たきものファイナルペーパー【事例Ⅳ編】
たきもです。
「たきものファイナルペーパー」、今回が最終回です。
最後の山場、事例Ⅳです。
【事前準備編】 【事例Ⅰ編】 【事例Ⅱ編】 【事例Ⅲ編】はこちら。
—————————–
二次試験まで、あと約2週間となりました。
昨年の私は、この時期何をしていたのかというと・・・
予備校で受けた事例Ⅳ特訓(6回分)の問題集をひたすら回転していました。
Ⅰ〜Ⅲも勉強していましたが、主に設問解釈に力を入れ
そこまで時間はかけていませんでした。
ところが、事例Ⅳだけは、
NPVも最後まで計算がどーーーーーしても合わないなど
危機的状態・・・・
問題集を回転し、基礎問題の計算プロセスをひたすら覚えていました。
事例Ⅳは、唯一明確な答え(数字)がある科目です。
得点を確実に稼ぐのは、この事例Ⅳです。
苦手意識がある方、あと残り2週間、絶対に諦めず、問題をやりまくってください。
最後の試験会場まで、点数は伸びます!!!
※この事例Ⅳ特訓講座ですが、2017年度目標は1月から開講しているようです。
来年受験される方は、ぜひ早めの受講をおすすめします。
一次試験にも役立ちますし、計算プロセスの確立を早期に固めることができます。
—————————–
では、実際に受験会場で読んだファイナルペーパーをご紹介します。
1.朝からのことをすべて忘れる!!!
→過去を振り返ってもしょうがない!!!!!
2.単位に注意!マークする!(百万円、千円、円・・・・etc)
※私の場合、この単位ミスが多くありました。
3.電卓は慎重にたたく(早くうっても間違えるだけ)
4.解答用紙で、数字の,(カンマ)と.(コンマ)の違いをしっかり書く!数字は丁寧に書く!!
5.まず落ちついて与件文を読め!計算はそれからで間に合う!!!
6.経営分析
①全体を見る(売上、総資本の大小)
②与件文をもう一度読んで、候補をあたる
③計算!!
〜性 | 指標名 | 見るポイント |
---|---|---|
総合収益性 | 総資本経常利益率 | 少ない資本で多くの経常利益を上げるほうがよい |
自己資本利益率 | 少ない場合は、当期純利益が過小か、資本構成が適切か | |
収益性 | 売上高総利益率 | 低い:製造原価が高い、低価格交渉になっている、製品構成の再考 |
売上高営業利益率 | 低い:販管費の中身を分析 | |
売上高経常利益率 | 低い:支払利息が多い?→借入金多い?→運転資金は? | |
安全性 | 短期:流動比率、当座比率 | 低い:不良な売上債権や不良在庫がないか? |
長期:固定比率、固定長期適合率 | 低い:設備投資しすぎ | |
資本:自己資本比率、負債比率 | 低い:内部留保を蓄積する、無駄な資産の売却で負債圧縮 | |
効率性 | 売上債権回転率 | 低い:急激な売上増加にかかわらず支払いサイトが長い手形がある |
棚卸資産回転率 | 低い:不良在庫、売れ筋・死に筋商品の見極め必要 | |
有形固定資産回転率 | 低い:固定資産の利用度が低い |
7.経営分析のタイプ分け
①改善策が要求されるタイプ→経営分析の根拠が与件文の中にある、個別問題の関連性は低い(与件文見なくても個別解ける)
②改善策が要求されないタイプ→改善策が個別問題の中の設定で示されている→個別問題も設定を確認する
8.時間配分
・与件文確認〜5分(+面ピンク、マイナス面緑)(〜15:55)
・経営分析をみてタイプ分け〜2分
・個別問題をざっとみる〜3分(~16:00)
・解く〜60分(1問題10分くらい、すこしでも悩んだら後回し)(〜17:00目安)
・見直し〜10分
いかがでしたでしょうか?
最後の最後まで、諦めない者が勝ちます!!!
たきもでした。