【合格体験記】過去問でゴールを見据え独学でストレート合格!“特命担当課長さん”

✿:❀ 一発合格道場 電子書籍出版&記念セミナーのお知らせ ✿:❀

1月28日発売予定

中小企業診断士試験 一発合格
特設ページはこちら

『診断士試験 一発合格』セミナー㏌東京

とき:2月2日(土)14時開始~17時頃終了
場所:五反田※詳細はこくちーずにて
対象者:診断士試験合格を目指す方
参加費:1,000円(懇親会を別途、17時半~19時半頃で予定しています)
定員:40名
申し込み方法こくちーずにて

『診断士試験 一発合格』セミナー㏌大阪

とき:2月9日(土)14時開始~17時頃終了
場所:大阪市内※詳細はこくちーずにて
対象者:診断士試験合格を目指す方
参加費:1,000円(懇親会を別途、17~19時頃で予定しています)
定員:25名
申し込み方法こくちーずにて

テーマ:
基本理論を知ろう!、学習計画のポイント、1次試験科目攻略法、2次試験対策の基本、事例Ⅰ~Ⅲの基本的切口と超高得点答案の考察、事例Ⅳ対策のイロハ、2次試験合格後のリアル、診断士の仕事のリアル、受験生支援団体を100%活用しきれ!、コラムの見どころはここ!、個別相談会 などを予定(変更となる可能性があります)

 

我々道場9代目活動の集大成となる書籍がいよいよ出版されます!!
タイトルはずばり
『中小企業診断士試験 一発合格』!!
Amazon kindle版、定価980円で2019年1月28日(月)から発売開始予定です。
この1冊で診断士試験の概要から試験対策、
合格後の道筋まで全てを知ることが出来ます
書籍出版を記念して、東京と大阪で出版記念セミナーを開催します!!
当日は9代目メンバーをはじめ、次期10代目メンバーの一部も登場して、
書籍内容やリアルな診断士情報をお伝えしちゃいます!!
セミナー後は懇親会も予定しておりますので、是非ご参加下さい!
皆様とお会いできることを、楽しみにしています。

✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀


おはようございます。きゃっしいです。

嬉しいことに一発合格道場史上最多の50件超の合格体験記・末合格体験記をお寄せいただきましたので、通常のブログよりペースアップしてご紹介させていただいております。私からは土曜日・日曜日連続で1本ずつ合格体験記を紹介させていただきます。

今回ご紹介するのは、過去問でゴールを見据え独学でストレート合格!“特命担当課長さん”の体験記です。

特命担当課長さんは独学で道場なども活用しながら学習をされてきました。
そんな特命担当課長さんは、だいまつの永久保存版の記事を読んで「これはヤバイ」と思われたそうです。
さて、なぜ「ヤバイ」と思われたのか?
特命担当課長さんの合格体験記をご覧ください。

 

==========ここから体験記==========

(0)受験生情報

HN:特命担当課長です。大会社に勤務中のアラフィフの男です。家族は妻一人、小学生の子供二人です。

(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ

早ければあと10年くらいで会社を退職する年齢ですが、まだ子供も小さく、70~75歳くらいまで働くとして、「退職後どんな仕事をするか・・・」漠然と不安を感じていました。
今の職場が残業の少ない部署でもあったので、今のうちに何か資格を取ろうと思いました。
「どんな資格を取るか・・・」私は会社生活の殆どを経理マンとして過ごしてきたので、自分の強みは経理(財務分析)と考え、昨年末、関連が深そうな中小企業診断士の資格について調べました。
本屋で一次試験の過去問をパラパラと立ち読みして、6割で合格なら何とかなるかもと思い、年が明けて「過去問で効率的に突破する!『中小企業診断士試験』勉強法」(以下、「緑本」)(同文館出版)の本を読んで、二次試験も過去問をやっていれば良さそうなので、受験を決意しました。

(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

保有資格:
日商簿記2級(大学在学中)
×公認会計士試験(2回挑戦、2回失敗)
ただ、もう25年も前ですがこの時に勉強した記憶がまだ残っていたようで、「経済」は復習感覚で勉強できました。

1次の得意科目:「経済」「財務」
1次の不得意科目:「法務」「情報」

2次筆記の得意科目:事例Ⅳ
2次筆記の不得意科目:事例Ⅰ
ただ、試験本番では得意・不得意が逆の手応えになりましたが。

(3)学習スタイル

私は、専門学校も少し利用しましたが、基本的に過去問中心の独学スタイルを採用しました。

独学にした理由:

