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【当サイトを初めてご覧になる方へ】

「中小企業診断士試験 一発合格道場」
近年、社会人の関心を高めている
中小企業診断士試験の合格を目指す方へ、
体系的な知識、語呂合わせ、
勉強意欲向上、診断士の活動等々を
ほぼ毎日10年間発信してきました。

毎年、直近年の合格者達が書き綴った
リアルで豊富な受験情報
日々の勉強にお役立て下さい!

たまたまお立ち寄り下さった方も
ぜひ中小企業診断士の存在に
興味を持って頂けたら嬉しいです^^

twitterもよろしくお願いします。

 

合格に十分な実力発揮の準備

✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ 2次試験の事例研究は進んでいますか?

おはようございます。
べりーです(過去投稿記事はこちらです)。

いよいよ1次試験まで残すところ1カ月、2次試験まで4カ月と少しです。

ギリギリまで粘った中小企業診断士協会が「1次試験をやります宣言」を発出した今、ようやく躊躇なく「試験までの過ごし方」をテーマにした投稿が可能になりました。

今回は「初年度でストレート合格への希望に満ちていた2016年度の自分」「2回目の2次試験で重苦しいプレッシャーと戦いつつ合格を信じていた2018年度の自分」「2次試験に2回失敗しても1次試験再挑戦を諦めなかった2019年度の自分」を振り返りつつ、「当時の自分が今年受験するなら、いま伝えたいのはこんなこと」を書かせていただこうと思います。

時間が惜しい時期なのでご自身が関係するところだけお読み下さい。

 

今年1次試験に初挑戦するあなた(私 ※以下同)へ

初学者にとって最大の強みは超直前期における学習効果の高さです。
初学者の実力は試験直前まで伸びます。しかも、加速度的に伸びます。
道場には「橋げた理論」がありますが、あなたもこれまでの学習により各論点、各科目ごとの知識の柱である「橋げた」を強固にしてきたと思います。
橋げたが強固に構築できると、そう簡単に忘れない、忘れてもすぐに思い出せる状態になれます。初学者はここを目指して下さい。

この時期の学習の進め方は、平日でも1日に3科目以上を並行して学習するようにして科目ごとの切り替えの感覚を養うと共に、橋げたを繋ぐ橋板を渡していき、記憶の劣化に負けないようにその維持に努めて下さい。
ただし1日に何科目も回転していると、いつの間にか「さらーっと流しているだけ」みたいな状態になってしまうことがありますが、ハッキリ言ってそれは時間の無駄です。

いまは学習に時間を費やした分だけ実力UPが見込めると信じて、過去問を「鶏ガラ学習法」で丁寧に消化し尽くして下さい。

また初めて受験するあなたにとって、「一発合格道場」の記事が大いに参考になる筈です。
疑問や質問があったら、記事末尾の「コメント」からどんどん質問してくれれば11代目の投稿者本人や誰か得意なメンバーが答えるので、初学の方でも遠慮なく、コメント欄は活用しまくって下さい。

そして、ここまで来たら今は2次試験のことは一旦忘れて下さい。
2次試験の舞台に立つための夏の戦いは決して楽な勝負ではありません。
ただひたすら1次試験の過去問を回し、鶏ガラ学習で橋げたをより強固にし、先輩たちとの差を詰め、追い抜き、全力でぶっちぎって下さい。

あなた方初学者の前だけに「ストレート合格」への道が真っ直ぐ延びていると信じて、残り1カ月間を全力で走り切るのみです。


出典:時事ドットコム

レース後半に 2.75メートルの歩幅で圧倒的に加速できるのは
現役時のボルト選手と初学のストレート生のみです

 

今年の2次試験(2回目)の挑戦権を入手済みのあなたへ

「まずは1次試験合格者たちの顔触れが揃うまで、悠々高みの見物じゃ」・・・ですか?
きっとそんなことないですよね。今年で言えば、令和元年の2次試験の未合格者約5,000名のうち、何割が1次試験挑戦組に回り、何割が令和2年に2回目の2次試験挑戦権を残したか分かりませんが、令和2年の2次試験が過酷な争いになることはまず間違いないと思います。

この時期、今の私だったら事例Ⅳの問題集に取り組みます。
事例Ⅳは時間を掛けた分だけ実力に跳ね返ってくるからです。
問題集は次の2冊がおススメです。

スッキリわかる 日商簿記1級 工業簿記・原価計算III 直接・CVP・予算実績差異分析編  スッキリわかる 日商簿記1級 工業簿記・原価計算IV 意思決定・特殊論点編

左が「スッキリわかる 日商簿記1級 直接・CVP・予算実績差異分析編」、
右が「スッキリわかる 日商簿記1級 意思決定・特殊論点編」
(どちらもTAC出版開発グループ)です。

この2冊をおススメする理由は「イケカコより圧倒的に分かり易いから」。おべんと君の記事(コチラ)にもある通り非常に好みが分かれるイケカコですが、解説も難解なため取り組むこと自体が目的になりかねず、診断士試験の学習としては「過分な時間」をこの本で溶かす恐れがあります。
私自身、あるブログの紹介でこの2冊に出会いましたが「信じて良かった」の一言に尽きました。

スッキリシリーズを2~3周回しながら、その章と同じ論点の過去問を「タテ解き」する。この反復により「事例Ⅳの第2問、第3問を味方にすべく実力を磨き上げ今からストレート生に追いつかれないだけの圧倒的な実力差をつける戦略です。

    

ちなみに2次試験の事例Ⅳが難化した年は「ストレート生が有利」と言われますが、それは難化年にストレート生がより多く点を取るというより「多年度生が点を落としてしまい差が縮まること」が理由です。

・・・そんなこと、許せますか?
2回目の2次試験で今年は迎え撃つ立場のあなたにとって、去年の自分と同じように短期決戦で臨んでくるストレート生がとても敵わないレベルにまで「事例Ⅳ対策を仕上げる時間は十分にあります。

たとえ事例Ⅳが難化したとしても、たとえ1次試験から2次試験まで例年より1カ月長いためストレート生が更に有利だとしても、簡単に追い抜かされるわけにいきません。
ぜひ牙を磨く期間にして下さい。

また事例Ⅳ以外ですが、通勤電車の中などの隙間時間に、事例Ⅰ~Ⅲの過去問の「設問文」だけを何年分か読んでみて
・どのレイヤーが問われているか
・解答の方向性はどうすべきか
・どういったキーワードを取り入れるべきか(あくまで設問からの推測)
などを考えることで「事例ごとの問われ方」をつかむ訓練をするのもあまり場所を選ばないのでおススメです。この学習法は、7月以降にどこかで書かせていただく予定です。

最後にもう一つ、これは当時の自分に絶対に伝えたいことですが、11代目メンバーに聞くとやはり勉強会は合格への近道と言えるようです。先日タキプロのHPを見たらオンライン(ZOOM)で行われているようですので、ぜひ一度門を叩いてみることをお勧めします。

 

そしてそして、

2次試験に2回敗れて今年1次試験を再挑戦するあなたへ

お気持ちよく理解します。私も2次試験に2度失敗して1次試験から受け直しました(過去記事:2次試験の準備と実力の話 ※長文のためご注意下さい)

図々しい話ですが私も妻もまさか2次試験に2回落ちるとは全く思ってなくて、特に2回目は予備校に通学したこともあり、根拠のない自信と言うか「受からなきゃおかしい」ぐらいな気持ちでした。本試験当日も、よく成功者が書くような「卒業証書をもらいに行ったる」ぐらいなつもりで臨んだ結果、実力も準備も足らず涙をのみました。

私はそこから「しゃーねーな。1次からまたやるか!」と立ち直るまでかなり「心のエネルギー」を使いました。恐らくあなたも同様かと思います。本当によく立ち上がられました。感服します

あなたにとっても1次試験まで残り1カ月です。
学習面でやるべきことは冒頭の初学者の方々と同様であり、ここから1カ月は1次試験に専念するのが肝要かと存じます。

ただ初学者達と大きく違う点としては、過去の受験経験によりあなたはご自身の得手不得手が明確に把握できていると思います。おべんと君が書いた通り(コチラ得意科目を伸ばすこと。そして初年度の私のように苦手科目で足切りを食らわないこと。これだけに注意して下さい。

たとえ総合的に難化年であろうとも、1次試験7科目(資格等による免除があれば6科目以下)でリスク分散しながら得意科目で70点、80点と荒稼ぎし、苦手科目は何とか知識と記憶を振り絞って必ず全ての設問のマークシートを塗りつぶして来て下さい。

1次試験を勝ち抜けたあなたは、新鮮な1次知識が頭にぎっしり詰まった状態で再度2次試験にチャレンジすることになります。去年のあなたより死角がなくなっている可能性が高いのではないでしょうか。

最後に、これから1カ月は超追い込みモードに入られると思いますが、その間も2次試験への3回目のチャレンジ(1次試験突破した前提で 笑)を応援して下さったご家族への感謝だけは、どうかお忘れないようにして下さい。図書館などでの勉強帰りに花束や美味しいスィーツを買って帰られてはいかがでしょうか。

 

・・・ということで上記の全ての立場を経験した身として、1次試験1カ月前の今しかお伝え出来ないことを書かせていただきました。

今年は新型コロナで試験が中止になるかもしれない状況が長引きましたが、試験があると分かった以上、ここからは例年の超直前期と同様に余計なことは考えず学習を進めていただきたい思いです。

この1カ月間の過ごし方は大げさでなく勝敗を左右するでしょう。1次試験だけでなく2次試験にも影響するような差が付きかねず、2次試験 専願の方にとっても重要な1カ月間になると私は考えます。

必ず悔いを残さぬよう、万全の準備と合格に十分な実力を身に着けるための試験対策に励んでいただき、ぜひ栄光を勝ち取って下さい。

 

ここまでが前半です。
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では後半も行ってみましょう!

 

 

今から中小企業政策を暗記する戦略?

ここからはタイトルの後半部分「今から中小企業政策を暗記する戦略?」です。まずはこの科目の直近年度における難易度を振り返りましょう。

一次試験の平均点と科目合格率の推移2020(~令和元年最新版)より抜粋

ご覧の通り、H23年度までは危険な科目だった中小企業経営・政策も、H24年度以降の7年間は平均点が60点前後を推移する「比較的楽勝科目」でした。しかし令和元年は一転して再び難化しました。

その結果、よく言われた「中小企業経営・政策は直前1カ月で十分間に合う」という戦法鵜呑みにはできなくなってきました。

とはいえ「やっぱり直前1カ月で対策することに決めていた方」もいらっしゃることでしょう。

・何か根拠に裏打ちされた自信があるか(模試で上位とか本業でとか)
・何も根拠のない自信があるか(一般的なビジネス知識で十分っしょ)
・そもそも去年の難化なんか知らなかったか(本道場を最近知った)
・やりたくても他で手一杯でとにかく時間が足りなかったか・・・、e.t.c

色々あるとは思いますが、いずれにせよ今から着手しないとあっという間に試験当日となってしまいます。

そこで参考になるか分かりませんが、私が超直前期を中心に隙間時間も活用しながら中小企業政策の知識をどうやって暗記したのかについて、サンプルとして書かせていただきます。

 

効率重視でインプット①:動画

いわずとしれたYouTube動画、「ほらっちチャンネル」が超絶おススメです。

11代目メンバー12名にヒアリングしたところ、「一度も観たことがない&ほとんど観ていない」が4名で、残り8名は全員「よく観ていた」でした。

観たことがない4名のうち3名は「知らなかった、知ったのが直前過ぎた」、1名は「動画に時間を割くのが怖かった(関連動画の誘惑も・・・)&余裕がない」が理由でした。

よく観ていた8名の内、2名は「2周以上観た」とのこと。
次に「何倍速で観たか?」も聞いてみたところ、

【2周以上派】
1周目1倍速で聞いて、2周目1.5倍速&止めながらメモを取った
1周目2倍速で概略を掴み、覚えられない所だけ1.5倍速2周目

【1周派】
1.5倍速でお世話になった
・尺が結構あるから1.25倍速で観た(語呂合わせ最高!メモった)
1倍速でがっつりお世話になった
1倍速で1字1句聞き逃すまいと思って聞いていた
・普段YouTubeは1.5倍速で観るが、しゃべりが上手いので1倍速で観た
・淀みなくお話になるので敢えて0.75倍速で”ながら聴き”できるようにした

でした。満足度の高さが伝わったかと思います。

残り1カ月間の状況で1倍速で聴く時間が確保できるかは人それぞれです。その判断をした上で上記も参考にして下さい。

 

効率重視のインプット②:参考書(サブテキスト)

こちらも定番。何度もおススメしていますが「一発合格まとめシート(後編)」です。

後編は、
①1冊に「経済学・経済政策」「経営情報システム」「経営法務」「中小企業経営・政策」が分かり易いイラストと解説でまとめられている、
②4科目分なのに厚すぎず「1日3科目学習時」に便利(メモを書き込む)、
③メモ一元化により本試験会場に持ち込むファイナルペーパーにもなる、
と3拍子付きの書籍です。

中小企業経営・政策の網羅性とまとめ力の高さは唸るほどです。
「税制」「共済・融資」「計画」「補助金」といった政策の種別の構成もさることながら、「13.いろいろな計画まとめ(後編 310ページ)」のような一覧表で政策を並べ、相互比較によって記憶に定着させるページが多くあり、「超直前期の効率的な学習」に非常に役立ちました。

実際、私もすべてのイラストページに目を通し、この1冊とほらっちチャンネルを軸に中小企業経営・政策を暗記しました。

まとめシートは購入特典としてイラストページのPDFファイルがダウンロードできるので、先日のCKの復習マップのように各政策種別ごとの表をA3用紙1枚に一元化することができれば「最強の復習ツール 兼 ファイナルペーパー」が出来上がります。

もちろん、今から新しい書籍に手を出すことのリスクについても申し添えたいです。時間は有限ですから何に振り分けるか?は重要な意思決定になります。

と言いつつ今回は「今から中小企業政策を暗記する」という超追い込みタイプの皆様向けの記事なので、一つの重要な参考情報として挙げさせていただきます。

 

効率重視でインプット③:スキマ時間用暗記ツール(音声ドリル)

実は上記の「一発合格まとめシート」には色々特典ツールがあって、中小企業経営・政策は「暗記カード用データ」がダウンロードできる特典が付いてきました。

私の場合はこれを「わたしの暗記カードプラス」(370円)に取り込み、音声読み上げ機能を使って1.25倍速でイヤホンから聴いていましたが、駅までの歩行時など参考書や動画を使いづらいときに大変重宝しました(今やアプリは豊富にあると思いますが、私はこの時期「倍速設定機能があるアプリ」をお勧めします)。

なお、私は「イカ解放」「株子」でお分かりの通り語呂合わせが大好物です(まだご覧になってない方はよろしければ過去記事「運営管理(IE)のイカ解放」と、「財務会計(ごちゃっとしがちな論点)の株子」もご参考下さい)。

したがってこの科目においても、「中小企業政策」はそうでもありませんが、「中小企業経営」は年々変わる数値を覚えるために語呂合わせを多用しました。
元々「一発合格まとめシート」の「中小企業経営」パートは語呂合わせの記載が多く、そこも個人的に素晴らしいと思うのですが、著者が語呂合わせ化を諦めた(あるいは私とは脳のスペックが違うため必要なかった)箇所まで語呂合わせをひねり出したりしていたので、アプリ側で簡単にデータを加工・更新できる機能が助かりました。

 

このように私の超直前期における中小企業政策対策

「映像、イラスト(画像)、音声という3種類のインプット」
「過去問ヨコ解き(年度ごとに解く)によるアウトプット」

により行いました。

あくまで皆様の「受験戦略上の科目ごとの位置づけ」によりますが、私のように「中小企業経営・政策は難化しても平均点を下回らない程度に踏ん張れればOK」とお考えの方は、ここまで来た今では「暗記で突破モードで頭に詰め込む」のも現実的だと思います。

ぜひよろしければご参考下さい。

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

いよいよ超直前期、残り1カ月です。
ここからは「明日はどういった目的で何の勉強をするのか?」を前日の内に決めておき、当日は勉強に専念する毎日を過ごしてはいかがでしょうか。

べりーでした。

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 道場 春セミナーのお知らせ 

一発合格道場 オンライン春セミナー2020
4月4日(土) 14:00~16:30 (13:50から接続可能)

Web会議アプリ「zoom」を活用したオンライン開催を実施します!
3月15日(日) 12時より「こくちーず(告知’s)」で絶賛募集中
満員御礼となりました

※申し込み締切のお知らせと最終案内のお知らせをご確認ください。

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※東京、名古屋、大阪で予定していた春セミナーは
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催を見送ることとなりました

         

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【11代目からのご案内】

4月4日(土)に実施予定の一発合格道場『オンライン春セミナー』ですが、なんと誠にありがたいことに満員御礼となりました!!

