【マイベスト記事】経済学・経済政策

皆さん、こんにちは。

東京はゴールデンウィーク明けから、初夏の陽気が続いてますね。最高気温25度。日中は汗ばむ陽気。中には半袖姿の人もちらほらと見かけます。今日はちょこっとウェザーマーケティングのお話したいと思います。この25度という気温。コンビニはものすごく重視してます。人間というのは面白いもので、春~秋の25度はものすごく暑く感じるにも関わらず、真夏の25度は逆に涼しく感じます。同じ25度という数値でも、湿度や一日の気温差、その時期の基礎代謝量で感じ方は全然違ってくるのです。なので、コンビニの棚には冷たい麺がたくさん並ぶはず。でも、その中身はほとんど、そば。気温が30度前後だと冷し中華がメインで、33度前後はそうめんといった具合です。実はただ単に冷たい麺を並べているだけじゃないんですよ

この同じ気温でも捉え方が全然違うという話、経済学も同じ記事でもその人の状況によって捉え方がぜんぜん違うよねっていう話につながります。道場マイベスト記事を選定する中で、全員に向けてのマイベストは選べないなと思いました。そこで、今回はいくつかセグメントを分けた中でのベスト記事を紹介したいと思います。

■苦手意識払拭的マイベスト記事
経済学は物理学がモデルになっているだけあって、社会人生活ではあまりお目にかからない数式やグラフが登場します数式自体はかつて学校で習ったはずなんだけど、ウン十年近く離れていた故に全く意味が分からない。そんな運動不足ならぬ数学不足の方には、akiのこちらの記事がオススメです。グラフの読み方を基礎~応用~発展と3ステップで易しく解説。akiの「経済学は『グラフに始まりグラフに終わる』」は名言だと思います。

■案内役的マイベスト記事
経済は広く浅くで、様々な論点が出てきます。となると、一体なにが重要論点なのかが分からない。経済学に触れたことがない人間には重要そうなポイントすら当たりが付けられない…。そんな迷える子羊状態のあなたには、ひめのこちらの記事がオススメです。 経済の主要論点10項目にまとめられているので、優先順位が意識できるはず。この記事は一年目の受験会場に行くときにもチェックをした思い出があります。応援メッセージが胸にじーんと来たのを思い出しました

■マクロ的マイベスト記事
経済の主要な柱であるマクロとミクロ。マクロ経済を勉強すると、新聞やニュースで言っていることが分かるようになります。電車の中で営業マン二人が「マネーサプライが増えるとどうなるんっすかね?」という後輩くんの疑問に対して、「おいおい、それつまりあれだよ、あれ。まぁ、そういうことだからさ、分かるだろ」的な返しがもどかしくなりますあれ、まだもどかしくないなぁというあなたへはこぐまのこちらこちら。こぐまが言っているように、「この時期(5月中旬)平成19年度と23年度本試験問題を60点以上完成答練で70点以上を取れる実力」というのは目標としてはとてもベストな目標だと思います。

■ミクロ的マイベスト記事
続いてはミクロ編。それまで壮大だった世界観が一気に企業や家計など馴染みあのある世界へチェンジします。鳥の目から虫の目へ。ミクロの方が想像つきやすいから何とかなりそう。でも、世の中理屈通りに上手くいかないんだよあなたはWackyのこちらの記事へ。Wacky曰く、「経済は理論を覚えることは大事、もっと大事なのは理論を使って問題を解けること。まずは解き方を覚えよう」はいい言葉です。

■高みを目指す的マイベスト
バリバリの理数系の方や公務員試験経験者の方で経済はむしろ得点源にしたいとお考えの方。経済で60点以上目指すなら、押さえておいて欲しい記事。 そんな視点から選んだのがakiのこちらの記事。あえて出題可能性が低いBランクの論点をまとめているので、深追いは禁物。でも知っておけば差がつくそんな論点をマスターできます。

■ふうじん記事的マイベスト
常に鋭い切り口から診断士試験の本質を突くふうじん独特の文体も相まって、ふうじん信者も多いはず。第一期メンバーにして、現役バリバリの執筆者。まさに道場会のミスター。そんなふうじんの中からOzが選ぶマイベストはこちら。「記事の難解さが特徴の俺様学習法」とまとめてはありますが、一見の価値ありです。

という事で、マイベストと言いつつ6つも記事を紹介してしまいました。まだまだ、紹介したい記事がたくさんあるので皆さんも経済カテゴリーの記事を漁って見て下さい。

経済学って面白いものでまったく正反対の理論がノーベル賞をもらうようことが珍しくありません物理や化学と違って、人間という存在を対象にしている学問の難しさなんでしょう。自分は経済学を勉強して良かったなって思うのは、経済学の根本の考え方、つまり複雑な環境を極端に単純化することによって仮説を導くという思考を学べたことだと思います。とはいえ、まずは一次試験。残り時間を意識しつつ、費用対効果を最大限にする勉強を継続していきましょう。

