ごく僅かな方に超役立つ試験受験時の「特別措置」と多くの人に役立つ中小の試験対策動画

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おはようございます。きゃっしいです。

今日から試験案内の配布と申込受付が始まりますね。
申込受付は5月31日までですので忘れずに申し込みをしましょう。

試験案内の請求方法や申込方法は中小企業診断協会のサイトに詳しく書いてありますのでそちらをご参照ください。

試験の申し込みに関してはハカセさんの記事にもある通り、試験の申込時期によって会場の雰囲気や場所が異なります。

傾向として
早々と申し込んだ受験番号が小さい会場/教室
→ガチの受験者が多く、欠席者も少なめ

ぎりぎりに申し込んだ受験番号が大きい会場/教室
→迷った末の申込みをした方や記念受験の方が多く欠席者も多め

になっていることが多いと言われています。

ちなみに昨年の東京会場の受験番号と合格者数のグラフは↓の通りです。

ハカセさんの頃ほど顕著な傾向ではなくなり、前と後ろに2つの山ができています。
もしかしたら、多くの人が申し込むタイミングを工夫するようになったからなのかもしれません。

みなさんも、ご自身の戦略に応じて、申し込むタイミングを検討しましょう。

 

さて、今日の記事ですが、ごく僅かな特殊事情を抱えた方にはとても役に立つ試験受験時の「特別措置」についてと、多くの人に役立つ中小の試験対策動画についてご紹介したいと思います。

 


■試験受験時の「特別措置」について

私は、プロフィールにも書いておりますが、一次試験、二次試験と妊娠中に受験しました。
一次試験のときは利用できなかったのですが、二次試験では「身体障がい者の方などへの受験特別措置」を利用して別室で受験しました。

この「身体障がい者の方などへの受験特別措置」は、試験要項では以下のように書かれています。

身体などに障がいのある方、車椅子を使用されて受験される方、喘息などの持病により試験時間中に咳が出る可能性のある方、妊娠中の方などが受験される場合は、視覚・肢体の障がい等級、症状などに応じて、問題用紙の拡大や試験室の配慮などの特別措置を講じる場合があります。

試験要項にはさらっと書いてあるこの特別措置ですが、具体的にどのように申し込めばいいのかについて、実際に申し込んだ経験からその流れを紹介したいと思います。

※あくまでも私の経験に基づいたものなので、最新の事情は変わっている可能性もありますのでご注意ください。

 

①試験要項に書いてある連絡先に電話する。
電話の目的は、特別措置の対応が可能かどうかを確認するためと、特別措置の申込のための用紙を送付してもらうためです。
電話でご自身の抱えている事情とどのような措置を望むのかを伝えます。

私の場合は
・妊娠中でお腹が大きくなっているため、机と椅子の間に余裕がある席にしていただきたい
・妊娠中はトイレが近くなるので、トイレに近い部屋にしていただきたい

という措置をお願いしました。

ちなみに、試験要項に「申込書類を提出する前に必ずご連絡下さい」とあるのは、障がいなどの内容によっては対応可能な措置と対応不可な措置があり、受験料の振込後は返金ができないため、対応が可能かどうか確認せずに申し込んでしまい、やっぱり対応できませんでした、となってしまうことを防ぐためとのことです。

ですので、もし既に申し込んでしまった後にこの制度を知った場合でも、対応が可能な措置であれば対応してもらえるかもしれません。
(といっても原則は先に電話することになっていますので、後から連絡する場合はダメ元だと思っておいた方がよいでしょう)

②通常通り試験の申し込みをする
電話で案内があると思いますが、特別措置の申し込み用紙の送付を依頼した後は通常通り受験料を振り込み、試験の申し込みをします。

③特別措置の申し込みのための用紙を作成し、申し込む
①の通り特別措置を希望する旨の電話をすると、特別措置の申し込みのための用紙と申し込みにあたっての注意事項が書かれた書類が簡易書留で送られてきます。
障がいや事情によって必要な書類が異なりますので、指示された書類を用意します。

ちなみに、妊婦の場合は母子手帳のコピーのみで良かったですが、障がいによっては医師の診断書が必要となる場合もあります。
ですので、特別措置を希望する場合は時間に余裕を持って申し込んだ方が良いかと思います。
特別措置の申し込みは通常の受験の場合と同じで、遅れると申し込みができないので、お気をつけください。