  • 最初に読んだ「緑本」に、過去問中心に勉強すれば合格できると書いてあったから。
  • 私の住所は首都圏でも名古屋でも大阪でもなく、講師による生の講義を受けられる環境になかったから。
  • 人の話を黙って聞くことが苦手(すぐ眠くなる)だから。
  • あまりお金を掛けたくなかったから。
  • 何事もマイペースで進めることが好きだから。

① 独学のメリット:

  • マイペースで進められる。

② 独学のデメリット:

  • 疑問に思ったことを誰かに尋ねることができず、スッキリしないまま本番を迎えざるをえない(ただし、2次筆記に関しては誰かに尋ねてもなかなかスッキリするような回答は得られないだろうと思っていたので、それほどデメリットとは感じていませんでした)。
  • 他の受験生の進捗状況を肌で感じることができない。

専門学校の利用は、以下のとおりです。

  • TACの無料講座2回(1次試験直後の「2次試験対策の仕方」と、2次試験直前の「直前対策」)
  • TACの模試2回(6月末の1次と9月初めの2次)

(参考)
1次試験用に使用した教材

  • 「第1次試験過去問題集」(7科目、TAC出版)
  • 「スピテキ」(「財務」は不要と判断し6科目)
  • 「スピ問」(「中小」のみ。本試験1週間前にアプリで購入して2周)
  • 「一発合格まとめシート」(野網美帆子氏著)
  • 「中小企業白書2017年版」
  • 「図解でよくわかる ネットワークの重要用語解説」(「情報」用。技術評論社)

2次試験用に使用した教材

  • 「第2次試験過去問題集」(平成25~29年度の解答掲載。TAC出版)
  • 「中小企業診断士2次試験事例問題攻略マスター」(平成24~28年度の解答掲載。同友館)
  • 「速修2次過去問題集Ⅳ」(平成22~24年度の解答掲載。TBC)
  • 「中小企業診断士2次試験 世界一やさしい答案作成術」(平成20~22年度の解答掲載。同文館出版)
  • 「ふぞろいな合格答案11」(平成29年度の解答掲載。同友館)
  • 「ふぞろいな答案分析4」(平成27,28年度の解答掲載。同友館)
  • 「ふぞろいな再現答案4」(平成27,28年度の解答掲載。同友館)
  • 「ふぞろいな合格答案10年データブック」(平成19~28年度の解答掲載。同友館)
  • 「2018年版 全知識」(同友館)
  • 「小が大を超えるマーケティングの法則」(事例Ⅱ対策。日本経済新聞出版社)
  • 「スモールビジネス・マーケティング」(事例Ⅱ対策。中央経済社)
  • 「事例Ⅳの全知識&全ノウハウ」(事例Ⅳ対策。同友館)
  • 「意思決定会計講義ノート」(事例Ⅳ対策。税務経理協会)
  • 各種中小企業診断士試験用ブログ&note

(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方

①学習開始時期は平成30年1月。受験回数は1次1回、2次1回です。
②一次学習時間は、不明です。
③ニ次学習時間は、6月に約20時間、1次試験後に280時間、合計約300時間です。

(5)合格までの学習法

①1次

年明けにまず何のインプットも無しに平成29、28年の過去問を解き、問われているレベルや問題のクセを知りました。その後スピテキを一通り読みました。

4月に一発合格まとめシートを購入し、「スピテキではなくこっちのまとめシートを徹底的に理解・暗記しよう」と決意し、「まとめシート」を一通り目を通してから6月末のTACの模試を受けるまで、平成25~27年度の過去問を解きました。

過去問の自己採点をする際には、各問題がまとめシートのどこを覚えていれば解けるか、またはまとめシートには載っていない問題なのかを検証し、まとめシートを覚えていれば合格点は取れることを都度確認していきました

TAC模試後は暗記が不十分だった「情報」「中小」「法務」に時間を割きました

「中小」では過去問は半分くらいしか役に立たないので、本番1週間前にTACのアプリから「中小」のスピ問(電子版)を購入して、通勤の細切れ時間などを使って2回転させました。

1次の結果:
「経済」84「財務」72「経営」55「運営」86「法務」56(調整+8点込み)「情報」84「中小」67、合計504

 

