【合格体験記】1次独学、2次通学と勉強会を活用して多年度合格!ちこまるさん

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あけましておめでとうございます!桃ちゃんです。
早いもので、もう今年になって10日になるんですねっ(>_<)

早い・・・。

 

私はというと、お正月は実家に帰省して、
子供たちとゆっくり過ごし… 風邪をひいて寝込んでました( ;∀;)

 

そして、今は会社から派遣されて通学しているMBAの
「期末試験期間」なんです。

懐かしいですね、 「き♡ま♡つ♡(期末)」の響き (笑)

 

今日は、お昼から企業財務の試験があります。
「事例Ⅳやったから任せといて!!」と思っていたんですが、

 

過去問では ↓ こんな感じで、診断士試験と被ってない!!!

 

ペッキング・オーダー理論を説明せよ」
MM命題を証明せよ」
「ポートフォリオ理論の分離定理について図を用いて説明せよ」
弱度の市場効率性の概念について説明せよ」

 

うーん、、厳しい。
昨夜、子供を寝かしつけてから、深夜2時に起きて頑張って対策しましたwww(>_<)

 

 


 

さて、今日は「合格体験記」のご紹介です。

本日の合格体験記を寄稿してくださったのは
子育てしながら合格された「ちこまるさん」(女性)です。

 

ちこまるさんは、一度2011年に1次科目合格されましたが、
いったん勉強を中断。

2015年11月から再スタートをされています。

 

独学、予備校通学、勉強会活用と、それぞれのメリットデメリットを
把握しつつ
自分の学習スタイルを築いていらっしゃいます。

 

1次はテキストを1本に絞り、繰り返し解いたことが定着のポイント、

2次は勉強会で出会った「仲間との絆」も合格以外の宝だそうです。

 

独学の人も、通学の人にも、参考になる内容だと思います。
では、ちこまるさんの体験記をどうぞ!

==========ここから体験記==========

(0)受験生情報

名前(HN):ちこまる
年齢:36

 

(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ

 

中小企業でコンサルティングをしていますが、

「組織や生産性向上について体系立てて学びたかった」こと、
「中小企業向けや製造業に対するコンサルティングのスキル」を高めたかったためです。

 

(2)学習開始時の知識・保有資格、得意・不得意科目

2011年に一度チャレンジ。

1次試験に企業経営理論、運営管理、経営法務、経営情報システムの
4科目合格して一度勉強を中断しました。
今思えばそのまま続きで勉強し続けていたら…とも思いました。

その時は経営法務の知的財産法関連以外はほぼ知識ゼロでした。
知的財産管理技能士2級の勉強を以前したので法務の一部は知っている法律でした。

2016年に業務上で改めて必要性を感じ、もう一度勉強を始めました。

 

得意科目 :企業経営理論

不得意科目:財務会計、経営法務

特に財務会計は経営指標、財務会計諸表の仕組みなど暗記部分が苦手でした。

 

(3)学習スタイルとそのメリット・デメリット

【1次試験】 TACスピードテキスト、問題集のみで独学

【2次試験】 2年間のTAC通学と勉強会参加

 

①メリット

 

1次は自分のペースで進められました。いろいろなテキストをつまみ食いするのではなく一本に絞ったので、
残りの学習項目がどのくらいかも明確でした。

 

2次は講師の採点を受けられたこと、勉強会でどのようなプロセスをたどって回答をつくったのか、
その回答が何点と採点されたのかを共有することで、
安定して60点を取れる回答はどうやって作るのかを意識することができました。

 

勉強会では会場確保係を1年目にやり、2年目はリーダーをやることで
途中で逃げ出せない環境を作りました。

 

 

②デメリット

 

1次試験はテキストを絞ったため対応していない新分野はどうにもなりませんでした。

2次試験では役割を持った事で勉強時間以外の時間を取られてしまったということはあったと思います。

 

 

(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方

①学習開始時期と受験回数

1次:3回 (2011年 中断 → 2016、2017)
2次:2回 (2017、2018)

 

2度目のチャレンジの際の1年目は
2015年11月から1次の学習を始めました。

 

平日は1日1時間程度、主に朝の時間を使って勉強していました。
土日は図書館やカフェなどで時間を過ごしました。

 

翌年2016年の1次試験では企業経営理論、経営情報システム、中小企業論のみ合格しました。
2ヶ月ほど夏休みとしてぼーっと過ごし、10月から勉強を再開しました。

 

7科目でなく4科目に減ったことで一つ一つの科目に時間をかけることができたという満足感がでました。

 

翌2017年に残りの4科目の運営管理、財務会計、経済学、経営法務に合格し2次試験に進みましたが不合格。

そこからは継続して勉強して2018年2次試験に合格しました。

 

②1次学習時間

1年目は月70時間ほどだったと思います。(今思えば甘かった…)
直前期は120時間くらいやっていたのでトータルで700時間ほどだったと思います。

 

2年目からは2次の勉強も並行でやっていたので400時間ほどでした。

 

③2次学習時間

 

初めて2次試験を受けた年は600時間ほど、
2回目は2次試験だけでしたので1000時間ほどでした。

 

(5)合格までの学習法

 

①1次

 

一通りスピードテキストを読んで覚えきる前からスピード問題集を繰り返しとくことにしました。
不正解の選択肢をどのように切って行くかを説明できるようにする、ということを目標に取り組みました。
また正解となる選択肢で説明できない語句がないようにしました。