3月28日(土)申し込み頂いた方宛てにメールにて連絡差し上げましたので、届いていない方は大変お手数ですが「こくちーず」経由で連絡下さい(こくちーずはこちら)。

Zoom URLは「4月1日(水)」にご登録いただいた「メールアドレスに連絡」させて頂きます。

どうぞよろしくお願いいたします。

———————————————————–

おはようございます。べりーです。
(前回までの記事はこちら

明日は4月1日、新年度がスタートする企業も多いと思います。
新入社員の入社、春の人事異動、各部署ごとのキックオフに歓送迎会など、何かと「始まり」を感じさせる季節です。

またTACでは4月から完成答練に入り、いよいよ『直前期』がスタート。
私たちの記事も4月からは1次試験、2次試験に更に踏み込んだ内容にシフトしていくことになります。

そんな中、3月30日付で中小企業診断士協会から「令和2年度の試験日程は予定通り」と発表されました。
ただし今後、災害などにより試験実施に影響が生じる場合は協会のWebサイトに掲載するそうなので、引き続き注視する必要があります。
なお今年は「試験案内配布・申込受付期間」は4月1日~5月8日と例年より1ヵ月ほど早いため、1次試験を受験される方は手続きをお忘れなきようお気を付け下さい。

 

1次試験データ分析

はじめに

今回は、1次試験の科目別・年度別の「平均点」と「科目合格率」の推移をグラフにしたいと思います。
それにより「1次試験の全体像を掴むこと」が目的です。

実はこの切り口は9代目Chikaが2018年に掲載(こちら)しており、今も読まれている人気記事です。
私も勉強期間中に読んだ記憶があります。

あれから2年経ちましたが、その間も過去記事「1次試験と秋の空」に書いた通り各科目ごとの暴れっぷりは健在で、大荒れの空模様でした。
よって、更新版として皆さまにご覧いただこうと思います。

※データ出典:中小企業診断士協会、TACデータリサーチ

 

平均点と科目合格率の推移

経済学・経済政策

☆経済学・経済政策 (関連する2次試験科目:なし

直近6年間の平均点がほぼ凪(なぎ)の状態です。
科目合格率も6年中4年は20%を上回っており、安定科目と言えます。
この期間に限れば対策が打ちやすい科目と言えます。

ただし、平成22年と25年に伝説的ともいえる超難化がありました。
私が勉強を始めたH28はまだその衝撃が冷めやらぬ時期で、経済学はいつ「超難化」してもおかしくないと言われていました。
H25年など科目合格率2.1%、平均点が41.9点と足切りラインギリギリですから無理もありません。
結果的に「得点水準を勘案し全員に 4 点を加算」という処置がとられました。
H22年も4点の得点調整が入っており過去10年間に2回の得点調整です💦

確かに直近6年間は凪でしたが、いつ嵐に転じるかが非常に怖い科目です。

過去記事「潮流・俯瞰・設問の3つの目」で取り上げたように今年の1次試験は難化が予想される材料が揃っており、過去に超難化実績がある分、経済学の難化には備えておくべきと考えます。

試しに1度、H25年度、H22年度の過去問をヨコ解きして程度を知っておくことをお勧めします。

※ヨコ解きは「年度別」、タテ解きは「複数年度をまたいで論点別」の過去問の解き方

 

財務・会計

☆財務・会計 (関連する2次試験科目:事例Ⅳ

最近1年おきに難化してますがそれを「傾向」とは考えにくいと思います。
今回は9代目Chikaの続編企画ということで開始をH18年のまま直近2年を付け足しましたが、14年間分を並べてみると、この5年間は多少の凸凹あれど以前に比べたら易化傾向だったと分かります。

直近5年間を除くH18~H26年度までの9年間で平均点が60点を超えた年が2回のみです(2/9)。
一方、直近5年間は59.○○点も60点と見なせば、60点を超えた年は5回中4回です(4/5)。

また科目合格率の推移をみると、平均点以上に「直近5年間とそれ以前」に差があります。
以前は経済の様に大盤振る舞いの年もなく、H21年が19.5%に一度浮上した位であとは行っても10%前後。5%前後の年も4回ありました。

市販の過去問題集は「5年間」のものが多いと思いますが、直近5年間のみを切り取ると財務会計を見誤る可能性があります。
H26年度、H24年度の過去問もヨコ解きして程度を知っておくことをお勧めします

 

・・・以上の様に、経済と財務会計は今でこそ得点源と公言する方も多い2科目ですが、それは直近5~6年のことであり、一昔前はいつ牙をむいてもおかしくないようなピリついた荒くれ科目でした。

(一昔前の経済と財務のイメージ)

 

もし今年この2科目が難化した場合は、過去記事「1次試験中の時間管理と得点の積み上げ」に書いたように

✅ 1周目は高速回転して全体像を俯瞰する
✅ 早期に難化を把握し、2周目以降は丁寧に必勝問題を見極め対応する

ことが勝負の分かれ目になるかもしれません。

 

企業経営理論

☆企業経営理論 (関連する2次試験科目:事例Ⅰ、事例Ⅱ

経営理論は平均点のばらつきが少ないことが特徴です。

14回中11回が「55点以上62点未満」の7点差のレンジに収まります。
ただしH22年以来、10年連続で平均点が60点に届きません。
つまり「そこそこ点は取れてるのに科目不合格になりやすい」科目といえます。(これは9代目Chikaも指摘しています)

科目合格率も特に直近3年間は低く推移しており難化傾向でした。
それ以前の科目合格率もH28年が飛びぬけた以外は緩やかに下降しつつもほぼ一定で、20%を超えることは滅多にありません(14年間で2回だけ)。

ちなみにH28年は平均点も科目受験者数も前年と同等なのに科目合格者が1600名も多いため、余程得点がばらついたなど特殊な年度であったと考えるのが妥当かと思います。

難易度のバラツキが小さいことには違いないですし、この科目の1次知識は2次試験にも生かせるため、簡単ではありませんが60点以上を狙って科目合格できると有利になり得ると言えます。

 

運営管理

☆運営管理 (関連する2次試験科目:事例Ⅲ

H18年からH24年までの7年間の平均点(の平均)は62.4点。
H25年から令和元年までの7年間は57.8点と、以前に比べると難化傾向です。

特にH28 年とH29年の難化は、H29 年に合格確率が3.1%まで落ち込む激しいものでした。
この科目合格率は直近5年間に限れば全科目中で「最低」です。

何故急に難化したのか?を推測すべく、この2年間の2次試験と照らしてみます。

2次試験は平均点等が発表されないので結果から難易度が測れません。
ただ、この表の通りH29年は2次試験が変化した印象を強く残し、平成30年、令和元年と変化が続きました。

・・・ここで推測を挟みます。興味ない方は申し訳ありませんがこの部分を飛ばし読みして下さい。

【1次運営管理と2次事例Ⅲ】
H28年度
1次試験で知識レベルを引き上げ、2次は前年通り(知識より対応力)
H29年度
1次の知識レベルを更に引き上げ、2次は例年の問い方を崩す(知識より対応力・上級)
H30年度
1次の知識レベルは緩和し、2次で知識を問う出題にギアチェンジ
R1年度
1次の知識レベルは継続して緩和、2次で知識を問う出題を継続
―――
・・・このように無理矢理1次と2次の傾向を紐づけて考えてみると、協会は「4年間かけて試験段階での『生産管理と店舗販売管理』の知識レベル引き上げを図った」のかもしれません。
また、のちに2次の論文形式で知識レベルを問う方向にシフトしたとすると「より実践的な知識レベル」かつ「特に『生産管理』の知識レベル」を引き上げるべし!が目的だったのかもしれません(現場からの要請とか?)。
ただし、根拠の少ない「因果」を元に解答を書くと大事故となる、これは2次試験の鉄の掟です。
✅ 1次と2次にまたがって直近の4年間で傾向変化しているらしい
✅ だとするとR2年は直近2年間の傾向が続くかもしれない
ここまでで仮説を終わります。

もしR2年も直近2年間と同様の易化傾向が続いた場合、運営で得点を重ねることが重要です。
図表問題で逆ザヤ沼問題にハマらず、必勝問題をすべて得点化するつもりで臨んで下さい。

ただし、変動要素、不安材料があるとしたら、R2年は1次試験合格者を絞るためにどの科目が難化してもおかしくないという「潮目」の変化でしょうか。

 

経営法務

☆経営法務 (関連する2次試験科目:なし

長らく「平均点が60点を超えることは少ないが難易度が大きく変化しない」科目でした。
ですが、H28年からH30年までの3年間、冬の時代を迎えました。

H28年は、「7科目すべての合格基準を59%にする」という歴史的な得点調整(あるいは合格基準の調整)が行われた年でした。
この年に激しく難化したのはこの次に登場する「経営情報システム」です。
また情報システムほど派手でないながらも難化したのが「財務会計」「運営管理」と「経営法務」でした。

そして経営法務は翌年H29年は「4点加点」、H30年は「8点加点」と3年連続で得点調整を繰り返します。
特にH30年は科目合格率が5.1%、平均点も41.6点(8点加点前)と非常に厳しい年でした。

3年連続で「平均点が50点未満」「科目合格率10%未満」「連続得点調整」が同じ科目で続くと、経営法務を科目合格できずに残した場合は中々挽回が難しかったと思いますし、その結果、この科目を「苦手」に上げる方が多くなったのでしょう(ぴ。の過去記事「R1年度 合格体験記まとめ~1次試験編~」)。

令和元年は「冬の時代到来」以前のH27年並みに科目合格率、平均点ともに戻りました。
個人的には、3年間連続で得点調整した後なので翌年また難化させるのは難しいのではないかと思います。

ただし、冬の時代を作った理由が「診断実務の現場で全体的な法律知識不足が問題となった」などの場合は、R1年の易化で解決したわけではないはずなので、再度テコ入れを図る可能性もゼロではありません(そのように合理的な理由があるなら要綱等に示してもらえるとお互い建設的になれると思うのですが)。

なお経営法務は法改正があったり逆ザヤ沼問題も多いため、過去問による学習が他の科目より難しいと言えます。
そこで過去問学習を補う暗記ツールが重要になりますが、私は「まとめシート 後編」が最高に効果を発揮してくれました。

 

経営情報システム

☆経営情報システム (関連する2次試験科目:なし

難易度の差が最も激しく、数年おきに難化してきました。
科目別に14年間の推移を比較しても経済と1、2を争う変化の激しさです(末尾のまとめグラフ)

この科目は純粋な暗記科目であり2次試験に関係がないのでなるべく省力化したいが、難化に備えて油断できない科目であるため、好き嫌いが分かれます。

H25年までの4年間は安定の得点源で、H25年の科目合格率はなんと51.8%。(グラフが天井を突き破ってます 笑)
この結果には診断士協会も慌てたはずです。科目合格率1/2越えですから。
その翌年から難化傾向に転じてH28年は科目合格率8.5%まで難化し、とうとう4点の加点対象となりました。(でも9代目Chikaも私も足切り即退場)

この資格、情報処理技術者(高度)資格ホルダーの受験者が多いと言われています。
そうした方は当然この科目に強みを発揮し、難化への対応能力も文系初学者に比べたら圧倒的に高い筈です。
H26年~H28年の難化も、高度資格ホルダーの優位性を更に高めたのではないでしょうか。

・・・ここでまた推測を挟みます。興味ない方はこの部分も申し訳ありませんが飛ばし読みして下さい。

【勝手に振り返る直近5年間】
この数年間は1次合格者を安定的に輩出することが1次試験の前提であったと仮定して、
―――
①経済はH26年以降は難易度調整に使わず
②財務会計は難易度を不規則に変化させることでレベル低下を許さず
③経営理論は難易度を大きく変化させないことでレベル低下を許さず
④情報システムをH26年から難化させたがIT系資格ホルダーに有利で不公平なため易化し
⑤④の代わりに運営管理をH28年から難化させたが2次で知識を問う方向に変化して1次を易化し
⑥④の代わりに経営法務をH28年から難化させたが3年連続で得点調整など上手く行かず易化し、、、
―――
その結果(特に④⑤⑥)、1次試験全体の難易度調整が易化に振れ過ぎ、4,444名の1次合格者を出してしまった、と。
すみません、上記はすべて仮説に過ぎませんが「出してしまった」は当たっているのかなと💦

【科目別推移比較の7科目まとめグラフ】

 

中小企業経営・政策

☆中小企業経営・政策 (関連する2次試験科目:なし

中小企業経営・政策は暗記科目です。
何年かおきに「平均52~53点、科目合格率10%未満」の年がありますが、H30年以前の7年間はグラフをご覧の通り安定的に推移していました。

が、R1年は久しぶりの難化。
平均点は50点台前半、科目合格率も8年ぶりに1桁台でした。

例えばH30年に法務1科目を残し、R1年に法務1科目だけだと心配なので得点源として中小経営・政策(科目合格済み)を受けた方は、法務の易化に助けられる一方で中小経営・政策の難化に苦戦したかもしれません。
このように科目合格の活用は年度別・科目別の難易度変化の影響を受けやすく簡単ではありません。

なお14年間で平均点40点台がない科目は「経営理論」「運営管理」「中小経営・政策」の3科目です。

ご記憶にあるかどうかわかりませんが、この3科目はいけちゃんが過去記事(「科目合格制度」と複数年計画)にて指摘する通り全受験生にとって「必修科目」であり、試験時間も90分間と長く、他資格を有している各分野の専門家にも当該分野を学んでもらいという意図が垣間見えます。

90分科目は設問数も多いため60分科目に比べて年度ごとの難易度の差が出にくいのかもしれませんが、先述の通り中小経営・政策は何年かおきに難化の波が来るので、R2年も要注意下です。

 

令和元年と令和2年度

令和元年は大きくとらえると

易化・・・経済学、財務会計、運営管理、経営法務、経営情報システム
難化・・・経営理論、中小企業経営政策

でした。

派手に難易度を上げ下げする科目たちが易化に転じ、当試験の「必修科目」2科目がゆるやかに難化しました。
その結果、全体では「超易化」と言えるほどの1次合格者を生みました。
(当初は「令和元年のご祝儀か?」とも思いましたが2次合格者が増えない限り意味がないので、そういった趣旨ではなかったと思います )

いずれにせよ、例年(H26~H30年の5年間平均)の1次合格者に対してR1年の合格者はおよそ1,368名もの急増ですから、2次試験合格者のキャパシティから逆算すると、令和2年度の1次試験は前年より難化するのではないでしょうか。

今回は14年間の実績データを元に1次試験の推移を見ましたが、

・科目ごとの難易度の変化が本当に激しいため、なるべく得意/不得意科目を作らない。
・未合格の科目がある場合に「科目免除をどのように選択するか?」はリスクヘッジの視点が重要。

について対策を検討する際などに、ぜひこの記事をご活用下さい。

 

まとめ

私の初回記事と2回目は、論点別のタテ解きを強くお勧めしました。
そして3回目と4回目は、年度別の切り口で記事を進めてきました。

私は基本的には「学習はタテ解きで必勝or逆ザヤ沼問題を判断する技を磨くべき」と考えます。
ですが、タテ解きだけでは上記のような「年度による難易度が掴みづらい」という難点があります。

3回目と4回目に書いた通り、「今解いているこの科目は今年(R2年度)難化したのか?易化なのか?」を周囲より先に把握することは、試験攻略上、優位になれるかどうかの岐路となります

したがって、

①科目ごとに上記のような年度ごとの波があることを知っていた上で、
②この科目は今年は難化か?易化か?「潮流=魚の目」で把握し、
③その問題が必勝or逆ザヤ沼問題かを「設問=虫の目」で察知し得点を積み上げる。

これにより合格にグッと近づくことができるということを、たまに「年度ごとのヨコ解き」を過去問で行うことにより感覚として掴んでおくことをお勧めしています。

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

【合格に十分な実力発揮の準備】
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べりーでした。


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おはようございます。べりーです。
(前回までの記事はこちら

この資格を目指されている方の圧倒的多数が企業等の何かしらの団体に所属勤務している方だと思いますが、その業界特有の言葉ってあると思います。

私が今の勤め先に入社して本っ当に意味が分からなかった言い回しの代表3選手が次のものでした。

「行って来い」
「てっぺん越える」
「予定がばれた」

この3つ。それぞれ別の時間、場所で言われたのですが、3つとも言われたときに「はっ?」って返したような気がします。皆さんご存じでしょうか?

行って来い
【行って来い/往って来い】(読み)イッテコイ
1 博打(ばくち)や相場取引などで、損得を繰り返して、結局、差引勘定に変わりがないこと。「最終レースが当たったから行って来いだ」
2 歌舞伎の演出で、ある場面から別の場面に替わり、またもとの場面に戻ること。普通は回り舞台によって行う。
3 相撲で、いなすこと
(出典:デジタル大辞泉)

・・・若手が上司や先輩から「行って来い」って言われたら「行かなきゃ」ってなりますよね(笑)
そして元々は証券用語だったんですね。私が言われたときは「1」のニュアンスで「結局行って来いだからお互い様で済んだよ」みたいな感じでした。「ツーペイ」とか「チャラ」に近いですね。
残りの2つは私の方でそれ風(ふう)に書きます 笑

てっぺん超える
【てっぺん超える/天辺超える】(読み)テッペンコエル
1 何かしらの頂点を超えること・・・??海賊王になる!みたいな?
2 夜中の12時を過ぎること。「直しが入るといつもてっぺん超えるから」

予定がばれた
【予定がばれた/予定がバレた】(読み)ヨテイガバレタ
1 内緒で予定したことが相手に知れてしまったこと・・・??「かみさんに来週のゴルフの予定がばれた」とか?
2 スケジュールがキャンセルされること。「お客からさっき電話があって明日の予定がばれた(号泣)」

 

・・・きっとどの業界もそういった特有の言い回しがあるはずです。

この資格、合格前の勉強中も合格後も色んな人と出会う機会が得られます。
リアルな出会いに限らずオンライン環境も整備が進んだため、地方においてもそういった機会が増えているのではないでしょうか。

そして出会う方々の業種、肩書、キャリア、年齢がバラバラで非常に多様性に富んでおり、勉強を実務に活かしたいと意欲の高い方が多いこともこの資格の大きな特徴の一つです。

私は勉強時代にあまり出会いに積極的でありませんでしたが、もっと早くからオンラインやリアルの勉強会等に参加していたら、周りから良い刺激や気づきが得られてもっと早くに合格することができたかも・・・と思うところはあります。

これからも色んな方とお会いして様々な「業界の方言」(笑)を伺えたら嬉しいです。

 

<続・1次試験中の時間管理と得点の積み上げ>

前回記事(1次試験中の時間管理と得点の積み上げ ~診断士本試験・過去問演習編~)は主に1次試験の「財務会計」に関する記事でしたが、人づてに「企業経営理論」と「運営管理」も聞いてみたいという声を伺うことがありましたので、今日は番外編として記事にさせていただきます。

ということで冒頭は前回&今回記事で使っている「言い回し」の振り返りです。

~必勝問題とは?~

道場の過去記事でも一貫して語られている通り、1次試験には「絶対に落としてはいけない皆が点を取る問題」つまりその問題を落とすと合格ラインから遠ざかってしまう重要な問題と、「そこまで追いかけると点数と労力が見合わないのにズルズルとハマってしまう“逆ザヤ沼”問題」があります。

■必勝問題(絶対に落としてはいけない皆が点を取る問題)
・TAC過去問集のABCランク問題
・過去問完全マスターのABランク問題

著作権フリーイラスト, ベクター, EPS, 人形(ドール), 達磨(だるま), 縁起物

 

■逆ザヤ沼問題(そこまで追いかけると点数と労力が見合わないのにズルズルとハマってしまう問題)
・TAC過去問集のDEランク問題
・過去問完全マスターのCランク問題

逆ザヤ
【逆鞘/逆ザヤ/逆ざや】(読み)ギャクザヤ
①売り値が買い値より安いというように、値段の開きが本来あるべき状態と反対になること。
②相場で、銘柄を比較したときに当然高いはずのものが安く、安いはずの銘柄が高いこと。
③中央銀行の公定歩合が市中銀行の貸出金利を上回ること。また、その差。
(出典:大辞林)

※ここでは「得られる点数に対して掛かる労力が大きすぎて合格が遠のくこと」

 とは、「時間がかかったのでこの設問は何とか正解したい」「サンクコストが諦められない」等、行くことも引くこともできずハマったら逃げられない状態・・・、決して気楽に足を踏み入れてはなりません

また繰り返しですが、当然ながら「必勝問題」は人によって得手不得手があるため一様ではない、・・・とはなるべく思わない方が良いです。
そう思ってしまうと追い込みが甘くなるだけでしょう。

「逆ザヤ沼問題」は徹底して後回しにして「必勝問題」を優先するこれにより時間管理と得点の積み上げを狙うことをお勧めしています。

 

~続・1次試験中の時間管理と「必勝問題」による得点の積み上げ(経営理論と運営管理編)~

以下は1次対策のために場記事を読み漁った結果、私の「本試験持ち込み用サブテキスト(1日目4科目)」である「ポケテキ」にメモ書きした「実物のMYルール」なので、あくまでサンプル、参考例としてお読み下さい。

【企業経営理論】

① 「経営戦略論」「組織論」「マーケティング」の「マーケティング」から解く
・マーケティング → 経営戦略論 → 組織論の順に解く
・マーケティング問題の1問目は、R1年なら第26問~、H30年 第28問~、H29年 第28問~
・マーケティングのみで30分以上かけるとヤバイと考える
・マーケティングが済んだら1問目「組織戦略論」へ戻る(残り60分)