②2次筆記

2次試験を最初に勉強したのは平成30年6月です。3週間程度かけて、「ふぞろいな答案分析4」「ふぞろいな再現答案4」を使用して平成28、27年度の過去問に取り組みました。
2年分を解くことでおおよそのイメージを掴むためです。
この時期にやってみて、本当に良かったと思いました。
自分の書く字が絶望的に読みづらいことに気づいたからです。
人に読ませる字を手書きする習慣がほぼ無かったためですが、これを機に手書きで日経春秋を要約するようになりました。手書きを習慣化することの効果はあったと思います(それでも本番は緊張で手が震えてミミズのような字でしたが)。

ただし、春秋の要約作業自体にはあまり効果が感じられず、2次試験直前1週間はやりませんでした
そのほか「2次筆記試験はこんな試験」というイメージができ、これが解けるようになる理想像と現実とのギャップを認識できたおかげで、1次試験後中だるみせずスムーズに2次筆記の勉強を進めることができました。

2次筆記の勉強を開始してから本番までに過去問平成20年~29年度分を2回転させることを目標にしましたが、途中2つのマイルストーンを設けました。

① 9月初めのTACの模試
② 本番のちょうど1か月前

事例Ⅰ~Ⅲについて、①までに過去問平成20年~26年度を1回転させる→①TAC模試受ける→②までに過去問平成27、28年度の2回転目→②に本番と同じ時間帯で自分独りで過去問平成29年度を解く→平成20年度~26年度の2回転目→本番という流れにしました。

1次の時もそうでしたが、細かい計画は立てず、①②のマイルストーンを目指して勉強しました
案の定、それ以前にやるべきことすべてをできないまま①②を迎えてしまったのですが、計画を達成させるために解答の振り返りがおろそかになると本末転倒なので、あまり気にしませんでした。

過去問を解くにあたって重要視していたのは、どんなにわからなくても80分での完答を目指すことと、振り返りをしっかり行うことです。

①9月初めのTACの模試までは、なかなか80分間で完答できませんでしたが、模試ではすべて時間内に解答できました。このとき、専門学校の作成する問題は本試験問題とは異なることを実感しました。

また、①と②の間の時期は、だんだん時間内に解けるようになっていくものの、ふぞろいの合格答案までの差がなかなか埋まらないことにもやもやしていました。
しかし、②で平成29年度の過去問を解いてみると、事例Ⅰ以外では自己採点で悪くない点数が取れて、「これはイケルかも」と感じました。
9月末には模試の結果が届き、総合で上位10%以内にいることが分かり、自信になりました。

一発合格道場など試験対策のブログを読むようになったのは1次試験終了後からです。
独学生にとって事例問題への様々なアプローチを知る機会は貴重ですので、積極的に読みました
ただし、やはり前年(平成29年度)の事例問題に対する記事が多かったのですが、これらは自分が上記②の時期にその問題を解くまで読まずにいました。
早く読みたいと思っていたので、ある意味②本番のちょうど1か月前が来ることが待ち遠しかったです。

そうして“あの”だいまつさんの永久保存版の記事を10月の初め頃に読んで、「これはヤバイ」と思いました。
私はアラフィフですので、「ヤバイ」という言葉はネガティブな意味でしか使用しません。受験生全員がこれを読んだら、自分が少しだけ持っていると感じていたアドバンテージなんて軽く吹き飛んでしまう、そう思うと、自分の周りの空気が薄くなった気がしました。

それだけ、あの記事は永久保存版と呼ぶにふさわしい内容だったと思います。
その後1週間はメンタルが低空飛行を続けていましたが、同じだいまつさんの、一発合格道場を読んでいるのは一部の人だという記事を読んでホッとしました。

最後の2週間は過去問2周目ということもあり解答も安定してきましたが、初見問題に慣れるため、本番3日前に平成19年度の過去問を初めて解きました。この時は80分間で完答することを最重要事項とし、自己採点はふぞろいで軽く済ませる程度にしました。

事例Ⅳについては、「事例Ⅳの全知識&全ノウハウ」が大変役に立ったと思います。これと「意思決定会計講義ノート」をそれぞれ2回転させました。

過去問は10月に集中的に解きました。
「財務」が得意な私の2次筆記の作戦は、「事例Ⅰ~Ⅲは平均60点を確保する。60点がだめでも50点台後半は取って、事例Ⅳで75点以上を獲得して合格する」でした。
ところが本番では、事例Ⅳを計算問題と認識していた私は第3問で失敗し、第2問でも失敗して、当初の目論見は崩れ去りました。試験直後の出来のイメージは「事例Ⅰ=事例Ⅱ=事例Ⅲ>>事例Ⅳ」で、事例Ⅳに頼り切らず、事例Ⅰ~Ⅲも真面目に対策しておいて本当に良かったと思いました。

