口で説明してみること −勉強会を通じて−
==告知==
<4/29は道場春セミナーの日>です!
日程開けておいてくださいね(詳細は後日)
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一発道場の読者の皆さま、こんにちはTOMです。
昨日は真冬のような気温でしたが、それでも段々と春の気配が感じられる時期になりましたね。
「実務補習15日間コース」に挑戦した同期の仲間達は怒涛の日程が終了し、いよいよこれから診断士としての活動が始まりますが、TOMは2月の実務補習5日間コースが終わった後、現在、「実務従事」という違うコースに挑戦しています。実務従事についてはまた別の機会で触れたいと思います。
さて、3回目の投稿ですが、今日は「口で説明することのメリット」を「勉強会の経験」に絡めてお話ししたいと思います。
昨年、私はTAC の二次本科に通っていましたので、1月から3月は二次対策講義とスキルアップ演習を受講していました。まだまだ演習といっても本試験を見据えた本格的なモノではなく、知識の確認が目的の演習でした。一方、時折、講義中に講師からご自身が実践された二次の過去問に関する「勉強会」の話があり、そろそろ自発的に過去問に取り組む時間が必要だと感じ始めていました。
そんな経緯もあり、偶然知り合った受講仲間達と自主的に勉強する場を持とうということになりました。それまでまともに二次の過去問に向き合わず、意思の弱い自分にとっては絶好のチャンスと思い、参加することにしました。
私達が最初に採った方法は以下です。
- 事例と提出期限を事前に決める。
- LINEに自分の解答をアップし、みんなで確認。
- アップ時に自分の疑問点等に触れる。
- 仲間の解答にツッコミを入れる。
この方法で一週間に二年分程度、事例の縦解きを続けているうちに、実際にカフェ等で議論できないかということになり、3月末に都内のカフェを予約し勉強会をリアルに行うことになりました。(TACの二次本科の場合、3月まではほぼ毎週通学でしたが、4月以降は2週毎の通学に変わります。自分達で決められる時間ができたことも、リアル勉強会を行うきっかけになったと記憶してます。)
事例Ⅰから事例Ⅲは合格点が得られる解答がハッキリと分かりません。加えて、自分の解答にも自信がないので、最初は手探りでスタートしましたが、メリットがありました。以下の点です。
- 自分とは異なる視点が得られる。
- 自分が漏らした解答要素に気づく。
- 複数名で行うので、連帯責任が発生し、嫌が応にも二次試験に取り組むことができる。
また、特にリアルになってからのメリットは以下の点です。
- 口で説明することで、自分の解答のわかりにくい点や変な表現に気づくことができる。
- 自分ではしっかり書けているつもりでも、いざ読んでみると、意味が分かりにくいことがあります。
- 口で説明することで、自分がしっかりと理解できていないことに気づくことができる。
- いざ説明しようとすると、仲間が分かるような説明ができないことがあります。自分が理解できていないからです。
副次的ですが、物理的に場所を予約したことのメリットは以下の点です。
- 3月までの勉強ペースを維持できる。
- 仕事やプライベートもあるので、半ば強制的ながら自発的に勉強の場を設けないとズルズルと勉強しなくなりがちです。
結局、リアル勉強会は、途中仕事等の都合で出来ない月もありましたが、おおよそ月一回を目標に、一次試験前の7月末まで行いました。
なお、勉強会時に利用した主な資料等は以下の通りです。
- 二次試験問題と解答用紙
- 参考解答(TAC&ふぞろい)
独学であったり、勉強会の場がなかなか得られないという方も多いと思いますが、いつもの「読む」・「書く」だけでなく、「話す」も取り入れてみると、意外な気づきがありますよ。
以上、TOMでした。