【合格体験記】診断士に刺激を受けて独学で合格!ピーマンさん!

こんにちは!どいこうです。

本日も2名の合格体験記をご紹介します!
1人目は、仕事で会った診断士に追いつこうと勉強を開始、独学で学習方法を改善しながら合格を果たしたピーマンさんです。

==========ここから寄稿==========

(0) 受験生情報

名前(HN):ピーマン
年齢:30歳

(1) 自分の診断士受験スタイルを一言で表すと

ひたすら独学(と多くのネット情報と少しのセミナー)

(2) 診断士に挑戦した理由・きっかけ

・入社1週間で「ずっとサラリーマンでいるのは、リスクかもしれないな・・・」と思った(俗にいうブラック企業体質。上場してますが・・・)。

・クライアントに見向きもされないことがあった。その方の名刺に「中小企業診断士」とあり、少しでも追いつこうと思った。

・転職した先が割と小規模な組織(教育機関:教職員で60名ほど)なので、活かせることがあると思っている。

・学ぶことが好き。

(3) 学習開始時の知識・保有資格・得意科目・不得意科目

・学習時の知識・保有資格:簿記3級(→2回目の2次試験不合格ののち、簿記2級取得∵財務会計苦手克服)

・得意科目(1次):経営・中小

・不得意科目(1次):情報・法務

※2019年の1次試験(自己採点)は、合計519/700。経済:68、財務:84、経営:76、運営:80、法務:68、情報:68、中小:75

※2次は点数が延びなかったので、すべて不得意・・・が、事例に向き合うことがpositiveかnegativeかでいうと以下。
・positive:事例Ⅰ・Ⅱ
・negative:事例Ⅲ・Ⅳ

(4) 学習スタイル

・独学
①メリット:低い金銭コスト、気分が乗らない時はやらなくてもよい
②デメリット:長い時間コスト、不明な点をタイムリーに解決しづらい

(5) 合格までの受験回数、学習時間とその作り方

①学習開始時期と受験回数:2015年11月開始、1次3回、2次4回
②一次学習時間:忘れてしまいました。初回は1次受験のために1000時間くらい
③二次学習時間:忘れてしまいました。2019年は1次試験後、200時間くらい

(6) 合格までの学習法

①1次
初回受験時:テキスト読む→過去問
それ以降:過去問過去問過去問過去問・・・
※多くの方がおっしゃるように、正誤判定できるレベルにする間違えた内容や、補足すべき点は、ポケテキに書き込む&付箋
※使用テキストは、同友館の『過去問完全マスター』。個人的にはこれに尽きるといっても過言ではない
※学習法とは違いますが、法務などの難化は、ほかの科目でカバーする方針のため、全科目受験

②2次筆記
結果をみると、総合C(AACC)→B(BBCB)→C(CCBC)→合格(????)

2019年の学習法(Ⅰ~Ⅲ)
(あ)型を身につける ← 同じ事例を繰り返し解く:2018~13くらい:時間はあまり気にしていなかった
(い)よく出る知識の整備 ← 『全知全ノウ』の音読&自問自答
2019年の学習法(Ⅳ)
(あ)『30日完成 事例Ⅳ 合格点突破計算問題集』を繰り返す
※事例Ⅳは、80分で通して解いたことはないです・・・

~1・2回目受験時~
できるときできないときのムラが大きい。解答・解説を見て理解するも、再現性が低い(次解くときも、同じ解答要素を抜かすなど)。
具体的な改善策も思いつかぬまま、2回目も不合格。特に、事例Ⅳへの苦手意識を払しょくできず。

~3回目の2次試験前にあった「目から鱗」~
2回目の2次試験終了後から、簿記2級の勉強を開始→合格。少しは事例Ⅳへの苦手意識につながったような気がする。そして、、、「だいまつが教える事例Ⅲ攻略の極意」を読んだときに、目から鱗。。。「事例Ⅲってそういう事例なのね」と得心(それでも不合格で、B判定だったわけですが・・・)。

~4回目の2次受験に向けて~
「参加しても目新しいことは・・・」と斜に構えつつ、タキプロ@大阪のセミナーに参加(タキプロの皆様、本当に申し訳ありませんm(__)m)。結果、「おぉ!!!」とはならなかったが、「当たり前を愚直に」「ミスをしない工夫」を再認識するきっかけに。以下2点を徹底することに決める。

1つ目(主にⅠ~Ⅲ):与件文の読み方(マーカーの使い方)。
方法:必要「そう」な部分にとりあえず黄色マーカー(なので与件文全体が割と黄色くなる) → 設問ごとに色を変えて対応付け
効果:以前より、解答要素の抜け漏れを防ぐことができた
2つ目(Ⅳ):『30日完成 事例Ⅳ 合格点突破計算問題集』で基礎を徹底
方法:1通りやる → 間違えた問題のみ解きなおし → 直前にすべて解きなおす
効果:苦手意識は薄くなった。できる問題だけ解ければよい、と妙な落ち着きを得る
(実際には、計算ミスや営業利益マイナスの際の扱いなど、間違っていますが・・・)

~その他~
大きく変わったなと感じていないが、実は影響しているのではないか、と感じていること。それは、現職での大学入試問題の添削。「××について、自然環境の側面と人為的な側面から、それぞれ30字で説明せよ」など。制約条件を踏まえて、書くべきこと、書いてはいけないことを、教科書に載っている知識と紐づけながら指導することは、出題者の視点で考える機会になっているか・・・?

(7) 学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

アドバイス
・1次試験:かけた時間がものをいう、過去問至上主義
→私は朝型で、4:30起床で、時間を作りました
・2次試験:受け続けることが大切

エピソード
・2019年の2次試験会場で、前職でお世話になった方にあった(世間は狭いな~と)

その他:マイルール
・戦略は・・・。目的は・・・。のように型を決め、「・・・」に該当する要素を与件からあてはめる(できれば多面的に)。
・「事」、「為」は漢字で書く
・今回の事例ⅡのSWOTのような列挙でもよいものは、主述は無視して、要素を詰め込む
・45分経ったら(残り35分で)書き始める
・事例Ⅳは、わからなくても何か書く。白紙に点数はつかない

最後に、道場の皆様には、何代にもわたり、お世話になりました。
仕事の都合で実務補習は多年度計画ですので、今後もお世話になります。
まずは一旦の区切りとして、ありがとうございました。

==========ここまで==========

いかがでしたでしょうか。

ピーマンさんは4年間の学習期間中、学習方法を様々に模索しながら、2019年に無事最終合格を果たされました。
文中で9代目だいまつの「だいまつが教える事例Ⅲ攻略の極意」についても言及いただき、ありがとうございます。

無事に合格されたピーマンさんが、学習のきっかけになったクライアントの診断士さんと再会して、パワーアップした姿を披露する場面を見てみたいな・・・と、読んでいて思いました。また、現職でも知見の活用機会がありそうとのこと。さらなるご活躍をなさってくださいね!

以上、どいこうでした。


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