③再現答案

事例Ⅰ
第1問
理由は、重要な経営資源である人材を地元出身の中途採用に絞り、研究開発力を高め、ニッチ市場に付加価値の高い製品を提供する、集中差別化戦略を採用しているからである。

第2問
(設問1)

理由は、従業員のうち技術者が9割を占めており、最終消費者の多様なニーズに応えた製品を開発するよりも、事業者を顧客とした、より専門的なニーズに応える製品を開発する方が、より付加価値の高い事業を営めるから。

(設問2)
以前の事業は売り切り型で、景気の変動による影響を受けやすく、安定した収入源とはならなかったが、複写機関連製品の事業は、情報通信技術の急速な進歩に伴って拡大する事業であり、景気の変動を受けにくいから。

第3問
目的は、①A社にとって最も重要な製品開発部門に優秀な人材を集中させ、②専門知識の融合による技術革新を図り、③部門の業績を明確化し、役員に権限委譲することで後進の育成を図るため。製品の高付加価値化も目的。

第4問
①事業に関する社員の積極的な提案を受け入れること、②外部研究機関との連携を認めること、③社内報を発行し、優秀な社員を取り上げること、で士気向上させ、④フレックスタイムや社内行事で衛生要因も満足させる。

事例Ⅱ
第1問
顧客は、観光客の多い市場であり、中でもインバウンド客は至近4年間で6倍程度に増加している。競合は、自社から距離の離れた駅前のビジネスホテルであり、自社との競争は激しくない。自社は、主に昔なじみのビジネス客を顧客とし、古い設備で、低価格で、低いサービスを提供する老舗日本旅館である。広告も行っていない。

第2問
和の風情を求めるインバウンド客を主要標的とし、館内に配置された、海外でも著名な芸術家たちの作品や、彼らが宿泊したときの様子を掲載し、文化の香りに満ちた雰囲気を伝える。また、アクセスの良さも載せる。

第3問
従業員が宿泊客に商業地域を観光案内しながら交流する。具体的には、①歴史を感じさせる厳かな大型建造物を案内し、②和装店で着付けを手伝い、③SNS映えする食べ物屋を案内し、撮影を手伝い、クチコミを誘発する。

第4問
施策は、B社には夕食や大浴場が無いため、①飲食店や銭湯と提携し、サービスを補完する、②夜間ライトアップされた名刹を案内する、③地域の祭りやその展示施設を案内する、ことで宿泊需要増やし、地域活性化も図る。

事例Ⅲ
第1問
理由は、①金型の設計と製造部門新設による一貫生産体制の構築、②資格取得やOJT等による技術力の強化、により、顧客企業のコスト低減ノウハウを蓄積できたからである。

第2問
問題点は、段取り作業の中に金型や材料の移動時間を入れており、作業時間が長くなっていること。改善策は、Aの金型移動を機械作業停止後に、Bの金型および材料の移動を機械作業停止前に行い、外段取り化することで段取り時間を24分間短縮し、短納期化を図る。

第3問
問題点は、製品Aの日々の受注量が一定にも関わらず定期生産していること。改善策は、製品Aの成型加工時間を製品C等の成型加工時間等と等しくなる程度までロットサイズを縮小し、定量的に生産するよう生産計画を改めることで、生産リードタイムを短縮する。

第4問
事前に整備しておくべき内容は、①金型および材料に社内で統一した識別コードを付与し、②金型および材料の置き場も予め定めておき、③これらの情報をデータベース化し、社内で共有することである。作業者は研修等で識別コードを把握しておく。

第5問
今後の戦略は、①工業団地組合として様々な顧客企業からの受注を集め、その際C社は窓口的役割を担う、②C社の高度な成形技術を研修等で組合内で共有し、技術力を高める、③組合内での垂直統合を図る、ことで付加価値の高い事業を営むよう助言する。

事例Ⅳ
第1問
(設問1)

①自己資本比率 35.59%
②有形固定資産回転率 17.08回
③売上高営業利益率 1.20%

(設問2)
資本剰余金が多く安全性は高いが、土地を保有し本社費・共通費が高いことから、効率性・収益性が低い。

第2問
(設問1)
①2.70% <計算過程>WACC:(138*1*(1-0.3)+(190-138)*8)/190=2.697
②5.13百万円 <計算過程>190*2.70%=5.126

