【合格体験記】定年退職・再雇用を機に一念発起、低コスト独学で合格!長老さん!

こんにちは!どいこうです。

本日も2名の合格体験記をご紹介します!
2人目は、定年退職・再雇用を機に一念発起し、病気の治療を行いながらの低コスト独学で、無事に合格を果たした長老さんです。

==========ここから寄稿==========

(0) 受験生情報

名前(HN):長老
年齢:62歳

(1) 自分の診断士受験スタイルを一言で表すと

コスト重視の自己流

(2) 診断士に挑戦した理由・きっかけ

会社の定年退職、再雇用を機に国家資格の取得を考え、比較検討により中小企業診断士が自分に合っていると判断した

(3) 学習開始時の知識・保有資格・得意科目・不得意科目

会社にて1つの小事業を長年担当し、開発、製造、事業企画・管理を経験したため、企業運営に必要な一通りの広く浅い知識は持っていたが、保有資格はなし。

得意科目:一次は経済学・経済政策、二次は事例IV
不得意科目:一次は経営法務、二次は事例I

(4) 学習スタイル

独学。

①メリットは、コストが安く、時間的束縛がないこと。

②デメリットは、受験生の中での自分の位置が見え難く、相談相手がいないこと。

(5) 合格までの受験回数、学習時間とその作り方

①学習開始時期と受験回数:一次試験は、2018/1月開始で受験1回、受験直後に健康診断で要検査判定となり、8月末には病気が見つかり、9月末手術その後治療方針検討等で二次試験申し込みせず。二次試験は、2019/1月開始で受験1回。この場合は、一回目合格なのか2回目合格なのか・・・?

②一次学習時間:休日(土日、祝祭日)で、15h/週x30週+100h(祝祭日)=550時間

③二次学習時間:休日(土日、祝祭日)で、15h/週x40週+150h(祝祭日)=750時間

(6) 合格までの学習法

①一次は、7教科のテキスト、問題集、過去問(これらはBOOK OFFで2-3年前の中古をTACとTBC混在で購入した。直近の過去問はWEBで問題と解答(解説なしだが)をダウンロードできるので、特に困らず。)を使用し、テキストを一読し、問題集・過去問を繰り返し解き、判らない問題は、該当分野の入門書やネット検索にて知識を習得した。参考にした図書は、簿記・民法・労働法・経済学等の入門書、情報処理辞典、および、過去3年分の中小企業白書で、これらは全て図書館で閲覧または借用した

②二次は、ふぞろいな合格答案(中古10年版、および最新版2年)、2次試験合格者の頭の中にあった全知識事例IV合格突破計算問題集過去問は直近5年は3回、他は2回行った。8月にTACの2次試験公開模試を受け、解説のビデオで各事例での回答作成の考え方/手順が理解できたが、TACの模範解答は自分中でしっくりせず、回答の言い回しは自己流を継続することにした。

(7) 学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

①一次受験後:自己採点の結果(回答マークしていない項目あり少し幅ある)は、経済学・経済政策(76-80)、財務・会計(48)、企業経営理論(58-60)、運営管理(73)、経営法務(44)、経営情報システム(56)、中小企業経営・中小企業政策(62-64)の合計(417-423)、合格点で最悪3点不足、前述の病気のことでバタバタしていたら合格通知が届き、合格していたんだ、でも体調面/精神面共2次試験を受験できるレベルでないため、2018年の2次試験は申し込みせず。診断士資格取得を目指すか否か迷った。経営法務の平均点が悪く、得点のかさ上げがあったことを後で知る。このかさ上げで合格した1名かも。

②二次学習時:主治医との治療方針協議で、病状の悪化リスクが一番少ないことも含めて2019年10月の体調がベストな治療を選択し、1月から学習を再開した。普段は文字を書くことがないので漢字が書けなく、スマホのかな漢字変換を見ながら回答案を書く様な状態で練習を繰り返したが、7月頃から利き手が腱鞘炎になり、テニスエルボー対策の肘バンドを締めて字を書くような状態になる。

③二次試験時:腱鞘炎が最悪な状態での試験となり、回答のキーワードは問題文に線、図形を入れるのみで、普段でのキーワードを抜き出し→で繋げる程度の回答案の下書きもなしの状態で、回答を記載していく。当然ながら、回答の消しゴム修正箇所も多発した。試験終了後はぐったりして再現回答を作成する気力なく、翌々日に再現回答作成を試みたが、まったく思い出せず。試験時はアドレナリンの影響で脳の思考速度が通常より随分早かったようである。

④アドバイス:漢字はパソコン入力に頼らず書く習慣を付けておく(記述試験が終わったらまたパソコン入力に頼る毎日に逆戻りしたが)こと。独学の方では、早目に模擬試験を受けて、回答作成の考え方/手順を理解すると効率的な学習が可能と思われる

==========ここまで==========

いかがでしたでしょうか。長老さんは、独学を選択し、かつ中古書店、インターネット、図書館をフル活用して費用を抑えて学習されました。初年度は、病気の治療で2次試験の受験を見送ったものの、2年目の2次試験で無事に合格。まことにおめでとうございます!

2次筆記での漢字に苦労しないように書く習慣をつけておくこと、そして模擬試験で現場なれすることをアドバイスいただきました。私もこの2点はとても大事だと思いました!

以上、どいこうでした。


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