【中小企業診断士】合格を目指すメリット・デメリット

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どうも、Tomatsuです。

直前期突入まであとひと月ですね。

✅前の科目を全然覚えていなくて正直ヤバいと思っている方

✅過去の科目の予習も並行しながら進めていて自分は順調だと思っている方

置かれている立場は様々かと思いますが、1次試験対策はここからが本番です。

順調と思っている方もここで気を抜くと成績はあっという間にガクんと落ちるでしょうし、正直ヤバいと思っている方も諦めるにはあまりにも早すぎる段階です。

本試験まで残すところ4か月、全力を振り絞って学習に打ち込みましょう!

と言いたい所ですが、直前期って気持ちがダレ始める時期ですよね~。

私はTACに通っていたのですが、TAC生にとっての直前期の入口は7科目の初学習が一通り終わって『インプット』としての診断士学習が一区切りされる時期なんです。

合格体験記でも書かせて頂いたのですが、私は診断士学習の目的を「経営知識のインプット」に置いていました。

ですので、7科目の初学習を一通り終えて目的は達成された訳ですし、本業のアウトプットにモロに繋がりはじめ、成果もガンガン出ていた所ですので、その満足感からか、なかなか「1次試験に向けてモチベーションが上がりませんでした」。

ちょうど出張続きで仕事も忙しかった(し楽しかった)頃ですし、ほかに勉強したいこと(ウェブマーケ・個人ブログなど)もあり、「私は本当に診断士を目指す必要があるのだろうか?」と真剣に考えたのを覚えています。

TACに投じた30万円はサンクコストと捉え、今後の時間を捻出するための勇気ある撤退を検討した程です。

ただ、結果として私は「合格を目指す」ことにしました。

これは何故かというと…私は心が弱い人間でして、サンクコストの罠から抜け出せなかったからです。。。

「正直、診断士になっても独占業務は無いし、ただの肩書なんだからいらないんじゃない?早く別の勉強始めようぜ」

「ぐぐぐ、でも半年間頑張ってきた努力が無に帰すのはもったいない」

みたいな二重人格的な思考を行ったり来たりして、最終的には「もったいない精神」が勝り合格に向けて継続することになりました。

「診断士を取得して、日本の中小企業を救いたい」みたいな人達がいる中でかなり不純な動機ですね。。。

ただ、感覚値としては私みたいなふわふわした理由で診断士を目指す人も多い気がします(統計データがなく申し訳ございません)。

そしてこういうふわふわ動機タイプに限ってモチベーション維持に困っておられると思います。

私はたまたまストレート合格できましたが「もし落ちていた場合、2年目も継続していたか?」と問われると、「受験生時代はそうは思えなかった」と思います。

これが正直な意見です。

これは受験生時代には合格をすることのメリットを「箔がつく」とか「なんかカッコいい」以外にイメージできていなかったからです。

今はというと、合格してからまだ数か月の身なので大したことは言えませんが、色んな環境変化や出会いから、上記以外に「メリット」がたくさんあることが分かってきました。

本記事では、そのような「受験生時代には見えない合格することのメリット」について整理したいと思います。

もちろん学習を続けることの「デメリット」もありますので、両面を考えながら「継続」を選択するか「勇気ある撤退」を選択するかを検討できると良いかと思います。

ただ、ポジショントークではありませんが、「日本の中小企業を救いたい方々」「なんとなく資格が欲しい方々」問わず、診断士に合格するメリットは絶大です。

是非参考にして頂ければと思います。

【こんな人におすすめの記事】

✅診断士を取得することのメリット・デメリットが知りたい方

✅診断士試験に向けてモチベーションが上がらない方

✅診断士試験を継続するか否か検討中の方

診断士合格のメリット

前置きが長くなってしまいましたが、ここからは診断士取得のメリット・デメリットについて整理していきます。

まずはメリットから。

【診断士合格のメリット】

✅信じられないくらい人脈が広がる

✅独立・複業に繋がる

✅キャリアの幅が圧倒的に広がる

一つ一つ整理していきます。

✅信じられないくらい人脈が広がる

色んなセミナーや記事で言い古されておりますのでご存知の方も多いと思いますが、これは本当です。

個人的には、『これのためだけにでも合格を目指すべき』と思っています。

合格後は、診断協会の会合、懇親会やセミナー等々で、これまでのキャリアでお会いしたことのない人たちに会う機会が多くなります。

例えば、私はプラントエンジニアですので、どうしても業界関係者としか接点がありませんでしたが、合格してからは「考えうる全ての業界の人たち」とお会いすることが出来ました。

個人的にはミーハーなので、キラキラしたイメージの映像業界に興味があり、道場同期のべりーと初めて会ったときは心が躍りました。

話が逸れましたが、このような人達との出会いで得られる気づきは、独立志向の方、企業内思考の方、問わず広い視点を築くために有効です。

広い視点を得ることで「生涯学習意欲の向上」「本業に活かせる気づき」など、副次的な効果もありましたので本当に良かったと思っています。

✅独立・複業に繋がる

診断士を取らなくても独立・複業できるじゃんという反論があるかと思いますが、これはその通りだと思います。

ただ一方で、合格しておいた方が選択肢の幅が広がるのも事実です。

例えば、私は合格後、「全知全ノウ」の執筆に携わらせて頂くことになったのですが、これは合格したから得られた副業への切符でもあります。

また、独立コンサルを目指すなら、クライアント探しをしなければなりませんが、顧客開拓には実績も問われます。

実績を積むためには先輩診断士とのネットワークや診断協会に登録して仕事を請け負うことからスタートした方が効率が良いという事実もあります。

もちろんTwitter等で「タバティ」が叫んでいるように、資格に頼らず個人名で仕事を引っ張ってこれる人間になれるのがベストかと思いますが、そうなれる人はほんの一握り。