(設問2)
3.80百万円 <計算過程>(400-(395+1))*(1-0.3)+1=3.8増加したキャッシュフローから要求されるキャッシュフローを差し引くと△1.33百万円と負になることから、企業価値は低下することになる。

(設問3)
10.00% <計算過程>3.8/(x-2.70)=52となるxを求める。

第3問
(設問1)
①73.30% <計算過程>売上高:1,503+550=2,053
②76百万円
変動費:1,047+782*7%=1,504.91
固定費:438+34=472
変動比率:1,504.91/2,053=0.7330
営業利益:2,053-1,504.91-472=76.09

(設問2)
損益分岐点売上高が324百万円増加し、固定費負担が重くなり、売上の増減に対する利益の増減の幅が大きくなる。

(設問3)
当面は利益を上げにくくなるが、将来的には売上高の増加することで利益が増加し、成長する可能性がある。

第4問
委託先のサービス水準が低い、また顧客企業の個人情報を漏洩する可能性がある。防止策は、①委託先と緊密に連携し研修等で育成、②秘密保持契約を締結。

 

(6)学習時・受験時のエピソード

※日々の学習サイクル

私は元来周囲が暗くなってからエンジンがかかる夜型人間ですが、4月から朝方生活に切り替え、朝の1.5~2時間を勉強に充てました。早起きする分家族の朝食まで時間が空くので、あらかじめバナナを買っておき、起床→トイレ→水を飲む→バナナを食べる→勉強、の流れを習慣化しました。

朝方生活にした理由:

  • 本番当日は早起きするだろうから、本番にライフサイクルを合わせるため。
  • できるだけ子どもたちのライフサイクル(早寝早起き)に合わせることで、自分のペースを子供たちに乱されにくくするため(朝ギリギリまで寝ていると長男に安眠を妨害されますが、早起きして勉強していると、長男も勉強するようになりました)。

ただし1週間に1日くらいは遅寝遅起きして、秋の夜長に過去問事例Ⅰ~Ⅲの気になるところを納得いくまでじっくり考えることなどもしました。

仕事が終わった後も職場で勉強を1~2時間してから退社しました。

通勤時間は電車で15分間程度で、その間に暗記アプリで勉強しました。

暗記アプリのデータは、1次は「まとめシート」の付録である「情報」「中小」のcsvデータ&自分が「まとめシート」から選びパソコンで手入力したデータで、2次は「中小企業診断士2次試験事例問題攻略マスター」に掲載されている事例Ⅰ~Ⅲの「必要知識一問一答」を手入力しました。

※パニックを経験

TACの1次模試を受験したとき、最初の「経済」で独り勝手に誤解(マーク箇所数が25なのに終了直前まで50だと思っていた)してパニックに陥りました。
それ以降は、「あれ以上のパニックは無いから大丈夫」と思うようになり、良い教訓になりました。それでも2次筆記本番の事例Ⅳ第3問(設問2)では軽くパニックになりましたが。

 

(7)これから合格を目指す方へのアドバイス

2次筆記試験が終わってから結果発表までの間、「仮に落ちていても翌年絶対リベンジする。ただ、その場合どんな勉強をしていこうか?」と考えていました。80分間のタイムマネジメントをいったん確立し、10年分の過去問の与件文もある程度は覚えてしまったので、過去問を80分で解く訓練は翌年の7月くらいからでも良いだろうと思っていました。では翌年6月までの勉強ですが、

①受験しなくても1次試験の勉強をする。

②中小企業白書(2017年度版に加え2018、2019年度版も購入して)を読む

以上2つを考えていました。

事例Ⅲの第2問は、設問文を読んで、すぐに「これは1次試験の2次筆記バージョンだ。これは今年1次を受けた人には有利だぞ。」と思いました。
1次試験なら「次の段取り作業の詳細図を見て、外段取り化によって短縮できる作業時間の最大値を選択肢から選べ」という問題になるだろう、とまで考えていました。
実際にはマン・マシンチャートについても触れなければならなかったのでしょうが、この図の読み取りにもまた、1次の知識が必要です。

また、よく「本番ではひらめいたことを書いてはいけない」と言われますが、その理由は、ひらめいたことを書いてしまうと与件文から外れた答案になってしまい、大幅な減点に繋がるからでしょう。
しかし、先の事例Ⅲ第2問のように本番の試験中に思いついたことが、「単なるひらめき」なのか、「与件文や題意から外れていない内容」なのか、その場で判断できるでしょうか。
与件文抜き書き問題を除けば、これは非常に難しいのではないか、と私は考えていました。
ならば、本番では自分の頭に浮かんだことを書こう、一度は「それで本当にいいのか、多面的に考えてどうか」と批判的に検証するけれど、それで×(バツ)とならなければファースト・インプレッションを大切にしよう、それで落ちたら自分のファースト・インプレッションが間違っていたということを素直に受け入れよう、と。