 

 

説明できない語句があったときは付箋にその語句の説明を貼り付け、覚えきったらはがすというやり方にしました。

 

色付きの付箋を使ったことでどの分野でわからない語句が多いのかがわかったのと、はがす時覚えたぞ!という満足感がありました。

 

各科目のスピード問題集の目次をエクセルで作り
全部説明できた問題を◯、正解はわかるが説明できない語句が残っている問題を△、説明もできないし正解もわからない問題を×印で記録することで

 

何回やっても引っかかったり思い出せない問題をあぶり出しました。

 

直前期は×、△を中心に確認することで効率的に勉強できるようにしました。

 

苦手科目だった財務会計は2次用の問題集も並行でやったことで
だんだん苦手意識が克服していきました。経営法務は本当に心が折れそうでした…。

 

②2次筆記

 

参加している勉強会では毎月の勉強時間、演習や模試の点数を共有し、
誰がどの科目が得意かわかったため、苦手な項目や間違った問題を教えてもらうことができました。

 

また、演習の振り返りを4人程度のグループで実施したことで、
アイディアにとらわれず妥当性の高い答案を作るプロセスが確認できました。

 

事例4は同じ勉強会に所属している人のコネでいろいろな問題集をもらい、
解いたもののうち、わからなかったものを勉強会に持ち込み、解説してもらいました。

 

また、解いたプロセスを他の人に聞いてもらうことで、より計算ミスのしにくいプロセスを身につけていきました。

 

特に1回目の2次試験(2017年度)では問題文から計算用紙に転記する際、焦りすぎて0と6を書き間違い、10点以上失点して不合格になったため、

 

計算過程をきれいにするということを重点的に取り組みました。
数字は大きく書く、計算式も極力残す、違う順番で電卓を叩いて検算する、
電卓のショートカットキーを駆使するなどして計算ミス、転記ミスの凡ミスを排除
するよう心がけました。

 

事例4問全て、本文のメモ、計算プロセスはフリクションの青を使っていて、本文の文字と自分がメモした文字が混同しないように工夫しました。

 

(6)学習時・受験時のエピソード

 

2次試験は2回とも立教大学だったのですが、
1年目は土砂降りでどーにも気持ちが落ち着きませんでした。

 

 

長机だったのでいかに文房具や目薬、ハンカチなどをコンパクトに配置するかの工夫や、どのくらいのペースでお茶を飲むと良さそうかも戦略として必要そうだということがわかりました。

 

2年目はクッションやひざ掛けを持ち込んでもいいと受験ガイドに書いてあったので、クッション、膝掛け、ペットボトル2本を持ち込み、

これがあればよかったのに!を極力無くしました。

2年目は独立した机の教室にあたってラッキーでした。

 

 

 

(7)これから合格を目指す方へのアドバイス

 

 

2次試験はいかにいい回答を書くかではなく、

与件本文に書かれた材料を使っていかに妥当性の高い回答を安定して作るかが合否の分かれ目だと思います。

 

 

特に難問の年は一つ一つのプロセスを積み重ねて、他の受験生が惑わされそうなポイントで
いかに踏ん張れるかで結果が変わってきます。

 

自分が解ける問題に当たるかどうかは運次第ですが、
プロセスの精度をあげて行くのは努力でなんとかなります。

 

ミスは貴重な振り返りポイントですので一つ一つのミスを大事に、
なんとなく運が悪かったで済まさず次に繋げるような振り返りをしていくと良いと思います。

 

 

 

受験を終えて今思うことは、各科目で学んだ知識を学べてよかったということ以上に、同じ志を持つ仲間と出会えたことです。

 

合格した人だけでなく合格できなかった人とも
長くお付き合いができる貴重な友人になったと思います。

 

また、予想外のメリットとして日本語にとても敏感になりました。

 

作題者の気持ちになってみると、言葉の選び方、順序、接続詞の使い方から、「こんな意図があったんじゃないか?」と推測するのは仕事でも役に立ったと思います。

 

 

中小企業診断士は足の裏の米粒と揶揄されるくらい、
それ単体では「食えない」資格と言われています。

 

取った後に活躍できる診断士になるためにも、自分の弱点や思考プロセスをよく知りいろんな仲間と一緒に充実した受験生時代を送っていただきたいと思います。

 

取得後にはきっと思った以上の収穫があったなと思えるはずです。応援しています!

 

==========ここまで==============

 

ちこまるさんは、1次と2次で勉強のスタイルを確立されています!


■1次は、エクセルを活用して、解けない問題を徹底的につぶす!
  なんとなく問題を解くのではなく、
  「自分の弱点となるテーマ」はどこかをあぶりだしていますね。

 

■2次は、勉強会を通じて自分の答案を見つめ直す!
   勉強会で頑張る環境づくりにも取り組まれていました。

 

 

他の人の答案を見るのは、次回どこをどう直せば採点者が読みやすいか、
点数が入りやすいかなどとても学ぶところも多いと思います。
かならずしも、リアル勉強会でなくても構いません。

 

タキプロではWEB勉強会も開催しています。
HP(http://www.takipro.com/category/other_information/web%E5%8B%89%E5%BC%B7%E4%BC%9A/)
Facebookで是非覗いてみてくださいね。

 

タキプロ中小企業診断士 WEB勉強会の参加申請はこちら↓
https://www.facebook.com/groups/188719574644632/

 

以上、桃ちゃんでした!

 

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