財務・会計の1次試験過去問題集活用法

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みなさんこんにちは! たけぴょんです。

今回は「財務・会計の1次試験過去問題集活用法」についてです。

みなさん、過去問題集はもう既に取り組まれましたか?

私はTAC1・2次ストレート本科に通学していましたが、過去問は財務・会計に限らず講義が終わったらトレーニング問題集(独学の方はスピード問題集(TAC出版))ではなく、まず過去問題集(TAC出版)を使って学習した単元の5年分の本試験問題を確認していました。

これは担当講師の教えに従ってそうしていたのですが、「まず敵(=本試験問題のレベル)を知らなければ適切な対策は打てない」という点に納得したからでした。

以下、一例としてスピードテキスト(TAC出版)第4章の学習後という想定で、私が行っていた過去問題集(TAC出版)を使った際の確認手順を紹介します。

予備知識:財務・会計で60点以上をとるには

平成24~28年度の過去5年を振り返ると、難易度が比較的易しかった年(平成27、28年度)または標準的だった年(平成25年度)であれば、正答率A(80%以上)+B(60%以上80%未満)で60点以上に到達します。よって、過去問に取り組む際は、まず正答率A、B問題が本番で確実且つ短時間で正答を導けるレベルにもっていくことが最優先事項です。そして、最終的に本番までに正答率C(40%以上60%未満)問題のうち半数以上正答できるレベルにもっていくことができれば、難易度が極めて高かった年(平成24、26年度)であっても40点未満の足切りは回避できます。残る正答率D(20%以上40%未満)・E(20%未満)は差がつく所ではなく時間対効果が低いため、問題内容とどうして正答率が低かったのかを一応確認しておく程度でよいと思います。

手順1:巻末「出題傾向分析表」で第4章からの出題実績を確認

まず過去5年間の出題頻度と傾向を確認します。
以下のことが確認できると思います。
・毎年1問~3問は必ず出題されている。
・CVP分析は毎年必ず1問出題されている。
・利益差異分析は5年間で2回出題されている。
・セグメント別損益計算はH24しか出題実績がない。
・差額原価収益分析はH26しか出題実績がない。

出題領域表
(出典)TAC出版「第1次試験過去問題集」

手順2:過去の本試験問題と配点・正答率を確認

次に単元毎に過去5年間で出題された本試験問題を眺め、解答の配点・正答率を確認します。
本試験問題を眺め解答の配点・正答率を確認することにより、問題の出方と難易度を把握します。

H28年度第8問(損益分岐点比率)を例にすると、以下のような感じです。
・資料が与えられ色々書いてあるが、第2期の販売量と販売単価、単位あたり変動費、1期あたり固定費だけで解けるな。
・配点4点、正答率B(60%以上80%未満)だから本番では絶対得点すべき問題だったんだな。

手順3:得意な方:本番を想定し2~4分で正答できるか実際に解いてみる
苦手意識のある方:解説を読んで正答の導き方、正確且つ早く解ける下書きを研究してみる

<財務・会計が得意な方>
実際の本番同様2~4分で正答できるか実際に解いてみましょう。
正答できた場合はすでに十分実力が備わっているので、今後は勘がにぶらない程度の勉強でOKです。他のもっと苦手且つ頻出単元の勉強に時間を割きましょう。
一方、制限時間内に正答できなかった場合は解説を読んでどういう手順、下書きをしたら制限時間内に正答できたかを振返りましょう。そしてその後スピード問題集の類題を使って手順、下書きを試してみて、解き方が固まったら定着するまで繰り返しトレーニングしましょう。

<財務・会計に苦手意識のある方>
解説を読んで正答の導き方を研究し、本番で制限時間内に正答できる力をつけるにはどういう勉強をしていけばよいか考えてみましょう。そしてそれが整理できたらスピード問題集の類題を使って手順、下書きが定着するまで繰り返しトレーニングしましょう。


では本日はここまで。

それでは、今日もみなさんお~元気で!

たけぴょんでした。
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