2次筆記を受験後、上記「ファースト・インプレッション」が「『理想的な中小企業診断士』像を前提としたもの」であれば、そうそう題意から外れた内容にはならないのではないか、そして『理想的な中小企業診断士』が押さえていることとは、先の①1次知識②中小企業白書と、プラス③これまでの過去問に共通に流れている基本的思想(これを私は「潮流」と呼んでいます)なのではないか、と考えるようになりました。
③潮流とは、例えば事例Ⅰでは「ヒトって大事」です。言葉にするとチープな響きですが、事例Ⅰを10年分解いて、このことが作問者の意識の根底にあるだろうと確信していました。
今回の事例Ⅰでも、第2問(設問2)以外はこの考えを前提に解答しました。

なお③潮流は、①1次知識と②中小企業白書を土台にしている(特に②)ので、結局のところ①と②を押さえることが大切であり、よって落ちていたらこの2つを強化しようと考えていました。

アドバイスとはおこがましいですが、平成30年度の2次筆記経験者かつ過去問の取組みが十分でないと思う方は、10年分を(できれば同じ事例を10年連続で)解き、ふぞろい等で振り返ってみてはいかがでしょうか。
10年解けば量的には十分だと思うので、振り返りの質に拘って。これで自分なりに③潮流を掴めれば良いのですが、ピンとこなければ、改めて①1次知識と②中小企業白書の内容を確認してみてはいかがでしょうか。

 

=========ここまで==========

特命担当課長さんは、1次も2次もまず最初に過去問を解いて、試験のイメージや自分のレベル感を把握しています。
これは、一番最初の段階で到達すべきゴールを見据える、という面でとても有効だと思います。

特に、これまである程度業務経験がある方は、既に知識がありあまり力を入れる必要がない部分と、これから新たに学習しないといけない部分が明確になり、メリハリのある学習計画を立てるのに役立つのではと思います。

そして、そこから得た気付きや模試の手ごたえを踏まえて、自分に必要な対策を考え改善のための取組みを行っています。この点も、特命担当課長さんがストレート合格を果たした1つの要因なのではと思います。

2次の対策では、特命担当課長さんが重視されていた、「どんなにわからなくても80分での完答を目指すこと」と、「振り返りをしっかり行うこと」というのは、特命担当課長さんだけではなく、全ての方に通ずることだと思いますので、ぜひみなさまもパクっていただければと思います。

 

ちなみに、私が個人的に一番嬉しかったのは、まとめシートをこんなに活用していただいたということです。
活用いただいて本当にありがとうございます!

 

☆☆☆☆☆☆☆
一発合格道場ブログを是非、あなたのPC・スマホの
「お気に入り」「ブックマーク」にご登録ください!
☆☆☆☆☆☆☆
いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!
皆様からの応援が我々のモチベーション!!

Follow me!

【合格体験記】過去問でゴールを見据え独学でストレート合格!“特命担当課長さん””へ4件のコメント

  1. まっちゃん より:

    私も、まとめシートを購入し知識の総点検に活用していますが、試験に出るポイントが上手くまとめられている反面、かなりミスプリが多かったので、書かれてることが本当に正しいのか裏取りに時間を要した記憶があります。

    1. きゃっしい より:

      まっちゃんさん
      まとめシート、活用いただいててありがとうございます。
      誤記の件は大変申し訳ありません。

      まとめシートのHP(https://www.matome-sheet.com/publishing)に正誤表を掲載しておりますので、そちらを参照いただければと思います。

  2. きゃっしいさん、解説ありがとうございました。まとめシートは、ものすごく活用させていただきました。
    体験記の「再現答案」欄は、再現答案の内容そのものを入力する欄ではなかったのですね。うっ不覚。数ある体験記の中で私だけ再現答案の中身を公開して少し恥ずかしいですが、こうなったら開示請求の結果も以下に載せます。ご参考まで。
    事例Ⅰ:69、事例Ⅱ:70、事例Ⅲ:55、事例Ⅳ:74

    1. きゃっしい より:

      特命担当課長さん
      熱い合格体験記ありがとうございました!
      開示結果268点、素晴らしい結果ですね。
      まとめシートも活用いただいててありがとうございます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。