やはり、資格があった方が顧客開拓が捗るのは間違いないので、取れるのであれば取っておいた方が良いですね。

✅キャリアの幅が圧倒的に広がる

これは会社や職種によっても異なるかと思いますが、個人的にはキャリアの幅が広がると思っています。

個人的な例ですと、私は診断士に合格したことで、周りの私に対する見方が良い意味で変わり、仕事で評価されやすくなりましたし(私自身は何ら変わってないのでおかしいですが。。。)、もともと希望していた新規事業に主務として携わることができるようになりました。

また、受験生同期の日用品メーカーに勤めている方は、診断士に合格したことで、経営企画への異動が決まり、順調に望み通りのキャリアを歩むことが出来ているようです。

合格しただけでは何ら変わらないのですが、根拠のない「パワーアップ感」を感じることができ、良い意味で会社への帰属意識がなくなるのもメリットです。

こうなると純粋に仕事を楽しむことができ、成果も上がりやすくなりますし、上司・人事との異動や担当業務等の交渉時にとてつもないパワーを発揮します。

診断士合格を目指すことのデメリット

次はデメリットについて整理していきます。

【診断士合格を目指すことのデメリット】

✅学習時間、半端ないって

✅取っただけでは食べられない

✅学習時間、半端ないって

これは誰もが同意することだと思いますが、診断士合格に必要な学習時間、半端ないです。

一般の受験生でしたら1次、2次で計1000時間ほどの勉強時間を要すると言われています。

今が折り返し地点だと仮定すると残り、500時間もの勉強時間を2次合格までに費やすことになりますし、万が一、不合格になった場合はそれ以上の時間をかけることになります。

しかも、2次試験は模範解答が無い状態で、何を指針に学習を進めて良いのか分からなくなる事も多くなる、鬼畜じみた試験です。

そのような試験と長期的に向き合う覚悟(診断士を取る目的)がおありでしょうか?

これは是非自分の胸に手を当て、聞いてみて欲しいと思います。

今後の学習で費やすであろう時間を「他のアクティビティ」に充てた場合のメリット等も考慮しながら判断されるのが良いと思います。

✅取っただけでは食べられない

これも言い古されていますが、診断士を取っただけでは食べられません。

「診断士合格したし、残りの人生流していける」と思われていたら少しあぶないですね。

合格後も自己研鑽は続けないといけませんし、「資格自体」にそれほど価値はありませんので。

資格自体に価値を感じている方は、もう一度目的を見直されることを強くおすすめ致します。

まとめ

ここまでメリット・デメリットを整理してきましたが、いかがでしたでしょうか?

「診断士取ってもそれだけでは食べられない」など、もしかしたら目的をそこに置いていた人からしたらデモチベーションに繋がったかもしれません。

ただ、上述の通り、個人的には「やっぱり診断士合格はメリット大。多くの方が目指すべき」と思っています。

多くの素晴らしい方々と出会うための切符にもなりますし、そこから広がるチャンスは膨大です。

是非、多くの方に合格を目指して欲しいですし、引き続きそのためにご協力させて頂ければと思っています。

ちなみに、私の青臭い考察よりも説得力のある解説をお求めの方は、下記に先代の「診断士になったら」シリーズを参照ください!

おまけ

お堅い話だけではつまらないので、例のごとくサブカル的な話題を紹介させて下さい。

4月から「半沢直樹2」と篠原涼子主演の「ハケンの品格2」が始まりますね!

最近ウチはもっぱらAmazon Prime, NetFlix, DAZN, YouTube派なのですが、久しぶりにテレビにかじりつく生活が復活しそうです。

ちなみにこの「ハケンの品格」という作品、難関資格を26個持つ特A級派遣社員の「大前春子」がありとあらゆる現場で多彩な能力を活かし無双乱舞する、というお話です。

26個も!?って思わずツッコミを入れたくなりますが、それは置いておいて、26個もあればさすがに「診断士」も含まれてるんじゃ?と淡い期待を抱きながらWikipediaを調べてみました。

が、ありませんでした。。。。

さすがのスーパーウーマン「大前春子」も、『中小企業診断士』という難関資格には敵わなかったということですね。笑

という訳で、受験生のみなさまも「大前春子」越えを目指し、今年の合格を勝ち取りましょう!

こんな感じで私の記事では引き続き「診断士試験に役に立つ(?)」と思われる「サブカル情報」についても発信していきたいと思います。

個人ブログツイッターの方でもこんな感じのちょっとゆるい情報発信もしてますので、興味のある方は是非覗いてみてくださいね~。

ちなみに明日は11代目の精神的支柱「べりー」の番です。重厚感あふれる記事に定評がありますので是非お楽しみに!

以上、最後まで読んで頂きありがとうございました!


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