再現!1次試験本番のドキュメント

*:*夏セミナーのお知らせ*:*

一発合格道場 夏セミナー2019

東京:8月10日(土)

大阪:8月11日(日)

名古屋:8月24日(土)

時間・場所は後日告知いたします。
ぜひご予定ください!

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文字数:約4200字(約8分で読めます)

こんにちは!頑張るあなたの応援団☆かわともです。
今回は、1次試験の前日から試験終了まで、去年の私がどのようなことを考え、どのような行動をとったかについて、ドキュメントタッチで書いてみました。イメージトレーニングに役立つかもしれません。
長文ですので、時間のない方は文中に出てくる「ポイント」だけでも参考にしていただけると思います。

早速いってみましょー!

 

*   *   *   *

 

8月3日(前日)

◆日中
一次試験前日は普通に仕事をした。平常心で試験に臨みたかったためだ。連休はあえて1週間前に取得した。
紙にまとめる時間が惜しく、ファイナルペーパーは作らなかった。今まで学んだ内容をメモしたポケテキがファイナルペーパー替わりだ。
夕食後、事前に作った「持ち物リスト」を見ながら明日の用意をした。


子供を寝かしつけた後、1日目の科目を総チェックしようと、愛用の教材に目を通した。要チェックのページにポストイットで目印をつけていく。あっという間に時間がたち、23時までかかってしまった。22時半には寝たかったのに・・・。しかも財務と経済の要チェックが多すぎる!やむなく教材のページをカッターで切り取り、試験当日に見直すことに。明日の休憩時間に見直したい教材を厳選し、リュックサックにしまった。
23時に布団に入ったが、直前まで懸命に復習していたせいかすぐに寝付けない。目をつぶって横たわっているだけでも疲労回復効果があるはずだと思い、気持ちを落ち着かせる。完全に寝付いたのは午前1時ごろだったように思う。

★ポイント
・前日が仕事でも大丈夫。
・ファイナルペーパーは無理して作る必要はない。
・持ち物リストを事前に用意しておくと安心。
・前日の夜に勉強しすぎると睡眠不足になるので注意。
・とはいえ、仮に睡眠不足に陥ったとしても問題なし!ゆったりした気持ちで休みましょう。

 

8月4日


6時ごろ起床し、自分と娘の弁当、自分と家族の朝食を準備。いつも通りごはん、おかず、味噌汁の朝食を食べた。7:30には家を出発。最寄り駅に向かう途中のコンビニでブラックコーヒーを買っていった
最寄駅から会場の千葉商科大学までは電車で20分。電車では財務と経済の要チェックページに目を通した。
JR市川駅で職場の先輩と待ち合わせ、タクシー乗り場に向かった。すでに20人ほど受験生の列ができているが、タクシーはそれほど頻繁に来るわけではない。前後の人同士で相乗りを持ちかける姿も目立った。

会場到着
タクシーを降りると、試験応援の予備校スタッフがずらりと並び、ウェットティッシュやチラシを渡していたが、顔見知りの講師はいなかった。試験部屋の場所が非常にわかりづらく、少し迷ってしまった。
部屋に到着して自分の席を探すと、偶然にも先輩と隣の席!リラックスして受けられそうな予感がした。
トイレに行き、お茶を少し飲み、1科目めの経済の最終チェック教材に目を通す。ポケテキの余白にメモした「試験当日の自分へのメッセージ」を見直し、心を落ち着かせた。

★ポイント
・会場近くのコンビニは必需品が品薄になることがあるようです。自宅最寄り駅で調達しましょう。
・タクシーやバスの行列を想定し、余裕を持って行動しましょう。
・試験部屋の場所がわかりにくいことがあるため、余裕をもって会場に到着しましょう。
・トイレの場所をチェックしておきましょう。
・緊張しやすい人は「試験当日の自分へのメッセージ」を携帯すると心が落ち着きます。

1科目め(経済)
試験開始前に、試験委員から注意事項が読み上げられる。飲料は缶入りはダメで床に置くこと、退出可能時間のことなど。問題用紙・解答用紙が配られ、受験番号や氏名を記入して間違いがないかどうか念入りにチェックした
その後、試験開始前までに3分間くらいの待機時間があった。その間に、1問あたりにかけられる時間を確認。1問あたり2分の計算だ。「経済と財務は1分考えて全くわからなかったら次の問題に進む」と肝に銘じた。

試験委員が「始めてください」と合図をした。経済と財務はややこしい問題がないかどうか確認するために、最初に全ページにざっと目を通すことにしている。
開始20分後くらいに驚きの出来事が。教室中に大きな音で学校のチャイムが響き渡ったのだ。運営側で音量を切るのを忘れたのだろう。びっくりしたが、すぐに本番モードに切り替えた。
あっているかどうか自信のない問題には「?」マークをつけ、後で効率的に見直せるようにした。また、「不適切なものを選べ」という問題は、選択肢の記号に×をつけるなど、決して解答ミスをしないように注意して解いていった。
途中、グラフで複雑そうな問題があったが、一次関数の基礎知識で推測して何とかしのいだ。
無事時間内に解き終わり、マークミスをチェックすることもできた。

★ポイント
・試験中に想定外の出来事は起こりえます。落ち着いてやり過ごしましょう。
・経済と財務はタイムマネジメントに特に注意しましょう。
・マークミスと「適切・不適切」のミスは絶対に防ぎましょう。