② 「不適切を選択せよ」問題の左余白に「∇」を記入し、絶対に間違えないようにする

③ 自信がない問題はマークシートを塗りつぶした上で問題用紙の設問の左上に「△」「×」「?」を記入し、できるだけ時間を余らせて見返すこと

④ 一度設問文を読んで理解に苦しんだら、単語ごとに「/(スラッシュ)」を打つ

上記①は、「時間管理と必勝問題による得点の積み上げ」の視点からこのように考えました。

マーケティング・・・他よりも「難解な日本語で煙に巻く印象」が抑え目のため優先的に必勝問題を得点にしていきたい
組織戦略論・・・比較的いつもの論点が出やすく「組織論」よりは必勝問題を見極めやすい
組織論・・・初見問題が出やすく、受験生を苦しめる労働法規など「逆ザヤ沼感」が高い

経営理論は、とにかく設問文の日本語が難解なのが特徴ですが、マーケティングはその要素が若干弱めで親しみやすさが高めです。
よって自分にとってマーケティングは必勝問題の比率が高いと考え、開始後30分間までを目安に疾走感を持って得点化することを目安にしていました。

 

上記②は、何度も何度も何度も間違えた「適切or不適切」問題。
「最も不適切なものを選べ」と問われているのは分かってる!なのに、選択肢を読んでいるうちにいつの間にか勘違いして「適切なもの」を探し始めてたということは皆さんはありませんか?
そしてその場合、正解は「ア適切、イ適切、ウ適切、エ不適切」なのに、なぜかア・イ・ウの中からわざわざ「2つの不適切」を見つけ出せてしまうのだから、思い込みは怖い!人間の脳って不思議。

自分の場合結構これが多くて。
自己採点時、この信じられないほど残酷な勘違いをした自分をどうやって許せるでしょうか。
しかも何度目?か分からない(泣

その結果、道場の記事で見つけた方法を取り入れました。

設問文で「最も不適切なものはどれか」を見つけたら、その瞬間に選択肢の横に大きな∇を書き込む、という方法です。
いわゆる「ポカヨケ設置」です。
当時参考にした記事が見つからなかったので代わりに自分の問題用紙を載せておくのでご参考下さい。

ポカヨケ
【ポカヨケ/ポカ避け】(読み)ポカヨケ
主に工場の生産ラインにおいて、うっかりした人為的ミス(ポカ)が発生してもすぐ気づく、または防止できる仕組みの総称
(出典:実用日本語表現辞典)

以降、ポカヨケを設置することでこの憎むべき勘違いを激減させることができました。

 

上記③は、最初から3周回す気満々で臨む財務会計とは違い、企業経営理論は1周で全てのマークシートを埋めることを目指しました。
その後、余った時間で不安に思った「△」「×」「?」問題を見直します。
経営理論はパッと見て難易度を判定するのが相対的に難しく、日本語の解釈に手間取るうちに逆ザヤ沼問題化してしまうことがままありました。

逆ザヤ沼問題の何が怖いって、気づいたときには残り時間が少ないのに未回答のマークが多数ある!という事態に陥りやすいことです。
したがって、問題用紙の余白に△や✕を記しながらもとにかく一旦はマークシートを埋めきってから、△と✕を今一度落ち着いて丁寧に得点化するイメージを持つことで、そのような事態を避けることを目指しました。

 

上記④の「スラ打ち」は、次の記事を参考にしました。
困ったときにこれをやると設問がグッと読みやすくなるので、そんなときはお試し下さい。

苦手科目の攻略法~企業経営理論 その2 by 7代目とり

 

【運営管理】

① 1周目は図や計算問題を飛ばしてもOK(あくまでもMYルールです)

② 全体43~45マークの内、図・計算問題は10~11問に過ぎない(平成29年度は6問のみ)
・体感的に図や計算問題が多かったと感じた年も同様(自分にとって平成28年度)
・つまり飛ばすことを怖がりすぎる必要はない
・また残りの大部分75%の知識問題を丁寧に拾えれば図・計算はそこから更に点差を広げるためのボーナスステージと化する

③ 運営管理で日本語が難解に感じたら他の選択肢との文言の入れ替えを疑え

④ 「不適切を選択せよ」問題の左余白に「∇」を記入し、絶対に間違えないようにする

⑤ ア~エのそれぞれを計算させるパターンは、途中で「これじゃね?」と出会っても必ずすべて計算する
・もう1つ「これじゃね?」が出てきたらどちらかが誤り(よくある)

上記①は財務会計と同じ考えです。
必勝問題を瞬殺で得点化し、2~3周で回すつもりで逆ザヤ沼問題は飛ばす

上記②は、運営管理の図表問題は解くのに時間がかかる傾向にあったため書きました。
「結構、表や図が出たな」と思った年でも意外と割合で見るとそんなことはありません。
大体「例年通り」でした。

【設問数】 全問 図表問題 図表の割合
令和元年 44 10 23%
平成30年 44 11 25%
平成29年 45 6 13%
平成28年 45 11 24%

大体4分の1、経済のグラフや財務の計算問題ほどは多くありません。
また表や図の問題に特別に大きな配点が付くならともかく、配点は必ず2点か3点のどちらかです。
もし3点だとしても1点しか違わないので割り切るが吉です。
決して逆ザヤ沼問題化すべきではありません。

上記③の文言の置き換えは運営管理だけでなく経営理論や経済、財務会計など、色んな科目で使われる出題側のテクニックです。
経営理論の場合、ただでさえ日本語が読みにくい中でこれをやられると結構苦戦します。
ただ、運営管理の場合は設問文の読みにくさが経営理論ほどひどくないため、違和感を感じやすく思いました。
そうした違和感を感じたときに「設問間の文言の入れ替え」であるケースが結構多かったため、そこにアンテナを張っていました、という一例です。

上記の④と⑤は先述の通りです。

 

<科目ごとの類型化>

~手順の分類~

前回と今回の記事の内容を類型化してみます。
まずは手順の分類です。
このように並べると解法ノウハウ的に見えますが、あくまで私の場合の手順の分類にすぎません。

【高速回転塗り重ね式 】
財務会計は、高速で何回転も回すことを前提に必勝問題を瞬殺する。

【論点ごとに解答優先順位決め打ち式】
経営理論は、マーケ→経営戦略論→組織論の順に、1周で全マークを埋めた上で不安な問題(△や✕)を確認。

【図表問題は後回し式】
運営管理は、図表問題を後回し。

 

~手順ごとに科目を割り当て~

【高速回転塗重ね式 】経済財務会計
・初日の朝イチ2科目は30分間で1周完了。
・その後も2周目、3周目と高速回転して設問を解ききる。
・経済はグラフ問題、財務は計算問題にも「瞬殺できる問題(論点)」を作っておくこと。(過去記事「経済と財務の共通点」)
・難化年の1周目は解き残し多数&30分かからないため、早期に俯瞰して難化年と認識できた優位性を活かして対応。

【論点ごとに解答優先順位決め式】経営理論経営法務中小経営政策
・経営理論は、マーケティング→経営戦略論→組織論。
・経営法務は、会社法→知財法→民法。
・中小経営政策は、自分は「経営→政策」派だが逆の声も聞く。

【図表問題は後回し式】運営管理

※私は経営情報システムは基本的に免除したので分かりませんが、どれか合いそうでしょうか?

 

<まとめ>

「必勝問題」か「逆ザヤ沼問題」かを見極める力は、アウトプット中心の学習によって体得される「技」のようなイメージを勝手に持っていました。

また「いま解くか?それとも飛ばすか?」の「判断力」が、合格に十分な点を得らえるか?に直接影響するとも考えていました。

逆ザヤ沼問題にハマる前に必勝問題をすべて得点化する」を常に頭においてアウトプット中心の学習で技や判断力を鍛えることこそ、本試験で【合格に十分な実力を発揮する】ための準備であると思います。

なお、逆ザヤ沼問題に手を付けず飛ばす場合ですが、この方式、不規則に設問を飛ばしまくることになるのでマークミスにはくれぐれもご注意下さい!

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

本日は前回の続きでした。

今年は1次試験が1カ月早いため、スタートダッシュ的に1次試験対策をボリューム増し増しで進めておりますが、適時2次試験対策も盛り込んでいきたく思っています。

記事で触れたうちのどれかがご参考になることを願います。

べりーでした。


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こんにちは。べりーです。(前回までの記事はこちら

今年はオリンピックイヤーです。
本来であればそろそろ色んなイベントが行われ、世界中がオリンピック一色でお祭り騒ぎし始めている頃であったと思いますが、現実といえば新型コロナウィルスが感染拡大して世界中で猛威を振るい、感染者、重症者、死亡者が日ごとに増えている事態です。

もしこの記事をご覧の皆様の中にご家族や大切に思っている方で感染被害にあわれた方がいらっしゃいましたら、謹んでお見舞い申し上げます。

とにかく一刻も早い事態の収束と罹患された皆様の回復を心より願います。
いまの状況を考えるとあまりにも気楽すぎて大人として無責任すぎる願いだと思いますが、ただただそう願います。

 

3月7日に東京都中小企業診断士協会のHP上で次のメッセージが発信されたそうです(こちら)。

(前略)観光業、小売業、飲食業、製造業など様々な業種の中小企業の業績や資金繰りに影響が出始めています。中小企業診断士の総力を挙げて、この危機を乗り越えて参りたいと存じます(後略)

中小企業診断士の総力を挙げてこの危機を乗り越えたい・・・

私達が取得を目指す資格が、もしこの困難のさ中に不安を抱いている誰かを助ける力を持つのであればこんなに遣り甲斐があることはないなと、勝手に熱い思い🔥を抱きました。

こんな時だからこそ、やる気魂にスイッチを。
あなたの勉強にはきっと意味があると信じます。

 

<学習環境について

もしかしたら皆様の中にも、この1ヵ月間で学習環境が変わってしまったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

勤め先の方針で在宅勤務となった方は、通勤中や昼休みなどの隙間時間がなくなるため学習のリズムが取りづらくなったかもしれません。
お子様がいらっしゃる方は、学校休校もあいまって、学習ペースが狂ってしまっている方も多いかもしれません。
翌日に学校がないから子供が夜遅めの時間まで起きていて「遊ぼ!」とせがまれたり・・・(可愛いしこんな時だから断りづらかったり)

そのような場合になんとか以前の学習ペースを取り戻そうと工夫するのもいいと思いますが、家族に協力依頼するのはできれば最後の手段にしたいですよね。
むしろやり方をガラッと変えることで、まとまった時間が作れるかもしれません

ひとつ具体的に例を挙げるとするならば、「朝勉強(朝勉)」です(既に導入済みの方はすみません)。

生粋の夜型人間であり大の深夜番組好きである私も合格年に取り入れたのですが、朝7時から9時までマッ〇にこもって勉強する習慣を取り入れたことにより、毎日最低でも2時間の「まとまった勉強時間」を確保しました。
繁忙期に残業が続いて夜に勉強時間が取れなくても、朝の内に勉強できているため精神的に追い込まれずに済みました。

もし在宅勤務だとしたら「自宅で家族が起きて来る前の時間を朝勉に当てる」というやり方を考えたと思います。

あくまで一例にすぎませんが、朝学習に関しては先代たちも記事にしていましたので、ご興味おありの方は下記をご覧下さい。

僕は朝型!ついでにうち勉派! by 初代JC
夫・父親業と勉強の両立 by 5代目u-ta

3つ目は朝勉強というか、丑三つ時勉強法?
意外と在宅勤務の方に向いているかもしれない「時間の作り方」を考えさせてくれる記事です。
決めておきたい、時間の過ごし方、使い方。 by 11代目カワサン

 

<1次試験中の時間管理と得点の積み上げ>

昨日の記事(こちら)でTomatsuも書いていますがTACでは4月6日から完成答練が始まり1次直前期に入ります。

そこで今回は1次試験の「本試験」ならびに「過去問演習(年度別ヨコ解き)時」にどのように時間管理(タイムマネジメント)を行い、どのように60点を超すための「得点の土台」を積み上げていくか?について、自分の例をサンプルに取り上げさせていただこうと思います。

※ヨコ解きとは?・・・過去問を年度別に解くのが「ヨコ解き」年度をまたいで論点別に解くのが「タテ解き」です

まず、得点を積み上げるためには「必勝問題」の対策が重要です。

 

~必勝問題とは?~

道場の過去記事でも一貫して語られている通り、1次試験には「絶対に落としてはいけない皆が点を取る問題」つまりその問題を落とすと合格ラインから遠ざかってしまう重要な問題と、「そこまで追いかけると点数と労力が見合わないのにズルズルとハマってしまう“逆ザヤ沼”問題」があります。

 

■必勝問題(絶対に落としてはいけない皆が点を取る問題)
・TAC過去問集のABCランク問題
・過去問完全マスターのABランク問題

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■逆ザヤ沼問題(そこまで追いかけると点数と労力が見合わないのにズルズルとハマってしまう問題)
・TAC過去問集のDEランク問題
・過去問完全マスターのCランク問題

なぜ必勝問題を重視し、逆ザヤ沼問題を捨てるべきか?は以下の記事が大変分かりやすいので、もし違和感をお感じの方はぜひご覧下さい。

1次試験分析結果から見えた!~DE問題はやっぱり後回し!~ by 9代目だいまつ
【一次データ分析②】勝負の別れ目Cランク!~企業経営理論~ by 9代目Chika

 

当然ながら「必勝問題」は人によって得手不得手があるため一様ではない、・・・とはなるべく思わない方が良いです。
そう思ってしまうと追い込みが甘くなるだけでしょう

TAC過去問集のABC問題、過去問完全マスターのAB問題に限れば、できれば9割は正解できるというところまで目指すことで、きっと科目ごとの点数のバラツキを減らせる筈です。

そうすると合格がグッと近づく筈ですので、最初からあまり得手不得手を自認しすぎず、必勝問題の9割正答を目指してみてはいかがでしょうか

 

~1次試験中の時間管理と「必勝問題」による得点の積み上げ~

診断士試験は、1次試験も2次試験も非常に時間に追われる試験です。
1次試験は選択式(マークシート式)ですが、25問を60分間で解く経済や財務は単純に割り算すると1問あたり約2分20秒しか時間を使えません。

このタイムマネジメントをいかに安定して行うか?に関しては、私は道場の過去記事を読み漁り、どんどん取り入れていきました。
学習期間中、本当に一発合格道場の記事にはお世話になっていました。

様々なお役立ち情報を組み合わせた結果、「財務会計」について、以下のような「型」「決まった手順」「ルーティン」「MYルール」にカスタマイズして本試験や過去問演習(ヨコ解き時)に取り組みましたので、具体的な例、サンプルとしてそちらをご紹介させていただきます。

なお、以下は私の「試験持ち込み用サブテキスト(財務会計用)」である「ポケテキ」にメモ書きした「実物のMYルール」なので、属人的な内容が含まれることをご承知おき下さい(下記②と③)。

【財務会計】
①最初から 3~4周する前提で臨む
・1周目は、「瞬殺できる必勝問題」のみを30分間で解きそれ以外は躊躇せず飛ばす ※疾走感が重要!
・2周目は、残った知識問題とピンと来る計算問題を解く
・3周目は、気合の要る計算問題を解く

② 必ず5分以上は見直しの時間を確保する
・経営指標分析の「>」の向きや「値が大→改善?悪化?」が逆になるミスはないか?
・「t」か「1-t」か?
・フリーキャッシュフローの計算は設備投資額を引いたか?
・そもそもマークミスはないか?

③ ア~エのそれぞれを計算させるパターンは、途中で「これじゃね?」と出会っても必ずすべて計算する
・もう1つ「これじゃね?」が出てきたらどちらかが誤り(よくある)

②と③はミスを連発したため書いた戒めのメモです(属人的)

上記①「1周目」スピード感を大切にして「瞬殺できる必勝問題」を一網打尽にします
逆に言えば「瞬殺できる必勝問題」以外は着手しません。
絶対に1周目で「逆ザヤ沼問題」にハマるわけにはいきません。

特に1周目で計算問題を深追いしすぎないように十分に注意して下さい。
なぜなら計算問題は「解いてみたけど選択肢と全然合致しない」ときに逆ザヤ沼問題化しやすいためです。
それほど1周目はハマらないよう警戒し尽くしました。
勿論これまでの学習であまりそういった事態に陥らなかった論点であれば計算問題も瞬殺していきます。
以前の記事「経済と財務はトコトン理解系」にも書きましたが、財務会計の問題構成上、知識問題と計算問題の割合は大体「半々」か計算問題の方が多いぐらいなので、計算問題にも「瞬殺できる必殺問題」を作っておくことが必須です。

また、前回の記事(診断士1次/2次試験の潮流・俯瞰・設問の「3つの目」)の鳥の目に通じますが、私の場合は「30分間で今回試験の難易度と論点を俯瞰して掌握する」ことを第一に考え、瞬殺できる必勝問題を着実に解ききった上で、開始30分間で最終問題まで辿り着くことを重視しました。
30分間経った時点でマークシートが半分以上埋まっている状態を最低限の目安にしました。

このように「何周も回すことを前提にする(予め決断しておく)」ことで「必勝問題から優先的に解ききる」ことを可能にします

2周目は20~25分間ほどかけて、気合の要る「経営指標比較」を除くすべての設問を解ききるぐらいの気持ちで臨みます。
ただし、逆ザヤ沼問題化しそうならやはり躊躇せず飛ばします。
なんなら3周、4周と回すことも辞さないつもりで、沼にハマる前に飛ばします。
ここで、2周目はいつでも20~25分かけて良いと考えるのは危険です。
飛ばす問題が多いほど2周目にかかる所要時間は減るべきなので、その分は差し引くべき点にお気を付け下さい。
なお「経営指標比較」は計算回数が多いため、私はいつでも最後に回していました。

3周目は、イイ感じの時なら「経営指標比較」のみが残っているはずです。
ただし、難化年に当たってしまったら3周目といえど他にも何問か残っているはずなので、4周目を前提に解ききる設問と飛ばす設問を選択して進めます。

最終ラップは、解けないもしくは時間切れの設問が残るはずなので、私の場合は「ウ」で全マークを埋めきりました。

 

上記はあくまで一例でしかありませんが、私の場合、予め手順や判断基準を決めておくことで実地で迷わずに済む効果がありました。

そして「今回試験の難易度と論点を俯瞰して掌握する」というプロセスが最も効果を発揮するのが「難化年」の対応になります。

 

~難化年にどう対応する?~

ちなみに、難化年は大変恐ろしいことに、1周目を15~20分間ほどで終えてしまい、その時点で7~8問しか解けてないという恐怖体験をすることになります。
設問を飛ばしまくるため、時間がかからない。当然ですね。
もしそうなったら、俯瞰した「鳥の目」により「今回は難化年である」ことを把握できたわけですから、人より優位に立てたとお考え下さい。

そしてその後の2周目が重要です。
絶対に逆ザヤ沼問題にハマらないよう「解き始めて5分を超えたら次に進む」など予めMYルールを定めておき、解く問題と飛ばす問題を慎重に見極めながら進めると良いと思います。

実話として、私がこのやり方を試した初期の頃、平成24年の過去問が超難しすぎて1周目完了時点で大量の「飛ばした問題」が残り愕然とした覚えがあります。
あとで知ったのですがこの年の合格率は3.8%と超難化した年でした。

予め「必殺問題の9割は解ける」ところまで仕上がっている感覚があれば、そういうときは「解けなかったのは自分だけじゃない、難化だ!」と思ってよい筈ですが、難易度判定ができないとそこの判定ができずパニック寸前となりかねません。

ちなみにちなみに、この数年間は財務会計は易化傾向が続いたため、この「俯瞰して難易度を図る」プロセスは正直あまり重要でありませんでした。
しかし前回の記事(こちら)に書きました通り、今年の1次試験はどの科目が難化してもおかしくないような状況にあるため、各科目の難易度を俯瞰して把握できると優位になれるかもしれません

 

以上がの説明ですが、最後に1つだけ注意点を申し添えます。
この方式、不規則に設問を飛ばしまくるのでマークミスにはくれぐれもご注意下さい!