それでは本日はこの辺で失礼します

Oz

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【マイベスト記事】経済学・経済政策”へ3件のコメント

  1. こぐま より:

    デヴィット様

    Ozもコメントしているように、決め打ちの対策は不可能な問題が多く、ここに必要以上にとらわれるより、マクロ・ミクロの各分野の基礎を固めることが優先です。

    冒頭問題への何らかの対処として、Ozも述べていることに私なりに追加しますと・・・。

    ライフネット生命CEOの出口治明さんがおっしゃっておられるように、日々の社会・経済情勢を、タテ軸(時系列=時間)とヨコ軸(国・地域での比較=空間)を意識しながら読んでいくことが大事だと考えます。

    大きなニュースが出た時にいろいろと自分で調べて「なぜこうなっているんだろう?」と考えてみることも、試験対策に限らず有効だと思いますよ。

    最近のホットニュースで言えば・・・

    ・日銀の追加金融緩和
    ・GDPのマイナス成長
    ・消費税増税延期
    ・年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の抜本的運用見直し
    ・急速な円安進行
    ・(特に)サービス業における人手不足問題
    ・中国製スマホ(シャオミ)の大幅伸長
    ・原油相場の急落

    などなど、こういったニュースやトピックスに接した時に、上記のようなタテヨコ思考で深めてみると、頭の中に経済データや産業構造のイメージができてきます。

    そうすると、経済学の冒頭問題へのとっかかりのようなものが持てるようになると思います。

    最近はスマホで読める経済特化型のニュースアプリもありますので、スキマ時間も使いながらぜひ試してみてください。

    何より、興味・関心を持って毎日のニュースを読むことがイチバンではないでしょうか。

  2. Oz より:

    デヴィット様

    コメントありがとうございます。

    試験初日のファースト・コンタクトがどのような問題になるか。冒頭問題、非常に悩ましいテーマですね。

    デヴィット様が挙げていた問題の正答率を調べてみると、次のような傾向が存在します。A~Dは正答率です。

    冒頭問題でC,Dランクばかり
    H22、H25

    冒頭問題でA,Bランクばかり
    H24、H26

    平成23年は2問だけ、それも難しい問題と易しい問題の組み合わせでしたので除外しています。(正答率の詳細については、著作権に触れるかと思いますのでご自身で確認して頂ければと思います)

    傾向として、冒頭問題(主に第1問~第3問あたり)に関して言えば、「みんな出来る易しい問題」か、「みんな出来ない難しい問題」かに大別出来るかと思います。

    おそらく作問者の意図としては、冒頭問題で差を付ける意識はなく、過去問などで繰り返し出題される重要論点を解けるかどうかが勝負のポイントになるようにしているはずです。

    どのような問題が出るのかはっきりと分かりづらい冒頭問題に貴重な勉強時間というリソースを割くよりも、基本論点を完璧に仕上げることを優先させた方が宜しいかと思います。

    冒頭問題に関しての対策としては、日々の経済ニュースや経済誌などについて、感度を高くチェックすることにより、克服できるのではないでしょうか。

    8月の1次試験に向けて早期に動き出されたデヴィット様のご健闘をお祈り申し上げます。

  3. デヴィット より:

    近年の経済学、冒頭問題(第1問から第3問等)
    の来年度への傾向と対策をお教え下さい。
    ※H24年度に経済は科目合格し、25年、26年と受験せず、その間全く勉強をしていませんでした。

    年度によって、内容や出題数の増減にばらつきがあるように思います。どのような対策が取れるかお教えいただきたいのです。
    下に、過去5年分から抜粋してみました。

    H26年
    ・1問:国民経済白書
    ・2問:全国企業短期経済観測調査
    ・3問:世界経済の潮流

    H25年
    ・1問:総務省が公表している労働力調査
    ・2問:内閣府が公表している「需給ギャップ」

    H24年
    ・1問:内閣府の景気動向指数
    ・2問:物価指数の作成
    ・3問:内閣府『世界経済の潮流』(2011 年Ⅱ)
    ・4問:日本の四半期ごとの貿易収支、サービス収   支、所得収支、経常移転収支
    ・5問:総務省が公表した「家計調査報告(二人以上世帯)
    ・6問:国土交通省が公表している「建設工事受注動態統計調査結果」

    H23年
    ・1問:GDP(国内総生産)とGNP(国民総生産)の関
    ・2問:内閣府『経済財政白書』

    H22年
    ・1問:内閣府「国民経済計算」
    ・2問:日本、アメリカ、ドイツ、スウェーデン、デンマーク各国の貯蓄率(世帯別に見た家計貯蓄率)の推移OECD,Economic Outlook,

    ・3問:日本、カナダ、アメリカ、ドイツ、イタリア各国の一般政府の債務残高(対GDP比、SNAベース)の推移OECD,Economic Outlook,

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