードだけを並べていても、論旨が支離滅裂であったり、わかりにくい書き方であれば、点数は付かないものだと考えます。

3)本来は得点にならないキーワードも含まれている可能性もある
また、この2次試験は相対評価の試験であるがため、当初出題者側が用意した採点基準に対して、あまりにも正答できている受験生が少ない場合は、当初は正答としなかった解答要素についても加点している可能性があると考えています。そうであれば、ふぞろいのキーワードの中にも本来は正答の範囲には含まれなていなかったものも、存在していると推測します。

そこで、私の復習方法としては、それぞれのキーワードそのものよりも、そのキーワードに至ったた過程=解答の軸の部分に注目し、ここを確認するようにしていました。

・どうして与件文のこの辺りの言葉を使ったのか。
・この問い方については、いくつの論点数での解答にしていそうか。
といった内容を考察して、次回の自分の解答作成の際に活かす、というやり方です。
※また、この際にも先程の3)で記載した本来解答には含まれていないもの(=他の受験生の解答の出来次第では得点にならないもの)の存在もあると割り切り、どうしても腹落ちしないものは、無理やり自分の解答に盛り込まない様にもしました。返って論旨が崩れた文章になる危険性を感じたためです。

再度問題を解く際には、この「想定した解答軸」が再現できているかの確認を中心にし、もはやキーワードレベルの採点は重視しませんでした。

最初にこの書籍を手にとった際は、「これで採点基準がわかる!」と一瞬感じましたが、実際使ってみて、どのように活用するのが正しいのか考えた結果が今回の付き合い方です。

ふぞろいについては「あの通り採点しても本試験と違う」「キーワード偏重型の答案になっている」など、合わないという意見を聞くこともありましたが、私は過去問の学習には必須のツールだと思いますし、「使って良かった」と感じています。

そもそも「ふぞろい」は他の参考書と違い、解法や問題演習、知識を得るためのものではありません。また明らかになっていない正答や採点基準を示すものではありません。何か解法、知識を得るための教科書というよりは、データブックとして位置づけだと思います

解答が公表されておらず予備校の模範解答も幅がある状況の中で、この統計資料(データブック)は多いに役立つものだと考えます。
これから過去問を学習される方は、この貴重なデータをどう活用するかという観点で使うと学習に取り組みやすくなるかと思います。

それでは。

CKでした。


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【となりのふぞろい】 私のふぞろいの「使い方」”へ2件のコメント

  1. サトシ より:

    いつも有益な情報をありがとうございます。

    1つ質問させてください。
    ふぞろいは僕も2次対策にはよく使っていますが、いわゆる「設問間の関係性」についてはあまり関係がないように見えてしまいます。
    設問間の関係性については、2次対策をしていた中でどのように意識していましたでしょうか?それとも、ふぞろいに書かれているデータ自体が設問間の関係性を踏まえたものだから、それほど意識しなくてもいいものなのでしょうか?
    よろしくお願いします。

    1. CK より:

      サトシ様
      コメント、ありがとうございます。
      「設問感の関係性」については、毎回徹底はできていませんでしたが、設問文を読んだ際に大まかな位置付けは意識するようにしていました。
      例えば 第1問:企業の競争環境と強み、第2問その中での経営戦略、第3問は、その戦略を踏まえての組織の方向性・・・ みたいな
      感じでスパッと設問間の関係性がわかる場合もあれば、実際そこまで明確に位置付けできず、悩む場合も多々ありました。
      その中で「ふぞろい」の使い方としては、合格答案内のキーワードの前提にある「その設問で答えるべき『解答の軸』」を確認するようにしていましたので、
      このことが、結果的に各設問の関係性の確認になりました。
      ふぞろい採点基準のキーワードレベルで合っていれば、その前提にある解答の軸もあっていた=設問間の関係性もあっていたと推定はできるかもしれませんが、私の考えとしては、自分が問題を解く際の再現性を高めるという観点で、まずはキーワードの前提にある軸をおさえる(これは同時に設問間の関係性をおさえることになります)ことを重視していました。一方でキーワード自体については与件文から「どの程度直接的に使用されているか」という点は参考にさせてもらいました。
      ご質問への回答になっているか不安ですが、ご参考になりましたら幸いです。

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