たきものファイナルペーパー【事例Ⅱ編】
たきもです。
只今、私は実務補習の真っ最中です。
私の他5人のメンバーと一緒に、某社の診断報告書を作成しています。
各班に一人はいる?という金融機関勤務のため、財務分析担当に
苦手だった財務の数字と格闘しながら、何が提言できるか考えています。
この補習が終われば、晴れて中小企業診断士として登録できます
引き続き、私がファイナルペーパーに記載したことをご紹介いたします。
今回は、事例Ⅱです。
【事前準備編】 【事例Ⅰ編】はこちら。
●事例Ⅱ全体を通して
1.事例Ⅰを忘れる!!!
→過去を振り返ってもしょうがない
2.事例のルールと事例のゴールを明確に
→書きやすい分、外しやすい
3.思いついたことをメモする、与件文をうまく使う
4.多数派意見を書く(突拍子もないことを思いついても書かない)
5.過去の成功事例、他社の成功事例は当社にも有効
●売上の構成要素
×延べ来店客数(顧客数×平均来店客数)
→単価のアップ・買う点数増やす・新規顧客の獲得・既存客の維持
●事例Ⅱでの経営戦略
→差別化戦略(迫り来る大手に〜で対抗する)
②だれに(ターゲット)、何を(商品)、どうやって、どのように(〜で売ることで)、効果(〜が得られる)
●4P+ブランド
Product(製品) | 品揃え、共同開発 |
Place(場所) | 直販/OEM、主要顧客依存のメリット、デメリット 企業間連携、外注(アウトソーシング) |
Price(値段) | 高価格戦略⇛単価をあげる、高価格商品を新しく出す⇛利益向上 |
Promotion(広告) | DM、インターネット、クチコミ⇛顧客との関係性強化、ロイヤルティ強化 クチコミの発生⇛記憶しやすく伝えやすい×伝えたくなる ポイントカードの活用⇛優良客の育成 |
Brand(ブランド) | ライン拡張、ブランド拡張、マルチブランド、新ブランド 知名度の向上、顧客との関係性強化⇛企業ブランドの強化 地域ブランド:地域としてのブランドを高めることで、地域産業にもメリットを生む <ブランドの強みの条件> ①顧客にとって価値があること ②独自性があること ③自社の専門性や独自の技術などを背景にしていること |
いかがでしたでしょうか?
事例Ⅱは、「だれに、何を、どうやって、どのように、効果」がすべてかと思います。
ちなみに、平成27年度の事例Ⅱ(商店街の事例)は、
「高価格戦略」がキーワードであり、
助言はすべて「だれに、何を、どうやって、どのように、効果」で
安定してまとめることができました。
このファイナルペーパーを最後まで見ていたおかげで、
商店街という初見の事例にも
安定して対応できたかと思います
次は、事例Ⅲです。
ストレート生の皆さんは、そろそろ事例問題にも慣れた頃かと思いますが、
なかなか点数が伸びないために悩むのも、この時期です。
たくさん事例を解き、足らなかった知識はその都度まとめて
次に事例を解く時には、使いこなせるようにしましょう。
その積み上げが、合格への近道です!!
たきもでした。