 

~試験終了前の見直し~

次の②と③はミスを連発したために書いた個人的な「戒めのメモ」ですみません。

見直しについてですが、私は財務会計の見直しは特に重要だと考えていて、こちらも複数回の回転方式で行う様にしていました。

1周目:マークミスのチェック
2周目:瞬殺できる必勝問題の見直し/検算
3周目:それ以外の必勝問題の見直し/検算
4周目:逆ザヤ沼問題以外の見直し/検算
5周目:逆ザヤ沼問題の見直し/検算

見直し時間が十分に確保できれば「5周目」まで行えますし、年度によっては「3周目」までで時間切れ終了となることもありました。
ただ、マークミスがなく、必勝問題の間違えを最低限に抑えられれば60点レベルに到達できている可能性が高まります
時間ギリギリ、最後まできっちり拾いきるイメージを大事にしました。

 

さて「1次試験中の時間管理と得点の積み上げ」は以上です。

実は上記の様な「MYルール」を財務会計だけでなく「企業経営理論」「運営管理」についても作っていたのですが、今回は記事の分量を鑑みて割愛しました。
もしご興味がおありでしたらコメントに記入いただけましたら後日ご紹介させていただきたく思います。

 

・・・ここまで読んで「いまさら解法テクニックの紹介か」と思われる方もいれば、「聞いたことなかったから部分的には参考になった」という方もいらっしゃるかもしれません。
決して「このやり方なら受かります」というつもりもないですし、正直どれほど需要があるのかも分かりません。

ただ、私は上で「お世話になった」と書きましたが、道場の過去記事には初代から実に10年分もの「目から鱗」のお役立ち情報がたっぷり蓄積されているため、それを知ることで他の受験生に差をつけることができる点は間違いないかと思います。

もしよかったら、ぜひ日々更新される11代目の記事や、検索窓を活用して過去記事からもお役立ち情報を発見・収集して下さい。

その上でご自身のスタイルにあった形で取り入れることにより「合格に十分な実力発揮の準備」を進めていただけたらと思います。

 

<GWから2次事例Ⅳ学習のススメ>

~GWは2次の世界を覗く良いタイミング~

GW・・・ゴールデン・ウィーク

繰り返しになりますが、今年は1次試験が1ヵ月近く前倒しで実施されるため、各予備校も例年より1ヵ月早めて1次試験対策のカリキュラムを組んでいるようです。
そのような状況下では「1次試験を合格するまでは2次試験の学習は不要(物理的精神的に無理)」という声も例年よりも強いかもしれません。

それが正しいかどうかは分かりませんが、今のうちに念のためご紹介しておきたいのが「GWのオプション講座は結構おススメでした」ということです。

サンプルとして具体例を挙げますが、私が受講したのはMMCの事例Ⅳ対策講座でした(「MMC」は予備校の名称です)。
正式な講座名は次の通りです。

①GW財務アカウントゼミ(講座+問題集)
②GW財務ファイナンスゼミ(講座+問題集)

それぞれ10時~16時まで、計2日間のオプション講座です。

私はMMCしか経験がないので1例として挙げていますが、この講座に参加して何が良かったかというと、参加者に配られた「アカウントとファイナンスの問題集」の素晴らしさと、絶妙なタイミングの良さでした。

私が参加したのは2018年度の講座でしたが、合格年である2019年度にはこの2冊の問題集を繰り返し何回転も回しました。
MMCは特に事例Ⅳ学習の質の高さが有名かと思いますが、この2冊の問題集が得られて、2日間の講義で2次試験事例Ⅳの情報収集に短期集中できる機会というのは、結構貴重ではないかと思っています。

1次試験を受験する予定の方は、1次試験を合格するまでは「毎週末のみ2冊の問題集に少しずつ取り組む」でも良いと思います。
今年2次再挑戦の方は、2次試験直前期まで毎日この問題集に取り組むことにして何周も回転させるのも良いでしょう。
そのいずれの場合も5月というのは丁度良いタイミングなのではないでしょうか。

もちろん私はMMCの関係者でも何でもありませんが、事例Ⅳで得点を稼ぐ重要さは身に染みて理解していることもあり、「やってみて良かった勉強法の一例」としてご紹介致しました。

もし他のオプション講座や単科講座等で「これが良かった」という情報をお持ちでしたら、コメント欄に記入いただけると嬉しいです。
同じ講座を受講した経験がある11代目メンバーから熱いメッセージが返ってくるかもしれません。

 

~なぜこの時期に記事にしたのか?~

それは「MMC GWオプション講座」の申込受付が先週末から始まったからです。

2020年GW集中ゼミのご案内

①GW財務アカウントゼミ(講座+問題集) ・・・4月25日(土)
②GW財務ファイナンスゼミ(講座+問題集)・・・4月26日(日)

今年は通学生用にZOOMによる教室講義のリアルタイム視聴も用意されているみたいです。
ご興味のある方はぜひチェックしてみて下さい。
(念のため申し上げますが、それなりに費用が発生しますし、問題集が配られるかどうかや講義ならびに問題集の質などは一切保証しかねますので、くれぐれもご自身の判断にてお願いします)

 

<まとめ>

1次試験中の時間管理と得点の積み上げ

「過去問は論点別にタテ解きすべし!」と何度も提案しておきながら今回年度別ヨコ解きの手順を提案したのは
・1次試験も時間管理(タイムマネジメント)が重要
・「逆ザヤ沼問題」にハマらず「必勝問題」を残さず解ききって「合格点の土台を築く」ことが重要
・上記の2点を理解し「(本試験で)合格に十分な実力を発揮する」ためには相応の『準備』が必要
であるため。
※ただし「ヨコ解き演習」は初学でも各科目とも月2~3回程度で十分かと思われます

 

GWから2次事例Ⅳ学習のススメ

自分はMMCの2冊の問題集が「知識の土台作り」に非常に良かったのですが、人によるかもしれません。
オプション講座も安くないですし、教材はご自身の好みやポリシーに合わせてお選びいただくのが良いと思いますが、先日のぴ。の記事(R1年度 合格体験記まとめ~1次試験編~)を思い出して下さい。
・2次試験を見据えて1次試験を学習されている人が多い(おわりに)
・特に独学は学習計画を自分で管理する必要がある(独学のデメリット)
とありました。

この2点を踏まえると、
・「自分はいつから2次学習を開始するか」を決断しておく必要がある
のではないでしょうか?

私はGWは早すぎず遅すぎずのタイミングなのではないかと思っていますが、そのきっかけと自分に合う教材を与えてくれたMMCのGWオプション講座をご紹介させていただきました(繰り返しますが決して同校の関係者ではありません)。

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験と各科目の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

今回も1次試験についてと、少しだけ2次試験のお話をさせていただきました。

べりーでした。


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8割が落ちる難関試験と考えるか、
たった2か月で合格できる試験と思うか。

リンク先で「これから始める2次試験対策 直前期から実践! 合格する可能性を高める方法 ~2016年合格目標~

こんにちはこばです。一次TAC模試も終わり、本試験までいよいよ約1か月。
模試で420以上を突破した人にとって気になるのが、二次試験。
7月の二次対策は不要であるが、二次試験の本質を予習することはロケットダッシュのスイッチになる。


■TAC 動画~これから始める2次試験対策の前提■

・1次試験に合格する人は2次試験を突破するための能力はすでに持っている。
・しかし、2次試験は8割が落ちる試験である。
・その2次試験を1,2年かけて合格するのではなく、直前期約2か月で確実に合格できる方法がある。

この講義で、師はこう語る。

概論

◇二次試験をスイッチに例えると◇

大人は例えると頭に残りやすい、二次試験をスイッチの操作に例えると

・2次試験を教室の電気の操作とする。真ん中の電気をつける場合、スイッチも当然真ん中と思いつけると端の電気がつくような試験である。大抵の人が初めは間違えるように設計されている。
・操作をする人が悪いのではなく、設計をした業者が悪い。
・ボタン押し間違いによるミスを防ぐには、①徹底的に訓練しミスをしないようにするか、②ボタンの配置をわかりやすくするかのどちらか。
・しかし、①は時間がかかり過ぎる。直前期からの合格を目指す場合は②のデザインを変える対策をとる必要がある。

・診断士「2次」はデザインが悪い、つまりあえて間違う様にボタンが配置されるため、自力でデザインを変える。

つまり問題要求を読み替えてわかりやすくする力が合否の差

・それをせずわかりにくい配置のまま答えを導く、つまり複雑にマークや下線を引いて処理するから、合格が遠ざかる。
わかりにくいままやると大抵の人は同じミスをしてしまう試験である。

◇事例別のスイッチ状況◇

・事例Ⅰ:何のスイッチかわかりにくい
・事例Ⅱ:スイッチがたくさんありわかりにくい
・事例Ⅲ:スイッチが複雑でわかりにくい
・事例Ⅳ:スイッチの操作方法がわかりにくい


■デザインを変更する~事例別対応~■

大抵の人がやっている対策は妥当性が欠ける。
そして、講師の話は合格者ノウハウとは違うと意識して聞く。

平成27年度の本試験を基にセミナーは進められる。
問題ごとの細かい内容は動画に譲りポイントをまとめる。

■事例Ⅰのポイント~具体化~■

オリジナルデザイン:問題文の指示が抽象的でわかりにくい。
起きうるエラー:何を探せばいいのか不明なまま問題本文に飛び出し、探すものを誤る。
変更後のデザイン:問題要求を具体化し、探し物を明確化する。

◇事例1の着眼点◇

事例Ⅰ:強みの維持強化が中心テーマ
強みがどう関係するのかという着眼点を持つと問題要求を具体化しやすくなる。

平成27年の試験には表面上は強みは書かれてない。
マーカーを引いて字面だけを追うとわかりにくい

事例Ⅰの問題要求を確認すると
問1:特性
問2:理由
問3:課題
問4:理由
問5:留意点

一次試験は1つしかマークできないが、事例Ⅰの設計は根拠を複数答えられる。結論を1つに絞る必要はない。

さらに、根拠を複数述べよにデザインを変更することがポイントである。

 

■事例Ⅱのポイント~事前想定~■

オリジナルデザイン:問題本文の根拠が多すぎる
起きうるエラー:根拠に翻弄され、時間が足りなくなる。
変更後のデザイン:問題要求から必要な根拠を想定し必要な情報を探す。

◇事例Ⅱの着眼点◇

事例Ⅱ:売上の拡大が中心テーマ
未対応のニーズに対応することが売上拡大を図るカギとなる。
費用対効果は必要ない。コストは無視。フットサル場すら作る

今年も27年同様に難しくなることが予想されるが、問題本文から根拠となる未対応のニーズを探すことは同じ。

・既存客の未対応のニーズ、不満
・新規顧客の未対応のニーズ

さらに、多すぎる根拠はグルーピングし、数を減らすことでわかりやすくする。

■事例Ⅲのポイント~設計図~■

オリジナルデザイン:問題の原因が複雑化し、真因がわかりにくい。
起きうるエラー:わかりやすい原因を深堀、見当違いの解答を組み立てる。
変更後のデザイン:設計図を基に原因を複数見つけ、正しい組み立てを行う。

◇事例Ⅲの着眼点◇

事例Ⅲ:問題点の解決がカギ、(テーマは語られていない)
問題の真因を把握すること。

原因は1つではない。変化と未対応の2つが組み合わさって問題が発生する。
問題本文を読む際は、下記、設計図に根拠を当てはめる。

設計図

 

 

■事例Ⅳのポイント~工程設計~■

オリジナルデザイン:解答結果が全ての設問に連鎖している。
起きうるエラー:設問1を間違え、以降も全滅。
変更後のデザイン:設問を全て把握し、解答手順を計画し実行する。

◇事例Ⅳの着眼点◇

事例Ⅳ:重要なことは計算力ではない、(テーマは語られず)
何をするのか、あらかじめ処理手順を計画し計算処理を行う。

時間がないからとひたすら問題演習だけだと答えを覚えるだけになる。
必要なことはその問題だけ対応できることではなく、どの問題でも対応する力である。

■復習のポイント~再現性~■

オリジナルデザイン:解答後にいきなり反省する。
起きうるエラー:記憶に残ったところだけ反省し、誤った情報がインプットされる。
変更後のデザイン:プロセスを再現して反省を行う。

◇復習の着眼点◇

復習:自分のプロセスに足りない点を掴むことがテーマ
正確な解答プロセスのトレースと正確な再現答案が重要になる。
自分の都合が良いように記憶を作り変えてはいけない。

師が伝えるものは受からないものを受かるようになることではなく、受かるものをより確実に受かりやすくするための工夫

一次試験を突破した受験生には考える、読む、書く力はある。
合格するために必要なことは、今年の二次試験にマッチできるか。

■今日のまとめ■

昨年も同様の動画を配信しているが、伝える工夫は今年も同じ。
同じ理由は

試験の本質は変わらないから

同じことを同じようにやったら落ちると師が伝えるのにも関わらず、同じ工夫を伝える意図は何か。
大抵の受験生は講師の話を聞いていないということではないか。
講師の話を聞かず、合格者ノウハウに依存することは合格から遠ざかる。
しかし、合格するまで受け続ければ合格する試験。そんな試験何かヘン。

今年も同様の動画を解説したことで、試験対策及び本試験に変化が生まれるのか今後楽しみ。

ではまとめ。

・一次試験を突破した受験生には、読む・考える・書く力は十分ある。
・二次試験が難しいのは受験生の能力に関係なく、デザインが悪いから。
・動画チャネルの工夫は、合格者のノウハウとは別物であり遥か上

byこば

努力に比例する中小企業経営・中小企業政策

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おはようございます。こばです。
先日、ちはやふるの映画を見て来ました。
非常に楽しく満足しています。特に広瀬すずの身体能力の高さはすごいですね。走る姿がめちゃめちゃきれいです。

一般的は青春映画なのでしょうが、
診断士試験の視点から見ると

最後の2択ケアレスミス

この視点から最後の局面を見ると、非常に興味深い。

そして、今年の診断士試験はケアレスミスの撲滅が合格への鍵となる。

 

前置きはこれぐらいにして、最後のデータ分析シリーズに入っていきます。
今回は暗記3兄弟の末っ子。中小企業経営・政策です。性格は素直で、特性は丸暗記。

まずはこのデータ分析の意義の確認から。

このデータ分析の意義はどこが勝負の分かれ目になるかを把握し、重点的に対策を立てる論点を決めること。

データ分析に入る前に、科目設置の目的を確認しようと思います。

□中小企業経営・中小企業政策 科目設置の目的□

・中小企業診断士は、中小企業に対するコンサルタントとしての役割を期待されており、中小企業経営の特徴を踏まえて、経営分析や経営戦略の策定等の診断・助言を行う必要がある。
・そこで、企業経営の実態や各種統 計等により、経済・産業における中小企業の役割や位置づけを理解するとともに、中小企業の経営特質や経営 における大企業との相違を把握する必要がある。
・また、創業や中小企業経営の診断・助言を行う際には、国や 地方自治体等が講じている各種の政策を、成長ステージや経営課題に合わせて適切に活用することが有効であ る。
・このため、中小企業の経営や中小企業政策全般について知識を判定する。

中小経営は毎年出題が変わるから、
過去問をやる必要はないって思ってない?

師はそう言ってた?

やる必要ないっと思ってしまった人は動画を再チェック。

次からはデータ分析に入っていきます。

.
■データ分析■

まずは、科目合格率と平均点の推移を確認します。
中小平均点推移
(データ出典:中小企業診断協会・TAC )

年度別の難易度の変化も確認します。
中小年度別 難易度
(データ出典:TAC )

平均点・合格率ともに山あり谷ありで推移していますが、ここ数年の難易度は易しめです。
平成27年度は点数が落ち込んでいますが、平成26年度が簡単すぎただけで、特別難しかった訳ではありません。

■分野別出題頻度・ランク分析■

次は、経営と政策に分けて分野別の難易度を確認します。
さらに今回は年度別に確認。
中小経営 難易度

中小政策 難易度

(データ出典:TAC )

このデータからも経営と政策は全く別の試験であることがわかります。

平成27年度に得点が落ち込んだのは経営の難化にあります。
平成24~26年度はAランクが10問弱出題されているのに対し、27年度はたった2問。

政策はABCランクが8割出題で難易度が安定。政策は問われえる内容まで同じこともあり対応しやい。

.
■ 論点別の詳細分析■

過去問を論点別難易度にまとめました。

 中小企業経営  中小企業政策
・財務指標・資金調達
・企業数・事業所数・従業者数・雇用
・産業別・業種別・規模別
・開廃業・起業・倒産
・地域・商店街
・海外
・IT
・他科目知識
・その他
・中小企業及び小規模基本法
・資金供給の円滑化および自己資本の充実
・中小企業新事業活動促進法
・ものづくり高度化法
・経営基盤の強化
・環境変化への対応
・事業承継および再生支援
・小規模企業対策
・政策の変遷
・その他

中小論点

(データ出典:TAC )

【中小企業経営】

中小企業白書とは何か?
一般的に実施した政策が、正しかったのかを検証するもの。
そのため、財務指標が向上したのか。企業数・従業員はどうなったのか。
中小企業は大企業と比べてどうなったのかを示すことが目的。

しかし、中小経営でこの白書から出題される目的は予算確保かもしれない。
このことが事実かどうかは不明だが、診断士試験に出題すれば一定の購買は期待できる。
この思惑に左右されず、愚直に暗記したら努力に比例して伸びる科目。

上記で述べたように、白書を作る目的が同じなのだから、当然出題も同じような内容が出題される。
過去問分析でそのことに気づいて暗記するのか、やみくもに白書を暗記するかで合否は分かれる。
暗記する際のポイントは感情の揺れを持つこと。
へーそうなんだ!あれ?自分の感覚と違うぞと感じて、グラフなどを確認していくと覚えやすい。

 

【中小企業政策】

政策は経営とは全くの別物で、同じ内容が毎年出題される。
政策の内容を細かく問われる。
そして、厄介なことに似たような政策名や実施機関等が多く覚えにくい。
そこで、自分で下記の論点で表にまとめて覚える内容を減らす。

  • 政策名
  • 実施機関
  • 実施機関の場所と数
  • 要件
  • 対象
  • 政策の効果
  • その他など

自分で表を作成すると論点が整理されて自然と頭に入ってくる。

■ 今年の試験の難易度など■

今年の難易度は横ばいが妥当。それは、平均点60点が作問者の目指すところだから。

中小は7科目の最後で暗記しかない科目。
この科目にどう向き合うかは非常に大事。

中小経営は1年前の白書から出題され、白書掲載のデータは2年前のもの。
今の中小企業の実態との乖離は否めない。こんなの覚えて何になると感じる人も多いと思います。
しかし、短時間で合格レベルに到達し、努力に比例して得点は伸びる。
一方で二次試験には出ないと割り切って、最後は気合と根性一夜漬けするのも正解。

