【二次試験】地方・独学・ストレート生向け

おはようございます、世界の畠ちゃんです。

先日の「一発合格道場 夏の絶対合格フェス2017 ~スタートダッシュで差をつけろ~」にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。私も、「独学・ストレート生」向けにプレゼンテーションをさせていただきました。

思い返せば、昨年の私は一次試験の勉強で精いっぱいで、二次試験について全くの無知でした。そこで、初めて参加した道場夏セミナーで7代目や先代の皆さんにお会いして様々なことを教えていただき、一次試験で燃え尽きていた私の“やる気スイッチ”を押していただきました。

なので私も同じようにできたらと思いましたが、参加された皆さんが必要としている情報をお伝え出来たかどうか・・・。ただ、確実に言えることは、プレゼン中に繰り出した渾身の「ブルゾンち〇み」ものまねがスベったことでしょうか・・・(笑)

ところで、今回は大変ありがたいことに、セミナーに参加されたハンドルネーム“ジュン”さんから参加レポートを頂戴しました!!
”ジュン”さんにはセミナーを熱心に聞いていただき、一言も漏らすまいとする姿勢が大変素晴らしいと感じます。ここで、一部抜粋を掲載させていただきます。

・失敗ノートを作って、再発防止策を整理する。事例ごとになぜ間違えたのか、原因と防止策を考える

・問題文(与件文)は1行38字であることを意識する
→問題文(与件文)から解答に引用する場合、1文の半分で約20字と計算でき、解答の清書がスムーズになる

・国家試験なので採点基準は必ずあるはず。しかも、誰が採点してもブレない基準のはず。
「このキーワードがあれば何点」など。
→つまり、答えやヒントは問題文に必ずある。独創的な答えは書かないこと

・ハカセさんのファイナルペーパーは必読(記事はこちら

“ジュン”さん、ありがとうございました!!

 


さて、今日は、「独学・ストレート生」向けの二次試験の勉強の仕方(概要)をお伝えしたいと思います。一部でも、ご自身の学習の参考になれば幸いです。

1、【独学・ストレート生に必要な教材(私見)】
私は、市販の教材と通信の直前期対策のみの組み合わせで良かったと思っています。

2017年版中小企業診断士2次試験事例IVの全知識&全ノウハウ
ふぞろいな合格答案10(平成28年度の試験)
ふぞろいな合格答案9(平成27年度の試験)
ふぞろいな答案分析3(平成25,26年度の試験)
ふぞろいな答案分析2(平成22,23,24年度の試験)
2017年版 中小企業診断士試験2次試験合格者の頭の中にあった全知識

過去問(平成22年度以前で入手可能なもの)←解説もあった方がベター

模試(又は直前答練)←他者に客観的に採点してもらうため
(私の場合は、M〇C「直前対策答練通信講座」(12事例)を利用)

 

2、【問題を解く際の80分の使い方】
私も最初、80分では到底解けなくて大変苦労しました。でも、焦らないでください。演習を繰り返せば、できるようになります。
なお、80分の使い方は人それぞれですが、ご参考までに私の80分の使い方を記載しておきます。(時間は目安)

  • 問題文(与件文)の最初の一段落位を読む(3分)
    問題文(与件文)の最初の一段落を読んで、事業所のジャンルや特徴を把握します。

 

  • 設問解釈+解答の骨子検討(10分)
    設問を読んで、何が問われているか?与件文から何を引っ張ってくるべきか、などを把握します。
    また、解答骨子は、「どのような特性があると考えられるか?」との設問に対しては、「特性は、①~、②~、③~、と考えられる」と設問分のところに先に書いてしまい、ここにあてはめるものを与件文に探しに行くイメージです(見つからない事例の時もあります)

 

  • 問題文(与件文)をサラッと読む(5分)
    このとき、設問との対応付け(与件文のこの個所を、この設問に使うと割り振ること)も意識する。マーカー2種利用しました。

 

  • 再・設問解釈(7分)
    与件文を全文読んでみて、自分の考えていた内容と相違があれば修正します。あわせて、解答骨子も修正が必要かどうか検討します。

 