私は一次試験のときはそのような制度があると知らなかったため、つわりでいつ「ウプッ」となるかわからない状況の中、通常通りの形で受験しました。
でも、もし制度を知っていたとしても妊娠がわかったのが申し込み期限の後でしたので、どちらにしろ間に合わなかったのではと思います。

④受験票とともに特別措置を許可する書類が送られてくる
通常、受験票は圧着式のハガキ形式のものが普通郵便で送られてきますが、特別措置の場合、特別措置を許可する書類とともに封書で簡易書留で送られてきます。

⑤受験する
特別措置の人は、特別措置ルームに集められ、そこで受験することになります。
私の受験したときは特別措置ルームは、私と同じくお腹の大きい女性1人、男性2人の合計4人で、それぞれに会議室によくある3人掛けのテーブルと椅子が与えられました。

通常受験と特別措置の違い
特別措置で受験する場合、普通に受験した場合との違いは以下の通りです。

受験番号が違う
受験番号は通常0からの通し番号ですが、特別措置で受験をした場合、9から始まる通し番号となるので、合格発表の場合は速攻でわかります。私のときの場合こんな感じで最後にぽつんと変わった番号があるので一発で合否がわかりました。

(2次の場合)口述試験の順番が一番最後になる
口述試験は受験番号順に行われるので、口述試験の際は一番最後の受験になります。
最終確認の時間が長く使えますが、ドキドキする時間も長くなります。

部屋が違う
特別措置を希望した場合、特別措置の人たちが集められた別室で受験することになります。

メリット
○ 部屋の人数が少ないためスペースに余裕があり広々とした部屋&机で受験できる。
これは部屋によっては、小中学校の机並みの広さしかない机で問題用紙と解答用紙が同時に広げられないほどだった教室もあった中、本当に助かりました。
また、女性用トイレは行列はなかったものの、妊娠中トイレが近くなっていたので、お手洗いのすぐ隣の部屋だったのは助かりました。(実際、試験中に一度トイレに駆け込んでしまいましたし。。。)

デメリット
○ 他の部屋と明らかに違うので、いろんな人に不審不思議がられる
めちゃくちゃ覗かれているなあ、、、と思ってました(笑)
そういうのが嫌な方は結構きついかもしれません。
○ 受験生に対して試験監督が多く、見られている感を結構感じる
受験生4人に対して試験監督2人でした。
こちらもそういうのを気にするタイプの方は気になってしまうかもしれません。

特別措置を必要とする人はごくわずかだとは思いますが、特別措置を申し込むとどうなるか知らずに申し込むと、人によっては、上記のデメリットで挙げたようなところをプレッシャーに感じてしまい、パフォーマンスが落ちてしまう人もいるかもしれません。

ですので、自身の状況と必要性を十分勘案して申し込むか申し込まないかを決めると良いかと思います。

 


■受験に役立つ中小動画のご紹介

さて、ここまではごく一部の人向けのお話でしたが、これから多くの人に役立つ中小の対策動画のご紹介です。

ご紹介するのはこちら

ほらっちチャンネル

「ほらっち」という名前にピンと来たあなた、そうです、あのほらっちです。

ぴんとこない方のためにご紹介しますとほらっちとは、昨年まではTACの通信・WEBフォロー動画で講義をされていた洞口先生のことです。
その話術と独特の語呂合わせは多くの受験生の耳に残っているかと思います。

私も昨年の一次試験前は、晩ご飯を作りながら洞口先生の講義音声を何度も聞いて、インプットに努めていました。

そんなほらっち先生が作ったのが上記のほらっちチャンネルで、「今年もあの語呂合わせが聞きたい」という声に応え、予備校とは関係なく個人として作られた動画です。

私も早速動画を堪能させていただきましたが、独特の語り口はそのままに語呂合わせも一部リニューアルされた講義は相変わらずなぜか頭に残ります。
(個人的には、「中小と言ったらこれ」とも言えるあの「せーおろこーさー33115551」の語呂合わせが進化していたのに驚きました。)

動画の中では試験対策上のポイントなどについての説明もあり、特に独学の方は必見です。

現在、中小のうち、政策の分野についての動画がアップされています。
みなさんもぜひチェックしてみてください。

それではGW後半も勉強に家族サービスにぜひ頑張ってください!

以上、きゃっしいでした。

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