でも、一夜漬けには一般人とって、範囲が膨大すぎる。
だから過去問分析を行って、覚えるべきポイントを明確化することが合否の分かれ目。

では、まとめ。

・ 師の言うとおり、中小も過去問分析が大事 。
・ 今年は経営・政策ともに横ばいが妥当。
・短時間で合格レベルに到達し、努力に比例して得点力が向上する。
・それでも時間がなければ、気合と根性で一夜漬け。

byこば

今ここにない未来を創る経営情報システム

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おはようございます。こばです。
経営情報システムは4年前の月9リチプアの影響でめっちゃ好きな科目でした。
仕事で勉強したプログラミング知識を基に、物流システム的なものを開発・導入したりもしたことがあります。
システム会社ではないので、開発導入したのはいいものの保守メンテなど課題は山積みで・・・
勉強した中でもSQLが好きでよく使ってます。
データベースの世界は3値論理、真と偽では表せないものがある。この考え方には痺れました。

前置きはこれくらいにして、今回は去年荒れた経営情報システムのデータ分析に入って行きたいと思います。

まずはこのデータ分析の意義の確認から。

このデータ分析の意義はどこが勝負の分かれ目になるかを把握し、重点的に対策を立てる論点を決めること。

データ分析に入る前に、科目設置の目的を確認しようと思います。

□経営情報システム 科目設置の目的□

・情報通信技術の発展、普及により、経営のあらゆる場面において情報システムの活用が重要となっており、 情報通信技術に関する知識を身につける必要がある。
・また、情報システムを経営戦略・企業革新と結びつけ、 経営資源として効果的に活用できるよう適切な助言を行うとともに、必要に応じて、情報システムに関する専 門家に橋渡しを行うことが想定される。
・このため、経営情報システム全般について基礎的な知識を判定する。

この目的から、ITの基礎的な知識を問う試験であることがわかります。
データ分析からも基礎知識の重要さがわかりますので確認してみてください。

次からはデータ分析に入っていきます。

.
■データ分析■

まずは、科目合格率と平均点の推移を確認します。

情報得点推移
(データ出典:中小企業診断協会・TAC )

年度別の難易度の変化も確認します。
情報難易度
(データ出典:TAC )

この経営情報システムも難易度の変化が激しい科目です。
ここ2年は急激に難化しています。特にAランク問題はは過去10問前後あったのに数問しかありません。

経営情報システムの試験特性として、
知ってますか?と言う問題が多くその場で知識を使って解答することはほとんどありません。

平成21年と平成27年には科目合格率が一桁となるなど大荒れしています。
このような試験特性において荒れたのは、
そんな論点テキストに掲載されてない
となったことが考えられます。実際、私も何これ?知らんとなったのを覚えています。

■分野別出題頻度・ランク分析■

次は、IT基礎知識とIT応用知識に分けて分野別の出題数と難易度を確認します。

情報分野別の出題数
情報分野別の難易度
(データ出典:TAC )

IT基礎の方が出題数が多く、簡単であることがわかります。

過去の傾向では基礎の方が出題数が多いのですが、去年逆転しています。

基礎的なIT知識を問う試験であると目的では書かれているのにです。
IT基礎知識は過去問とテキストで対策ができる分野ですが、IT応用は対策がほぼ無理な分野になります。
碧の記事でもこの応用分野をバッサリ切ったと書かれています。

平成25年と平成26年と同数のIT応用問題が出題されているのですが、常識的に考えるとこれだよなとなる問題が多かったためです。その問題に対する知識が薄くても正解できるようになってるので、平成25年は平均点が高くなっています。

.
■ 論点別の詳細分析■

過去問を論点別難易度にまとめました。

 IT基礎知識  IT応用知識
・ハードウェア
・ソフトウェア
・データベース
・ネットワーク
・インターネット
・セキュリティ対策
・システム構成技術
・プログラミング言語
・ソフトウェア開発
・経営情報管理
・ガイドライン
・統計解析
・その他

情報論点別の難易度
(データ出典:TAC )

【IT基礎知識】

基本的に難しいことは問われないので、重要なことをしっかり覚える
略語を略さずにに覚える方が、ただ暗記するより覚えやすい。
その時に意識することは、どの論点がどのレベルで問われるのか。そしてそれをいつ覚えるのか。
重要論点は早期に覚えて何度も復習して知識を定着する
下記に各論点の重要な所を過去記事を中心にまとめます。

□ハードウェア□

橋げた構築が間に合わないなら・・・ 最初の橋げた作り
情報:串刺し&ストーリー記憶術 断片化処理
.

□ソフトウェア□

【情報】一筆書き復習法ソフトウェア・ミドルウェア

.□データベース□

【情報】正規化なんて怖くない 正規化
情報システムの3×3(初学生向け) 正規化・SQL
【経営情報システム】超直前総まとめ ~だいじょうぶ、コワクナイ~バックアップ
.

□ネットワーク□

情報:雪だるま式記憶法 VPN
おやじの天敵⇒情報システム OSI基本参照モデル
経営情報システムを得意科目にした、3つのアプローチLANの形態

.□インターネット□

【情報】「稼ぎ科目」にしよう! TCP/IP
【情報】ITが苦手な方の情報対策 SMTP・POP3
【情報】くだらないほど忘れない ゴロ合わせとSMTP・POP等.

□セキュリティ□

おやじの天敵⇒情報システム 公開鍵暗号方式
.

□システム構成技術□

【情報】あと4点を取る直前駆け込み情報! フェイルセーフ
横文字の記憶法 ミラーリング

□プログラミング言語□

【直前期】付け焼刃的経営・情報システム プログラミング言語のゴロ合わせ等

【IT応用知識】

IT応用分野では最新のガイドラインや技術を、いくらでも出題だせるため事前対策が不可能に近い。
また、統計解析もかなんり深い論点が問われることが多く基本正解できない。
でも、26年の問24は運営23年の問17と同じ論点が出題されている。
その中でもソフトウェア開発だけが事前に準備ができる。ここが勝負の割れ目、最後の2択。

.□ソフトウェア開発□

【情報】SEのための情報講座 ソフトウェア開発要注意
暗記3兄弟を単に暗記で留めない理由 Webサービス
【法務】表を作って暗記術 オブジェクト指向・手続き型

.□経営情報管理□

経営情報システムの暗記術:具体例 ソフトウェア開発

.□  ガイドライン及び法律・統計解析□

【情報】データ分析の結果、統計はスルー
情報:統計解析で勝負を挑む! 後半部分を一刀両断
★重箱の隅つつき論点④(最終回)★経営情報システム~どうしても食えない統計学(泣)

.

□データ分析・攻略法□

【情報】データで見る経営情報システム
【数の力】四択vs二択
【情報】苦手な方限定~理屈は後からついてくる
【情報】情報の攻略法というか暗記科目の攻略法
超超直前ウィークスペシャル:情報最終チェック
情報:ITリテラシーの低い私がいかにして経営情報システムを克服したか?
経営情報システム:データ分析による傾向と対策
「情報」が苦手な方の勉強法:メモリボmemoribo活用術

.

■ 今年の試験の難易度など■

一昨年、昨年と難化したから今年は易化と安易に考えると、足下を救われるのが診断士試験。

去年の難化したポイントは

基礎で実務で使用する場合の知識が問われたこと。
応用でクソボールが出題されたことに尽きる。

情報は難しくないが、知らなければ解けないからやっかい。

ITの分野は日々進化しているため、最新情報をいくらでも出題可能だが、
目先の変化に囚われず前半の基礎で稼ぎ、後半の応用を粘って得点する。

では、まとめ。

・情報は前半のIT基本知識が最重要。
・重要論点は早期に覚えて知識を定着させる。
・ソフトウェア開発が最後の2択、点差が分かれる。
・統計は鉛筆転がし。ただし、平成26年のように過去問と同じ問題もある。

byこば

ゆるわだ好きな経営法務

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おはようございます。こばです。

先日、新井選手が2000本安打を達成しましたね。

新井選手は1年目からプレーを見ていますが、ここまでヒットを積み重ねるとは正直想像できませんでした。
Tシャツにもなっているように、本当に驚きです。
新井選手は練習は裏切らないを体現した人ではないでしょうか。

練習をしたら誰でも2000本を打てる訳ではありませんが、練習をしなければ打てない。弱点である守備をある程度克服し、長所である長打力を延ばすことに成功したからこそ2000本を達成できたのではないでしょうか。それ以上に体が丈夫だったことが、最大の長所かもしれません。
これは試験対策でも同じではないでしょうか。弱点をある程度克服し、長所を伸ばす。

いよいよ明日に迫った春セミナーでも、この弱点・長所をどうするかについて考える機会があります。
ここまでの学習の進捗状況を整理して、今後の課題設定をしてみてください。残り約100日をどう過ごすかで、一次試験の合否が決まるといっても過言ではないと思います。

それでは本題のデータ分析に入って行きたいと思います。

まずはこのデータ分析の意義の確認から。

このデータ分析の意義はどこが勝負の分かれ目になるかを把握し、重点的に対策を立てる論点を決めること。

データ分析に入る前に、科目設置の目的を確認しようと思います。

□ 経営法務 科目設置の目的□

・創業者、中小企業経営者に助言を行う際に、企業経営に関係する法律、諸制度、手続等に関する実務的な知識を身につける必要がある。
・また、さらに専門的な内容に関しては、経営支援において必要に応じて弁護士等の 有資格者を活用することが想定されることから、有資格者に橋渡しするための最低限の実務知識を有しているこ とが求められる。
このため、企業の経営に関する法務について基本的な知識を判定する。

この目的から実務で使用する法務知識を問う試験であることがわかります。
民法などかなり幅広く問題を出すことが可能になっていますが、限られた範囲の中から出題されていることが分かります。

次からはデータ分析に入っていきます。

.
■データ分析■

まずは、科目合格率と平均点の推移を確認します。
得点推移
(データ出典:中小企業診断協会・TAC )

年度別の難易度の変化も確認します。
年度別難易度
(データ出典:TAC )

平成23年に平均点が60点を超えていますが、50点台で平均点が推移しています。
これは毎年ABCランクで約80%ほど出題されていることで、安定感のある平均点になっていると考えられます。
運営管理でもABCランクで約80%でしたが、法務の方が点数が低い理由はCランク問題の多さです。

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■分野別出題頻度・ランク分析■

次は、民法、会社法、知的財産権、その他(独禁)等に分けて分野別の難易度を確認します。
法務分野別の難易度

法務 年度・分野別の出題数
(データ出典:TAC )

会社法と知的財産権が二大論点。
会社法の方が出題数は多くなっていますが、難易度の差はほとんどありません。
また、どの分野も最後の2択Cランクの割合が一番多くなっています。
さらに、年度別に分野の出題数を集計すると会社法の出題が直近3年で減少していることがわかります。

.■ 論点別の詳細分析■

過去問を論点別難易度にまとめました。

 民法  会社法  知的財産権  その他 独禁・国際取引など
・ 債権、契約
・ 相続等
・ 株式と株主と計算
・機関設計
・組織再編
・資本市場 倒産
・産業財産権
・産業財産権の侵害
・著作権など
・その他知的財産権
・独占禁止法
・消費者保護法制
・国際取引 (英文契約)
・その他

法務論点別難易度

(データ出典:TAC )

【民法】
企業の契約に関わる論点を中心に押さえる。期限の利益などは実務においても重要論点。
相続は定期的に出題される。中小企業経営・政策の論点とも絡むなど重要ではあるものの、実際に出題されるとほとんどの受験生が正解を導くことができないでいます。ABランクの出題は0。しかし、現実の中小企業にとって事業承継が課題であるため、今後も出題がされることが予想されます。
その他の債権の回収など様々な法律があり、絞ることが難しいため、余力がない人は深追いは厳禁です。自分はここを深追いしたため、重要論点を疎かにしてしまいました。

【会社法】

経営法務において最多出題の分野ですが、最近は減少傾向です。機関設計等は大企業が中心の話になってしまい、中小企業でこのことに悩んでいる会社は少ないからでしょうか。その機関設計の論点をさらに細かく見ると内容はまちまち。道場の過去記事でも言われているように、同じような出題はされない。この点が経営法務の難しいところです。

【知的財産権】

会社法が減少している中、知的財産権は増加傾向です。なんで知的財産権が増加傾向なんですかね。会社法は出し尽くしたからでしょうか。そして、試験委員の先生はこの論点で笑わせにきます。7代目の碧も思わず笑っちゃいそうになったみたいですね。『海老みそプシュー』っと作問した時の先生はどのような気持ちだったのか、とても気になります。
時事ネタも好きです。平成26年は当時話題になっていたゴーストライターが出題されています。
今年の話題は経歴詐称というところでしょうか。

【その他】

この分野は独占禁止法と国際取引の英文契約が多く出題されています。
英文契約は毎年出題されているため、本番でも得点できるようにしたいところですが所詮2マークと割り切ることが大事です。この分野も民法同様にどの論点が出題されるのかあらかじめ予想することが難しい状況です。

■ 今年の試験の難易度など■

今年も経営法務で笑いが起きる。試験委員の先生も何か笑わせなければと意識していると思います
得点は例年通り50点台後半ぐらいで得点収まることが予想されます。
会社法と知的財産権の分野を中心に出題するため得点は安定。
会社法から知的財産権へと出題の傾向が変化しているため知的財産権の分野を重点的に学習しましょう。
過去記事で書かれているように経営法務の学習で大事なのは

過去問を解くたびにテキストに戻って、その論点の周辺知識をセットで暗記

ことが得点力向上の近道です。

では、まとめ。

・今年も笑わせてくれることが予想される。
・得点も例年通り50点後半ぐらいに収まる。
・会社法⇒知的財産権へと出題がシフト。
・同じ問題はでない。過去問+テキストで周辺知識を覚える。

byこば

安心・安全・安定の運営管理

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おはようございます。こばです。

今回は安定の運営管理です。この科目はみんな安心して試験を受けられると考えているのではないでしょうか。
大幅に難しくなることもなく、常に安定した平均点を出しています。
安定しているものの、出題範囲は膨大なのが厄介ですね。
二次試験もあるので、そこそこでいいやともできない。

自分は工場萌えとまでは達していないが、工場や物流現場は好きで、運営管理も比較的得意でした。

 

暗記?理解?この科目はどっちってなることもあるのですが、基本的に学習は問題が解けるようになるまでやる。これだけ。
暗記して問題が解けるならそれで良し。問題を解くために、知識の理解が必要なら理解する。

それでは本題のデータ分析に入って行きたいと思います。

まずはこのデータ分析の意義の確認から。

このデータ分析の意義はどこが勝負の分かれ目になるかを把握し、重点的に対策を立てる論点を決めること。

データ分析に入る前に、科目設置の目的を確認しようと思います。

□ 運営管理 科目設置の目的□

・ 中小企業の経営において、工場や店舗における生産や販売に係る運営管理は大きな位置を占めており、また、 近年の情報通信技術の進展により情報システムを活用した効率的な事業運営に係るコンサルティングニーズも高まっている。
・このため、生産に関わるオペレーションの管理や小売業・卸売業・サービス業のオペレーショ ンの管理に関する全般的な知識について判定する。

この目的から、ITの活用の重要性を読みとることができ、出題数も最多になっています。
今後の現場オペレーションを改革するためには、ITの活用は不可欠でしょう。

次からはデータ分析に入っていきます。

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■データ分析■

まずは、科目合格率と平均点の推移を確認します。

運営管理得点推移

(データ出典:中小企業診断協会・TAC )

年度別の難易度の変化も確認します。

運営管理年度別難易度

(データ出典:TAC )

過去10年の平均点が61.4点台と科目合格ラインを超えており、得点も安定しています。
毎年、ABランクでほぼ50%の出題になっていることで安定した平均点に収まっていると考えられます。
このことから運営管理が安心・安定科目ということが言えます。

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■分野別出題頻度・ランク分析■

次は、生産管理と店舗・販売管理に分けて分野別の難易度を確認します。

運営管理 分野別難易度

(データ出典:TAC )

どちらの分野もABC問題が多く約80%の出題数を占めているため、科目として得点が取りやすくなっています。
生産管理の出題が多いものの、店舗に比べてやや難しい状況になっています。

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■ 論点別の詳細分析■

過去問を論点別難易度にまとめました。

 生産管理  店舗・販売管理
・生産概論
★レイアウト
★★生産方式
★VA/VE
・生産技術
★★生産計画
★資材/在庫管理
★IE
★品質管理
・設備管理
・廃棄物管理
・生産情報システム
・まちづくり三法
・立地など
★店舗
★商品予算管理
★価格設定等
★物流
・JANコード
・販売データ分析
・販売システム

運営管理 論点別難易度

運営管理 論点別出題数

(データ出典:TAC )

【生産管理】

どの論点からも満遍なく出題され、Cランク問題もバランス良く出題されています。
このため、重要論点だけに力をいれても得点の伸びは期待できない。

そうなると二次試験で使う知識が何かを逆張りして、そこを重点的に暗記・理解する方がお得。

理解するべきことは、人やものの流れと情報をどう計画・実行・統制するか。その先の品質・コスト・納期の基準をどう守るか。さらに、理想的な現場がどういうものか、新規業務や業務量が増えると現場がどう変化するのかまで理解しておく。
そうすると生産管理の分野だけでなく、事例Ⅲが得意になる可能性が高まります。

【店舗・販売管理】

店舗・販売管理は生産管理に比べて、論点数が少なく取り組みやすいと思います。
店舗・商品予算管理・価格設定等・物流はABランクが多く、確実にとらなければならない論点です。
その反面、まちづくり三法やJANコードなどは対応しにくい。

店舗は用語を知っていれば解ける問題が多く出題されています。

商品予算管理はGMROI・基準在庫高などの計算問題が頻出。ここができないと得点に差が出る。
公式をそのまま覚えると難しいのですが、この式が意味することは何かを基に計算式を変換すると、めちゃめちゃ覚えやすくなります。

私もハカセの記事を読むとなんだその程度の公式かと思えて、超簡単に思えてきました。
百分率変異法は名前は仰々しいですが、ふたを開けるとどんぶり勘定です。
『売上の伸びの半分ぐらい在庫増やして持っていたら安全かな』って公式です。
そんなざっくりででいいのかって思えますが、試験ですので気にせずにおきましょう。

物流は似たような論点が繰り返し問われている。特に物流ABCはほぼ毎年問われています。出題者側が財務会計とも繋がっている論点だぞって教えてくれているのかなと思います。

情報系の問題も多く出題されているのですが、何でも問題できてしまう領域で事前対策が難しいかと思います。その中でもトレーサビリティ・EDI・POSは比較的繰り返し問われています。

■ 今年の試験の難易度など■

去年と比べると得点はやや下がると思いますが、60点ぐらいに収まると考えられます。
この科目で大幅な傾向の変化は考えにくいです。

安定科目であることに甘えることなく学習しておいた方が、夏以降の戦いを有利に進められると思います。
そして、運営が得意でも事例Ⅲが得意とは限らないのは問われ方の違い。