  • 再・与件を読む(15分)
    しっかりと、ヌケ、モレの無いように注意深く読みます。大事なキーワードがもれなく設問に使われるかもチェック。

 

  • 解答を書く(35分)
    各時間は中々早くなりませんので、ここは削らないように注意しましょう。解答骨子に従って、迷いなく書いていきます。

 

  • 予備の時間(5分)
    不測の事態に備えて、5分前に終了するように。ちなみに、8代目メンバーの中には60分で解き終わるという強者もいますが、私はいつもギリギリでした。

 

3、 【復習の際のPDCAの回し方】

  • 上記のように、事前に解き方を付箋やメモ帳に書き出しておいて、項目ごとに時間を測りながら解いておきます。

 

  • “ふぞろい”シリーズを使用して採点をします。
    合格レベル答案と自分の答案を比較して、「どうして、合格答案はこう書けたのか?」を考えます。同時に、「自分がなんでこう書いてしまったか?」も考えます。具体的には、与件文のどこから、文言を引っ張ってきているのか?
    どうして、その解答を書いたのか?
    どうすれば、自分も合格答案が書けるようになるか?
    そして、自分に足りないものは何か?をよく考えましょう。
    また、最初のころは、“型”を身に着けるため、「この解答いいね!」と思った解答を写経(そのまま書き写す事)したり、声に出して読んでみたりしました。

 

  • 最初のころは、事例一つに対していろいろな復習をしていたので、復習に1.5時間近く掛かっていました。ただ、10月頃には復習は0.5時間程度になりました。
    また、事例ごとの特徴を早くつかむため、8月は以下のとおり過去問は事例ごとにまとめて解いていました。(いわゆる、タテ解き)

 

4、私が実際に解いた【事例数】

道場では、合格するためには合計72事例解く、というのが共通認識のようです。
私は、事例Ⅰ~Ⅲで55事例でした。
事例Ⅳは過去問をそのまま解かず、過去問がテーマごとにまとまっている「事例IVの全知識&全ノウハウ」を利用したり、第一問の経営分析は平成13年度分から解くなどして変則的でしたが、合計72事例近くは行ったものと思います。(学習時間は280時間でした)

8月 平成27~23年度(5年度分)1回目
直近の年度からスタート。27年度を解いた後は、事例ごとの特徴をつかむため、続けて事例Ⅱならそれを26,25,24,23年度と解いていきました。これはおススメです。

 

9月・平成27~23年度(5年度分)2回目
       ・M〇C 通信教育直前答練(模試3回分相当)

事例を2回解くと、前回よりも深堀出来るので、理解を進めるのにおススメです。
また、直前答練は、自分の答案を客観的に見てもらえることで独学の弱点「独りよがり採点」を矯正してくれます。

10月・平成22~20年度(3年度分)
  ・平成27年度3回目
M〇Cの直前答練の付録でついてきた平成13年度までの過去問と解説から、新しい年度より3年度解きました。ルナが紹介しているように試験問題と解答用紙だけならA〇Sさんのサイトから無料でダウンロードできます。が、解答や解説はないので、M〇Cの直前答練はおおススメです。

3回目をやったのは、解法の確認と直前期に新しい年度をやってショックを受けるのを避けるためでした。



 

最後になりましたが、二次試験への切符を手に入れたみなさん、おめでとうございます!!

この貴重な機会を活かして、
ご自分の将来のため、
二次への切符を手にできなかった人のためにも、
一日たりとも無駄にせずやり切りましょう!

残り69日、あなたならきっとできる!
Yes, you can!!

以上、世界の畠ちゃんでした。

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一発合格道場 夏の絶対合格フェス2017
〜2次試験の壁を乗り越えろ!〜

□ 開催日時:2017年08月26日(土) 13:30~16:45
□ 会場:大阪市立中央区民センター(堺筋本町駅 徒歩2分)
□ 定員:15名(先着順)
□ 参加費:1000円

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