2次チェック模試は受けるべきですか? 評判は?
こんにちは。ハカセです。
当道場の質問募集コーナーに、質問をお寄せいただきました。
ストレート本科に通っています。ゴールデンウィークに二次試験チェック模試というのがあるのですが、これは受けるべきなのでしょうか。本科生のカリキュラムには入っていないので有料になるし、一次試験に集中するために科目別オプション講座をとるべきなのかなとも思っています。(kazuさん)
※2次チェック模試とは
TACで行われている二次試験対策の模擬試験です。GWの 4/29、5/1、5/2 の任意の日にTACで受けることが出来ます。また、自宅でも受けることが出来ます。本試験と同様、事例I/II/III/IVを全て一日で解きます。1・2次上級本科生、2次本科生、2次演習本科生、2次演習パックの受講者は、2次チェック模試がカリキュラムに組み込まれています(窓口での書き換えが必要です!)が、1・2次ストレート本科生は組み込まれていませんので、別途申込・別途料金が必要です。料金は7,000円。たかっ! 詳細は こちら。
非常に重要なご質問なので、4人がそれぞれコメントを寄せたいと思います。
■ ハカセ ■
ボクからのアドバイスは、「ストレート合格を目指すなら、GWの2次チェック模試は必ず受けましょう」です。ボクもkazuさんと同じような疑問を抱えていましたが、TACのH講師から「特に苦手な科目がないなら、2次チェック模試を勧めます。何の準備もしなくて良いから、この段階で一度ギャフンと言って下さい」と言ってくれたので、2次チェック模試を受けることにしました。
本当に何の対策もせずに臨みました。どれだけ無対策だったかというと、事例Iのテーマが何か、事例IIは何か、そんなことも知らずに臨みました(おいおい)。その結果、本当に「ギャフン」という結果でした。1,116人中519位(上位46%)という惨憺たる結果。今考えると、「この成績でよくストレート合格できたね・・・」と思うのですが、ただ、事例IVだけはこの頃から上位10%キープしてます。これ、今後大事なポイントですからね。覚えておいてください。
経験者はいざ知らず、ストレート生にとっての2次チェック模試は「受けることに意義がある」模試です。結果は気にせず、とにかく受けましょう。準備が出来なくても、成績が取れなくても問題なし 。とにかく二次試験がどんなものなのか、この時期に経験してください。僕がストレート合格できた要因の一つは、GWの時期に二次試験の怖さを知ったこと、だと思いますから。ご参考まで。by ハカセ
■ JC ■
僕も2次チェック模試は受けました。ハカセと同じく何の対策もないまま、玉砕しました。1,116人中505位C判定で、ハカセとほぼ同順位ですね。得意なはずの事例Ⅳも22点しか取れてなかった。
80分がどれだけ、あっという間に過ぎてしまうほど短いか、にも関わらずどんだけ疲弊するか。今のうちに試してみる価値は絶対にあると思います。
ところが、それほどに難しいと思っていたチェック模試だったのに、二次直前に解きなおしてみると、びっくり とても素直で基礎的な問題だということに気づくことができるんですよ。
二次直前期に自分が伸びたんだ!と実感できること。 これもまたうれしい。by JC
■ ふうじん ■
2次チェック模試は受けました。
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ある程度事例対策をしてから受験
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まったく事前準備をせずに受験
・・・どちらでも大きな効果が期待できます。
理由は、ストレート本科生が2次事例に取り組み、周囲との実力差を測れる機会はめったにないから。通常の場合、あまりの得点の低さにギャフン(byハカセ) となるとはいえ、「それを5月に知る」ということで、非受験者に対し3ヶ月以上もの時間のアドバンテージを得ることになります。
私はある程度事例対策をしてから臨みましたが、C判定(上位30%)。微妙・・。しかしこの時期で既に「事例IVで点数稼ぎ、I~IIIで人並みの答案作ればストレート合格」と判断でき、「結果的には」それで正解。by ふうじん
■ ZonE ■
私はメンバー4人のうち唯一、2次チェック模試を受けませんでした。
その結果、「2次対策に早めに着手しなくちゃマズい」と感ずべきチャンスを逃してしまいました…。
そして約4カ月後、1次試験が終わってから2次対策の大変さに気付き、非常に苦労しました。
皆さんには同じ轍を踏んでもらいたくないので、私は「2次チェック模試を受ける」→「ある程度打ちのめされる」→「早めに2次対策に着手する」ことをオススメします。by ZonE
ご参考になれば幸いです。
いよっち様、ご返事ありがとうございます。模試の結果B判定でした。へたにうかれる結果でなく、かつ絶望するような結果でもなく、2次試験を戦える可能性を感じることができたのは収穫です。弱点と注意点を実感できたので、いよっち様のご指導にもある通り、2次を意識しながら1次の対策に力を入れていきます。今後ともよろしくお願いします。
トリックスター様
10代目のいよっちと申します。上記コメントありがとうございました。(返信が遅くなり失礼しました)
2次チェック模試はTAC受講生時代に私も受験しました。初めての4事例通して解くことの疲労感や普段であればやらかさないミスを経験できたことが何よりの価値だったのではないかと思料します。
8月の一次試験が終わってから二次対策を始める人が多いなかで2次を知れたという大きなアドバンテージを得られたのではないでしょうか。これからは1次対策に重きを置く時期になるかもしれませんが、財務など2次とも直結しますので2次を意識しながらの1次対策を行って頂ければ合格の可能性がグンと上がってくると思います。
今後も道場ブログで情報を発信していきますので宜しくお願いします。
2019年のTAC2次チェック模試を受けてきました。初めて本試験と同じタイムスケジュールで通してやることができ、収穫は大きかったです。ふうじんさんの教え通り「事例Ⅳ荒稼ぎ」戦略でやってきていますが、実際の試験では電卓の数字の転記ミス(2.08%を20.8%と書いてしまった…)とか、制約条件の意図を読み取れなかった(「投資期間においては各年度ともな十分な利益が得られるものとする」の記載意図がわからず、投資案のマイナス年度で納税負担を考慮からあえて外してしまう)など、実際の試験時間の中での過ちを経験できました。GW残り一週間で徹底的にに2次力を上げておきたいと思います。
ありがとうございます。今回の4名様の書かれている内容に実は大きな違いがあることに気付いてしまいました。
最初に体験談を聞いた日から、皆さんの合格要素としては財務会計の比重が大きいと感じていたので、財務会計の取り組み姿勢を参考にさせていただいています(行間読んでます)。今日も行間読ませていただきました…。^^;