一次試験で問われるのは、知識のぶつ切り
二次試験で問われるのは、知識の繋がり

この違いを意識して学習を進めると、より効果が高まると思います。

最後に、5Sについて話したいと思います。
整理・整頓・清掃・清潔・躾
の頭文字をとって5Sとなりますが、明らかに最後の躾だけ内容が違います。

じゃーなぜ、最後に躾がはいるのでしょうか?
4つより5つの方がゴロがいいからだけかもしれませんが・・・

それは現場で求められることが

『決められてこと決められた通り、淡々と確実に実行すること』

だからだと思っています。

自分だけのナイスアイディアで勝手にやりましたなんて論外。

そこに感情が介入する余地はないのですが、人間が仕事をしているためややこしくなる。

・きつい・辛い・めんどくさい・嫌い・暑いなどなど

それを実行統制することがこれまた難しい。

これって二次試験の当日に似ているなと書いてて感じました。
では、まとめ。

・去年より得点は下がるが、安定の60点に収まると考えられる。
・生産管理は論点を絞りにくい、二次試験に直結する論点を重点学習。
・店舗管理は簡単な論点と難しい論点の差が明確。
・現場では決められたことを決められた通り実行する。

byこば

これは日本語なのか?
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おはようございます。こばです。
このシリーズも3回目になります。今回は企業経営理論です。多くの人がまず初めに勉強する科目でしょうか。この経営は過去問を解いて『これは日本語なのか?』と感じる人が大勢いるのではないでしょうか。自分もそうでした。
スピ門から過去問に勉強を移行して驚愕く、このレベルの違いは何なんだ・・・
7代目のたきも同じように感じたみたいですね

この科目にどう取り組むべきか。
診断士になるのであれば、この科目を得意にしたいところですが、あまり高得点は望めない科目でもあるので悩ましい限りです。

 

それでは本題のデータ分析に入って行きたいと思います。

まずはこのデータ分析の意義の確認から。

このデータ分析の意義はどこが勝負の分かれ目になるかを把握し、重点的に対策を立てる論点を決めること。

データ分析に入る前に、科目設置の目的を確認しようと思います。

□ 企業経営理論 科目設置の目的□

・企業経営において、資金面以外の経営に関する基本的な理論を習得することは、経営に関する現状分析及び 問題解決、新たな事業への展開等に関する助言を行うにあたり、必要不可欠な知識である。
・また、近年、技術 と経営の双方を理解し、高い技術力を経済的価値に転換する技術経営(MOT)の重要性が高まっており、こう した知識についても充分な理解が必要である。
・このため、経営戦略論、組織論、マーケティング論といった企 業経営に関する知識について判定する。

財務の視点以外からの経営分析が必要であると言っている。経営資源のカネ以外である、ヒト・モノ・情報について学習するのが企業経営理論。
その中で技術経営は重要な論点に位置づけられています。試験委員の先生は中小企業は下町ロケットのような町工場のイメージなんですかね。
次からはデータ分析に入っていきます。

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■データ分析■

まずは、科目合格率と平均点の推移を確認します。

経営推移

(データ出典:中小企業診断協会・TAC )

年度別の難易度の変化も確認します。

経営年度別難易度

(データ出典:TAC )

過去6年は平均点が50点台で推移しています。安定している半面、高得点も期待できないと言えるでしょう。
毎年、ABCランクがバランスよく出題されていることで、この安定した平均点に収まっています。
この傾向から企業経営理論は、大成功も大失敗もない科目と言えます。

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■分野別出題頻度・ランク分析■

次は、経営戦略・組織・人事労務・マーケティングに分けて分野別の難易度を確認します。

経営分野別難易度

(データ出典:TAC )

経営戦略とマーケティングの出題が多く、また難易度も比較的低くなっています。
組織・人事労務は出題が少なく、難易度が高い。この傾向は過去から変わっていません。
特に、人事労務に関してはAランク問題が1つもない状況です。
この分野は社労士資格として単独で成立するほど奥が深くなていて、事前の対策が難しいです。
二次試験にも関係なく、出題されても4マーク約10点と割り切って捨てることも作戦の1つです。

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■ 論点別の詳細分析■

過去問を論点別難易度をまとめました。

 経営戦略  組織・人事労務  マーケティング
・経営概論
★成長戦略
★★競争戦略
★技術経営と外部連携
・ガバナンス他
★組織構造論
★組織行動論
・人的資源管理
・労働関連法規
・マーケティング概論と戦略
★マーケティングリサーチ
★★4P戦略
・関係性マーケティング

経営論点別

(データ出典:TAC )

【経営戦略】

経営戦略の知識は二次試験の土台。
一次試験の問題を解きながら、きっちり基礎固めすること。ここがおぼつかないと与件文の理解・分析が厳しくなります。
最多出題が技術経営と外部連携。目的条文に掲載された論点だけあって一番多くなっています。
競争戦略が次に多い、成長戦略と合わせて、きっちり覚えて理解しましょう。
この競争戦略で重要な人物がポーター先生。
ポーター先生から試験合格への差別化戦略を学ぶ。さらに余力があれば、どう二次試験でどう活用するのか検討しておきましょう。経営はいろんな外国人の先生が登場するので、顔を見てイメージで覚えましょう。

また、平成26年の事例ⅡではPPMの知識が直接問われることもあるので、知識が曖昧だと厳しい結果になってしまうかもしれません。二次試験で5フォースに当てはめて状況を分析しなさいなどの知識問題が出題されてもおかしくはないのかなと思います。

【組織】

組織の論点としては組織構造論と組織行動論の2つ。
しかし、組織は難しい。
一次試験で正解できることも重要だが、正解できるだけでなく知識をきっちり理解する必要があります。

組織構造論は事例Ⅰで必須な知識です。
チャンドラー先生の『組織は戦略に従う』はニ次試験でも良く使います。
個人的に好きな先生はバーナード先生です。
共通目的・貢献意欲・コミュニケーションの経営組織の成立条件は深いですよね。

組織行動論のモチベーション理論は外人顔シリーズの見せ場。とにかく顔と名前とセットで覚える。
そして、Joan Woodwardの考えに想いを馳せましょう。

【マーケティング】

マーケティングはやっぱり4P戦略。製品・価格・チャネル・販促の4つが重要。
製品はさらにブランド等の細かい論点に分かれるため、深堀が必要です。
この知識は事例Ⅱのマーケティング戦略の切り口として活用します。
特に去年の平成27年の問題ではしつこく聞かれた論点です。

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■ 今年の試験の難易度など■

この科目は難化も易化もしないと思います。
例年と同じように50点後半の平均点に落ち着くことになるでしょう。
その安定した難しさをどう乗り越えるか。

その答えは過去問の中にあると思います。
この科目は単なる知識の暗記や理解だけでは得点しにくく、試験問題に応じた対策が必要になります。

・どの論点が問われているのか気づくセンス
・そのセンスを裏づけする知識
・どのようにひっかけてくると間違えるのかの作問者視点

これらの切り口で過去問分析してみてはどうでしょうか。
8月6日、知識から逃げなかったその先にあるものが何か自分で確かめてみましょう。

では、まとめ。

・今年も変化なく低位安定得点が予想できる。
・ポーター先生から差別化戦略を学び試験に活用する。
・組織論は顔とセットでイメージで覚える。
・マーケティングは4P戦略。
・知識から逃げない。センスを知識で裏づけ。

byこば

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今年は難化確実の財務会計
でも、財務得意なら事例Ⅳで一発逆転が可能

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おはようございます。こばです。球春到来し、野球ファンにはこれから楽しい季節ですね。
去年は勉強をしていたため、1回も野球を観に行けなかったな。去年のこの時期と言えば、診断士試験に革命が起きた時期ですね。得点開示ができることが判明した時期です。それで事例Ⅳで一発逆転も可能と判明し、事例Ⅳ対策にめっちゃ注力したのに・・・

話は変わり、春分の日の3連休に名古屋に行ってきました。名古屋と言えば和尚。
和尚にいろいろな珍スポット、名古屋に来た人が一般的には行かないような場所に連れて行ってもらいました。

和尚と言えば財務で一発逆転。道場で財務の話中心の和尚ですが、道中は恋愛トークがメインでした。
この記事の写真は和尚が四日市港まで車を走らせて撮っているとのことでした。
さすが和尚、目に見えない部分にも手を抜かないなと感心しました。(笑)
その旅行の途中に財務の話も少し。
決算書から過去の会社の状況・はたまた社長の性格までわかるということを教えてもらいました。
簿記3級すらない財務素人の私としてはまさに目から鱗。
事例Ⅳ対策はかなりやりましたが、経営分析でそのような切り口で財務諸表をみたことはありませんでした。
財務の奥深さを改めて思い知らされた次第です。
 そのことについては和尚がこのブログで書くでしょうから、ここでは割愛します。

それでは前置きもこれくらいにして本題に入っていきたいと思います。

前回も書きましたが、大事なので再度書いておきます。
このデータ分析の意義はどこが勝負の分かれ目になるかを把握し、重点的に対策を立てる論点を決めること。

データ分析に入る前に、科目設置の目的を確認しようと思います。

□ 財務・会計 科目設置の目的□

・財務・会計に関する知識は企業経営の基本であり、また企業の現状把握や問題点の抽出において、財務諸表等による経営分析は重要な手法となる。
・また、今後、中小企業が資本市場から資金を調達したり、成長戦略の 一環として他社の買収等を行うケースが増大することが考えられることから、割引キャッシュフローの手法を 活用した投資評価や、企業価値の算定等に関する知識を身につける必要もある。
・このため、企業の財務・会計 について知識を判定する。

この目的からも一次財務、二次事例Ⅳの頻出論点である経営分析の重要性を感じますね。

このデータ分析シリーズをしていてたった二科目目ですが、
以前から感じていた、この中小企業診断士試験の不条理さの謎が少し解けたような気がします。

なぜ、こんなにも科目・年度ごとに得点がばらけるなど不確実性が高いのか。

作問者からの熱いメッセージ、

不確実性の高い経営環境に置かれる企業に対して、
診断士として助言をするのなら
試験の不確実性を乗り越えるための対策ができずにどうする。

ということではないでしょうか。
本題から離れてしまいましたが、次からはデータ分析に入っていきます。

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■データ分析■

まずは、科目合格率と平均点の推移を確認します。

財務会計の傾向
(データ出典:中小企業診断協会・TAC )

年度別の難易度の変化も確認します。

財務会計年度別難易度

(データ出典:TAC )

このデータの変遷からわかることは易化した年の翌年は必ず難化していることです。
平成17・21・25年と過去3回で60点以上の平均点になった後は約10点ほど平均点が下がっています。
このことからも今年の財務会計が難化することを予想することが無難となっています。

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■分野別出題頻度・ランク分析■

次は、制度会計・管理会計・ファイナンスに分けて分野別の難易度を確認します。

財務会計分野別難易度

(データ出典:TAC )

このデータから言えることは管理会計が比較的取り組みやすいものの、出題数が少ない。
制度会計とファイナンスは出題数が多いものの、難易度が高く勝負の分かれ目になるということ。

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■ 論点別の詳細分析■

道場の過去記事の論点で過去問の論点別難易度をまとめました。

制度会計 管理会計 ファイナンス
★★経営分析
★BS・PL作成
・CF計算書
・会計規則
・その他制度会計
.
★CVP分析
・利益差異・セグメント損益
・業務的意思決定
・構造的意思決定
・原価計算
.
・株価の計算
★DCF法(企業価値)
・資金調達
・証券リターン・リスク
・CAPM
★デリバティブ

財務会計論点別難易度

(データ出典:TAC )

【制度会計】

経営分析は必ず当たり前に正解する。二次で使用するため、計算だけではなく、分母分子の項目の説明もできるようにしましょう。
簿記論点の得意不得意で点数の差がつく。

最多出題数を誇る会計規則は超難問揃い、差がつかない論手かというと意外とCランクが多数。
勝負の別れ目になること必至。
しかし、対策が非常に難しい。過去問と同じ論点はまず出ない。
二次試験でもまず出ないが、難問とあきらめ80点満点で勝負するよりも、

今年は出題数が多いファイナンスリース・税効果会計などを周辺論点も含めて確実に覚える方が無難。

去年、私は会計規則の勉強について、道場に質問してまでかなり行ったが出題実績なし。
あの勉強時間はなんだったのか

【管理会計】

CVPNPVの情報システムっぽい用語の論点が最重要。事例Ⅳでも頻出論点。
特にNPVが得意になると複数論点の問題に対応可能になり事例Ⅳ荒稼ぎ。
財務得意な方限定ですが、事例Ⅳ対策も兼ねてイケカコをやるのもあり。
このイケカコで学ぶことは、どのように解答するかではなく解答するために必要な情報を読み取る力
この力が事例Ⅳの得点差。

【ファイナンス】

証券リターン・リスクMM理論企業価値、CAPMデリバティブなど頻出論点多数。
デリバティブは去年の出題が0なので、要注意。
問題の形式に慣れれば、そこまで難しくない。

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■ 今年の試験の難易度など■

今年はまず間違いなく、難化します。去年並みに簡単と考える方が無理がある。
今年の試験は80点満点と思えるような試験の可能性も十分あり得る。
見たことない会計規則が怒涛のように問われ、試験前半でパニックになるようなことも。

そのことを踏まえてタイプ別に対策を考える。

■財務一生お友達タイプ■

財務会計を毛嫌いするタイプ。

財務会計だけで合格点を確保しないと割り切って、他の科目に注力するのが大事。

それでも40点未満になったらそこで試合終了。

そうならないために、AB問題・頻出論点に注力する。その上で試験当日をどう乗り越えるか。

まずは足切りにならないようにベタ問10マークを確実に当てる。

その上で悩みどころの最後の2択に時間をかけて少し得点上乗せ。DE問題は解かなず時間を他の問題に時間を回す。

■財務片思いタイプ■

財務会計が比較的得意なタイプ。

論点別に勉強するのではなく、年度別に時短で過去問解答がおすすめ。
時短で解くと意外なところでミスするもの、その状況が本試験と似ている。

試験本番での計算処理能力を高めても、簿記知識に欠けるようだと足元がすくわれる可能性あるので要注意。

問題がでる会計規則の勉強法をどうするか。
同じ問題はまず出ないので、地道に周辺論点まで勉強する。
簿記1級用テキストの『究極の会計学理論集』がおすすめ、だけど深追いはダメ。

■財務相思相愛タイプ■

このタイプは税理士や簿記1級取得者のため、対策は割愛します。

では、まとめ。

・今年の財務会計は難化が確実に予想できる。
・財務が得意なら事例Ⅳでの一発逆転も可能。
・試験当日は、足切りにならないように当たり前10マークを死守する。
・時短回答で試験本番に起きるミスを想定する。
・高得点の境目は会計規則の適切な対策、だが深追いは厳禁。

byこば

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東京にて、1次試験受験者にとって天王山となる、5月から8月に向けての1次対策セミナーを開催します!

日時:4月29日(金)14時〜

場所:中央区日本橋公会堂

募集開始したら、再度ご連絡しますね!

7代目かおりんの司会で進行予定です。

お楽しみに!

katsuです。

渾身の徹底論点整理シリーズ経営情報システム」の第二弾です。

第一弾では、まっすーにより略語がまとめられました。頻出論点から目を通しておくとよいと思います。

また、経営情報システムの道場マイベスト記事も5/19にUPされておりますのでまだ見ていない方はご覧ください。

前回の運営管理の記事でも、少し書きましたが私にとっては「経営情報システム」得点源としようとしていた科目です。

しかし、得点源とするどころか本試験では60点を下回った唯一の借金科目となってしまいました。

今回も敗因分析をするとともに、経営情報システムという科目がどういう科目なのかを分析していきたいと思います。

 

◆経営情報システムという科目◆

コチラの記事(A~Eランクの意味も参照)で23年のときのデータがまとめられています。まずはご参照を。

上記の平成24年度は難易度ランク(A~E)を見ていくと、平成23年よりは難化しましたが、平成20・21年ほどの難化とはいかず22年くらいのランク構成だったといえます。

Bランク問題が減少し、Dランク問題が増加しました。それでもA・Bランク問題が全体の半分を占めています。

しかし、今年はこういった難化に加わえさらに大きな変化がありました。出題分野に変化があったことです。

わりと得点源となっていた「開発」分野での問題がかなり減少し、ランク的にも難しい経営情報管理(ITがらみの出題も含む)、ガイドライン及び法律からの出題が増加しています。

先ほどの難易度ランク表には大きな変化がなかったことから、うまく対応した人が多いと思いますが、人によってはやりにくく感じた人もいたかと思います。

また、わりとケース的な問題も多かったのも特徴的だと思います。IT関連の仕事をされている方にとっては有利?に働いていたかもしれません。

さて、次に私の得点分析ですが・・・

Aランクはしっかりとれましたが、Bランクではイージーミスもあり、B・Cランクはイマイチでした。Dランクが2問取れていたのは悪くなかったのですが、B・Cランクはあと1問づつは取れたのではないかと感じています。

 

◆答練できた≠本番できる◆

現在まさに答練などアウトプットの時期だと言えると思いますが、「答練できた!」からといって「本試験でできる」とは限りません

このことを一番感じたのが、経営情報システムです。

私の本試験での得点は答練ができたことへの気の緩みがまたも大きな原因だったと思います。

<答練~本試験までの得点推移(katsu)>

完成答練91点。このまぐれあたりが命取りに・・・。

運営管理と同様で、模試で68点と下がっていたのですが得意科目だから大丈夫!とまた原因を全く分析しなかったのです。

では、なぜ点数が下がったのか??

前回でもでてきましたが、「疲労」が原因としてかなりあると思います。

模試の時点でも、やはり2日目は疲れました。しかし、家で受験したためか多少余裕はあって、情報システムはあと1問で70点だったため、模試の時点では本試験の恐ろしさは知り得なかったのです。

(通信生・独学生の方へ、模試は自宅受験ではなく教室受験が絶対オススメです。申込みが終わっていたり、どうしても無理な場合は家でなく、図書館などを利用して、当日と同じタイムスケジュールで解いてみましょう!)