休憩時間・2科目め(財務)
試験が終わるなり、隣席の先輩が「全然できなかった~」と落ち込んでいる様子。「難しかったですよ、大丈夫」と励まし、トイレに向かった。
財務が始まった。毎日コツコツ解いてきて自信をもって臨んだはずだが、難しく感じる設問がしばしばあった。今年は難化しているのかもと思いながら、事前に決めたルール「1分考えて全くわからなければ次に進む」を守り、時間内に解くことができた。
1次試験の関門、経済と財務が終了し、ほっと一安心!あとは時間が足りずに焦る科目もないし、落ち着いて解けば大丈夫と言い聞かせた。

昼休み
昼食は持参した弁当を食べた。多すぎず少なすぎず、いつも会社で食べているのと同じ量だ。飲食で注意しているのは、①血糖値がブレることで眠気が起こらないようにする、②カフェインの取りすぎで脱力しないようにする、③水分の取りすぎでトイレが近くならないようにすること。
昼食後はすぐに3科目めの経営の最終チェック。弱点であるモチベーション理論、リーダーシップ論、労務関連知識を重点的に見直した。

★ポイント
・昼食、カフェイン、水分の摂取量は計画的に。

3科目め(経営)
経営がスタートして30分くらい経過したところで猛烈な眠気が襲ってきた。選択肢の文章を読むのに時間がかかってしまう。「集中!」と自分に言い聞かせ、何とか持ち直した。結局時間に余裕をもって解答でき、失点には結びつかなかった。

★ポイント
・昼食後に襲ってくる眠気を想定しておきましょう。

休憩時間・4科目め(運営)
1日目はあと1科目。休憩時間は、発注点、設備保全、良品率などの要チェックポイントを見直した。なかなか覚えられない「リフト値」の数式を、最後の最後で頭に叩き込んだ。
運営がスタートした。運営は、計算問題はとりあえず飛ばして最後にまとめて解くことにしている。途中「リフト値」がまんま出題!最後まであきらめずに見直してよかった。

帰り道~就寝
1日目が終了し、先輩と一緒に歩いて駅に向かう。試験会場の出口で「解答速報です!」とチラシを配布する人がいたが、翌日の試験勉強のほうが大事なので受け取らなかった
最寄り駅に着き、家族で外食。子供を寝かしつけた後に明日の最終チェックをしたが、前日に寝不足になった経験をいかし、早々に切り上げて就寝した。

 

8月5日

◆5科目め(法務)
1日目と同じように試験会場入り。法務は最後まで苦手が克服できず不安だが、最後まであきらめずにやるしかない。
法務がスタート。1問目から自信のない問題が連続。ほぼ全ての問題に「?」印を付けながら進めていくが、ものすごく不安になってきた。複雑な家系図の問題に競走馬の問題・・・。一通り最後まで解いた後、もう一度「?」問題に戻って、わからないながらも正解の確立を少しでも上げるために考え抜いた

★ポイント
・爆弾科目は必ずあります。最後まであきらめずに食らいつきましょう。

休憩時間・6科目め(情報)
法務の難しさに衝撃を受けていたが、最後の関門が終わってすごい解放感だった。あとはリラックスして解けばよい。
情報がスタート。解きやすい問題が多くスムーズに解き終えた。マークミスや適切不適切の確認も終えてまだ時間が余っていたので、途中退室して中小の最終確認に時間を使うことにした。ほかにも途中退室している人は多かった。

休憩時間・7科目め(中小)
席に戻ると、情報で途中退室したことに隣の先輩が驚いていた。中小は『一発合格まとめシート』の「いろんな計画まとめ」を中心に最終確認した。
中小がスタート。これも解きやすい問題が多くスムーズに解き進められたと思う。

帰り道~打ち上げ
全ての科目が終了!ものすごい解放感。このあとは先輩と一杯飲んだ後にTACの打ち上げに行くことになっている。ビールを楽しみにしながら試験会場を後にする。ここでも「解答速報」がしきりに配られていたが、細かい中身は見ずに、科目ごとの難化、易化、平年並みだけチェックした。
先輩と駅まで歩きながら、2次試験はどの校舎のどの先生のもとで学ぼうか、というような話をした
TACの打ち上げは、企画してくれた先生が「翌日は正解が発表されて、それぞれの運命が決まる。2日目の夜は、戦友として同じ状況を共有できる最後の貴重な機会。ぜひ参加してください」と言っていたので、参加することにしていた。同じスト速習本科生の勉強仲間が2名いるほかは、スト本科生を中心に40人くらい初対面の人が集まった。「あの問題、どの選択肢を選んだ?」という話題でにぎやかに盛り上がる。法務や中小の問題が話題に出てくるが、私はことごとく不正解を選んでしまっており、ちょっと心配になった。法務は先生も「かなり難しい、得点調整があるかも」とコメントしてくれ、家系図や競走馬の話題で盛り上がった。
この中で一体何人2次試験まで受かるのだろう。その場にいる顔ぶれをしっかり記憶しようと心に刻み込んだ。

打ち上げ終了。帰りの電車の中で道場のブログを読んだ。OPENDAYのコメントを見て、同じ状況の受験生仲間が考えていることに共感し、励まされたように思う。そして、明日の解答発表と自己採点を想像してドキドキしながら、今日はとりあえず飲もうと思った。

 

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ちなみに、試験当日への自分のメッセージを作るにあたっては、9代目ゆうの記事を参考にしました。非常に参考になる内容ですので、よろしければご覧ください(^^)
【2018年スト合格目標】1次試験で420点以上取るための「試験の心構え」10か条

以上、かわともでした!
次回、1次試験前最後の私の記事は、「1次試験直後1週間のTODO」について書きます!ぜひご覧ください♪

そしてそして・・・・・・

明日は10周年特別企画の第2弾として、道場のレジェンドのあの人が試験対策について書いてくれますよ~!!お見逃しなく!!


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