【二次試験】自分の弱点を振り返るーファイナルペーパー、漢字&マイベスト記事ー
一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。
試験当日まで残り27日。1ヶ月を切りました。TOMは今年の春から担当しているプロジェクトの次なる山場を迎え、残業と出張の日々です。診断士の知識が活かせると思うところはあるものの、全く経験がない業務が続いているため、まるでこの一発道場のブログを読むように関連図書を漁り、何とかプロジェクトが暗礁に乗り上げないように格闘しています。皆さんも日々の業務や家事など様々なタスクとこの試験を両立させようと頑張っておられると思います。メゲずに乗り切りましょう。
さて、本日ですが、本試験までの投稿数を踏まえ、テーマがバラけますが、「自分の弱点を振り返る」という観点から以下について触れます。
- ファイナルペーパー
- 漢字
- マイベスト記事
1.ファイナルペーパー
前回の投稿で、「回答要素をエクセルに纏め反射的に対応できるように準備をした」とお伝えしました。しかし、スキマ時間を活用する為、エクセルに準備をした自分は手で書く練習が疎かになりがちで、予備校の答練等で実際に書く以外は練習の場がありませんでした。
これまでの人生を振り返ると、ペンを使わない勉強方法で受験を押し通した場合、「時間をかけたにもかかわらず、惨憺たる結果」になることは自明でした。「読むだけでは記憶に定着する率」が非常に低かったからです。「何とか結果が出たな」と思えた時は親指にペンだこを作り、手首を汚しながら繰り返し紙に書いていました。
そこで、試験当日にアウトプットがしっかりできるように、エクセルが完成した9月下旬以降は、土日を中心に続けて以下2点を行いました。
- エクセルの内容をルーズリーフに書き写す。「反射」の反応が悪い場合、繰り返し書く。
- さっと書けなかった漢字をエクセルに纏め、これもルーズリーフに繰り返し書く。
「何だそんなことか」、「もっと画期的なことしてないの」と思われるかもしれません。しかし、振り返ればそれが事実です。自分の過去の失敗事例を見つめ直した時、結局一番遠回りと思われることをあえて限られた時間の中、愚直にやってました。
エクセルには過去のミス・自分の悪いクセなども追記していたので、このルーズリーフが自分にとってのファイナルペーパーになりました。ペーパー完成後は通勤時間もタブレットを止め、この紙を読み、試験当日もこの資料だけ持参しました。
道場でもこの時期になるとファイナルペーパーの話が多く出てきます。(道場のサイトでファイナルペーパーと検索して頂くと多くの投稿を確認できます。)ファイナルペーパーを準備するかしないかという議論がよくありますが、これも人それぞれです。正解はないと思います。
私は二次試験に2度挑戦しましたが、昨年はエクセルの編集を開始した時から、これをファイナルペーパーにしようと思っていました。当日、テキストやノートを最初から眺める時間はまず無いです。そうした観点からこれまでの勉強の集大成としてあった方が良いというのが自分の意見です。但し、皆それぞれファイナルペーパーを纏める観点が違います。他人が作ったファイナルペーパーを読んだだけでは、残念ながら作った当人のような結果は得られないと思います。従い、参考にはしても、最終的にはご自分の状況を踏まえご自分で作成するのが良いと思います。
2. 漢字
パソコン・スマホに慣れてしまった現代人は自分の認識以上に漢字を書けません。自分も日々漢字を忘れており自己嫌悪してます。診断士試験は残念ながら事例4の一部を除き、回答に文字数制限があります。漢字一文字を忘れることが死活問題です。用紙に回答を記載しても、「枠が足りずに途中の文章を消し、書き直す」という行為が起こり得ます。折角の文章構成も無駄になりかねませんので、答練や過去問、また、一次知識で書けかった漢字があった場合、復習をしておきましょう。ご参考までこちらにエクセルを置きます。私が最後にチェックしていたものです。
3.マイベスト記事
マイベスト記事です。色々ありますが、以下の初代ふうじんの投稿です。いずれもさらに別の先代の投稿に繋がります。道場のエッセンスが詰まっていると思います。自分は学習が行き詰まった時や気持ちを切り替えたい時に読んでいました。
皆さんはおそらく一次試験終了後、「二次試験とは何かということを理解する」ために様々なことをされてきたと思います。残り27日となった今、視点を変え、以下を自問自答してみてください。
「本番で適切にアウトプットできるようになる為には自分に何が欠けているか、何が必要か。」
もし、ここで出てきた答えの対応から逃げていた場合、ご自分のこれまでの経験とその結果を比べてください。限られた時間ですが、やるべきことが見えてくると思います。
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」
彼(試験)だけを捉えていても戦いには勝てません。己の弱さも潰しておきましょう。(この試験に限らず仕事の上でもそうですが、本当の敵は内なる自分だと思います。)
以上、TOMでした。