本試験では余裕は全くありませんでした。

1日目の2科目めで相当のショックを受け、残りの科目をなんとか食らいつこうと集中力をすり減らし、そして2日目2科目めの「情報」ではかなりボロボロの状態でした。

最後の1科目である「中小」は苦手科目ということもあり細心の注意を払いながら、じっくりと解けました。「この1科目で終わりなんだ」ということも支えにしながら・・・。

「情報」は疲労感謎の自信によってかなりの大胆さ、むしろテキトーさで解答していたと思います。

そのせいで注意すれば感じ取れる違和感を全く無視して、知識で2択までは絞り込めたとしてもバンバン外し、バンバンと失点していったのです。

今覚えば、この違和感にきづく察知力、弱い根拠を見出して正答に至る「勘」みたいなものが、私の「経営情報システム」の得点の源だったのです。

完成答練のあとは、「勘が冴えわたってたなぁ~」と実感していたのに、いつしかそれを実力だとまさに「勘違い」してまったのです。

疲労と戦える能力、本番で対応できる勘のような力、これも実は大切な「実力」です。

これらを意識できず、慢心を抱いてしまったのが最大の敗因ではないかと思います。

 

 ◆勘で解く!!◆

他資格所持者やIT専門の人以外は、Cランク以上となると、全て知識で解くというのが難しくなってきます。

そして、知識がないのに無理に知識で解決しようとするとひっかけの選択肢にひっかってしまうことがあります、

これにひっかからず、選択肢の違和感などにより、「これが怪しいのでは?」みたいな感じでアタリをつけてから考えるということがと正答へとつながることもあるかと思います。

また、順序をつける問題においては前後を論理的に考え「コレの前には必ずコレがないとダメだ」とかを考えてみると正答にたどりついたりします。

まずは、基礎知識をガッチリつけた上で難しい問題にはこういったテクニックでさらに点数を積み上げていくことも必要かと思われます。

昨年の過去問を題材にいくつか例を紹介していきたいと思います。

 

まずは、シンプルなところで・・・問12問(C) 

ア~ウは言い切りの形となっています。しかし、エの選択肢だけが、は「できる」という語尾で断定の形なっていないのでエが○かもしれないとアタリをつけてみてから読みに行くという方法です。もちろん「できる」の選択肢が×でなさそうだという確認は必ず必要です。

これは出題者の心理的に、○の解答だけ逃げてしまい断定にできないんじゃないかというところをつく方法です。

かなり根拠は薄いので全然分からない時の最後の手段として利用すべきです。

4つの選択肢をテキトーに塗るよりはよいかなというレベルのテクニックだと思います。

 

次に、もうちょっと根拠がある方法で・・・第19問(C) 

<作業の実施順序>のところで4.SaaS提供者の免責範囲の定義というところにまず違和感を感じます。なぜ4を空欄にしなかったのか?という違和感です。

そこで、きっと4はヒントになると考え、【空欄に入る記述群】を見ると、③に役割/責任分担の定義というのがあることに気づきます。

免責=責任の免除ですので、通常「責任の分担」を定義してから「免責」を定義すると考えられます。原則→例外みたいな手順ですね。

なので、Cには③が入らない → するとアとウは×と考えられます。

さらに、残った委託内容/範囲の定義サービスレベルの定義のどちらを先にするかと考えたときに委託内容/範囲の方がより大きい定義に思えるため先に定義するということでイを選ぶ。

ちなみに第13問(C)前後関係を論理的に考えれば解ける問題だと思います。

 

今回紹介した3問を実は本試験では間違えてしまいましたが、こんな風に解いていれば私も合格ラインはクリアできていたかもしれません。

疲れている中でもこういったことが冷静にできる心構えが必要だったと感じています。

 

◆初学者は「60点」がちょうどいい◆

この科目にはIT業界で働く受験生がかなりおり、難しい情報処理技術者の資格を持っている人も結構います。(この記事でも紹介。)

まっすー記事で紹介していた応用情報技術者試験も難易度は高いです。

こういった方々にとっては「情報」はもちろんかなりの得点源であるといえるでしょう。

しかし、それ以外の初学者はあまり点を狙うべきでない科目、それがこの科目だと思います。

なぜかというと、前述の資格を所持している方々に得点を取らせないように難しい問題を多めに作成しているからです。特に最後の出てくる2問の統計(今年は2問ともEランク)は、こういった方に満点をとらせないためにあるといっても過言でないかもしれません。難しい問題の対策をしていたらキリはありません。情報処理技術者試験も数々あり、参考とする問題はたくさんあるでしょう。

一方で、初学者に対しては足切りなどを回避させる都合もあって簡単な問題も結構多めに用意してくれています。つまり、問題ごとの難易度の幅が広いのがこの科目の特徴とも言えます。

もし初学者が、完成期の答練や模試で高得点を取ってしまったとき要注意かもしれません。それは私のようにがものすごく働いただけでということであって、本試験では疲労によりそれが働くかはわからないということを忘れないようにすべきだと思います。

よって、初学者はA・Bランクで約5割Cランクをあと半分くらい得点して60点を目指すのがよいと思います。

平成20・21年のようにさらに難化した場合には50点前後となってしまうこともありえますが、その時には他の科目が易化すると思いますので、その辺でバランスをとるしかないと思います。

易化した科目で点をとれるように苦手科目をつくらないことに注力する、そういった意味でも、経営情報システムはほどほどで「60点」を目指すのがよいのではないかと思います。

 

◆ま と め◆

「経営情報システム」は資格所持者・IT関係を仕事している方以外は得点源と思わない方がよいです。

初学者はA・Bランクをガッチリ+Cランクを半分→「60点」狙い!

さらに、当日うまく「勘」が働かせることで60点+α積み上げる!

私の場合は「勘」こそが私の「情報」での得点の源であることを忘れて、実力があると勘違いし、さらに疲労に負け、問題文などからいろいろと察知する努力を怠り、60点を取れなかったのだと思います。

本試験までは、あまりに勘に頼ることなく、コツコツと知識をつける地道な学習をしていって欲しいのですが、やはり実際の本試験では、意外とこの「勘」が重要です。

答練・模試などで、現在の知識でわからないことに関してはこのような「勘」がどう使えるのか試してみてください。

ちなみ今週は「経営法務」の週でもあると思いますが、「経営法務」に関して、「本試験会場において目の前の問題に対し、頭の中にある知識を適切に組み合わせたり類推したりして応じる力」=「現場対応力」この記事で紹介されています。(経営法務のマイベスト記事にも選出しました。) 科目は違いますが本試験の対応として参考になる部分があると思いますので、興味のある方はぜひ見てください。

また、これから1ヶ月もすれば模試の時期となると思います。

模試は答練とはまた違います。体力も計算して、本試験さながらの意識で取り組んで欲しいと思います。

模試も意識した取り組みも今から少しづつ考えてみてください。

 

それでは、また。

by katsu

こんばんはJCです。

昨日はこの一発合格道場で知り合った方々と赤坂のこのお店で飲みました。
というか食べまくりました。すごく楽しかった~!そのあともIrish Barbeerで我々の今後について熱く語りました。
本当に楽しかったです。KさんHちゃんMさんありがとう!
この方々とお知り合いになるきっかけはコメントだったんですよね。僕の記事に質問を頂いて、それにお答えしているやりとりをしているうちに。 
そんなわけで、今では、すごく仲良くさせて頂いています。
ですので、みなさん遠慮なくコメントして下さいね。できるだけ早くお返事をするようにメンバー一同心がけていますからね。

◆1次試験7科目の対応◆
「苦手科目を作らない!」というのは、道場メンバーの一致した意見みたいですね。
これは1次試験が全ての科目で40点を下回らずに平均60点、合計420点をクリアするという合格基準の立てつけからも、考えることができると思います。
40点でクリアする科目があるとすれば、どこかで20点分挽回しなきゃですよね。これがなかなか簡単ではないshock
どうしてかって言うと、本試験は毎年毎年びっくりするくらい傾向が変わるから。診断士試験が科目合格者数を発表し始めたH19年からの各科目と総合格の合格率をグラフにしてみました。


◆科目合格率と難易度◆

受験者数に対する科目合格者数、つまり科目合格率はその年の科目の難易度を計るにはちょうどいい。科目合格率が低ければ地雷科目合格率が高ければ天使エンジェルだったと言えます。例えば今年H22の経済の科目合格率は6.07%。前年の38.94%に比べると急降下しています。どれだけ難化したかがよく分かると思います。さらに言えば、H22の経済は4点の得点調整をした上での数字ですから、調整がなかったら、科目合格者数及び総合格者数は極めて少なかったんだろうと思います。強烈な地雷でした。でもH21も中小は2.89%、情報は3.84%だったので、やはり僕も感じた通り、この2科目はH21受験者にとってはかなりの地雷(それも2個)だったようです。

◆総合格率との関係◆
科目合格率がこんなに激しい凸凹のグラフとなっている一方で、総合格率は20%~15%くらいで比較的安定して推移しています。つまり、各科目が勝手に簡単にしたり難しくしたりしているわけではなく、かなり意図的に今年は経済を難しくしようとか、その場合には中小と情報は易化させようという全体感を保った難易度調整のフォーメーションが作られているのはまず、間違いないでしょう。全科目が超難しくなってしまっては合格者が出なくなっちゃいますからね。

◆難易度の変化は予想できる?◆
僕も本試験前には、1次の各科目が易化するのか難化するのか、とても興味eyeがありました。自分なりに予想をたてて、1次を突破するための得点目標を立てていました。僕がH21の1次を受験する際に目標とした点数はこんな感じ。
ここ数年、経済はずっと易化が続いていたので、難化すると読んでいました。(これは1年遅れて実現しましたが)
財務は得意分野とは言いながら、極端に難化すると、何が起こるかわからないので60点で控えめに。
運営・法務・情報貯金科目と踏んでいたので65点
経営・中小は貯金科目とは思いながらも、重箱の隅をつつかれたら答えきれないので60点で合計430点を取ろうという皮算用でした。
でも、結果はこんな感じ

    目標  得点  乖離
経済  55   76   21
財務  60   96   36
経営  60   68   8
運営  65   73   8
法務  65   79   14
情報  65   52  -13
中小  60   68   8
合計  430  512   82

結果を見るとわかる通り、僕の予想は全く外れています。この記事のタイトル「難易度の変化は予想できる?」に対する僕の答えは・・・
予想できない!です。
H21は経済・財務は超易化→これは上の科目合格率のグラフを見てもわかりますよね。一方情報・中小は超難化→これもグラフが如実に表しています。H22は中小と情報を除く科目がすべて難化、特に経済は超難化という傾向になりました。H22に関しても経済は横ばいと考えた人たちが多かったのではないでしょうか?業界でも「経済を試験科目にするのはどうよ!?」という意見があるようなことも聞いたことがあるので、今年のような経済の難化を予想していた受験機関はないんじゃないでしょうか?
じゃあ、H23の1次がどうなるという問題に対しては、感覚的には経済は易しくなりそうな気がするし、経営・運営はずっーと横ばいなので、何が起こるかわからない。財務はきっと難しくなる…そんな予想を立てることはできるし、僕も立てたんだけど…
上に述べた通り、僕の予想は全く外れています。結局はどこが難しくなるかは予想がつかない
試験を作る側は当然、受験生というか受験機関がどう読んでくるかを考えながら、そこから外そうという努力もしてるんじゃないかという勘ぐりさえ入れたくなります。
更に言うと、どの科目も難しくしようとすれば、簡単に難しくできる。だから、どこに地雷が埋められても対応できるようにするために、苦手を作らないという姿勢が必要です。
苦手をつくらないための勉強法はこの2-3週間でメンバーみんなが、こんなふうとかあんなふうとか、ほかにもいろいろ語っていますので、ぜひ参考にしてね。

こんにちは、ふうじんです。

試験まであと2週間。計画通り着々と学習進行中の方、事例に開眼したばかりの方、まだ五里霧中の方、それぞれ多様と思いますが、2次筆記試験日10/24(日)はあと14日後に確実にやってくる。

正直言って、ここまで来ると私たちが何かお役に立てるか、というとほとんど何もありません。とはいえ今日のテーマは恐れ多くも

 事例I  難易度勝手に 大予想 (五・七・五)

この予想、決して冗談で言っているわけではないが、かといって大真面目でもない。なぜなら、素人の予想など当たるわけがないし、当てることに意味はない。しかし「本試験で何が起きるか?」をあれこれ予想してから本試験会場に向かう人と、ただひたすら必死に問題に立ち向かう人で、合格可能性に天地ほどの開きがあるのは恐らく事実。

他人の意見に左右されるタイプの方は、ブラウザを閉じ、この先の記事は読まないことを強く推奨します。このあと何が起きても、私たちは責任取ることができませんから。ただ他人の多様な意見を呻吟し自分の見識の幅を拡げる力を備えた人であれば、この記事には「合格可能性の向上」に役立つ情報を含めてあります。
  

■事例Iはなぜ難しい?■
世に言い尽くされたことですが、事例Iは難しい。その理由は、「解答要求がわかりにくい」「学術用語がわかりにくい」「制約条件を見過ごして大幅減点」など多々あるけれど、とにかく難しい。事実、私たちが受験時に読んだ合格体験記や受験対策本では、

事例Iが終わるなり周囲に空席が目立ったchair
難問にぶつかるあまり、感極まって泣き出した人がいたsad

などというエピソードに事欠かなかったほど。

しかし昨年H21年の筆記試験会場では、別に泣き喚く人が出るわけでもなく、退席者もおらず、淡々と事例II・IIIへと試験時間は過ぎていった(事例IVで地獄を見た人は多かったが)。そう、明らかに昨年の事例Iは簡単になっていた
 

■過去のA社の特徴■
ではいつもの通り、過去問からA社の特徴をざっと掴んでおきましょう。

H16年A社
印刷業A社の近年の業績不振に対し、業界構造・組織行動・賃金管理の視点から問題点を指摘し、既存事業の変革と新規事業開拓への留意点をアドバイス。
 
H17年A社★難
携帯電話Webコンテンツ開発を得意とするITベンチャーA社の従業員のモラール低下に対し、組織行動・組織構造の両面から原因と対策を指摘。さらに賃金制度や今後の事業展開上の留意点をアドバイス。
 
H18年A社★難
中堅化学メーカーの子会社である販売商社A社に対し、親会社との関係(組織構造)に留意しつつ海外や新規事業展開の可能性をアドバイス。さらに縦割り組織や再雇用制度のマイナス点に注目しつつあるべき戦略を描く。
 
H19年A社★難
宝飾品販売業A社に対し、既存の店舗展開戦略の検証を経て、旗艦店重視の具体的戦略をアドバイス。さらにモラルサーベイの結果を踏まえ従業員の意識向上を図りつつ、収益構造改善も提案。
 
H20年A社
機内食ケータリング業A社に対し、自社の強みの形成要因を確認したうえで、コスト削減の必要性に対し、組織構造・人事面から現社長の施策を評価し達成策をアドバイス。さらに新規事業進出の成否についてもコメント。
 
H21年A社
和菓子メーカーA社の洋菓子メーカーF社買収につき、組織構造・行動上の問題点の存在を再確認。しかし人材起用を初めとする経営資源の活用により今後の成長戦略の可能性を助言。

む、何か一目ではまとまり・共通性を見つけにくいな・・。

<過去問分析(サンプル)>
・第1問は何かの知識っぽい問題、第2~4問で現状の課題発見と解決策提示、第5問で将来戦略の提示、というパターンが主流。
・一言でいえば企業戦略全般。テーマとして扱う範囲が広大なうえ、解答要求を読む限りでは、どうにでも書けてしまう出題が多い。
・急にマーケ(事例II)・生産(事例III)っぽい記述が出てくることがある。
・一方、出題意図が組織・人事上のどの論点であるかは、暗示であることが多い。

つまり、一見すると多種多様な企業への戦略助言であるが、

既存戦略の(どちらかといえば)問題点を、組織構造・行動の両面から理屈っぽく指摘した上で、今後の成長・改善戦略を何かしらアドバイス

という筋書き自体はおおよそ共通。
そして点差がつくのは、決して「アドバイス」部分ではなく、相手(A社社長)が提示した材料の中からその戦略評価問題点指摘を、作問者の意図した通りに記述できたかどうか。
 

■事例Iの難易度は変化?■
筋書き自体はおよそ共通として、H18年・H19年事例I(の解答要求)が恐ろしいほど難解であるのに対し、H20年・H21年はその道の専門家でなくても日本語として理解可能なレベル。この難易度変化の理由を勝手ながら想像すると、以下の通り。

想像①最終作成者変更説
事例問題の作成が、「試験委員数人で骨子を作成」→「そのうちの誰かが最終決定」の手順で行われているとして、「最後の担当者」がH20年は交代したのでは、という説。

想像②やりすぎて点数低すぎたので反省説
H17・H18・H19年の事例Iはどう答えていいやら判定不能な出題が必ず1問は存在。一方、H20・H21年は全く歯が立たないというほどではない。出題方針そのものがH20から軟化した、とする説。

想像③ネタギレ説
さすがの事例I出題委員も、個人の力では突き抜けたアイデアはいずれ枯渇する、という説(収穫逓減)。この場合、組織の事例Iなだけに、組織力を活かして急激に難化、という恐ろしいシナリオがあり得る。

以上はあくまで全く根拠のない想像。でもいろんな可能性を文章化してみると、なんとなくそうかな?という気もしてくるから不思議。もちろん他の想像も広く募集いたします!
 

■それでは事例I 難易度予想!(道場執筆者編)■

(解答要求):H22年事例Iの出題傾向が易化・難化のいずれであるかの立場を明らかにし、その理由と受験生としてのあるべき対応策を述べよ(字数制限なし)。

○易化派

・H20年・H21年事例Iの再現答案を見ても受験生の答案がある程度バラけており、H21年事例I出題は予定通りの収穫。また出題傾向変化が「最後の担当者の交代」や「出題方針の変化」などそれなりの背景があって起きること。以上の2点からH22年もH21年と同レベルで出題されるとする予想が最も妥当と考えます。つまり「解答要求に沿って、要求された通りに根拠を因果でつなぐ」ことでOK。しかし予想するのは勝手だから「難化する」ことにも十分な備えをしておく方が安全です。つまり「何を聞かれているかわからない場合でも、与件文の根拠を使って何か書く」。これで少なくとも0点答案を回避することが可能です。 (ふうじん)

・易化というか、20年度21年度近い方向ではないかと。18年度19年度の過去問に完全敗北した私ですが、21年度はなんとか受験機関の模範解答とそう大きく違わない方向性の解答を作ることが出来ました。やっぱ18年度みたいなのはあいまいすぎて試験としてどーなの?と思うのです。でも、試験勉強で一番時間を使って深堀したのは18年度事例Ⅰです。問題文の一言一句までこだわって要求解釈を深堀し、それに相当する本文中の根拠をリストアップ、さらにそれらの妥当性を評価して取捨選択、それを勉強仲間と議論、というような勉強をやってました。思えばそれが一番自分の力になったことだったかも。(WATATA)

×難化派

・根拠など特にございませんが、心構え的には難化する覚悟で臨む方が「想定の範囲内」として様々な物事に対処できそうなので、立場的には「難化する」と予想します。あなたにとって「難しいwobbly」と感じる問題は、他の多くの受験生にとっても「難しいwobbly」問題でしょうから、難化を予想している心構えがある分だけ有利なハズです。せっかく身に付けた実力ですが、もし年1回の機会に発揮できない可能性があるのなら、それを未然に防ぐ準備をしておくべきだと思います。「難化予想」はその準備の一環にもなろうかと思います。Good Luckgood(ZonE)

・ ハカセです。根拠はありませんが、2009年(平成21年)の事例Iは取り組みやすかったことは事実(簡単かどうかは別問題だけど)。よって、今年の事例Iは、どんな事例が出ても、どんな設問が出ても、2009年よりは取り組みにくいと感じるのではないかと予想します。でもね。ふうじんも言っていますが、難しかろうと簡単だろうと、「聞かれたことに愚直に答える」。もうこれに尽きる。気の利いた単語を使ったり、余った字数で「お団子一つ」ってのはいいけど、自分だけキラリと光る内容を追求しない。こんなに単純な答えでいいんだろうか・・。そんな不安になる答案を作ること。そして事例IVでしっかり得点を取ること。これを目指して頑張ってください! Good Luck ! good(ハカセ)
<追伸:「お団子」ってのは、「最適な」とか「早急な」という気の利いた修飾語の場合もあるけど、「要因の要因」や「効果が生む効果」への言及、という場合もありますね!>

■その他派

・出題担当者の変更により、問題の傾向に変化が起きることはよくあることだと思います。易化するにせよ、難化するにせよ、高い得点レベルでのレースになるか、低い得点でのレースになるかの違いです。また、本試験を受けている最中にはそれが簡単なのか難しいのかは自分の主観で感じるしかありません。でも、言えることはあなたが難しいと感じたら、受験生の誰もが難しいと感じているはずです。だから難しいことを恐れる必要はありません
あなたが、簡単だと感じたら、ほかの受験生も皆、簡単だと感じているはずです。こっちのほうが厄介ですよね。だから、きわめて慎重に根拠を選び、論理に矛盾がないか、すなわちミスがないか、十分な確認が必要です。(JC)

by道場執筆陣一同

こんばんは。JCです。

そろそろ、各受験機関で1次の模擬試験bookが実施される頃ですよね。T○Cは明日・明後日の2日にわたって、本試験と同じ時間帯で実施されるかと思います。できるだけ本試験のようなつもりで受けてみてくださいね。どのくらいの点数がとれるか、まあ腕試しのような気持ちで行ってきてください。

◆模試を作る側の意図◆
模試って誰しも受ける側にしか立ったことがないので、意外に考えないことなんですが、自分が受験機関の作問者になったと仮定してみましょう。実際に来年は皆さんの中から、模試を作成する側に立つ人が出てくる可能性も多いにあり!です。その場合にはどんな問題を作ろうとするでしょうか?僕だったら、
①本試験で出る問題を当てたい…。もし、ほぼ同じ問題が出たら鼻高々happy02です。きっと受験機関の来年のパンフレットには直前模試の問題と本試験の問題が並べて掲載されるでしょう。 
②本試験よりも難しい問題を作りたい…。自分が作った問題で80点とれた人が本試験で足切りされちゃったら、これは受験機関としての立場がない。あそこの模試はあてにならんdashという評判がたってしまいます。
③3番手位の目標として、良い問題を作りたい…。
基本をきちんと押さえている人は考えれば解けるが、足腰の弱い人では歯が立たないという問題。
みなさんだったら、どうですか?やっぱりこんな優先順位で作問しようと思うのではないでしょうか?

