1次試験対策に集中できない貴方へ

こんにちは、ZonEです。

本試験が間近に迫って参りましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?この時期に夏風邪などひいてしまうと、大きなロスになりますので、体調管理にはくれぐれもお気をつけくださいね。

さて、本日のテーマは、ターゲットが非常に狭いです。「学習が順調に進んでいる1次試験受験生」が陥りがちなワナについて言及したいと思いますので、今年2次試験だけ受験する方や1次試験対策が順調に進んでいない方にとって有益なことは1つもないので、ブラウザを閉じて勉強に専念してくださいませ。

 
2次試験対策からの断捨離

ご存知の通り、1次試験対策では、ある程度の丸暗記も必要です。短期記憶は時間の経過と共に劣化するので、繰り返し補強する必要があります。一度記憶したからといって、油断して放置すると、本試験の緊張下で思い出せない…なんてことはザラです。

一番怖いのは、模試などで合格点を取った先行学習組の油断です。その証拠に、答練や模試の結果から「この人は絶対大丈夫だろう」と思っていた受験生が、40点未満の足切りを喰らったり、420点に1〜2点足りなかった例は、枚挙に暇がありません。

ストレート受験生にとって、2次試験対策はいくら時間をかけても、満足できるレベルまではなかなか到達できません。その結果、深みにハマってしまい、記憶の維持に使うべき時間を不安要素の多い2次試験対策に使ってしまう…というワナに陥ってしまうわけです。

もちろん、早めに2次試験に対策しておくことは素晴らしいことですし、ストレート生として大きなアドバンテージになります。しかし、この超直前期は1次試験対策に専念する方が良い…というのが道場執筆陣の共通認識です。

 
弱みは強みの裏返し

「そんなこと言われたって、2次試験は複数年目の受験生との競争だし、相対評価で結果が決まっちゃうし…。」と、2次試験対策が気になって、1次試験対策に集中できない方も多いかと思います。

そんな方に、私から「迷いを断ち切る」2つの言葉をご紹介させていただきます。

  • 1次試験に合格しないと、2次試験は受験することすらできない
  • 弱みは強みの裏返し

前者は当たり前のことですが、この時期だからこそ再認識しておいていただきたいことでもあります。2次試験対策を気にするあまり1次試験でつまずいてしまっては、元も子もありませんよね。

後者が本投稿のメインです。診断士試験勉強で学ぶテーマの1つとして、「同じ事象でも視点によって『強み』にも『弱み』にもなる」という真理があります。例えば「規模が小さい」という弱みは、視点を変えると「小回りが効く」という強みになる…といった類です。

もし現時点で2次試験対策が全然できていない(私もそうでしたが…)としても、その弱みの裏側には必ず強みに転換できる要素があるハズです。

私の場合は、1次試験が終わるまで本格的な2次試験対策は全くしていませんでした。この点については大いに反省していますが、1次試験終了後に悔んでも仕方なかったので、気持ちを切り換えることにしました。

つまり、「2次試験対策を全くしていない」という弱みを「誰よりも強い危機感を持っている」という強みとして必死に集中して勉強する原動力に変えてしまったわけです。

まぁ、開き直りといわれればそれまでですが、気持ちひとつで道が開けることも多々あります。

1次試験直前なのに、2次試験対策が気になって仕方ないようであれば、大胆に気持ちを切り替えてみてはいかがでしょうか。

 
それでは、今日はここまで☆

by ZonE

 

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