◆模試の結果のとらえ方1◆
上記を踏まえて考えると、傾向として言えることは、模試は本試験よりも難しいはず。本試験は上記の①②という観点は絶対にないから。本試験はちょうど受け入れやすい人数が二次に進むことを第一に考えているはずです。少なすぎても困るし、多すぎても困る。だから全科目がとんでもなく難しくて誰も420点取れないんじゃ、作問者何やってんだpout!と完全に怒られるはずです。また、全科目が簡単過ぎて一次で振り落とされる人がいなくなっちゃうとそれはそれで2次で予定している会場でまかないきれなくなって、それはそれで、やっぱりすごく怒られると思います。だから模試は本試験よりも難しいんです。本試験と同じ時間帯で同じような問題用紙と解答用紙で同じように採点されるので、420点取れるか取れないかはすごく気になりますよね。でもそんなことは気にすることはないんです。

◆模試の結果のとらえ方2◆
ですので、結果は結果。6月末現在の自分の立ち位置はこのあたりというとらえ方をしましょう。いい点取れた人は兜の緒を締めなおせばいいし、420点に届かなかったり、40点未満だったりして納得できない場合には、なぜそうだったのかの要因をきちんと整理しましょう。ただ漫然と点数の多寡だけにとらわれるのが一番よくないと思います。不本意な点数だったら、何が足りなかったのか、インプットの量なのか、アウトプットの練習なのか、作戦が失敗だったのか、緊張のあまり力がだせなかったのか、その敗因によって、自分が本試験までに取り組まなければならない課題が見えてくるはずです。二次試験の学習もそうなんだけど、なにより皆さんは診断士になろうとしているのだからまず
A)現状の分析
が必要です。次に
B)あるべき姿の明確な把握
が必要です。なせならば
BとAのギャップこそが、皆さんが越えてゆかねばならない課題だからです。

◆模試の結果のとらえ方3◆
さて、ここまでで皆さんは自分の取り組むべき課題が見えてきました。個々人の課題によって、猛烈な勢いでインプットをまとめなおす、繰り返し繰り返しアウトプットの練習をこなす、解答する順番を第1問からじゃなくて、得意な問題から先に解くとか最後の問題から解答してゆく、緊張しない「お守り的」なものをみつける。大事なことです。
さらに、模試を作る側の意図の第一として、本試験問題を当てる!というのがありました。つまり、模試の問題は作問者も相当気合を入れているはずです。ですので、これを復習しない手はない。出るかもしれないという意識を持って、復習してみて下さい。それはとっても意味のあるアウトプットの練習にもなると思います。

◆模試の結果のとらえ方4◆
ついでに…ですが、僕の場合には緊張はあまりなかったのですが、午後の科目でお昼ごはん(縁起を担いでカツ丼)食べた後に眠くなることがわかったので、本試験には「眠眠打破」というドリンク剤を持参することにしました。眠くならないためのお守り的なものです。結局飲まなかったのですが、眠くなりそうだったら、ごくっと飲めるという環境を作っておくことで安心できるという効果を期待したものです。小学校の教科書にあった「一切れのパン」みたいな効果がありましたよ。それから、お昼をおなかいっぱい食べないというのも作戦の一つにしました。お弁当を持参するのも手ではありますが、真夏の炎天下なので、食中毒は絶対避けたい。(実は大学受験当日に食中毒でえらい目にあった経験あり)だから、僕は会場近くのコンビニでおにぎりを買うことにしました。僕の受験会場は明治大学だったのですが、表通りのコンビニは昼休みはたぶん混むと思ったので、裏手にあるコンビニも、下見の際に見つけておきました。また、勉強仲間だったpolepoleさん が調合してくれた緊張をやわらげるアロマをかいだりしていました。
自分は用意周到だと自分に言い聞かせることも、自分を緊張させないためにはとても効果があると思います。

本日は2記事投稿。先ほどの「統計解析で勝負を挑む!」で、偉そうな記事書きましたが、そもそも私の情報の得点は48点。
そんな奴の学習方法が参考になるか!という疑問があって当然!よってハカセのデータ分析 を参考にしながら、「なぜ低得点になったのか」をまず懺悔しますaries

■情報低得点の理由と反省■
初めから言い訳ですが、私、情報は得意と慢心してました(模試80点 >上位5%)。で、1次全科目を通じ、事前に分析を重ねた上で、試験当日はあまり深く考えずに「解答作業」だけしてました。「あぁはいはい、この問題ならこの答えね」って感じ。
一方、H21「情報」本試験には、2つの難化要因あり(データ分析参照、%はグラフから読み取ったおよその値)。

1. ABランク問題が60%→40%に減少(これはH20もそう)
2. Cランク問題が30%→15%に減少(これはH21だけ)

よって、D・Eランク問題が30%→45%に増加したわけ。

そもそも学習努力で解決できるのはCランクまで、D・Eランクは絶望的な問題。もともと「情報」はすべてアイウエの4択のみで5択はないのに、Eランク(正答率<20%)が存在すること自体不思議と思いませんかpenguin
私の場合、D・Eランクの誤答に加え、Cランクもかなり間違えました(期待値4勝1敗→実績1勝4敗)。とある事情で「情報は簡単でひっかけはない」と思い込んでいたから。その晩の自己採点ではホントに顔から血の気が引いた(苦笑)。反省点としては「思い込み危険」「あくまでも謙虚に問題に向き合う」ということで。

■もう少し詳しく、AB~C~DEランク分析!■
ちょっと極端ですが、H21情報の平均点悪化の原因をモデル的に分析。

Cランク→D・Eランクに難しくすると、平均点はすぐ下げられる。「簡単」とか「単純」とか、分析やりすぎで思い込むのは少々危険(○○麻痺症候群・・)。

■完全フィクション!寸劇「ある日の試験委員の会話」■
というわけで、散々な目にあったH21「情報」ですが、実はあまり反省してません。なぜなら「いくら出題傾向が変化しても、足切りは回避可」だから。(ホントに反省してないのバレバレですが)ちょっと寸劇風にイメージ。

診断協会担当者:○○先生!昨年の情報本試験、確かに難しくするっておっしゃってましたが、アレ難しすぎですよ。予備校からのクレーム処理をする身にもなってくださいよー(ちっ、加減ってものを知らないのだから)。
  
○○先生:はいはい、わかりましたよ。50~60点の範囲に固まるように難しくしとけばいいんでしょ(あれくらい解けて当然なのにな・・)。

本試験の難易度は、1次・2次ともに受験者層を想定し、意図的に操作していると思われます。合格者層の情報に基づき、どんな受験生を合格させたいかは協会が決めることでしょうから。よってH22「情報」の出題傾向」は、

・高得点させないため、D・Eランク問題は引き続き出題(ただし減少)
・足切り者増加を避けるため、A・Bランク問題(またはCランク問題)の出題が反転増

と考えるが最も自然でしょう。
よって、H22試験の「情報」難易度を無責任に予想するとこんな感じ。

◎本命(確率60%):ABランク、DEランクにさらに二極化。平均点は50~60点に収まる
○対抗(確率30%):やや易化。相変わらずDEランクはあるが、H20程度の難易度に。
▲穴(確率10%):易化。ABランクが増加し、H19以前の難易度に戻る。高得点も可能。

ポイントは、足切り回避のためのABランク問題は必ず10マーク40点は出題される、ということ。昨年もそうだったでしょ?やはり1次通過への王道は、難易度の変化に動じず、講師の教えに従って基本論点をしっかりマスターすることpresent
財務・経済と一緒で、目先の難問に動じたら試験委員の思うツボですよー!(←我ながらホント反省してない・・)
ではお後がよろしいようで・・。

byふうじん

こんばんは、ふうじんです。
今週は「怒涛の7週間」の第3弾「運営管理Week」…ということで、

といった内容で、運営管理に関する学習法や試験対策をお届けしました。
日曜日の今日は、運営管理について理屈っぽくまとめlibra

■運営管理:まとめ■
この科目「運営管理」の特徴は、私たち全員「まったく不得意感を持たなかった」ということ。

・確かに月曜日の記事 データによる傾向と対策 が示すように、H21の本試験はかなり易化し、科目合格者も多数。確かに店舗管理あたりはイメージも沸きやすいし、問題の作りも簡単。

・さらに工場を持たない会社に勤める人のために でのアドバイス通り、ちょっと不慣れな生産管理も身近なイメージに置き換えれば十分攻略可能。

合否を分ける「設計・調達」 では2次試験を意識してしっかり知識を体系化、「IE」は狙い目?捨て? と悩んでも1次対策onlyと割り切ればOK。

店舗管理の用語を攻略 するのは簡単でしたね。テキスト書き込みやネット検索等でイメージと知識量を膨らませれば○。また計算問題はすべてサービス問題。GMROI・基準在庫で差をつける ことが十分可能!

・流通情報システムは得手不得手がちょっと分かれるけれど、学習の費用対効果を考えれば、ここは外さずに数マークおいしくいただいておく。しかも事例IIマーケ・事例III生産での関連知識になるから、ITって大切。

このように、「運営管理」は理詰めと優先順位で考えれば自然と高得点になる作り。学習の質×量の積算で確実に実力UP(⇔中小とは大違い)。
しかし「運営管理」は重点科目、ここで手を抜くことが許されると思ったら甘いchick

・「昨年の科目合格者が多い」ということは、H22年は難易度大幅UPの可能性あり(←クレームつきにくいでしょ?)
・1次で点差のつかない所が2次の合否を分ける(←2次事例III対策知識)
優先順位付け・体系化が甘いと学習時間ばかり増加

問題の易化傾向に惑わされず、「重点科目」にふさわしい敬意を払ってしっかり学習しましょう!まずT○C完成答練・一次模試レベルをきっちり得点(>70点)すれば、1次も2次も余裕を持って本番に臨むことができます!

■熱く語れ!応援メッセージ■
では、いつもの通り、各メンバーからの応援メッセージ!

<JC>

運営管理は与しやすいというのが道場主太宗の意見ですね。私もそう思います。本試験での目標は70点でしたが、実際にほぼ達成できましたし。
本試験(あるいは模擬試験)における「運営のわな」は初日の最終科目という点でしょうか。疲れています。頭も使い切っています。自分なりの体力回復のお守り的なもの、チョコとか甘いもの系を経営の後の休憩時間に採るのが良いように思います。ちなみに僕は後半の店舗から回答しはじめ、前半の生産に戻るという対応をしていました。
どの科目もそうですが、科目ごとの攻略戦術はそろそろ考えながら進めましょうね。完成答練はそのお作法の実験の場でもあることを忘れないでくださいね。

<ふうじん>

「運営管理」は、早め・深めに知識を押さえるのがお買い得。高得点が計算できる上、早め・繰り返し学習により「長期記憶化」された知識は、事例III対策のこの上ない武器に。
でももし不得意でも大丈夫。それだけ「カイゼン」の余地があるということ。「運営管理」は自分の学習方法の効率を検証する絶好のチェックポイント。ここで自信をつけ、次の経済に堂々とコマを進めましょう。

<アックル>

今週は実務実習で多忙なためお休みを頂いておりました。
運営管理は特に生産管理が二次試験(事例III)と関連します。 事例IIIは一昨年まで経営戦略レベルの問題が多かったのですが、昨年は試験委員が変わったためかオペレーションレベル(改善)やマネジメントレベル(管理)中心の問題となり、より1次の運営管理の知識が重要となりました。今年も昨年と同じ試験委員の可能性が高いので、IEや外注管理、生産工程、「設計、調達、作業」「QCD」など全て暗記ではなく、理解を意識して学習してください

<ハカセ>

「運営管理」は、余り苦手意識を持っていない上に「やや易化」の方向にあるので、軽視しがち。でも、この科目は「楽勝科目」ではなく、「貯金科目」にするのが得策。

「生産管理」では、限られた範囲の問題が集中的に出題されます。この頻出出題範囲を重点的にしっかりやりましょう。具体的には、「生産方式」と「調達」でしょうね。「JISの定義」もしっかり覚えたい。例えば「製品設計」と「機能設計」の違い、分かりますか? だらだらと説明するだけではなく、JIS定義で説明してくださいね。
「店舗管理」では、「売り方」や「物流」の分野は理解で覚える。一方、「バーコード」や「IT」は短期記憶で覚えるのが得策です。
「都市計画や環境などの関連法規」も確かに出題されますが、この分野は「捨て」ましょう。建築基準法と大店法についてテキストに書いてあることや、答練で出てくる程度のレベルの問題をサラっとやっておけばOK。いくら「貯金科目」にすると言っても、この分野に注力するのは費用対効果が悪いです。

最後に、ここまで丹念に読んで頂いた方にボクの「各種記号の覚え方」をご紹介。ここも出題者側からすれば作問しやすい分野ですから、しっかり覚えましょう。そんなに難しいことではないですからっ! (*^_^*)

<ZonE>

運営管理に苦手意識をお持ちの方は少ないと思いますが、この科目は2次試験の事例3にも直結する大切な科目。せっかくなので貯金科目/得意科目にしてしまいましょう。
怒涛の7週間も次の経済でようやく折り返し地点。多くの受験生にとって、仕事と勉強の両立は色々と大変かと思いますが、引き続き頑張ってください。

来週は経済。ここを乗り切ればあとは下り坂downwardright。もう一息がんばるぞー!

by ふうじん

診断士2次試験の「合格率20%」って、どんな世界でしょう。一度体験すればすぐわかる話ですが、ストレート本科生にとってはなにやら未知の世界。そこで一般的に良く知られている「日商簿記検定」と比較し、その難易度の手応えを探ってみましょう。 

【1. 二次試験の難易度をイメージ!】

うぅむ、何となくですが、診断士1次=簿記2級、診断士2次=簿記1級で、ある程度類似性あり。
つまり、

診断士1次・簿記2級 =ある一定の点数を取れば合格させてもらえる試験
診断士2次・簿記1級 =受験者の上位○○%(or○人)だけ合格させる試験

という見方が可能。

事実、簿記1級は「総受験者数の10%しか合格させないよ」という試験であること、つまり「10%試験」として知られていますflag。ではなぜ合格者を上位10%だけにできるのか。簿記1級の場合は答えは簡単、以下の通り。

  1. 過去問等のパターン学習で正解できる問題をまず出題
  2. これまで見たこともない様な新規or応用問題も出題
  3. (さらに)得点調整を行う

うん、確かにこれなら受験者の得点を上手くバラけさせ、上位10%を選ぶことができそう。これを受験生の立場で読み替えると、10%試験の合格作戦とは、

  1. 過去問等のパターン学習で対応できる問題を「確実に正解
  2. これまで見たこともない様な新規or応用問題も「ある程度得点
  3. 結果として、受験者の「上位10%に滑り込むpass

ということ。
診断士試験は20%×20%=4%試験ですが、2次試験に限ってみれば「10%試験」よりちょっとラクかな?という程度で傾向としては似た感じ。どうでしょう?何となく2次試験合格のイメージが浮かんできませんかflair? 

さらに言い替えると、10%試験の合格答案とは

A)周囲みんなが出来る所を確実に得点し、
B)さらに平均的な受験生が正解できない問題もいくつか正答

した答案が最多(と思う)。つまり最終的な合否を分けるのは、B)の部分で何点取る勉強をしたか。
(※ただこれは誰も学習しないような激レアな論点を正答しろって意味ではないので注意)

【2. 合格体験談の正しい使い方】
前の章で言いたかったことは、「周囲と全く同じ勉強をしていても短期合格は難しいのでは?」ということ。合格体験談、さらには講師や学習仲間から学習方法を吸収することはとても大切。でも周囲とちょっと違う「自分オリジナル」の学習方法も是非持っておきたい。

ここで、私が昨年講師から伺ったちょっといいアドバイスを紹介(2次対策向け)。
格体験談は参考になる。ただし真似する必要はない」

あぁ、こんな格好いいセリフ、さらっと言えるようになってみたいwine
確かに2次試験合格者951人の答案作成スタイルは実にバラバラ、多種多様。
たとえば、与件文でのマーカー(蛍光ペン)の使い方一つでもこんな感じ。

1. 白黒派
2. 4ボールペン
3. 1色マーカー派
4. 2~3色マーカー派
5. 7色の虹色マーカー派

など実に様々。

つまり皆それぞれ自分なりに工夫を重ね、自分オリジナルの解答作成スキルを体得しています。よって(特に2次対策は)体験談の鵜呑みや真似ばかりではダメ!やはり講師に質問しながら自分の学習スタイルを早めに固めることを強くお勧めyacht

あ、ちなみに1次試験は体験談鵜呑みで十分合格可能。で、問題はそのやり方で1次を合格しちゃうと、2次対策で苦戦しますよー!ということ。
大丈夫とは思いますが、いちおう念のため。

では次回「10%試験の短期勝ち逃げ学習法(中編)」は、「講師への上手な質問法」あたりのお話でいかがでしょう?

byふうじん

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